ミゲル・ディアスカネル議長(中央)
Radio Habana Cuba、2019年9月13日、PL
このようにキューバのミゲル・ディアスカネル議長は昨日(9月12日)、米国による経済商業金融封鎖の再強化と直接結びついたこの事態を分析するために出演したテレビ番組「メサ・レドンダ」において発表した。
ディアスカネル議長は、視察は、マヤベケとハバナの西部両県から始まる、と説明した。
議長はまた、今回のエネルギー情勢に対する政策群発表後の国民の理解に感謝を表明した。
「キューバ国民が表明したこと、その支援、懸念やコメントでの貢献に対して感謝する」、と議長は強調し、キューバは現在の事態に立ち向かうための戦略を持っている、と繰り返した。
議長によると、今回の状況には、国民への基礎サービスへの影響を最小限にし、エネルギーキャリアの節約を促進し、燃料使用を制限するための情勢対策の適用が求められる。
公共交通機関と貨物輸送でのディーゼル消費を優先させることが、現在のエネルギー情勢に対してアレハンドロ・ヒル経済企画大臣によって発表された情勢対策の肝である。
今回の対策にはまた、ある生産グループ(大きな消費者でもある)の経済活動を一時的に減らすことや、その燃料の配分を集中化すること、および公共交通機関を再編することも含まれている、とヒル大臣は述べた。
ヒル大臣は、米国の強制的政策の悪影響を受けたエネルギー状況に立ち向かうために、ディーゼル不足に対する国の停滞を否定した。
既存の資源を食料生産、自営業者の生産ライン、観光分野での需要に集中させるために、セメントや鉄の生産といった産業は活動を減らしていく、とヒル大臣は話した。
エネルギー鉱業省のラウル・ガルシア大臣は同番組において、もうひとつの目的は大きな迷惑となる停電を生じさせないようにすることである、と述べた。
ガルシア大臣は、67機の太陽光発電所が1日の発電量の2.4%を保証すると強調した。
またエドゥアルド・ロドリゲス運輸相は、港湾や空港の操業は保障されていると話し、ピーク時にバスの停留所の混雑解消を手助けするための革命警察との共同の取り組みを強調した。
ミゲル・ディアスカネル議長
メサ・レドンダ ミゲル・ディアスカネル議長出演2日目(2019年9月12日)
キューバTV(2019年9月12日)
Realizan presidente cubano y ministros recorrido por La Habana y Mayabeque ante coyuntura energética
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/201908-realizan-presidente-cubano-y-ministros-recorrido-por-la-habana-y-mayabeque-ante-coyuntura-energetica