優勝したキューバチーム
JIT、2019年4月29日、Lisset Isabel Ricardo記者
リカルド・アリアス・パビリオンでのキューバチームの強さは歴然としており、ライバルの5チームにすべて勝ち、ホンジュラスでのNORCECA選手権2018で金メダルを獲得し、今年8月にチュニジアで予定されている世界選手権への出場権を手にいれたその実力を改めて発揮した。
北中米カリブ地区での世界選手権出場権については、すでに出場を決めているキューバと米国のほか、メキシコと、きょうチリを3対1 (25-22、22-25、 25-16、 26-24)で破り銅メダルを獲得したドミニカ共和国 が同地区最後の出場権を手に入れた。
キューバとメキシコの試合では、コーナーのホセ・ミゲル・グティエレス(16得点)とビクトル・アンドレウ(12得点)が両者ともにサービスエース4点をあげるなど王者チームの攻撃陣を先導し、一方、センターのレイニエル・イバルは9得点をあげた、と大会公式サイトは報じている。
メキシコチームでは、ルイス・ダビ・エルナンデスとフランキー・エルナンデスがそれぞれ11得点、9得点をあげ、際立った活躍を見せた。
王者チームはアタックポイント(35対27)、ブロックポイント(11対3)、サービスポイント(9対2)の各部門で相手チームを上回った。
優勝したキューバのマリオ・イスキエルド監督は、「いつも言っているように、オポジットについては、メキシコが他のチームよりも少し高いレベルを見せた。われわれの身体コンディションと選手たちの度胸が優勝する決定的な要因だったと思う」、と語った。
グティエレス、MVPに
キューバ選手は最優秀選手12部門のうち8部門で選ばれ、そのうちホセ・ミゲル・グティエレスはMVPに選ばれた。
ビクトル・アンドレウとグティエレスはもっとも活躍したコーナーアタッカーに、一方、ルイス・ビダル・アジェンとドミニカ共和国のダウィリン・メンデスはブロッカーのポジションで選ばれた。
グティエレスはサービス部門でも最優秀選手になり、同じくチームの同僚エドゥアルド・エルナンデスはオポジットとして、クリスティアン・ソンディケはセッターとして、リカルド・ゴメスはリベロとして、最優秀選手に選ばれた。
プエルト・リコのガブリエル・パントーハはレシーブ部門で、ニカラグアのホルダン・カラカチェーはデフェンス部門、ドミニカ共和国のフイット・エドウアルデは最多得点部門でトップに立った。
キューバTV(2019年4月30日)
キューバ対メキシコ U19決勝戦(2019年4月29日)
Cuba campeón en Copa Panamericana Sub-19 de Voleibol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=113680