JIT、2019年7月31日、Fausto Triana記者(PL特派員)
パンアメリカンリマ大会2019でのここまでの素晴らしい結果は、前回大会覇者のカナダに6対8で敗れたことにより予選ラウンドでの敗退という汚名も永遠に合わせ持つことになる。
しかし、今大会ここまでの内容はそれほど絶望的でもない。きょうの野球選手たちの北米カナダとの接戦の戦いに加えて、5個の金メダル、8個の銀メダル、7個の銅メダルを獲得している。
「(ヨアンニ)ジェラを信頼した。(リバン)モイネロはまだ準備できていなかった。私が間違ったのかもしれない」、とレイ・ビセンテ・アングラーダ監督はPLその他のメディアに対して、結果的に試合を決めることになった5回の状況について語った。
無死満塁の場面で、ほかでもない、2017年までトロント・ブルージェイズの大リーガーだったコナー・パナスを迎えたとき、アングラーダ監督は先発ジェラを続投させた。
カナダチームの4番打者パナスはすでにそれまでの打席で初回に3点本塁打、3回に二塁打を放っていた。
その5回にパナスは情け容赦なく、外野への2点適時打を放った。これも最終的な勝負の決定とはならなかったものの、2011年グアダラハラ大会と2015年トロント大会の覇者カナダのほうに試合は大きく傾いた。
「私は自分の責任を負う。私が間違ったのかもしれない。しかしグラウンドで全力を尽したいと願う選手たちを信頼してやりたいんだ。うまくいかなかったが、われわれが愛する往年のキューバ代表チームに近いひとつのサンプルがきょうは見られた」、とアングラーダ監督は語った。
キューバ代表監督のアングラーダはPLのコメントに対して、打線がひさびさに反応し、試合は全体的に最後まで熱戦だった、と話した。今回の敗退のポイントは、月曜日のコロンビア戦での1対6の予想外の敗北にあった。
キューバを詳しく知るカナダのベテラン監督アーニー・ウィットは会見で相手チームを称賛し、敗退は優勝候補チームに起きうることを認めた。
「私はキューバチームを尊敬している。今回彼らは負けて敗退することになったが、人材と才能を見せつけた。われわれ自身のことでいうと、幸せを感じている。パンアメリカン大会三連覇を目指している」、と述べた。
ラウル・ゴンサーレスとユニオル・イバラの本塁打と、10安打を超える打線がこの試合におけるキューバの収穫であり、カナダチームではキューバの最強の敵となったパナスと、すぐれた救援をしたクリストファー・ラルーが際立った。左腕ライアン・ケロッグが勝利投手になった。
キューバ対カナダ ダイジェスト(開始時間45:09、設定済み)
キューバTV レイ・ビセンテ・アングラーダ監督、試合後インタビュー
Con mejor cara, pero eliminados en béisbol...
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