ナゼ太るのか、がわからなかったという話

私は29歳で子どもを産み、1年間母乳で育てた。
元々痩せ型で、食べても食べても太れない体質。24歳で結婚した時は156cm、43kgだった。
妊娠中は、体重プラス12kgで、少々太り気味ではあったが、
母乳育児を始めると、あっという間に体重が減り、50kgまで減少した。
しかし、断乳したとたんにじわじわと体重が増え始めた。

結局、47歳で63.2kgまで増えたが、実は途中で67kgを超えた時期があったことはトップシークレットである。
元々、私はジュースなど、飲み物に甘みが付いているものは一切のまない。
アルコールも24歳で飲むのをやめたので、飲み物でカロリーを摂ることが全くないのだ。
何かのパーティーなどに出た時、やむをえず一杯目はジュースを取ることはあるが、ひとくち口を付けたら後はお茶の類いを飲む。

また、揚げ物も、そんなにたくさん食べることはなかった。
元々胃が弱く、揚げ物は少量で満足する。
週に1回程度、唐揚げなら3切れが限界である。
また、肉類は、
好きだけどたくさんはいらない。
とくに子どもが3歳を過ぎた頃からは、1切れ食べたら自分のお皿の肉は子どものお皿に移すことが良くあった。

そんな風で、たくさん食べているわけでもないので、
自分が年々太っていく理由がわからなかった。
もちろん、甘いものは好きだが、人より多く食べるわけではない。
ケーキなどは週に1回、1個程度。
プリン、ゼリーなどは半年で1個程。
飴はまず食べることがない。
職場で配られるお土産、クッキーなどは毎日食べていたが、量的には一つぐらいのものだった。

確かに今振り返ると、甘いものを頻繁に摂取していたわけだが、世間一般の常識的には普通の範疇だと思う。
この状態で、なぜ太っていくのか?
本当に謎だったのだ。

結論から言うと、炭水化物だった。
確かに、ご飯、パン、麺はしっかり食べていた。
朝は手軽にトーストとコーヒー。昼食は職場に配達に来るお弁当(ご飯とおかずが1対1位)。夕食は子どもにおかずをあげて、炭水化物でお腹を満たしていた。
それでも私は「ご飯は揚げ物や肉より、カロリーが少ないだろう」との予測で、減量に取り組んでいるつもりでいたのだ。
肉は昼のお弁当で食べているし、夕食では納豆も食べているし…。

もちろん、食費の関係もあった。
なにしろ、炭水化物は安い。
子どもに肉をお腹いっぱい食べてもらおうと思ったら、自分は炭水化物でいいわ、となってしまう。
(しかし、別に私は聖母マリアというわけではなく、単純に炭水化物が好きだったのだが。)

これが、現代型の栄養失調をもたらしていたとは。
また、この食生活が肥満の原因だったとは。

もし、「そんなに食べていないのに体重が増えていく」という悩みがあるならば、「炭水化物の摂りすぎであり、タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル不足ではないか」という視点から自分の食生活を今一度見直してみてはいかかだろうか。

ちなみに、極端でないかぎり、カロリーの摂取で太るのではない。問題は糖質の摂りすぎなのだということを申し添えておく。







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2017年04月10日

精神面での変化

糖質制限を始めて1週間くらいで、私の精神面が変化した。

今までものすごい心配性だったのだが、私の心を占めていた「心配」が霧が晴れたように消失したのだ。
今までは過去の嫌だったこと、辛かった記憶がしょっちゅう私の心に浮かび、嫌な気持ちになることが多かった。
また、将来のことがあれもこれも不安でたまらず、それなのにその不安解消のために動きたくても体が動かず、いつも自己嫌悪に苛まれていた。

しかし、糖質制限を始めて見ると、まず体が動くようになり、「To Doリスト」の山に苦しむことがなくなった。
また、過去のことは意識に上らなくなり、将来の不安も感じなくなり、「今、ここ」のことしか考えなくなった。
それが人から見たときにいいことなのかどうかはわからないけれど、私自身は本当に心が軽くなった。

いつもパントリーに山のように日用品の備蓄をしていた。トイレットペーパー、ティッシュペーパー、洗剤、芳香剤、シャンプー、ごみ袋など、買っても買っても次に店に行くと(あっても困らないんだから、買っておこう。無いと困るし・・・)と買い込んでいた。
それが今では最後の1つになるまで買わなくなった。防災という意味では買っておいた方がいいのかもしれないが、とにかく今までは心配に振り回されてあきらかに買いすぎだったと思う。

しかし、糖質制限と「心配性」が本当に関係があるのか、と思う方も多いだろう。
私なりに考えてみたのだが、「糖質過剰」の時は「脳のエネルギー過剰」とでもいう状態だったのではないか。つまり、脳がオーバーヒートしていたのだ。
しかし、糖質制限により脳へいくエネルギーが適正な量になり、脳の働きも適正になったのではないか・・・そんな風に想像してみた。

糖質制限はいろいろな良い効果がある、とあらためて日々実感している。
あなたを糖質の悩みから解き放つ「糖質スリム」



posted by ロカボさん at 20:42 | TrackBack(0) | コラム

2017年04月08日

糖質制限を始めたいきさつ(4)

前のエピソードは こちら

確かに、そんなに急激には糖尿病は悪化しなかった。
あの頃の生活を振り返ると、食べ物は普通に(なんのストレスもなく)
摂取していたし、運動どころか、家事もろくにできない状態。
そんな生活を送りながら糖尿病が悪化しなかったのは、偏に薬のおかげであることは明白だ。

ただ、私の生活のQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)は本当にひどかった。
ひどい頭痛、めまい、耳鳴り、倦怠感、慢性疲労。また、ちょっとしたことで、気が遠くなるような感覚があった。月のうち半分以上、風邪や何らかの感染症で苦しみ、医師から安静を命じられることもよくあった。

薬が増えて、
少しは楽になるかと思っていたが、だんだん悪くなるばかりで、
何一つやりたいことはやれなかった。
自分の人生が、自分のものではなくなっていく感覚。
自分の体が、自分のものではなくなっていく感覚。
今でも思い出すと、本当にゾッとする。

そんな状態で2016年の年末を迎えた。
ほとんど自分の人生に絶望していた。
HbA1cは7.6になっていた。
「なんだかじわじわ悪くなってるわね。」
ドクターの言葉に「はあ・・・。」と答えるしかなかった。
そんなにカロリーのあるものは食べていないのだ。
肉や卵はなるべく避けて、おにぎりや雑炊などでおなかを満たすことが多かった。
あと根菜が大好きだったので、煮物はしっかり食べていた。
低カロリーのものしか食べていないのに、血糖値がコントロールできない。
(どうしようもないのか・・・。)
暗いトンネルの中を歩いているような気持ちで年を越したのだった。

次のエピソードは こちら

ライザップなら2ヵ月で理想のカラダへ。









2017年04月07日

やっぱり糖質制限はすごい

前の記事は こちら

昨日、600gプラスの報告をした。
当然、昨日はおとといの食生活を反省して、
糖質はとらないように気を付けた。
といっても、1食20g以内、1日で60g以内という範囲でのことだ。

全体的に、昨日は1日で40gをちょっと過ぎるぐらいだったと思う。
つまり、いつも通りの食生活ということだ。

で、結果。
今日はマイナス800gだった。

たった1日のことなのだが、効果は絶大だ。

これはすごいことだ。

私は糖尿病の治療の一環として糖質制限に取り組んでいるので、
べつに痩せることが目的ではない。

しかし、痩せてみると、世界が変わった。
失いかけていた若さ、やる気、勢いが取り戻せたのだ。

痩せすぎるのは考えものだが、もう少し健康的に減量したい。
そこで、「どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法」
を始めてみようと思い、
今日からスタートした。

ふれこみでは、開脚できるころには5〜6kg痩せられるとのこと。
3日坊主にならないように頑張りたい。








posted by ロカボさん at 18:38 | TrackBack(0) | コラム

2017年04月06日

気のゆるみが・・・

糖質制限を始めてから7週間で7.4kgやせた私。
その後ゆっくりマイナス8kgまで下がり、
糖質制限を始めてちょうど3か月が経った。

おととい、何十年ぶりかにフリスビーをして、
すっかり運動した気分になった私は、
昨日、ちょっと糖質に手を出してしまった。
モン〇ールのお菓子だったのだが、
昼に1つ、夜に1つ食べてしまい。
(一応、モン〇ールのために釈明しておくと、
『糖質を考えたスイーツプラン』の商品ではない。)

1日で考えると、糖質は60gはぎりぎり超えないくらいだったが、
今日体重計に乗ると、
+600g・・・。

あー、やっぱり糖質はだめだわ。
インスリン(肥育ホルモン)がしっかり出たんだ。

「糖質オフだから毎日食べてもふとらないお菓子」の本に出会って、
本当においしいスイーツを作れるようになっていたのに、
どうしても「小麦」でできたものが食べたくなってしまった。
でも、もう小麦からは卒業しよう。
そう固く心に誓った。

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感想(3件)





posted by ロカボさん at 18:02 | TrackBack(0) | コラム

2017年04月03日

糖質制限を始めたいきさつ(3)

前のエピソードは こちら

その間にも、様々な体調不良が私に襲い掛かってきた。
まず、慢性的な肩こり。
整体の先生からもびっくりされるものすごい「こり」だ。
揉んでもらっても、翌日にはコリコリである。
後でわかったことだが、肩こりなども糖尿病の影響があるらしい。
「糖化」というものらしいのだが、
詳しいことはまた後日書きたいと思う。

それから、不眠が始まった。
体中が痛くて、寝ようにも眠れなくなった。
昼間は眠いのに、夜になると目がギンギンにさえて、眠れない。
また、頭痛・めまい・耳鳴り・体のだるさ。
原因不明の歯(神経)の痛みやしつこい歯周病。
ヘルペスや膀胱炎を繰り返す。
足の指にひょう疽ができたり、とにかく感染症にかかりやすい。
2か月に1度は抗生物質を処方されるような状態だった。
なぜ、こんなにも体調が悪いのか。
実は、この時点では、まったく見当もつかなかった。
まさか、糖尿病が原因だったとは・・・。

とにもかくにも、糖尿病にとって運動不足は深刻な問題である。
私なりになんとかしようと思い、スポーツクラブに入会していた時期もある。
でも、何しろ頻繁に何かの病気にかかっているので、
行く回数より休む回数の方が圧倒的に多くなり、もったいなく感じてやめてしまった。

もちろん、ドクターも手をこまねいていたわけではない。
グラクティブは50mgに量が増え、
追加でメトグルコ250mg、ボグリボース0.2mg(×1日3回)。

私は祈るような思いだった。
薬よ、なんとか効いてください、お願いします・・・。

次のエピソードは こちら






2017年03月31日

糖質制限を始めたいきさつ(2)

前のエピソードは こちら

こうして始まった糖尿病ライフ。
少し甘いものを控え、毎日30〜40分大股早足ウォーキングを始めた。
半年以上、雨の日も酷暑の日も歩き続けた。
運動は確実に効果があった。
血糖コントロールも良好で、ドクターからも「いいですね」と褒められた。

しかし、秋の初めにひどい風邪を引いてしまい、
肺炎一歩手前まで悪化し、1ヶ月以上寝こんでしまった。
そのまま冬に突入し、再び風邪を引くのが怖く、また体力も落ちていたので
家で暖かく過ごすようになってしまった。

言い訳になるが、私は飲酒・喫煙は一切しないので、
食べることが唯一の楽しみである。
そのため、家にいることが増えると、どうしても食べることで憂さ晴らしをしてしまう。
この辺りから、血糖コントロールが怪しくなってきた。
食べることを我慢できないから運動してきたのに、
運動ができなくなってしまったのだ。
試しにカロリー制限の真似事もしてみたが、
強烈な空腹が襲ってきて、意志の弱い私にはとても続けられなかった。

夫の父は30代後半から糖尿病に罹り、義母が1日のカロリーを厳しく管理していた。60代前半で亡くなられたが、透析にもならず、失明もせず、足の切断もなく、普通に生活できていたのを見ていたので、カロリー制限に一定の効果があることは実感していたが、続けられないのでは意味がない。

どうすればいいのか、決め手を見つけられないまま、
時間だけが過ぎて行った。

次のエピソードは こちら





2017年03月30日

糖質制限を続けるコツ<朝食編>

糖質制限を始めて、戸惑うことは色々あるが、
やはり朝食については、少々コツがいる。
なにしろ、朝眠い目をこすりつつ起きてきて、最初に何を食べたらいいのかわからない、というのはココロが折れる十分な理由になり得るからだ。

大豆ふすまパンのストックがあれば話は簡単だが、大豆ふすまパンを予め焼くという手間暇をかけられないことがよくあるのだ。

出かける時間も迫ってくるし、今までのように「昨日買って来た食パンでいいか」とか、「炊飯器に残ってたごはんでたまごかけごはん」という、慣れた手を使うことができないのだ。

私の場合、はじめはひたすら豆腐と納豆だった。
とはいえ、1月という極寒の候、冷えたダイニングで冷たい豆腐と納豆……。
心まで冷たく冷えてしまう。

で、色々試した結果、「これは使える!」と実感したものをお伝えしたい。

まずは、ゆでたまご貯金。
ゆでたまごは、鍋に卵が隠れる位の水を張って、3個でも5個でも、はたまた1ダースでも、手間は一緒。水から入れて、沸騰したら13分で出来上がる。最初から強火で行くと卵にヒビが入ってしまうので、中火スタート。
すぐに水に漬けると殻が剥きやすいのだが、忙しい時は、気にせずIHのタイマーで13分掛け、そのまま放置している。
たまに気付かないヒビが入っていて、茹で上がったら中身が飛び出しているということがあるので、それを防ぐために、お酢を大さじ1位入れると安心である。(酢が卵のタンパク質を固める)
キッチンはお酢臭くなるが、食べる時には全く気にならない。
一時は、半熟にしてみたりもしたが、やはり日持ちの点で気にかかる。
また、ラーメン屋さん風味付け卵も作ってみたが、あれはたまに食べるから美味しいのであって、主食代わりに食べるのは飽きがくる。
結局、固茹で卵に落ち着いた。
いくら固茹でといっても、2・3日で食べ切りたいので、多くても4個位がちょうどいいと思う。それ以上茹でるとゆでたまごに追いかけられている気分になってくる。
「もしゆでたまごが必要になったら20分位で出来上がるのだ」と頭に入れておけば、ゆでたまごの作りすぎを防げるだろう。
塩、マヨネーズ、そのままでも美味しく食べられる、思わずニワトリに感謝の気持ちが湧き上がる一品である。

それから、薄味のおでん。
これは、厚揚げ・ゆでたまご・こんにゃく・大根を薄めの味で煮たもの。
私は出し入り醤油を適当に薄めて作っている。
寒い時期は特にこういうものがあると助かる。
味も、飽きたら「からし」を付けるとまた美味しいものだ。
コツは、こんにゃくは全体をフォークでブスブスと突き刺して味をしみこみやすくすることと、大根を輪切りにして冷凍しておくこと。
冷凍された大根は、繊維が壊れているため、短時間で味がしみこむのだ。
本来のおでんは下茹でしたり下ごしらえが大変だが、これは主食がわりに簡単に作ることを目的としているので、下茹では省いている。いきなり汁に突っ込むのだが、火さえきちんととおっていれば、問題なく美味しく食べることが出来る。
作る際は、多くて3日分位にとどめよう。
おなかが空いている時は、ここにウインナーを放り込むのもおいしい。

次に、お味噌汁に落とし卵。
お味噌汁は前夜の夕食時に多めに作っておく。
翌日は味噌汁を温め、卵を食べたい分だけ、1個でも2個でも割り入れ好みに火を通し、ネギや七味で頂く。
夕食用に作る時、具材は豆腐がオススメだ。
豆腐を多めにいれておくと、翌朝食べる時には、味がよく染みて美味しさがグッと増す。
また、カサ増しになり、お腹も満足だ。
ネギは、一人暮らしの方は面倒に感じると思うが、買って来たその日か翌日位までに一気に4mm幅目安に切って(グチャグチャになっても問題ない。めんどくさがりの方はキッチンばさみでザクザク切ればOK)、
3分の1はタッパーに入れ、残りは保存袋に入れて冷凍庫へ。冷凍したものは、そのまま汁物にパッと散らして使える。ネギが入ると風味が増し、糖質制限が味気なく感じる時に、助けてくれるものだ。

最後に、ヨーグルト。
ヨーグルトは本当に使える子である。
さっと器に注ぎ、ラカントS液状をシャーっと掛けたら出来上がり。
(・・・なのだが、実はラカントSの甘味では物足りない時もあるので、
私は割り切ってパルスイート液体も使い始めた。
これは自己責任で決めて頂きたい。)
朝食だけでなく、夕食後にちょっと物足りない時はヨーグルトに登板してもらおう。


これで朝食は、なんとかなる。
これからも、色々開拓していくつもりだ。
何しろこれから夏が来る。
夏の朝食に何をチョイスしようか、今から楽しみだ。











2017年03月29日

糖質制限を始めたいきさつ(1)

糖質制限をはじめたのは、2017年1月5日。
糖尿病と診断されてから、およそ3年が過ぎていた。

3年ほど前、ある日テレビをみていたら、
「次の6項目のうち当てはまるものはいくつありますか?」
という設問があった。

なにしろ3年前に一瞬見ただけのものなので、細かい項目は覚えていないのだが、
その時私は6項目すべてが当てはまった。
テレビでは「3問以上当てはまる場合は境界型糖尿病のおそれがあるので、病院へ」
との案内があった。
一緒に見ていた娘が、
「病院へいった方がいいよ」と言ってくれたのだが、
そのまま忘れていた。

数週間後だったと思うのだが、
たまたま風邪をひいて熱が出たので、
かかりつけの内科に行った。

ふとテレビのことを思い出し、
ドクターに糖尿病の検査をしてほしい、と頼んだ。
しかし、ドクターは
「え、必要ないでしょ。まさかロカボさんは糖尿じゃないわよ」
との返答。(ちなみにドクターは女医さん。)
「ええ、私もそう思うんですけどね・・・。
 でも気になるので、血液検査お願いしたいんです。」
と頼むと、検査代かかるわよ?と言われたので一瞬ひるんだが、
何かの予感があったのだろうか、
それでもいいからと押し切って検査していただいた。

結果はクロ。
HbA1cが6.0。
境界型どころか、立派な糖尿病だったというわけだ。
その診断結果を聞いたときは、正直、落ち込んだ。

ドクターは
「主食さえ食べなければ、薬を飲まなくてもいいかもしれないかもしれないけど」
と言ったのだが、
私はその言葉を受け入れる余裕がなかった。
「えー、絶対嫌です!
 主食を食べられないなんて、そんなの食事じゃないし」

考えても見てほしい。
ごはん、パン、麺を食べられない生活。
それをすんなり受け入れることができる人が、どれほど居るのだろう。

しかも私は、人一倍炭水化物が大好き。
ある意味、肉や魚が食べられなくても、炭水化物さえあれば我慢できるタイプである。
逆に、どんなにおかずでお腹いっぱいになっても、最後は炭水化物で締めないと、
満足できないのだ。

というわけで、先生の「主食を抜く」という提案をはねつけてしまった。
ドクターも、無理強いはせず、
ではとりあえず薬物療法をやってみましょう、ということになった。
まずはグラクティブ錠25mgを1日1錠。

こうして私の糖尿病ライフが始まった。
たらればになってしまうが、
もしこの時、せめて1日2食だけでも主食を抜いていたら、
もしかしたら今でも「ゆる糖質制限」で過ごせていたのだろうか。
たまには付け合わせのポテトサラダ位は食べれたのだろうか。
もちろん、誰にもわからないのだが。

続きは こちら












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こんにちは!ロカボさんと申します。 2017年1月5日より、手探りで糖質制限を始めました。 3年前に糖尿病(HbA1c6.0)と診断され、投薬治療を始めましたがじわじわと悪化し、2016年12月には7.6になっていたため、一念発起して糖質制限を開始しました!
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