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posted by fanblog
2020年12月23日
【読書日記】坂本龍一著『音楽は自由にする』
今日ご紹介する2は、私の好きなYou Tuberさんから勧められたものです。
私はビジネス本でない限り、著者の自叙伝を進んで読むタイプではありません。
そういった意味では、ご自身の分野で天才的才能を発揮している人が書いた本に出会えたことに感謝しています。
今回の本は、 坂本龍一さんの 『音楽は自由にする』
坂本龍一さんは 「ちょっとしたはずみで、人生を振り返ってみることになりました——。57年間の半生…」と言っています。
この本から、坂本さんが幼い頃から音楽に高い見識を持っていたことが伝わってきます
東京芸術大学の入学試験のお話は、かなり興味深かったです。
試験自体も、日本最高峰の芸術大学なだけあって特異なものですが、それを短時間で仕上げてしまう坂本さん
やはり天才だな、と再確認しました。
大学時代には学生運動に参加したり、曲を提供するなどして、学生生活は充実していたようです。
しかし、そうでもなかったような感じも…。
大学卒業後にこれと言ってしたいことがなく、坂本さんは東京芸術大学院に進むことを選びます。
そして、大学院でも素晴らしい曲を作り続けます
しかしその内に、卒業後のことを真剣に考えていない坂本さんのことを察した教授たちは、なんとか彼を卒業させるのです。
坂本さんのモラトリアム期間に終止符が打たれるわけですね。
その後の活躍は皆さんもご存知のことかと思います。
1988年には 映画音楽「ラストエンペラー」で、 米アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、グラミー賞を受賞します
この映画音楽を作曲するに当たり、気まぐれな映画監督に振り回された(?)エピソードは面白くて、少し笑えました
YMOのテクノソングは、PVの古めかしさが何とも言えない感じですね
大好きです
それにしても、TMOに曲は今聴いても「やっぱりいいな〜」って思っちゃいますね
Diligence is the mother of good luck.