同じ吉本興業所属のお笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太(31)の母親(63)が
昨年3月から生活保護を受給していることが28日、分かった。
梶原は「誤解をされたくないし、隠すこともないので自分から全てお話ししたい」と事情を説明した。
母親への受給が始まったのは昨年3月。祖母の介護をしながら弁当店で働いていたが、
その会社が倒産して収入がなくなった。その上、足を骨折し、年齢的にも働き口が見つからなく
なったのがきっかけ。梶原によると、母親が知人に相談したところ福祉事務所に行くことを
勧められた。そこで「祖母ではなく、あなたが生活保護の受給者になった方がいい」と
アドバイスをされ、梶原ら親族の経済状況の申告書類を提出後、受給が決まった。
梶原は生活援助が可能な年収を得ている。ただ、02年11月に大阪市内に2千数百万円の
マンションを購入し、女手ひとつで育ててくれた母親にプレゼント。収入が不安定な個人
事業者になるお笑い芸人は、銀行で長期ローンを組むのは難しく「梶原もノンバンクから短期で
借りている」(関係者)とみられ、ローンと共益費で毎月40数万円を負担してきた。母親には
「雄太にはこれ以上迷惑を掛けられない」との思いがあったようだ。
当初の受給額は毎月11万6000円。祖母が昨年12月に他界後は、見つけたパート先で
毎月約4万円の収入を得ており、受給額は5万円に減額されている。
梶原によると、ローンが完済する今年8月で受給を打ち切る予定になっていたが、河本の
問題が波紋を広げる中、母親は「もらい続けると誤解されかねない」と今月で打ち切ることを決断。
受給額は計約140万円。梶原は「おかんが苦しんでいたので“助かった”というのが率直な
気持ち」と感謝。自身も2人の子供を育てており「生活費が赤字の時もあり、福祉事務所が
勧めてくれたことに疑問を持たなかった。今は生活の不安以上に母親の精神面が心配」と
話している。(抜粋)
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