キューバ、本命のビジターチームに対して善戦
米国代表に0対2で敗れたものの、キューバ代表は戦前の予想を大いにくつがえした。
キューバと米国、両国の監督による積極的評価が、きょう(10月7日)おこなわれたサッカーの対決を締めくくった。FIFAの日に、0対2で敗れたものの、開催国キューバチームの戦術が光った試合だった。
首都ハバナのPedro Marreroスタジアムには両チームを応援する約8000人の観客が集まり、1947年以来の歴史的試合はおこなわれた。
試合前には、教育学者で米副大統領夫人のJill Bidenと、INDER代表のC. Antonio Becaliが、フィールドから両チームに挨拶をした。
試合は予想通り、米国が支配した。CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)地域のトップチームであり、今年のコパ・アメリカ・センテナリオでは4位につけた。しかし、キューバは守りに入らず果敢に攻め、何度も得点を奪う機会を得た。
米国は、2018年のワールドカップロシア大会への出場権を求めてトレーニングしている現在のフォーメーションからの得点が予想されていたが、前半ではスコアボードに得点をかざることができなかった。
後半62分にキューバのゴールキーパーSandy Sánchezがクリアしたところを、Chris Wondolowskiがシュートして先取点をあげた。そしてその9分後、Julian Greenが2点目をあげた。
事前に宣言されていたとおり、必死にプレーし、見せ場もつくった。キューバチームは期待以上のものを発揮し、敗北からは遠く、よい味を残した。
試合後、ドイツ人の米国監督 Jürgen Klinsmannはライバルたちの動きを賞賛し、いかなる本命であれ、相手チームを過小評価してはならないと語った。
この著名な元サッカー選手は、今回の親善試合の機会に感謝し、その試合結果と、何人かの選手をチェックできたことに満足を表現した。
またさらに、今後のさまざまな対戦についてキューバ連盟が関心を持つ場合、その実現可能性に楽観的な見方を示した。
一方、新人監督Raúl Mederosは、さらに練習に邁進することを強調したあとに、何度かあったゴール機会における選手たちの不運については嘆いた。
選手を代表して、Josel Piedraは、今回の試合は彼にとっても他の選手にとってもこのレベルで試合する初の機会だったとして、今後の試合に向けて自信がついた、と語った。
ダイジェスト・スペイン語実況
ダイジェスト・英語実況
Buena cara local ante favoritos visitantes
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=39466
Fútbol: dos goles de EEUU por dos postes de Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/10/07/futbol-dos-goles-de-eeuu-por-dos-postes-de-cuba-fotos-y-video/#.V_pNy-WLTIU