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2021年03月15日

旅に1000万円使った人の話

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おかげでこの8年間、住む場所の心配も、食べるものの心配もせずに安心して生活させてもらう事が出来た。何かに縛られると言う事は、言い換えると何かに守ってもらうと言う事でもあった。 何者にも縛られず自由に生きると言う事は、誰からも守ってもらえないと言う事だ。それが本当の自由を手に入れる恐怖だと言う事を強く実感した。でも、自由って最高だ


本当にやりたい事をやっている時は、その事に夢中で、他に何も望まない。だから目標も全くなかったし、やりたい事すら全くなかった。だって、自分が今やりたいと思っている事を片っ端からやっているんだもの。どう言う順番でやろうか?そんな事しか考えていなかった


人は見たい物を見るもし、人の悪いところに焦点を当てれば必ず悪いところが見つかる。でも、そんな事をして何かいいことがあるのか?逆に良いところを探した方がお互いハッピーだ。わかっている!


やりたい事をやる為には決断するしかない。とにかく、決断。考えれば考えるだけ、やらない方がいい理由が出てきてしまう。やると決断すれば、あとはどうやってやるかに考えがシフトする


“偶然の一致”人生は偶然の積み重ねだが、そのひとつひとつの偶然に意味があるとしたら?もし、偶然の出来事から何らかのメッセージを受け取る事が出来るとしたら?何かをやりたいと思った時に、偶然にもそれに関係する何かが起こったとはない?偶然、誰かとばったり会って話した事で昔やりたかった事とかを思い出したりした事はない?


俺の人生にとって大事な事は、なるべく純度の高い欲求に従って生きたいと言う事 。まぁ簡単に言うと、好きな事とかやりたい事って特に理由とかないよね、理屈じゃなくて、ただ単純に好きだったり、やりたかったり、楽しかったり。俺はそういう、純度の高い欲求を満たせるような生き方がしたいなって思う。




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世界を見てきた投資のプロが新入社員にこっそり教えている驚くほどシンプルで一生使える投資の極意

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投資は、個人が成長したり、会社や社会全体が豊かになっていくための活動すべてなんだ。親が子どもに投資をして、子どもが成長して、将来の豊かさを得る。 時間はかかるけど、まさに「投資 →成長 →豊かさ」になっているよね。じつはすべての「投資」は、この 3つの流れに乗っているものなんだ


けど、ごく普通に見える人だって、人的資産という、とてつもない大きな資産を持っているお金持ちなんだ。この認識を持つことが、実際のお金の運用を考えるときに大切な第一歩になる 。資産運用においてまず覚えておいて欲しいのは、多くの場合、人的資産の運用の方が金融資産の運用よりもはるかに効率がいいし、重要である。 金融投資で安易にお金儲けをしようなんて考えるよりも、自分に正しく投資をして、きちんと人的資産を増やしながらマネジメントしていく方が、はるかに確実だよ


僕の当時の人的資産は日本 1 0 0%で、姫野さんと同じく 1億円以上はあったと思うから、 5 0 0万円の預金は日本以外の金融資産にしておくのがバランス的に正しい。 危ないって感じるのは、人的資産と金融資産を一緒に考えず、金融資産だけで考えてしまうからだね。人的資産の認知が甘いと、そうなってしまう


アメリカで生まれたアメリカ人のためのアドバイスを鵜呑みにするのは、他国の人にはとても危険だ。それにアメリカ人向けに人的資産を説いたアプローチは、グローバルな視点が欠けていることにも注意が必要だ。


日本は世界一安全な国だと思う。命あっての人生だし、家族がいる人にとっては、安全であることは最優先の問題かもしれないね。日常生活で安全が脅かされると、幸福度はものすごく下がる。


鉄道が遅れずに定刻どおり発着する国は、日本とスイスくらいだと思う。インフラは毎日の生活の土台だから、これがしっかり整っていることは豊かさや幸せを底上げしてくれる。


住むにはとても素晴らしい国だけど、投資がうまくいってない国、それが日本ってことになる


経済界の権力者をモニタリングする仕組みが、株式上場という制度が存在する近代以降の株式投資の本質的な役割なんだ。これが日本以外の多くの先進国でおこなわれている「ごく普通の株式投資の姿」なんだよ


日本の経営者は大きな失敗さえしなければ、任期までは安定した現金の給料やボーナスが貰える仕組みになっている。これが問題で、投資家と経営者が同じ船に乗ることが、株式投資の世界の根本なんだ。


スタート地点で大事なのが、実はとても大きい人的資産の存在だ。人的資産の把握をすっ飛ばすと、最終的にとんでもないポートフォリオが仕上がってしまうので、本当に要注意だよ。



【感想】
金融資産だけでなく、人的資産の重要性について書かれていて、めちゃくちゃ勉強になった1冊。どんどん自分に投資して、人的資産を上げていくという考えは日本人にはあまり馴染みがないかも知れないけど、自分の周りの成功者は確かに「自分に投資しろ、貯金なんてしたってしょうがねぇ」と言ってたのを思い出しましたw
人的資産への投資という考えが自分の中に確立されたというだけで、読んだ価値のある本だった。



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ニューコンセプト大全

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【説明】
シンクタンク・ユニット「電通Bチーム」とは、株式会社電通の中に実在する特殊クリエーティブチーム。
広告業(=A面)以外に、個人的なB面(=私的活動、すごい趣味、前職など)を持った社員が集まって組織されている。そんな電通Bチームの活動からビジネスで役立つ、時代に即した新しいアイデアの出し方を50個厳選公開!閉塞した状況を壊し、「今までの方法を変える」新しい価値観や方法論、プロジェクトを紹介する1冊。



「既存の大きなタグにカテゴライズされて埋もれるより、新たなタグを創り出してそのタグの中で第一人者になるほうが早い!」と考えた人が今、実際に世界を面白くしています。


近年「ひとつ」のものに「偏愛」的にこだわったビジネスが注目を集めている。これまでも、あるジャンルを集め「編集」的に扱う専門店やセレクトショップ的なものはあったのだが、よりひとつにフォーカスし、濃い価値を生み出す点で従来とは明確に違って面白い。 「偏愛」といえるくらい細分化し、特化した方が人の関心を引く


規模の経済を追うのではなく、唯一無二であることを大切にするほうが偏愛的な強さを担保できるということなのかもしれない。


異なる色を打ち出してみる。時代の逆張りをしてみる。デジタルに対するアナログ、大量生産に対する手仕事、効率に対する豊かな無駄、論理に対する直感。そういった時代へのアンチテーゼが、触れた人に発見と驚きを与え、強いストーリージェニックの源となる。


「カテドラル効果」をご存じでしょうか。 日本語に直すと「大聖堂効果」であるこの言葉。天井の高い空間にいると、人は知らず知らずのうちに抽象的・哲学的なことを考えてしまうというものだ


2018年にカナダの医師会が、世界で初めて、患者に対する治療として「美術館訪問」を「処方」したことをご存じだろうか。 患者に対して「家族とモントリオール美術館に行ってアート鑑賞する体験」を処方することで、病の不安やうつ、ストレスの緩和を目指すというものだ


そもそも「 一人称映像 」は、人間のどんな欲望を満たしつつあるのか? というのが一番重要な問いだろう。それに対する答えは、「一人称映像」は「体験の共有」欲を最も深く満たす映像スタイルだから、じゃないだろうか。


泊まれる水族館 」をご存じですか。閉館後の水族館でゆっくり生き物の観察をしながら、夜は大水槽の前で泊まることができる人気ツアーのことです。 新江ノ島水族館が 2004年から開催しているこのツアーの案内を見ながらふと思いました。「泊まれる」という言葉がつくだけで水族館の魅力がさらに広がってないか?


次は文系の話。東京・荻窪の「6次元」で定期的に行われている小説のワークショップがあります。


吉祥寺のハモニカ横丁に行くことがあれば、新名物「ハモニカハイ」を頼んでみてほしい。すぐに酔っ払ってしまうかもしれないし、酔っ払わないかもしれない。ハモニカハイは、そのときの政権の支持率によってお酒の濃さが変わる飲み物なのだ。


日清食品には株価連動型の KABUTERIA(カブテリア)という社員食堂がある。社員に株価を意識してほしいという意図でつくられたこの食堂では、株価が上がるとマグロの解体ショーなどイベントが開催され、株価が下がると質素な食事になるという


伊能忠敬は50歳にして江戸を出て19歳年下の天文学者に弟子入り。最初は面倒くさがられたが、圧倒的な熱意で周りを認めさせ、更には莫大な私財で自宅を天文台を改造、17年間かけて全国を歩いて測量し、日本で初めて正確な地図を作った。地球の大きさを知りたい!その一心で私財を投げ打ち、日本中を歩きまわった。


言葉を知ると文章が書けるようになり、文章が書けるとストーリーを紡げるようになります。ストーリーはコミュニケーションの大きな武器です。


とりあえずやってみる精神は、すきまオーシャンという活躍の場に繋がる。


脱ガチ思考 」。これこそ、プロスポーツやレジャーのみならず、ビジネス全般においても視野を広げてくれるのではないだろうか。ディープなファンしか楽しめない「勝ち」から離れ、気軽に楽しんでもらえるサービスが大勢のファンを呼ぶ。


何か新しい能力を身につけたければ、「浴び続け」、「発症」するのを待ってみる


ネット社会でオンライン上のアーカイブ化が進んでいるが、そこから漏れているものに、新たな価値の可能性がある。



【感想】
ちょっと変わったアングルから見た、ビジネスのアイデアになりそうなネタが散りばめられてる1冊だった。日清食品のカブテリアは、社員に自社株の動向をダイレクトに意識してもらう意味では斬新なアイデアだし、泊まれる〇〇、一人称映像なども今後ビジネスチャンスに繋がりそうなワードだと思った。



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