ルアーフィッシングでは欠かせない トレブルフック(トリプルフック)。
コストパフォーマンスに優れたものから、貫通精度にこだわったものなど、色々な種類のトレブルフックがあります。
今回は、そんなトレブルフックの選び方を紹介します。
トレブルフックとは?
photoAC
トレブルフックは3本の釣り針を溶接してまとめたフックのこと。
トレブルフック、またはトリプルフックと呼ばれます。
トレブルフックには、軸の長さや針の幅、コーティング材の有無など様々な違いがあります。
トレブルフックの基本的な選び方
沢山の種類があるトレブルフック。
今回は、サイズ・軸の太さ・コーティングなど様々な違いがあるトレブルフックの選び方を紹介します。
サイズ(重量)
ルアーに元々付属されている純正フックは、そのルアーが一番綺麗に動くように設定されています。
近年のルアーは繊細なものも多く、フックの微妙な重さの変化によって、ルアーの動きが変わってしまうことも。
なので、フックの交換をする際は 純正フックと同じサイズのトレブルフックを付けるのがオススメ です。
アレンジもOK!
“純正フックでは針が細く(弱く)て伸ばされる”といったこともあります。
そういった場合は、臨機応変に対応しましょう。
また、あえてフックサイズを大きくして掛かりを重視したり、フックの重さを変えてルアーの動きを変化させるといった アレンジもあり です。
純正フックでは獲るのが難しい魚も、アレンジ一つでキャッチできることもあります。
ただ、フックサイズが変わるとルアー本来の動きが損なわれることを頭に入れて、アレンジを楽しみましょうね。
フックサイズの見方
フックは #〇〇と表記されることが多いです。
多くのメーカーの最小サイズは14番。
そこから「12/10/8/6/4/2/1」と数字が小さくなるほど、フックサイズが大きくなります。
そして1番より大きくなると、「#1/0(イチゼロ)」と表記が変わり、数字が大きくなるほどフックも大きくなります。
軸の太さ
トレブルフックはサイズの他に、 “軸の太さ”という違いもあります。
狙う魚によっては軸の太さを変えることで、フッキングのしやすさだったり、ファイトのしやすさが違ってきます。
●細軸
軸の細いトレブルフックは、小さいバイトもフッキングに持ち込みやすいです。
なので、小型プラグを使うアジングやメバリングなどにオススメです。
ただ、太軸よりも強度が弱く、折れや伸びなどに注意が必要。
●太軸
太軸のトレブルフックは、強度があって折れにくいです。
シーバスや青物などを狙うときに使われます。
太軸フックは自重が重くなるので、トップウォーター系のルアーに付ける際は重さにも注意が必要です。
コーティングの有無
トレブルフックの中には、 フック表面に加工を施したものもあります。
防錆や刺さりをよくしたりなど、コーティングによるメリットも多いです。
ただ、加工されていることでお値段は高くなりがち。
トレブルフックにもこだわろう!
フックは魚に最も近い釣具です。
自分自身の釣りのスタイルに合った、ルアー・ターゲットに合ったトレブルフックを選択することで、より魚をキャッチできるかもしれません。
フックにもこだわりを持って、もっとルアーフィッシングを楽しみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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