中国の旅26

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石林の夜は静かで虫の音も遠くから聞こえるくらいだ。同行している彼は机で手紙を書いていた。自分は、まだ早いがベトナムの地図を見て、縦長くて細い国だから、旅がしやすいな。どこを見て行こうかガイドブックを見ながら寝てしまった。次の朝、石林の中を散歩してみた。まだ、観光客も来ないような時間帯の6時。空も青く、太陽もまだ上がりかけている所。石の上で寝そべってみたりして、自由気ままに2人で遊んでいたら、サニ族の子供が2人で現れた。しかも日本語で挨拶をされた。チケットを買って入ってきたの?とサニ族はチケットも要らなくて、ここが聖地との事。前は、サニ族が観光客のガイドを出来たのだが、漢民族に取られてしまったと言っていた。前は日本人の観光客を相手にガイドもしていたので、日本語を使えるサニ族は多いと言う。上海でも、たくさんのサニ族が宿の周りにいたよ。と教えたら、上海に行った方がお金になるけど、電車代が払えないと言っていた。電車代と言っても、そんなに高くないのに、サニ族にとっては高級な乗り物になってしまっているみたいだ。その子達と話していたら、あっと言う間に日も上がり、チラホラと観光客が見え始めた。女の子達は観光客が来始めたので別れを告げて帰ってしまった。ここに産まれて迫害を受けているのは事実。可哀想に思えたが、この先まだまだ同じような経済的に貧しい子供達を見ていくのかと思うと胸が詰まった。石林は充分に見たから、昆明に戻ろうと決めて、宿をチェックアウトしてバスで昆明に戻った。


2014年09月17日

中国の旅27

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石林から昆明に帰ってきた。宿は昆明駅から伸びている大通りにある、駅から歩いて15分ほどの宿にした。チェックインすると、4名1部屋のドミトリーに通された。前の宿みたいにベッドが隣通し付いていなくて、しかもテレビが付いている。トイレだけが嫌だった。ニーハオトイレで仕切りが付いていない。トイレ以外は最適な宿であった。二泊して、そのあとは大理に行く予定なので、この二泊でした事はバスのチケットを買ったくらいだった。大通りに、安くて美味しい炒飯が食べれるカフェがあったので昼食と夕食は、そこで食べていた。他にもメニューがあり、炒飯だけでなく違うのも美味しかった。これは宿の部屋が一緒だった人に連れて行ってもらい、白人バックパッカーも利用しているカフェであった。大理に向けて、早朝にバスに乗り込んだ2人であったが奥地に行くに連れて道は険しく運転も荒い。事故になってもおかしくないスピードを出す。先行き不安になったが、大理を目指した。


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15年前のアジア放浪記をまとめております。 世界は広いです。一歩踏み出せば、そこは日本では通じない モラルが待っています。
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