フレデリク・セペダ
Radio Rebelde、2021年5月24日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
サンクティ・スピリトゥス出身の外野手セペダは、国際大会におけるキューバ野球のもっとも卓越した結果として評価されている2006年の第一回WBC準優勝における主役だった。またキューバ野球にとって最後の五輪優勝となっているアテネ大会に出場した代表チームのメンバーでもあった。
現在41歳のセペダは、今回米国で五輪出場権をめざす代表チームの主将に選ばれている。
「このチームに私を選んでくれたことに感謝している。われわれは可能な限り最大の粘り強さを持って奉仕する。得点をあげ、普段通りの守備ができれば、いい結果が出せると思う」
アルマンド・フェレール監督の計画によると、フレデリク・セペダは、5月31日のベネズエラとの初戦では、左翼手か指名打者かで、スターティングメンバーとなる予定である。
「マタンサスでは4週間にわたってすぐれたトレーニングができ、私は今大会に向けて準備万端の状態だ」
キューバは五輪予選の初戦で、大リーグのフロリダ・マーリンズやデトロイト・タイガース、アトランタ・ブレーブス、ワシントン・ナショナルズで14年の経験を持つ右腕投手アニバル・サンチェスと対戦する。
「この偉大な投手をわれわれは研究している。彼は熟練した才能と、世界最高の野球リーグにおける広範な経験を持っている。われわれはベネズエラチームとつねに激戦を繰り広げて、勝ったり負けたりしてきた。」
キューバ代表チームの主将セペダは、スーパーラウンドに進出するためのカギの一つは、チームの統一性と団結であると考えている。
「もっとも重要な力強さというのは、チーム全体でのプレーである。すぐれた投手陣と守備陣を持つチームだと思うし、あとは得点力を発揮できるかどうかだ」
フレデリク・セペダはキューバのファンたちに信頼を要請する。「国民のみなさん、ラインナップには関係なくキューバ代表チームを応援してください。プレーを任せられたときには可能な限り最高のプレーを見せられるよう頑張ります。大事なことはチームが勝つことです。」
代表メンバー発表記者会見でのフレデリク・セペダのコメント(2021年5月21日)
代表メンバー発表記者会見でのフレデリク・セペダのコメント(2021年5月21日)
Frederich Cepeda: Nuestra fortaleza es la unidad (+Audio)
https://www.radiorebelde.cu/noticia/frederich-cepeda-nuestra-fortaleza-es-la-unidad-audio--20210524/