個人的には「あさチャン」の一分間コラムが毎朝とても楽しみです
雑談とはコミュニケーション力である、と訴える本です。
でもこの本はそうじゃないんですよと諭しています。
雑談とは、
「中身がない」ことに意味がある
「あいさつ+α」でできている
「結論」はいらない
サクッと切り上げるもの
訓練すれば誰でもうまくなる
ということを本の冒頭で5つの基本ルールとして挙げ、以降で細かい内容を論じていっています。
自分にとってはこの5つのルールを意識させられただけでも十分に意味があったと思いました。これまで「コミュニケーション能力が高い」と思っていた人たちは、思い返せば、皆雑談が上手かったように思います。
でも思い出してみると、自分はその話の内容を聞いていたことはほとんどありませんでした。ただ、よく雑談をしている姿を見かけていただけじゃないかな?と。それを見て、自分で勝手に「あれだけ話しているのだから、さぞ話の内容も面白いのだろう。凄いなあ」と考えていただけなのかもしれません。
コミュニケーションのための雑談であるのならば、内容にそれほどこだわる必要はなく、自分にも出来るかもしれない。基本5つのルールの最後、「訓練すれば誰でもうまくなる」のなら、やらない手はない。
そんな風に感じる本でした。
オススメです。
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