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2019年08月04日

『のら犬にかまれた時は破傷風予防の注射は必要でしょうか?』

『のら犬にかまれた時は破傷風予防の注射は必要でしょうか?』

5年以内に
つまり DPT3種混合《ジフテリア、百日咳、破傷風》や
4種混合《DPTとIPV(ポリオ)》を接種してあれば、
あえて今回追加する必要はありません。

咬傷時の破傷風トキソイドだけは保険適応がありますが、 子犬咬む.jpg

DPT世代なら保険を使わないでDPTでの追加接種のほうが
百日咳の免疫を高められるのでより有効で安全です。

『破傷風予防が必要なのは1968年(昭和43年)以前に生まれた、
今年50歳以上の人のみです』
ので間違えないでください。

その世代でも咬傷時の破傷風トキソイドは1回のみで、
1か月後にはDPTで追加するほうが有利です。

国内での咬傷なら狂犬病
ワクチンは通常不要です。

7歳未満はDPT,
それ以上はTdapという破傷風が多めに入ったDPTで1回接種します。

咬傷時の基準で
ハイリスクなら
抗破傷風グロブリン(テタガム)も初回に接種します。

あと、今後犬に咬まれないように
知らない犬が近づいてきたら大声を出さない、
急に走らない、目を合わさないなどの注意が必要です。

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田中松平
元消化器外科医で,頭からつま先まで診れる総合診療科医です. 医学博士 元日本外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器内視鏡学会専門医, 日本医師会認定産業医, 日本病理学会認定剖検医,
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