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今日は曇り空で、暑さも一休みといったところです。 昨日までずっと39度の暑さが続いていたので、 教室を出て、寮に帰るまでの間に、背中が溶けそうでした(笑)。 それでも夜は、学生たちと散歩をしながら、会話練習の相手をしていたのですが、 昼間に比べて、暑さは和らいでいたとはいえ、 1時間ずつ、3回、散歩をした後は、 疲労感が体の隅々にまで、たっぷりと染み込んでいました。 さて、頑張るか!
2014年05月31日
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卒業論文は……まだ終わりません。 いったい、いつになれば終わるのか、誰にもわかりません。 毎晩、学生たちから電話やメールが来ます。 「先生、卒業論文を直しました、間違いがあれば直してください」 「先日の論文面接で指摘されたことがありますが、どう書けばいいかわかりません」 などなど……。 自分が担当している学生だけなら、とうに終わっているのですが、 他の先生が担当している学生からの依頼は、予測がつきません。 それ以外で、忙しさに拍車をかけているのが、 「中国人の日本語作文コンクール」に応募する作文の添削です。 人は誰しもそうなのでしょうが、月末の締め切りの直前に、 突然、直してくださいと、作文が送られてきます。 それも、夜の11時、11時半など。 それでも、去年までZ大学では、そのコンクールに応募した学生が皆無だったことを思えば、 今年は10人とはいえ、この大学にとって大きな一歩になるでしょう。 内容も、それぞれ個性的で、自分の考えをしっかり書いています。 「中国人による日本語作文コンクール」は中国全土の大学生が参加するので、 毎年4000人ぐらいの応募がありますが、 果たしてZ大学の学生たちが入賞できるでしょうか? 期待しながら、結果を待ちたいと思います。。。。
2014年05月31日
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暑い日が続いています。 昨日、今日は36度にも達して、日中は背中が焼けそうなほどです。 昨日は国際交流処の職員に連れられて、健康診断に行ってきました。 最近は卒業論文や作文コンクールの指導、会話の練習、授業の準備など、 寝不足が続いて、やや(というか、かなり)疲れ気味なので、 やや不安を感じながら、受診したのですが、 何も異常がなく、血圧も日本にいた時より低くなっていましたし、 毎日、学生食堂で油っこい料理を食べているわりには、 体重も3キロ減っていました。 体重が減ったのは、太らないように気をつけて、 食べる量を調整したことや、毎日、学生たちと会話をしながら 3~5時間、散歩をしていたおかげもあるかもしれません。 この歳になると、太るのは簡単ですが、 体重を落とすことはなかなか難しいので、 まずは一安心です。。。
2014年05月28日
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卒業論文の口頭試問が終わりました。 「やっと」という感じです。 先週から、卒業論文の添削や指導に追われていたのですが、 この二、三日は、「口頭試問」に臨むにあたって、 24人分の卒業論文を読まねばならず、 その中には、他の先生の指導を受けたにもかかわらず、 単語や文法の間違い満載の、「読めない」論文もいくつか混じっていて、 「先生、間違いがあったら、直していただけませんか? やはり日本人の先生の方が直すのは上手ですから」 などと中国人の先生に言われて、イライラを抑えながら悪戦苦闘していました。 そんな時に、見ず知らずの学生から、 「私のも直して」 と、メールや電話が来たものだから、 身も心も、すっかり疲弊していました。 しかし、まだ、いくつかの書類を書かなければならないとはいえ、 卒論に関しては峠を越えたので、 次は期末試験の問題を作ることに力を向けようと思っています。 (期末試験の問題って、4科目それぞれA問題とB問題、そして模範解答と 12種類作らなければならないので、これも大変だけど)。。。
2014年05月25日
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もともと集中力が続かない性格で、 これをやりながら、あれが気になったり、 あれをやろうとして、それをやってしまったりで、 同時に三つか時に四つのことを同時にやっています。 この頃は「卒業論文」を直すことに追われているのですが、 それをやりながら、「作文コンクール」の作文を添削して、 その添削の途中で、洗濯をしようかと思い立っては、 洗濯するなら、ついでにシャワーを浴びてしまおうか、となり、 シャワーを浴びてさっぱりしたのはいいけど、 「卒業論文」を直すことははかどらず、 学生からは次々に「作文コンクール」の応募作文が送られてきて、 すべてが途中のままで溜まってしまいます。 特に「卒業論文」は、他の先生が担当している学生も、 何故か、私のところに「直してください」と言って、論文を持ってくるし、 やってもやっても追いつかないという状況で、 今日は更に、7人分の卒論を読んで、単語と文法を直すように、 日本語学部のリーダーからお願いされました。 他の先生に、「忙しいから」と直すことを断られた学生の、 まだ会ったことがない私に頼まざるをえない状況を考えれば、 力になってあげたいと、ついつい関わってしまうのですが、 集中力がせいぜい15分という私にとって、 やってもやっても、終わりが見えない状況は、 なかなか疲れるものです。。。
2014年05月23日
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先週から多忙な毎日が続いています。 寝るのは毎晩2時頃で、ちょっと寝不足気味です。 というのは、4年生たちの卒業論文は佳境に入っていて、 日常の授業やその準備、会話の練習などのほかに、 その作業が多いことが理由です。 卒業論文は学生と内容について相談したり、学生が書いた論文を添削することは さほど時間がかからないのですが、 この大学では論文の形式というか、体裁というか、それが非常に厳格で、 しかも、それが去年はこうだったとか、あの先生はこう指導したなど、一貫していないのです。 「2、」なのか「2.」なのか、 「……」の線の太さはどうするだとか、 目次の書き方、「目次」なのか「目 次」なのか、 参考文献の書名の後に著者名を書く時、スペースを開けるのか開けないのか、 論文の本質(といっていいのかどうか)と離れたところで、学生たちも右往左往しています。 忙しさのもう一つの要因は、 「中国人による日本語作文コンクール」に応募する学生の作文を直す作業です。 以前のH大学では毎年、40人から50人の学生がこのコンクールに応募していたのですが、 この大学では、そのようなコンクールの存在も知られていないようだったので、 授業の時に学生に紹介したのです。 その作文が次々に届いて、それの添削や指導などに、時間を費やしています。 以前の大学では、「スピーチコンテスト」や「作文コンクール」には たくさんの学生が参加、応募していましたが、 この大学では、試験の成績は良いものの、 そのような活動には消極的な学生が多く、 試験のためなら頑張るという校風があるように感じています。 「スピーチコンテスト」にしても、中国人の先生から 「コンテストに参加させたい学生を指名してください」と言われて、 目がテンになったこともあります。 教師が学生を指名して参加させるということを初めて聞いたので、驚いたのです。 以前いたH大学では校内の予選に90人ほどが自発的に参加していましたから、 ところ変わればという観を強くしました。 参加したい学生は上手だろうが、下手だろうがどんどん参加すればいいと思いますし、 学生たちを、参加したいという気持ちにさせることが、教師の役目だと思うのです。 指名すれば、指名されなかった学生は自信を失うかもしれませんし、 上手になるためのチャンスを与えられないままです。 コンテストに参加するためには、まず自分で原稿や作文を書き、 それを教師と相談しながら、より良いものに変えていきます。 そして、何度も読み返したり、練習したりしながら、 作文能力や会話能力を高めていくのですが、 それが参加することの重要なメリットだと思います。 試験の成績は勿論重要なことですが、 試験のための勉強だけで、大学生活を終えてしまうことの味気なさより、 たとえ失敗しても、自分で何かに挑戦してみたという思い出は 大学を卒業した後でも、心の中にしっかりと残っていきます。 最近、忙しさの中で、そんなことを考えていました。。。
2014年05月22日
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昨日は夕方から、外が賑やかでした。 窓から外を覗いてみると、向かいの寮に住んでいる留学生たちが、 寮の前で何やらやっていました。 あと1か月余りで今学期も終わります。 母国に帰国する留学生たちもたくさんいます。 昨夜は各国の留学生たちが、賑やかに交流パーティをしていたようです。 それぞれのお国の衣装を着て、民族踊りを披露したり、 得意のギターを弾きながら、弾き語りをしたり、 人種も肌の色も、文化や習慣、政治思想、宗教などの違いを超えて、 若者が親しく交流するというのは、素晴らしいことだと思います。 私はといえば、学生との会話練習があったので、 賑やか(というか騒々しい(笑))なところを避けて、 キャンパスを散歩しながらやりました。 こういう時、広大なキャンパスは便利です(笑)。。。
2014年05月16日
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昨日、3年生の『会話』授業で「模擬結婚披露宴」をしました。 元々は、普段と変わった趣向の会話の授業をしてみたいという希望から生まれたアイディアで、 結婚披露宴という形式の中で、スピーチの練習をしてもらおうと思ったのです。 先週の授業の時に、新郎と新婦、その両親、新郎の恩師、新婦の友人、新婦の友人 などの配役を決め、それぞれの立場に沿ったスピーチを準備して、暗記するようにさせました。 司会者役の学生には、本当の披露宴の司会者用原稿を、模擬結婚式用にアレンジたものを渡し、 これも1週間の練習期間を与えました。 3年生には1班と2班という二つのクラスがあり、 中にはネットで資料を探して、それをまるまる暗記した学生もいましたが、 ほとんどは、普段の生活を反映したスピーチをしてくれて、 時に感動させられたり、笑わされたりしながら、 学生たちによる模擬結婚式を進めて行きました。 特に、新婦役の学生が両親への感謝の手紙を披露する場面では、 教室内からすすり泣きがもれるほどでした。 何よりも嬉しかったことは、 今回の「模擬結婚式」を行うにあたって、学生のほとんどが、 「新郎役は自分がやりたい!」「私は司会者がいい!」など、大賑わいになったことで、 配役を決めるために、何度もじゃんけんをしなければならなかったことです。 こんなふうに積極性がほとばしる様子を見るのも、教師として嬉しいことです。。。
2014年05月14日
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中国は国土が広く、しかも歴史が長い国なので、 各地にその地方特有の伝統ある料理があります。 その中でも「火鍋」は多くの中国人に好まれています。 というわけで、今日の昼ご飯は、学生に誘われて、「火鍋」を食べました。 高級なレストランでの食事ではなく、 学生食堂での「回転火鍋」です。 目の前をぐるぐる回っている皿の中から、自分が好きな食材を選び、 鍋に入れて、煮上がったところを、好みのたれにつけて食べます。 値段は肉系統が一皿1元、野菜系統が0.5元で、 今回は野菜を中心に食べましたが、10元分(160円)も食べれば、お腹いっぱいになりました。 いつもは学生たちで混雑する「回転火鍋」ですが、 今日は早目に行ったので、ゆったりと食べることができました。 ですが、「回転火鍋」を食べているうちに、 日本に帰って「回転寿司」を食べたくなりました(笑)。。。
2014年05月09日
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労働節の連休が終わった先週の週末のこと。 学生が電話をかけてきて、私に渡したいものがあるという。 故郷から、クラスメートや私のためにお土産を持ってきたそうだ。 そのお土産というのが「きゅうり」。 あの緑色の、イボイボがついた、サラダに使うきゅうり。 それが立派なきゅうりで、長さが40センチ近くあり、 真っ直ぐな形をしたもの。 中国では(河南省だけかもしれないが)、きゅうりをおやつ代わりに食べたり、 ご飯の代わりに食べる者もいたりして、 なかなか重宝な食材でもある。 家から持ってきた土産といえば、 今まで「落花生」や「りんご」、五月であれば「チマキ(中華粽)」、 母親の手作りだという「マントウ」や「漬物」、 郷土の名産だという「ピーナッツケーキ」、「ピーナッツ飴」などなど、 いろいろなものをもらったが、きゅうりは初めて。 学生からもらった立派なきゅうりを、 手元にマヨネーズがなかったので、塩を振りかけて、おいしくいただきました。。。
2014年05月07日
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中国の春のゴールデンウィーク『労働節』も今日で終わりです。 といっても学生さんたちは、今日(日曜日)は金曜日の授業を受けているので、 連休は昨日で終わっているのですが、 私はもともと金曜日は授業がないので、今日までが連休です。 この連休中は、どこへも行かずに、学校でのんびりと過ごしていました。 学生たちとの会話の練習は、毎日、朝から夜までやっていましたが、 それは、ご飯を食べたり、寝たりするのと同じで、 既に生活の一部になっていますから、 会話の練習をしているから忙しいということはありません。 この連休中は1年生、2年生、そして3年生と万遍なく会話の練習をしましたが、 目立ったのは、一人で私の部屋にやって来る1年生が増えたということ。 先学期は、ほぼ強制的に全員と「発音」の練習をしたので、 毎週、9人ずつ6回というペースでやっていましたが、 今学期からは2人か3人という少人数制にしました。 その方が学生が話す機会が多くなるからです。 それが、今では一人で会話練習に来る学生が多くなりました。 そして、会話の中身も変わってきました。 以前は、私が質問して、学生が答えるという、面接のような会話練習だったのですが、 今では、お互いに一つの話題で、話を広げながら、質問をし合って、 習った単語や文法を使わせて、間違いを直すだけでなく、 相手を理解し、より親しみを感じることができるような形に変わって来ました。 学生に話をさせたり、質問をさせたりしながら、 間違いを紙に書き、単語と文法の間違いを指摘し、関連表現や他の言い方などを教えて、 同時に相手の考えを引き出し、私の経験や意見などを聞かせるという形です。 そういう交流をしていると、時間は本当に速く過ぎて行きます。 1年生たちの中には、「これは天才かもしれない!」という学生がいます。 会話が流暢で、間違いが少ないという上手な学生はたくさんいますが、 話の内容や、言葉の使い方が他の学生とは違っていて、 その学生と話すと、感心させられたり、驚かされたりしながら、 つい話に引き込まれてしまうことがあります。 そういう学生たちの才能をもっと引き出してあげることが、 私の仕事かな、と思っています。。。
2014年05月04日
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