2014年09月21日
中国の旅42
三亜に3泊したのちに、海口へとバスで移った。海口のバス停が近づくにつれて雨が激しくなってきた。空も昼なのに真っ暗。バックパッカーとして初めての雨の中での宿探し。慣れてない頃はガイドブックを見て宿を決めていたが、今ではそんな事をしなくなっていた。情報が自然と入ってくるのと、知らない街でも何とかなると言うのが分かってきていたのでガイドブックは見てなかったが、さすがに大雨では探しておけば良かったと後悔したが、無情にもバスが海口に着いてしまった。バスを降りると土砂降り。近くに中級ホテルがあったので、すぐに入ってみたがフロントらしきものがない。そこに若い男女がいて何やら言ってきているが、こっちは一泊いくら?一番安い部屋くらいしか言えない。色々とやり取りしていると、女の子がパスポートを出してと言ってきた。パスポートを預けると、一泊千円ほどですと返してきた。あとで分かったのだが、自分が行った所は宿泊棟で隣の建物がフロントだった。一泊のお金を払いパスポートを返してもらって部屋へ通された。物凄い綺麗☆!料金以上に豪華でもあるし、ツインしかないのだろう。早速、シャワーを浴びて着替えた。外を見ると道には誰もいなく、雨が横殴りになっている。台風が直撃したような感じだった。あの女の子は、ずぶ濡れの自分が可哀想になって、あの子がチェックインの手続きをしてくれて一番安い部屋にしてくれたんだと思った。あの子達はセキュリティーの役目だったのか。と反省させられた。あの子達の所へ行き、ありがとう!と伝えるとニコッと笑ってくれた。ジェスチャーで外は危ない。ご飯は、そこにレストランがあります。と教えてくれた。なんと優しいんだろ。と思い、そういえばお腹空いていたのでレストランへ向かった。
中国の旅41
中国の旅40
さて、海口まで来たが、自分の目的地は島の南にある三亜と言う街。中国の海で一回泳いでサヨナラしたくなったからだ。最初は中国を抜けてカザフスタンを目指す予定だったが極寒の季節に入ってしまったので南下してきた。じゃあ、中国の海で泳いで記念にしよう!と思いついたが、三亜までの行き方が分からないのでバス停で聞いてみた所、自分の乗っていたバスが目的地まで行くとの事。なんだ、そのまま乗っていれば良かったのか。しかも、三亜まで自分のチケットで行けるらしい。チケットを買った時な海口までと思っていたが、最後まで支払っているのは知らなかった。数時間で三亜に着いた。海や港が見えるが、海水浴をしている人達が、なんか昔の日本を見ているような感じだった。女性の水着の古いファッションにゴミはそこら中に散乱。まっ、みんなやりたい放題って事で自分もそこら辺にゴミ捨てても構わないんだな。と開きなおった。