エルネスト・チェ・ゲバラ
Radio Habana Cuba、2021年10月8日、 PL
キューバでは「英雄的ゲリラ」とも呼ばれているチェへの追悼は今回、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックのため、とりわけオンラインによって実施されるが、彼の人生や業績の思い出が会議の中心となり、全国の職場や教育現場においても話題を提供する。
チェが解放に貢献した中部サンタ・クララ県では、チェの亡骸と、彼とともにボリビアでの国際主義的武勲で斃れた戦士たちが眠る霊廟で、伝統的な花の交換がおこなわれる。
きょうから10月28日まで「カミーロ-チェ・デイ」が開催され、69年前に行方不明となったカミーロ・シエンフエゴス司令官も回想される。
医師だったエルネスト・ゲバラは1956年、革命指導者フィデル・カストロやその他の80人のグランマ号遠征隊員たちとともにキューバに上陸し、東部シエラ・マエストラで、フルヘンシオ・バティスタ独裁(1952-1959年)に対するゲリラ戦争を開始した。
1959年1月1日の革命勝利のあとは、国立銀行総裁、農業改革庁工業化局長、工業省大臣だった。
チェは、ラテンアメリカ通信社プレンサ・ラティーナの創設者のひとりであり、このときキューバは、生まれたばかりのキューバ革命に対するメディア攻撃から身を守る必要があった。
外交分野では、さまざまな国際的ミッションの責任者として活動した。
1965年から1967年にかけて、チェはコンゴとボリビアで戦い、ボリビアで捕らえられ、米国の中央情報局(CIA)の指示のもと、ボリビア軍によって殺害された。
キューバTV(2021年10月8日)
Cuba recuerda hoy a Ernesto Che Guevara a 54 años de su muerte
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/273045-cuba-recuerda-hoy-a-ernesto-che-guevara-a-54-anos-de-su-muerte