2016年8月31日、ジェットブルーのサンタ・クララ便就航を歓迎する水のアーチ
Cubadebate、2019年10月25日
これは、キューバに対する封鎖をエスカレートさせ、バラク・オバマ大統領政権が促進した米国とキューバ間の和解を後退させるための、新たな措置である。
米運輸省は、ジェットブルーとアメリカン航空のサンタ・クララ、オルギン、カマグエイ行き航空便が12月10日から禁止される、と発表した。
この措置は「財務省の要請により」取られた、と当局は声明で述べており、声明では、この措置は45日以内に有効となる、と特定している。
ハバナ行き航空便は米国からキューバへの航空便の大部分を占めており、「合法であり」続ける。今回の措置をとるために選ばれた理由は、米国で禁止されているキューバへの米国人の観光をなくすことである。
しかし、どれだけの人びとが観光目的でこの航空便を利用しているというのか。その多くはキューバの家族を訪問する米国在住のキューバ人である。
米国の外務トップ、マイク・ポンペオ国務長官は運輸省に対して書状で、キューバ政府に対する制裁を強化するために航空便の認可を休止するよう要請した。
米航空会社のキューバの空港9か所への航空便を休止させるという、米国政府のキューバに対する封鎖の新たな措置を、断固として非難する、と キューバのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相はツイッターで声明を発表した 。
ロドリゲス外相は、この措置は「米国の自国民の渡航禁止を強化し、彼らの自由を奪うものである。諸国民間の結びつきを傷つけるものである」、と非難した。
「われわれが譲歩することはない。必ず勝つ」、とロドリゲス・パリージャ外相は述べた。
一方、 キューバ外務省のカルロス・フェルナンデス・デ・コシーオ米国総局長 は、帝国主義が「キューバの揺ぎない抵抗を懲らしめたいという一心で」、キューバの数都市への定期便を攻撃している、と投稿した。
米国政府にとって「家族の交流に支障が出ることは重要ではない」し、不公平な不快感が生まれるのも彼らは気にしていない。「われわれの返答は不変である」、と総局長は締めくくった。
(AP通信およびクーバデバテの情報による)
テレスールTV
EEUU prohibirá todos los vuelos hacia destinos en Cuba, con excepción de La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/10/25/eeuu-prohibira-todos-los-vuelos-hacia-destinos-en-cuba-con-excepcion-de-la-habana/#.XbUvr-j7TIU