ニュース・メディア検索の70%近くを占めるネイバーが、請託を受けてニュースの配置を変更した事実が明らかになった。
これまでニュース配置操作の疑惑はあったが、事実として明らかになったのは今回が初めてだ。
「外部の要請により『ネイバースポーツサービスの記事が再編成された』という疑惑の報道があり、監査をしたところ、担当者が配置換えの要請を一部受け入れたことがあるということが確認された」と明らかにした。
同代表は「同一の組織内にスポーツ記事を配列する部門とメディア取材の対象であるスポーツ団体と協力する部門があり、構造的に問題の可能性を遮断することができなかった。
これは同社を経営する私の責任が大きい」と謝罪した。
さらに、「組織構成が同じ『ネイバースポーツ』と『ネイバー芸能』で、来月1日までにサービスを運営する部門と記事の配列を担当する部門を分離し、スポーツ・芸能記事の配列の透明性を強化していく。
問題の責任がある担当者は懲戒手続きを進めている」と明らかにした。
今回のネイバーの操作は、韓国プロサッカー連盟の請託を受けて行われた。
この日午前、スポーツ専門オンライン媒体「エムズプルニュース」は、プロサッカー連盟の広報チーム長がネイバーのスポーツ欄担当幹部に随時
「連盟を批判する記事が目立たないようにしてほしい」と請託し、実際にネイバー側がこれを受け入れた疑惑があると報道した。
同メディアが公開したショートメッセージは、プロサッカー連盟のKチーム長とネイバーのK理事が2016年10月3日にやり取りしたショートメッセージだ。
Kチーム長はK理事に「Kリーグの記事に関する依頼は今回が最後になると思う。今回一度お願いします」
「ありがとうございます。そしてすみません」などのメッセージを送り、ニュース配置の操作を請託した。
(中略)
疑惑が事実として明らかになったことで、ネイバーはこれまで強調してきた公正性が大きく傷つく立場となった。
しかしネイバーは、一般ニュースとスポーツ・芸能ニュースは別と釈明した。
ネイバーの関係者は「『スポーツ・芸能』欄は別の組織が運営を担当している。今回の件をもって一般ニュースの配置の公正性まで疑問視するのは過度な解釈」だと主張した。
ネイバー、依頼され記事隠した…ニュース「配置操作」認める
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