フレデリク・セペダ(中央)
Juventud Rebelde、2020年11月26日、Norland Rosendo記者
ハバナのエンリケ・ディアスは、野球規則として認められている安打・四球・死球による出塁数を3984回
達成するまで26シーズンを要した。セペダはこれより3シーズン少ない期間で史上最多記録(下記リスト参照)を更新した。安打と死球の数はディアスより少ないが、ストライクゾーンに来ないボールを見過ごすその名人芸的能力による出塁数が群を抜いており、近々、キューバリーグ史上初の1800四球に到達する見込みである。
セペダは、今季198打席において、51安打、62四球、1死球を記録しており、出塁率(OBP)は全選手中トップ(.576)である。
今回の新記録は11月25日にセペダによってビクトリア・デ・ヒロン球場で達成された。この日は野球場においてもディエゴ・アルマンド・マラドーナの死去のニュースで持ち切りであり、ピナール・デル・リオとの対戦で達成されたこの記録に注目する人はほとんどいなかった。サンクティ・スピリトゥスチームにとってはここ最近あまり良い結果が出ていなかった中立の野球場での試合であった。
通算出塁数の史上ベストテンに含まれる現役選手はセペダのほかにダネル・カストロだけである。カストロは27シーズン目だが疲労の兆候を見せることなく、その打撃は投手陣を冷酷に攻撃し、1三振ごとに1四球の割合で獲得している。
史上最多
フレデリク・セペダ 23年、2107安打、85死球、1795四球、3987出塁
現役選手ランキング
ダネル・カストロ、27年、2246安打、114死球、975四球、3335出塁
ルイス・F・リベラ、25年、1974安打、158死球、918四球、3050出塁
ヨルダニス・サモン、19年、2026安打、147死球、693四球、2866出塁
ユニエル・メンドーサ、22年、2098安打、63死球、641四球、2802出塁
史上ランキング
エンリケ・ディアス、26年、2378安打、165死球、1441四球、3984出塁
アントニオ・ムニョス、24年、2021安打、79死球、1556四球、3656出塁
オマール・リナーレス、20年、2195安打、106死球、1327四球、3628出塁
オレステス・キンデラン、21年、2030安打、185死球、1232四球、3447出塁
*数字は記録専門家ベニグノ・ダキンタによる(木曜日11月26日の試合結果は含まず)
サンクティ・スピリトゥス対ピナール・デル・リオ 完全版(2020年11月25日)
サンクティ・スピリトゥス対ピナール・デル・リオ ダイジェスト(2020年11月25日)
Cepeda, nuevo récord de embasado en Cuba
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2020-11-26/cepeda-nuevo-record-de-embasado-en-cuba