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2024年08月10日

キューバ外務省 ベネズエラ大統領選挙に関与したとするデマを否定

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Radio Habana Cuba、2024年8月10日

ベネズエラの大統領選挙結果を修正する目的で情報科学その他の分野の専門家たちがキューバからベネズエラに渡航していたというのはまったくのデマである、ときょう土曜日(8月10日)、キューバ外務省が 声明を を発した。

コロンビアの元高官フランシスコ・サントスにより捏造された事実無根のこの非難には、証拠が伴っていないが、それはそれらが存在しないからである、と外務省声明は述べている。

「このデマの発信者サントスは、歪曲キャンペーンへの積極的参加と、さまざまな政治スキャンダルへの関与で知られている。2021年12月、コロンビアの武装ゲリラグループのイバン・マルケス司令官がキューバに滞在している、とでっち上げたが、現実によって断固否定された」、と外務省は述べた。

ベネズエラでの選挙において対立候補が獲得した結果の責任がキューバにあるとする、デマ母体の政治的動機の構築は、キューバに関する歪曲キャンペーンに伝統的に参加している人びとによって真実として受け入れられている、と声明は説明している。


キューバTV(2024年8月10日)

Cancillería: Cuba no es responsable de resultados de elecciones presidenciales en Venezuela
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/362490-cancilleria-cuba-no-es-responsable-de-resultados-de-elecciones-presidenciales-en-venezuela
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2024年08月09日

キューバ 核廃絶へのコミットメントを改めて表明 大使館員2名が長崎平和祈念式典出席

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Radio Habana Cuba、2024年8月9日、 Prensa Latina

駐日キューバ大使館のダイロン・オヘダ通商担当はきょう金曜日(8月9日)、平和の擁護と核兵器のない世界に向けたキューバ政府のコミットメントを改めて表明した。

長崎で開催された原水爆禁止世界大会のなかで、同外交官は、核軍縮はあらゆる政治的・政府の取り組みにおいて「最大の優先事項」の一つとして維持されなければならない、と述べた。

オヘダ外交官は、軍縮、不拡散、軍備管理の多国間構造の一環として、「核兵器禁止条約」の普遍化と制度化に向けた努力を倍増するよう、国際社会に求めた。

同外交官はまた、平和と核軍縮のあくなき闘士であったキューバ革命の指導者フィデル・カストロ・ルス(1926-2016)の人道的思想を強調した。

米国による長崎への爆撃(1945年8月9日)の犠牲者を追悼する式典の一つ、「平和式典」には、キューバ大使館の通商担当で第三書記官のジョセリン・カバーニャスも出席した。

また、現地や日本国内の当局者たちや、日本社会のさまざまなセクターの代表者たち、とりわけ「ヒバクシャ」(この虐殺の生き残った人びとにつけられた名称)たちも出席した。

これに先立ち、このキューバ代表者二人は、平和公園(爆撃中心地)で長崎の犠牲者へ献花し、1988年にキューバが寄贈したモニュメント「太陽と鶴」を訪れた。

寄贈以来、この作品はキューバと日本の国民間の平和と友好の象徴である。


キューバTV(2024年8月9日)

Cuba ratifica en Japón compromiso con la defensa de la paz
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/362423-cuba-ratifica-en-japon-compromiso-con-la-defensa-de-la-paz
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ハバナの電動三輪車サービス 8月15日より10ペソに値上げ

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Granma、2024年8月9日、Susana Antón Rodriguez記者

ハバナ運輸総局(DGTH)は、路線旅客輸送サービスを提供している電動三輪車のハバナでの料金を8月15日より10CUPとする、と発表した。

ハバナでの同サービス料金は、その運行開始当初から、他県での10ペソとは異なり、4ペソに定められていた。そのため、ハバナでの料金は現在このサービスの費用をカバーしておらず、これを維持するのが不可能となっている。

「このサービスの収入は、自営業者である運転手の給与や、車体の補修やメンテナンス、およびリース料金や税金の支払いに充てられている」、とDGTHは強調している。

このサービスはハバナで2020年に始まり、首都では118台の三輪車が確保され、8都市(ボジェーロス、プラヤ、マリアナオ、セントロ・ハバナ、ハバナ・ビエハ、セロ、プラサ、グアナバコア)内で15ルートが運行されており、国内の7他県とイスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治区に拡大していくための試験的サービスとして機能し、より多くの住民にさらに貢献をしている、とDGTHは報告している。

DGTHは、今回の変更によって生じうる不便さを謝罪するとともに、このほかの国営交通の旅客サービス料金(ガジェセ、トランスメトロ、エスコラーレス)については料金に変更が生じないことを確約している。

Modifican tarifas del servicio en ruta de los triciclos eléctricos en La Habana
https://www.granma.cu/cuba/2024-08-09/modifican-tarifas-del-servicio-en-ruta-de-los-triciclos-electricos-en-la-habana-09-08-2024-10-08-08
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2024年08月07日

ユスネイリス・グスマン キューバ女子レスリング初の五輪メダリストに

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ユスネイリス・グスマン、キューバ人女性初のレスリング五輪メダリストになる

Cubadebate、2024年8月7日、Oscar Figueredo Reinaldo記者(文)、Roberto Morejón Rodríguez記者(写真)

ユスネイリス・グスマンは鍛え上げられた体形で、軽やかに歩く。ときどき人ごみのなかでも気づかれないほどだが、その小さな身長をはるかに上回る偉大さを内心に秘めている。

自身の誕生日の前日、この若きキューバ人女性は、準決勝での相手だったインドのビネシュ・フォガトが体重超過のため失格となったあと、キューバの女子レスリングで初の五輪メダリストになるという歴史的快挙を成し遂げた。

戦いに恐れはなかった。彼女の目の前にはサラ・ヒルダーブラントがおり、この米国人選手が世界選手権で何度もメダルを取っており、五輪で表彰台に上がることがどういうことかも知っていることを考慮すれば、ひじょうに厳しい試合になった。

ヒルダーブラントは、2023年5月のブエノスアイレスで開催されたレスリングパンアメリカン大会ですでにグスマンを破っていた。その大会では、10対0の圧倒的勝利をあげ、そのあと判定で3勝して最も高い表彰台に上った。一方、グスマンは3位に終わっていた。

しかし「ラ・チキ」(グスマンの愛称)は祝う。今回はヒルダーブラントの3対0という結果で、五輪メダルを獲得するという夢を達成した。「わたしはすでにパンアメリカンと中米選手権のメダルを取っており、これらもまた私の人生の目標だったけど、いまは五輪メダルを取るために全力を集中している」、と数か月前にグスマンは語っていた。

2023年のパンアメリカン選手権サンティアゴ・デ・チリ大会の王者グスマンは、準決勝でリトアニアのGabija Dilyteに10対0で判定勝ちした。2度の後ろ投げと、3度のローリングによって、キューバの小柄な女子選手はマットの上での偉大さを見せ、メダル争いに進出した。

大会公式サイトによると、その前の今大会初戦でグスマンは、ベスト8決定戦の試合で、トルコの Evin Demirhanに7対6で勝利した。

「今回は私の2回目の五輪だ。東京五輪では残念ながら初戦で負けて、敗者復活戦に回ったが、銅メダルに届かなかった。今回、この結果を上回るという気持ちでやってきた。銅メダルを争う用意ができていたが、今朝、金メダルを争うことになるというニュースが飛び込んできた。これは衝撃的で、同時にとても感動的だった。メダルを目指して全力を出した」、とグスマンは説明した。

「コーチのフェリベルトからはいつも、必死にあきらめず、力強く、ベストを尽くすよう言われていた。相手選手は五輪経験を持つ高いレベルにあるとわかっていたが、自分自身を信じて戦った。ひとは決して満足はしないものだが、きょう言った通り、われわれはキューバ女子レスリングにとっての歴史を成し遂げた。私にとって個人的にはこれは根本的変化だが、いまだに信じられず、衝撃のさなかにいる」。

「誇りに思うし、もともとわたしは陽気で満足する人間だが、今回の結果で私はさらに謙虚にならなければならない。キューバ人女性には、不可能なことはない、と伝えたい。明日は私の誕生日で、これが最良のプレゼントになった」、と新たな五輪メダリストは締めくくった。



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決勝でのユスネイリス・グスマン(右)対サラ・ヒルダーブラント(左)戦


キューバTV 決勝試合後インタビュー(2024年8月8日)


JR 決勝試合後インタビュー


JR 準決勝試合後インタビュー


キューバTV 予選試合後インタビュー


決勝戦 ユスネイリス・グスマン対サラ・ヒルダーブラント


準決勝 ユスネイリス・グスマン対ビネシュ・フォガト

Plata para Yusneilys Guzmán, la primera medallista olímpica de la lucha femenina cubana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/08/07/plata-para-yusneilys-guzman-la-primera-medallista-olimpica-de-la-lucha-femenina-cubana/
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2024年08月06日

ミハイン・ロペス 五輪史上初の五連覇達成

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Radio Habana Cuba、2024年8月6日

スポーツ界は彼の足元にふたたびふれ伏した。ミハイン・ロペスは、五輪の歴史上、同一個人種目で誰も成し遂げたことのない、5個目の金メダルを獲得し、オリンポスの神々との場所を確保した。

42歳近いロペスは、時をあざけ笑い、相手選手を圧倒し続けた。レスリングのマット上で彼を転がす者はいない。

火曜日(8月6日)、シャン・ド・マルス・アリーナの会場は満員で締め切られた。誰も「戦士の物語」を見逃したくなかった。IOC会長までが、時間ちょうどにマット足元の特等席を占めた。彼もまた、スーパーチャンピオンに敬意を表したかったのだ。

ファンは彼を愛し、「ロペス、ロペス、ロペス」と叫んでいた。ハビエル・ソトマヨールやアナ・フィデリア・キロースといったスターたちが、観客席から、キューバ代表団メンバーたちとともに彼を応援した。

キューバ西部の農村エラドゥーラの彼の自宅では、彼の愛する母親を含む100人ほどの人びとが、マット上を彼とともに押し進んだ。キューバ全体も、世界の数えきれない人びとも、同じ気持ちだった。

王立アカデミーは、銀河系唯一の、おそらく再現不可能な偉業を成し遂げた、この男に向けた新たな形容詞を作る必要があるだろう。

チリに帰化したキューバ人選手ヤスマニ・アコスタとの決勝戦の6対0という結果は、皆の予想を裏付けただけだった。彼の5個目の金メダルであり、パリ五輪2024でのキューバ初の、もっとも予想された金メダル。ヤスマニ以前には、さらに若い3人のライバル選手たちを倒した。そのなかにいた優勝候補だったイランの世界選手権王者ミルザザデフは彼から1ポイントを奪った。

今回の歴史的5個目のメダルは、2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオ、2020年東京でのメダルに加わる。

時間に挑み続けるのは不可能だと考える人もいたが、ミハインは挑戦を受け入れ、忘れがたき父の死などの苦しいときを乗り越え、これまでにないトレーニングを重ね、歴史を拡大し続けることを約束した。

そうしてパリでその約束を守り、皆との、とりわけ彼自身との約束を成し遂げた。犠牲、個性、献身、巨大な力などによって、この頑丈なキューバ人は永遠に自身の名を刻んだ。

彼が感動の涙を流したかどうかはわからないが、汗がその人間性を包み、勝利のあとはただ微笑むだけであった。

そのすぐあと、彼の愛するコーチ、ラウル・トルヒージョへの恒例の放り上げがあり、エクトル・ミリアンを肩に担ぎあげ、ドクターのガインサを抱擁した。それから観客に何度も感謝を表明し、たくさんの写真撮影をプレゼントし、マットに口づけし、自身の歴史的シューズをリング中央に置いた。

こうして彼は永遠と思われた長きスポーツキャリアを封印した。オリンポスの神々のひとりがここに歴史を作ったのである。


決勝戦 ミハイン・ロペス対ヤスマニ・アコスタ


試合後インタビュー

Mijaín López, leyenda, único: cinco oros olímpicos
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/362171-mijain-lopez-leyenda-unico-cinco-oros-olimpicos
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2024年08月03日

ベネズエラに関する政治的メディア操作がキューバを誹謗中傷

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Cubadebate、2024年8月3日、 キューバ外務省

キューバ共和国外務省コミュニケ

ベネズエラについての政治的メディア操作がキューバに誹謗中傷を押し付けようとしている

2024年7月31日付のキューバ外務省の宣言は、ベネズエラの国民が、帝国主義によるハラスメント、外部からの干渉、寡頭勢力とその代表者たちによる日和見主義的な攻撃にくわえて、政治的メディア操作に直面していることを糾弾した。

キューバ・ジャーナリスト連合会長は同日、声明で、ベネズエラ・ボリーバル共和国に対するハラスメントとメディア操作のキャンペーンが再び勃発した、と警告した。

政治的メディア操作の一環として、キューバを誹謗中傷する試みが行われるのに時間はかからなかった。

「ディアリオ・デ・ラス・アメリカス」紙のキューバに関する編集方針に沿った粗雑な捏造に基づき、匿名の情報源を引用し、キューバとベネズエラの間の定期航空便の往来について、7月28日の日曜日以降ベネズエラで起きている出来事に関連した人と文書の異常な動きの疑惑へと、悪意を持って変質させた。

キューバの現実をごまかすキャンペーンで連携している他のメディアやデジタルプラットフォーム上のアカウントは、立ち止まって検証することなく、この中傷を真実と仮定することが予想された。

キューバ民間航空庁当局は、2024年7月28日(日)から8月2日(日)までの間、以前から予定されていた商業便以外のフライトがなかったことを確認している。

ハバナ-カラカス線をカバーするために「トルコ航空から便を借りた」という悪意ある考えは虚偽である。問題のトルコ航空会社は週4便運航している。この路線は毎週月、火、水、土曜日にイスタンブールを出発しているため、デマキャンペーンの一つの軸がほのめかしてるような、緊急輸送や緊急の必要性をカバーするために特別にチャーターされた航空機というのはなかった。

この路線がカラカスに立ち寄るのは、管轄区のサービス、燃料、乗客の受け入れのためである。7月29日、TK183便B789型機は、ハバナを12:55に出発し、カラカスに16:10に到着した。7月30日にはTK195便は、B789型機でハバナ−カラカス間を同時刻に、7月31日にはTK183便は、B789型機でハバナ-カラカス間を同旅程で運航した。

コンビアサ航空は、週3便でカラカス-ハバナ-マナグア-ハバナ-カラカスの定期路線を運航した。今週は、ハバナ-カラカス間を以下のように運航した: 7月30日、VCV3493便A342機がハバナを05:30に出発し、カラカスに08:30に到着した。8月1日、VCV3497便航空機A342は、ハバナを05:30に出発し、カラカスに08:30に到着した。8月2日(金)、VCV3497便はハバナ発05:30、カラカス着08:30の航空機A342で運航された。

コンビアサ航空は、カラカス-ハバナ-ハバナ-モスクワ-ハバナ-カラカス線を隔週で定期運航している。この路線は金曜日にカラカスから出発する。今週は、7月29日にハバナ-カラカス区間で運航され、機材A346のVCV便がハバナを14:00に出発し、カラカスに17:00に到着した。

8月1日、キューバ航空のCUB314便(機体TU-204)は、サンティアゴ・デ・クーバ-ポルラマール間の定期便を運航し、14:00に出発、16:30にポルラマールに到着した。この便は、キューバの医療協力者を、以前から確立されていた引継ぎと休日の計画に従って輸送した。

この誹謗中傷の嘘のひとつに、この航空機が、ベネズエラ政府指導者を警護・保護するための人員と、新しい選挙記録を印刷するための専門人員を輸送し、一部の医療関係者やキューバ人顧問を、発生していた暴力から身を守るためにキューバに連れ帰った、という推測が含まれていた。

ベネズエラの指導者の安全確保や保護、あるいは選挙プロセスに関連する業務に携わるキューバ人要員は、キューバからベネズエラに渡航していないと断言する。ベネズエラで働くキューバ人協力者が、安全保障上の懸念からキューバに移送されたケースはなく、それどころか、ベネズエラにおけるキューバ人協力者の移動は、通常の計画的な流れが維持されていた。

キューバに関するこうした非難は、キューバがベネズエラに干渉しているというキャンペーンを煽るものである。

2024年8月2日
(キューバ外務省)


キューバTV(2024年8月3日)

Manipulación mediática y política sobre Venezuela intenta imponer calumnias sobre Cuba
http://www.cubadebate.cu/especiales/2024/08/03/manipulacion-mediatica-y-politica-sobre-venezuela-intenta-imponer-calumnias-sobre-cuba/
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2024年08月01日

ベネズエラでのクーデター企てを非難 キューバ

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Cubadebate、2024年8月1日、 キューバ外務省

ベネズエラでクーデターを起こす目的で暴力と不安定化に訴えようとする無責任な試みをキューバは非難する

2024年7月28日(日)、ベネズエラ国民は、ニコラス・マドゥーロ・モロス同志が大統領を継続するよう、その意思を表明し、祖国の平和、独立、自決の擁護を支持することを決定した。

帝国主義のハラスメント、外国からの干渉、政治的メディア操作、寡頭勢力とその代理人の日和見主義的な攻撃に対して、ベズエラ国民は、ウゴ・チャベス・フリアス司令官によって創設された選択肢に対する大多数の支持を維持することを決定した。その選択は、ニコラス・マドゥーロ・モロス大統領、ベネズエラ社会主義統一党(PSUV)とその同盟政党の指導の下で、脅迫と外部からの攻撃に対峙して維持されてきたものである。

最近、ボリーバル主義とチャベス主義の国民は、多くのベネズエラの家族を悲しませた、海外から支援された準軍事組織の暴力、暗殺未遂、傭兵による武力侵攻、何の権限も正統性もない大統領とされる人物の押し付けを打ち破った。ベネズエラは、一方的な強制措置、経済破壊行為、既存の国内秩序を破壊することを目的としたその他の行為に抵抗した。

われわれは、選挙プロセスの公式結果を認めないという口実でもって、国際的なアクターと国内の反対勢力の間で合意され、ベネズエラ国家の権力を無視して、ベネズエラ・ボリーバル共和国の合法的な政府を転覆させる目的で、国家権力に対するクーデターを推進するために、暴力と不安定化の段階に戻るよう、無責任に奨励されていることを糾弾する。

米州機構(OAS)の常任理事会がベネズエラの大統領選挙を分析するために開かれたのは、このような目的のためであった。この機構には、ベネズエラ国民にのみ関係する問題を解決する道徳的・法的権限はない。

OASが、アメリカ帝国主義に奉仕し、この地域の主権国家の内政に干渉し、アメリカ政府の完全な支援のもとに、クーデター、軍事独裁、弾圧、拷問を支持し、推進してきた長い歴史を考えれば、ベネズエラで行われた選挙のような内部の過程がOASで検討される根拠はない。

2019年にベネズエラで起きた暴力事件に積極的に関与し、国民に選ばれることがなかった自称大統領を支持し、同年にボリビアで起きたクーデターを推進したという最近の事件を指摘するだけでも、信用を失墜した事務総長の明白な思想的傾向をもった二重基準によって、現在ワシントンで行われている作戦は評価できない。

米国と一部のOAS加盟国は、ベネズエラ・ボリーバル共和国や他のいかなる国の内政秩序も尊重しない異例のやり方で、7月28日(日)に投票された票の再集計を国際機関の監視の下で行うようベネズエラの選挙当局に求める決議を常任理事会に押し付けようとした。こうした要求は、いかなる国にも行われないものである。

しかしながら、一部の国の威厳ある態度が、この干渉的な文書の採択を妨げた。

ラテンアメリカ・カリブ海地域を平和地帯とする宣言に反対する一部の人々が奨励しているような、ベネズエラでの大規模な紛争は、地域全体にとって予測不可能で非常に否定的な結果をもたらすだろう。2017年7月14日、ラウル・カストロ・ルス革命軍将軍は、「違憲的、暴力的、クーデターのような手段でボリーバル革命とチャベス主義革命を転覆させようとする者は、歴史の前に重大な責任を負うことになる」と警告した。

われわれは、ニコラス・マドゥーロ・モロス同志が率いるボリーバル政府と、英雄的なベネズエラ人民の市民=軍部連合に対するキューバの確固たる支持と連帯を改めて表明するものである。

ハバナ、2024年7月31日


キューバTV(2024年7月31日)

Cuba denuncia intentos irresponsables de producir un golpe en Venezuela
http://www.cubadebate.cu/especiales/2024/08/01/cuba-denuncia-intentos-irresponsables-de-producir-un-golpe-en-venezuela/
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2024年07月31日

「テロ支援国家リスト」からキューバを除外するよう求める123か国の声明 国連人権理事会

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キューバ外務省、2024年7月31日

一方的な「テロ支援国家リスト」からキューバを除外するよう求める123か国の声明

国連人権理事会、スイス、ジュネーブ、2024年6月27日

テロ支援国家とされる国々のリストは、国際連帯を含む国際法の基本原則および絶対的な規範に反するものである。

同リストへの指定が決定される過程は、明確でも、透明性でもない。

これは、食料を得る権利や医療、教育、経済的・社会的権利、生きる権利、生育の権利を含む基本的人権の実現と享受に悪影響を及ぼすものである。

この観点から、われわれ諸国は、テロを支援しているとされる国々のリストからキューバを除外するよう求めるものである。「テロ支援国家」指定の影響は、米国政府により科せられた経済・通商・金融封鎖を強化している。

キューバが同リストに引き続き指定されることで、その威圧的な効果に加え、罰金を恐れる第三国とキューバ間の経済・金融取引が阻害されるため、キューバ経済にとって異常に否定的な結果がもたらされている。また、キューバが、食料品や医薬品、燃料、医療機器、その他の基礎的物資を入手する可能性を妨害しており、その結果として、経済的、社会的、文化的権利の実現が影響を受けている。

国際法に反する一方的な強制措置を科す代わりに、われわれは、共通の課題に取り組み、すべての人のすべての人権を促進・擁護し、持続可能な発展目標を達成するために、国際的な連帯と協力を推し進めなければならない。

(キューバ共和国外務省)


キューバTV(2024年7月31日)

Declaración de 123 países exigiendo la exclusión de Cuba de la Lista Unilateral de Estados supuestamente patrocinadores del Terrorismo
https://cubaminrex.cu/es/declaracion-de-123-paises-exigiendo-la-exclusion-de-cuba-de-la-lista-unilateral-de-estados
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国連人権専門家 米国に対しキューバへの制裁撤廃を要求

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Cubadebate、2024年7月31日、 キューバ外務省

2024年7月30 日、ハバナ

このたび、「一方的な強制措置が人権の享受に及ぼす悪影響に関する特別報告者」および「国際連帯、公正かつ平等な国際秩序に関する独立人権専門家」は米国政府に対し、対キューバ経済封鎖に関するすべての制限を撤廃し、キューバをいわゆる「テロ支援国家リスト」から除外するよう強く求めた。

国連人権高等弁務官事務所のウェブサイトに掲載されたプレスリリース では、テロ支援国家の指定がキューバ国民の生活環境に与えている有害な影響について強調している。

専門家らは、テロ支援国家に指定することは、主権平等や内政不干渉、紛争の平和的解決といった国際法の諸原則に反するものであると認定した。

他の国連専門家らは2024年1月と2月、「対キューバ経済封鎖の影響、恣意的なテロ支援国家指定の人権侵害的な性質に関する報告書」を米国に送付しているが、今回の声明はそれに続くものである。

最近、人権理事会において123の国連加盟国も同様に、この虚偽のリストからキューバを除外するよう米国政府に求めた が、これは米国が対キューバ敵視政策において孤立していることを再確認するものである。

(キューバ共和国外務省)

ONU exige a EEUU eliminar el bloqueo y retirar a Cuba de lista de supuestos Estados patrocinadores del terrorismo
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/07/31/onu-exige-a-eeuu-eliminar-el-bloqueo-y-retirar-a-cuba-de-lista-de-supuestos-estados-patrocinadores-del-terrorismo/
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2024年07月29日

フリオ・セサル・ラ・クルース敗れる しかしキューバは勝った 

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ラ・クルース(右)、ロレン・ベルト・アルフォンソ(左)に敗れる

Cubadebate、2024年7月29日、 Joel García記者

最初の反応は予想されたものだった。判定はどれほど接戦であろうとも、彼は自らを勝者だと思っていた。そのため、手で顔を覆い、目を閉じて、驚きがあった。しかしフリオ・セサル・ラ・クルースはすぐに息を吐き、苦しそうにため息をついて、ロレン・ベルト・アルフォンソを抱擁した。アルフォンソはピナール・デル・リオ出身のキューバ人で、祖国を否定しないスポーツ移民の一人であり、子どものときからフリオはアイドルだった。

12本のロープのなかでの戦いはとても互角な結果だった。最初のラウンドは4-1でラ・クルースに投じられたが、第1ラウンドは基本的に様子見のラウンドであり、ほとんど打撃がなかった。そのあとベルト・アルフォンソは、フリオの右を封じカウンターを放つ、という自身の戦略的計画に従うことになる。彼はこのように行動を合わせ、すべてはリング上の最後の3分間に賭けられた。

ゴングが鳴り、青と赤の伝統的なシャツのあいだで、ジャブ、フック、スウィングの衝突よりも、五輪二連覇王者フリオの目標は、自身のいつものスタイル(ローガードで入り込みパンチ、フェイントに次ぐフェイント)に忠実であることだった。アルフォンソはフリオを知り尽くしていた。というのも彼もキューバ代表チームにいたからであり、それはキューバボクシング学校の育成者の一人である彼のコーチ、ペドロ・ロケも同様であった。

そうしてベルト・アルフォンソは最高のパンチを放ち、当てた。大きなリードやパンチの連発なしに最高の打撃を刻み、最後の180秒が終わったとき、自らを勝者だと感じた。レフェリーが両者をリングの中央に呼び、ふたりは公式アナウンスとともに手をあげるという確信的ポーズを決めた。「判定は3対2で、赤コーナーの、ロレン・ベルト」、というのが公式アナウンスの裁定だった。

そのあとやってきたすべてのことは、フリオ・セサル・ラ・クルース(五輪二連覇、世界選手権5回優勝)の帝国崩壊を意味するどころか、キューバが勝利した、ということを裏付けた。ヨーロッパがいくら悲しもうとも、わが国が五輪と世界選手権の明白な王様であるスポーツで同じ地の二人の息子を五輪で戦わせるというぜいたくを味わえる国は世界でもほとんどない。

フリオのスポーツ選手としての尊厳が、彼に記者たちと向かいあうのをやめさせたが、主将であるという倫理観や、スポーツ倫理の模範として、じきに対応することだろう。今回彼は目標を達成できなかった。おそらく彼の最後の機会であったし、そのため一層つらいことだろうが、試合後の最初のコメントで自分のことではなく「わたしのアイドルであるフリオ」について語り、92kg級で獲得が予想されるメダルを含む今後おこなうことすべてを「キューバ国民に」捧げた相手と戦って敗れたことに誇りを感じていい。

きょう日曜日の最後の教訓は、未来にも向けられた。われわれのスポーツ移民との関係は、より透明性があり、そのつど感情にとらわれないものであるべきだ。彼らはキューバ人で、その大半はわが国の代表チームで教育を受けている。ロレン・ベルト・アルフォンソのような移民は、今回のパリ五輪にはおよそ20人がおり、両親や友人や親族がいる土地に対する憎しみを公言することはほとんどない。

フリオ・セサルとロレン・ベルトの最後の抱擁を私は支持する。つらくもあったが、キューバがこの階級から去らないことに喜んだ。この大会は全員にとってとても困難な五輪である。パスポートではアゼルバイジャン人、スペイン人、ルーマニア人、米国人であろうが、心と魂のキューバ人はつねに私たちを賞讃で満たしてくれるはずである。

これは確かに、これはニュースである。フリオ・セサルが負けた。「ラ・ソンブラ」は三たび太陽を、金を、オリンポスを制覇できなかった。しかしキューバは勝った。これをみなで言い、叫ぼう。これが人生である。

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フリオ・セサル・ラ・クルース(左)、ロレン・ベルト・アルフォンソ(右)と抱擁


フリオ・セサル・ラ・クルース対ロレン・ベルト・アルフォンソ 試合の模様


ロレン・ベルト・アルフォンソ 試合後コメント


両陣営コーチの試合後コメント

París Día 3: Perdió Julio César La Cruz, !ganó Cuba!
http://www.cubadebate.cu/opinion/2024/07/29/paris-dia-3-perdio-julio-cesar-la-cruz-gano-cuba/
posted by vivacuba at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba
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