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今日は私の奥さんの誕生日です。 先ほど、祝福のメールを送っておきました。 ここ9年間は、この日は私は中国にいるので、 奥さんの誕生日を一緒に過ごすことはできませんが、 出会ったことを、神様にずっと感謝しています。 奥さんの誕生日が10月29日で、 私の誕生日が1月29日。 私が随分世話になった社長の誕生日が11月29日で、 かつて好きだった夏目雅子さんの誕生日が12月29日です。 以前、東京で暮らしていた時は、 毎月29日は「29(にく)の日」ということで、 近所のステーキ屋の食事が割引になっていたので、 よく一緒にステーキを食べたものです。 あれからうん十年。 そしてこれからもうん十年、ともに元気でいたいものです。。。
2014年10月29日
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プロ野球のドラフト会議が終わって、 自分の名前が呼ばれるはずはないのに、なんとなく、やれやれという感じです。 ひいきにしている球団が、獲得してほしいと思っていた選手を 無事に指名できたので、その安心感もあります。 指名前の前評判など当てにならないことが多く、 これからプロの世界で己を鍛えて、 一軍の試合に出場し、多くの人に名前を覚えてもらい、 人々に感動を与えながら、たくさんのお金を稼いでほしいものです。 みんな頑張れ!
2014年10月23日
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先ほど、4年生の学生から電話が掛かってきました。 彼女は朗らかで日本語の会話レベルもかなり高い学生で、 今は武漢に行って、日本企業で通訳のアルバイトをしているのですが、 話をしているうちに、彼女は声を詰まらせて泣き出してしまいました。 彼女が言うには、彼女が通訳を担当している日本人が、 ことあるごとに、中国と日本の違いを持ち出し、 「だから中国はダメなんだ」「だから中国人は信用できない」など、 中国のことを悪く言ってばかりだというのです。 その学生は日本が好きで、日本人との交流も大好きという日本びいきなのですが、 中国人として、中国の至らない点は承知しつつも、 やはり、悪いことばかり聞かされると、辛くなるというのです。 そのことをずっと我慢していたのですが、 とうとう耐え切れなくなって、私に電話を掛けてきたということでした。 その日本人の気分を害さないように、中国のいいところも言いたいのですが、 どう言えばいいかわからず、言葉を選んでいるうちに、 あんなに好きだった日本語が、だんだん話せなくなってしまった、とも言っていました。 そんなことを私に話しているうちに、感情を抑えることができなくなって、泣き出したのです。 学生たちとは毎日、交流しているのですが、 学生たちの涙は何度も見ました。 友達との関係に悩んでいて、それを話しているうちに泣き出すというパターンは多いですし、 自分から悩みを話さなくても、私の経験談などを聞いているうちに 自分のいろいろなことを思い出して泣くなど、 何かのおりに、感情を堰き止められなくなってしまうようです。 それでも、悩みがある時に、その相談相手として私を選んでくれるのは嬉しいことですし、 私自身もカウンセリングなどと大層なことはできませんが、 学生たちにしてみれば、問題は解決しないまでも、 悩みを誰かに話すだけで、気分が軽くなることもあるようで、 それぐらいのことは、やってあげようと思っています。 先ほど、電話を掛けてきて泣いていた学生は、次第に気分も治まってきたようで、 最後にこう言いました。 「先生も辛いことがあれば、いつでも私に愚痴を聞かせてください。 先生の悩みも聞きたいです」 まあ、そう言える元気があるなら大丈夫でしょう。。。
2014年10月18日
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合唱コンクールが終わりました。 外国語学部の、新入生歓迎会の一環として行われたもので、 日本語学部の学生たちも1年生と3年生が参加しました。 このコンクールのための準備期間にはいろいろなことがあって、 クラス委員は、学生たちが乗り気ではなく、 どうすれば、みんなが前向きになって、声が大きくなるだろうか、 と悩んでいました。 私が練習を見に行って、ちょこっとアドバイスをしたのが一昨日のこと。 その後、学生たちは忙しい授業の合間を縫って、自主的に練習をし、 振り付けを考え、衣装もそれぞれの普段着の中から間に合わせるなどして、 ようやく今夜のコンクールに間に合わせたのでした。 こちらは、まだ初々しい1年生たち。 そして、こちらが3年生たち。 1年生たちの合唱は、聞いていると思わず笑みがこぼれてしまうような 無邪気さに溢れたもので、新しい学校に進学した嬉しさのようなものが感じられました。 圧巻だったのは3年生たちの合唱で、 一昨日からは格段の進歩で、見事にハモって、客席からも 思わず、感心のため息が漏れるほどでした。 曲は日本語の「3月9日」で、「1リットルの涙」の主題歌です。 結果は振り付けの部分が合っていなかったせいか、 第4位に終わりましたが、学生たちの誰に聞いても、 「ちょっと悔しさはありますが、でもやり切った満足感があります」と応えていました。 ある学生は、4年生の卒業パーティの時に、 もう一度、この歌をみんなで歌いたいと言っていました。 3年生たちが感じた今日の少しの悔しさは、 来年、また再来年と後輩たちがきっと晴らしてくれるでしょう。 理工系が有名なZ大学の中で、弱小と言われる外国語学部の、 そのまた学生数が少ない日本語学部の伝統がこうやって築かれていくのでしょう。。。
2014年10月16日
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3年生たちはこの頃、昼休みの時間を使って合唱コンクールの練習をしています。 もともと、そういうコンクールがあったわけではなく、 生活指導員の思いつきで、そのコンクールをすることになり、 学生たちに参加が義務付けられたのです。 強制されての参加なので、学生たちのモチベーションは低かったのですが、 やる以上は、全力で頑張ろうと、気持ちを高めて練習をしています。 今日の午後は、そんな学生たちに付き添って、練習を見ていました。 学生たちが選んだ曲は、日本語学部の学生らしく、 「1リットルの涙」のテーマソングでもある「3月9日」。 難しい曲で、最初は声が出ていなかった学生たちも、 練習を繰り返しているうちに、声が出るようになり、 次第にうまくハモれるようになりました。 中国の大学ではこのようなクラス全員が参加する活動がいろいろあるのですが、 3年生にもなれば、それぞれの学生が将来の進路を考えるようになり、 クラスの一体感はだんだん薄れてきます。 そんな状況での、今回の合唱コンクールは、きっと学生たちのいい思い出になることでしょう。 コンクールは明後日。 その時は、みんながお揃いの衣装を身に付け、振り付けも交えて歌を歌うことになります。 是非、頑張ってほしいものです。。。
2014年10月14日
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国慶節の休みが明けた今日は、1年生の「発音」の授業。 今学期、3回目の授業で、学生たちも私の授業に慣れたようで、 こちらから促さなくても、どんどん話しかけてくれるようになりました。 今は勿論、まだ中国語が多いのですが、 それでも覚えた単語を使って、話そうという気持ちは強いようで、 賑やかに交流しながら授業をしています。 今日の授業では、1年生たちに日本語の名前を教えました。 毎年、新しい学生を迎える時に、私がまずやっていることは、 賑やかな雰囲気で授業をして、学生と交流しながら発話を促すということですが、 その前提条件として、学生の顔と名前を覚えるようにしています。 去年は初めてZ大学に来たので、1年生、2年生、そして3年生と 150人の名前と顔を覚えなければならなかったのですが、 今年は2年生と3年生は、去年から顔見知りなので、 覚えるのは1年生の52人だけです。 とはいっても、中国人の名前は覚えにくく、 しかも眼鏡を掛けている学生が多いことや、ヘアスタイルが同じ学生がいることで、 なかなか苦戦しましたが、 今日の授業では、全員の顔を見ながら、名前を呼ぶことができたので、 学生も喜んでくれましたし、私も安心しました。 授業が終わり、学生たちは教室を出た後、 それぞれ口々に自分の日本語の名前を、たどたどしいながらも声に出していました。 自分の日本語の名前を言うことが楽しいようです。。。
2014年10月08日
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初日の夜、翌日の天気を確認したら……「雨」。 夜中、ホテルの部屋で、強い雨脚の音を聞いて、 これまでの10年以上、旅先で雨に降られたことがない私にとっては、 「晴れ男」伝説がこれで終焉を告げるのか、と思っていたところ、 2日目にホテルを出た時には、時折、薄日が差す天気でした。 朝ごはんは中国らしく、 お粥とたまご、そして漬物(店からのサービスでした)を食べました。 まず、足を向けたところは、 学生の希望もあって、ホテルがある駅から地下鉄で2つ目の「北京大学」。 彼女が北京へ旅行することを聞いた友人が、 是非、北京大学を見てきなさいと勧めたそうです。 一般的に、中国の学生たちは旅行に行った時に大学を見るのが好きなようです。 北京大学は、ただの大学というより、観光地で、 我々が到着した時には、すでに長い列ができていました。 待ち時間は20分ぐらいで、行列のできるラーメン屋で待っているような気分でした。 北京大学の中は、観光客に開放してある区域と、 学生たちの教室や研究棟がはっきりと区別してあって、 解放区域の中の湖のほとりで、記念写真。 北京大学を後にして、次に向かったのが、 2008年にオリンピックが開催されたオリンピック公園。 目当ては「鳥の巣」だったのですが、 入場料が100元と、「故宮」や「圓明園」よりも高いとあって、パスし、 昼ご飯を食べることにしました。 北京ダックを食べたことがないという学生のために、昼食はこれ、「北京ダック」です。 もう一品は北京の醤油で味付けをした厚揚げの炒めもの。 2人だから、これぐらいで十分です。 2日目といっても、北京滞在はこの日が最後で、 夜10時の夜行寝台車で鄭州に帰ることになっているので、 午後は北京風情が感じられるところを見て回ることにしました。 学生が希望したのは「圓明園」。 清朝末期、イギリス軍とフランス軍によって貴重な文化遺産を破壊されたところで、 「中国は歴史の教訓から学ばなければならない(外国のことを知るべきだ)」 と言っていた彼女は、破壊された跡地で、楽しそうに記念写真を撮っている観光客を、 なんだか釈然としない面持ちで眺めていました。 次は鼓楼。 写真は撮りませんでしたが、土産物や小吃の店が立ち並ぶ「鼓楼大街」では、 アクセサリーや楽器、チャイナドレスなどの店を冷やかしながら歩きました。 私もここで、日本にいる家族のためのプレゼントを買いました。 最後に行ったのが、「王府井」。 通りを歩いているうちに日が暮れて、 夜店で客を呼ぶ声が賑やかに聞こえてきました。 パイナップルの中にご飯を詰めたものや、 熊や豚をかたどったスイーツ。 こちらも中華甘味。 北京といえば、忘れてはならない「タンフールー」。 こんなものも。 蜘蛛やサソリ、ムカデなどのゲテモノ料理です。 ジャガイモを途中で切らずに一枚につなげたポテトチップス。 そして蟹も。 見るものすべてに食指が動いたのですが、 北京で食べる最後の料理は、北京が本場のものにしようと決めていたので、 これにしました。 麺にタレを絡めて食べる「炸醤麺」です。 そんなこんなしているうちに、夜8時半を回り、 地下鉄で北京西駅に向かって、夜行列車に乗りました。 この日、歩いた歩数は36,000歩で、とうとう、最後まで雨は降らず、 「晴れ男」伝説は依然、継続しています。。。
2014年10月06日
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北京への旅行から帰ってきました。 楽しく、ストレスも感じることなく、いい思い出がたくさんできた旅でした。 そういう旅行ができたのは、同行した学生のおかげでもあります。 穏やかで面白く、こちらの気持ちを温かくしてくれて、 しかも、彼女が今回の旅行を喜んでくれたので、私も楽しくなったのでした。 やはり旅行は「どこに行くか」より「誰と行くが」が重要だとあらためて実感しました。 出発は、国慶節の混雑を避けて3日の朝。 1日と2日は、身動きが取れないほど混雑していたという駅前も、 私たちが出発した3日の朝は人影もご覧のとおりでした。 彼女にとって初めての高速鉄道です。 走行時の速度は290kmで、鄭州から北京まで2時間半で到着します。 北京は初めてという彼女を、まずは天安門に案内しました。 もともと混雑を避けて、翌日の朝早く行くつもりだったのですが、 次の日は天気予報が「雨」だったので、初日の、雨が降る前に行くことにしました。 天安門と故宮を見た後は、ホテルに行き、チェックイン。 その後、彼女が見たいと言っていた「北京外国語大学」へ行って、しばらく散歩をしました。 夜の食事は、北京外国語大学の傍のレストランで。 上の料理は「京醤肉糸」で、 高価な北京ダックが食べられない人々のために、 北京ダックを食べたような気になれる料理をと、考案されたものだそうで、 豆腐皮に甘辛く味付けした肉を巻いて食べます。 他の2品はごく普通の中国の家庭料理です。 嬉しかったのは、「ビールを飲む?」と聞いた時に、 即座に「はい。一緒に乾杯しましょ」と返事が返ってきたことです。 彼女はそんなに酒が好きでも、強いわけでもないのですが、 こういうところがいいですね。 食後は、夜の街を1時間ほど散歩して、ホテルへ。 このホテル、フロント係が私の学生と故郷が同じということで、 宿泊代を安くしてくれました。 安いのは勿論喜ばしいことなのですが、そんなことで値引きしていいのかよ、 と思わずツッコミを入れたくなりました(笑)。 こういういい加減さが中国らしいところでもあります。 と、北京での初日は瞬く間に終わったのですが、 翌日の天気予報は「雨」。 この10年以上、旅行に行った時はどんな雨もぴたりと止むという 「晴れ男」を気取っていた私は、翌日の天気を心配しながら眠りについたのでした。 言うまでもありませんが、彼女と私の部屋は別々です。 どうぞご心配なきように(笑)。。。
2014年10月05日
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今日は10月1日。 中国では今日から国慶節の大型連休に入って、学校は1週間の休みです。 といっても、先週の日曜日に月曜日の授業をやって、 来週の土曜日は火曜日の授業をやるというのが中国らしいところです。 私は明後日から学生と一緒に北京に遊びに行きます。 以前はいつも一人でぶらりと旅行をしていたのですが、 今回は、去年、ある学生が、 「先生、今、私は会話が上手ではありませんが、 上手になったら、先生と一緒に旅行をしたいです」 と言って、その後、長足の進歩を遂げたので、約束通り旅行をすることにしたのです。 彼女は以前、引っ込み思案で、何かをする前に失敗したらどうしようとか、 自信がないからやめようとなどと思って、 いつもチャンスを逃がしてきたことを後悔していると語っていましたが、 今では、クラスの誰よりも積極的になって、 新しい自分を見つけたようです。 会話能力だけでなく、 私が風邪を引いた時は、すぐに果物を持って見舞いに来てくれましたし、 私が困った時は、いつも笑顔で手伝ってくれました。 そういう学生との旅行ですから、きっと楽しいものになるでしょう。 ところで話は変わりますが、 昨日、2年生の学生が、変わったジュースを持って、私の部屋にやって来ました。 彼女曰く「パンのジュースです」とのことで、 私の聞き間違いか、彼女の言い間違いだと思っていたのですが、 飲んでびっくり! 本当にパンの味がするジュースでした! ふたを開けた途端に、ふわふわのクリームパンの匂いがして、 飲んだ後も、口の中にパンの味が残ります。 さすが中国、面白いものがあります。。。
2014年10月01日
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