JIT、2023年10月24日、Rudens Tembrás Arcia記者
キューバチームは初戦でコロンビアを4対3で破ったが、その後はベネズエラ戦(5対6)、ブラジル戦(2対4)と連敗し、勢いを失った。ブラジルは無敗で、水曜日に始まるスーパーラウンドに進出する。
アルマンド・ジョンソン監督率いるキューバチームは、ブラジルとの試合での安打はわずか3本の一方、失策を3つも喫した。散漫な打撃と守備により、投手陣の力だけで勝利を確保するのが困難だった。
先発ホセ・ラモン・ロドリーゲスは4回まで1点に抑え、首脳陣はエルリス・カサノバへの継投を選択したが、リードを守ることができなかった。2点を許し、そのあとレンネル・リベロの1失点が加わった。レイモンド・フェゲレロがキューバチームの抑えを担当した。
ブラジルは4投手を登板させ、キューバを6回と7回の2点に抑えた。フェリーペ・マルコンデスは、5回に負傷で降板するまで、好調な先発を記録した。
もちろん、マルコンデスは勝利投手となり、抑えのエリク・パドリーノがセーブをあげた。敗戦投手はホセ・ラモン・ロドリーゲスだった。
「われわれはブラジルを小型なチームと見ていて、勝てると考えていたが、守備が失策を犯し、それが過去の大会での状況とは違った。これが敗戦のもととなったし、相手投手はひじょうに好調で、投球の配置や、スライダーの切れが素晴らしかった」、とジョンソン監督はキューバの報道陣に語った。
「打線は不調だったし、その上、エリスベル・アルエバルエナは出場できなかった。これが状況をより困難にした。きょうは投手陣も良くなかったし、ベネズエラ戦では勝利に向けて得点をあげたが、きょうは投手陣が抑えることができずに勝てなかった。ブラジルがすぐれていた、と言わざるをえない」、とジョンソン監督は話した。
「ブラジルを過小評価していたわけではなく、われわれの偵察活動は順調だったし、選手たちにはこの試合の重要性についてカギとなる試合だと話していたが、それが達成できなかった」、と監督は強調した。
「ホセ・ラモン・ロドリーゲスからエルリス・カサノバへの継投は、投球数によるものだった。われわれは割合で考えており、あの時点でそれに達していた。カサノバで試合を維持することを狙ったが、求められる状態になく、それができなかった」、と話した監督はさらに、試合のカギとなる瞬間にヤディル・ムヒカに代打を送る選択は持たなかった、と説明した。
コロンビアは、きょうの午後、ベネズエラを下し、Bグループの2位に3チームが並んだが、TQB計算で、キューバは有利にならない。
キューバ対ブラジル ハイライト (2023年10月24日)
アルマンド・ジョンソン監督 試合後インタビュー(2023年10月24日)
Derrota ante Brasil comprometió a equipo cubano de beisbol
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