キューバのミュージシャン、エリアデス・オチョアとクアルテート・パトリアがきょう4月25日、世界でもっとも著名な劇場のひとつである、英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで初めてコンサートを開催する。オチョア本人が記者会見で発表した。
キューバ音楽録音編集会社(EGREM)の施設内にあるドス・アブエロス庭園内で開いた記者会見で、ミュージシャンで作曲家のオチョアと、その妻で総合プロデューサーのグリセル・サンデは、国際的にもっとも有名な会場のひとつでのコンサート開催は大きな目標であり責任であった、と説明した。
このコンサートでは、「エストイ・コモ・ヌンカ」、「エル・カレテーロ」、「エル・クアルト・デ・トゥラ」、「ラグリマス・ネグラス」といったわれわれのベストのレパートリーに加え、忘れがたきコンパイ・セグンドの「チャン・チャン」も披露する、これは欠かせない曲で、いつもファンから要請がある、とエリアデス・オチョアは述べた。
ロイヤル・アルバート・ホールでの1回限りのコンサートのあと、われわれはノルウェー、ハンガリー、スイス、ドイツをめぐるヨーロッパツアーを開始し、そのあとブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのツアーでラテンアメリカを回って、サンティアゴ・デ・クーバのトローバの家に戻ってくる、とカリスマ的アーティストのオチョアは語った。
1871年3月29日に完成したロンドンの壮大な劇場、ロイヤル・アルバート・ホールは、8000の観客席を持つ、世界最大の屋内会場のひとつである。英国ビクトリア女王が夫であるアルバート公を記念し建設を指示した。
記者会見中のエリアデス・オチョア(右)
Eliades Ochoa por primera vez en el Royal Albert Hall
http://www.radiorebelde.cu/noticia/eliades-ochoa-por-primera-vez-royal-albert-hall-20180425/