今週月曜日、5月1日の夜明けは、いつものように広場ではじまった。ハバナで60万人、全国では650万人が行進をした。フィデルのいない初めての労働者の日。しかし最高司令官は看板やプラカード、歓声のなかにおり、いつもの行進をさらに特別なものにした。
今回の祭典は、キューバ革命への国民の支持を再確認し、「われわれの強さは団結だ」というメッセージによってリードされた。
党中央委員会政治局委員でありキューバ労働者センター(CTC)事務総長のウリセス・ギラルテ・デ・ナシミエントの開会の辞のあとすぐに開始された行進の先頭に立ったのは、若者たちだった。
ラウルは行進を主宰した。使徒ホセ・マルティ塔のすぐ近くで、キューバ国民が革命原則擁護の声をあげ、コンガのリズムにあわせ歌い、踊る姿を見守った。
行進は1時間半ほど、午前9時を数分過ぎたころまで続けられ、インターナショナルが鳴り響き、ハバナのホセ・マルティ革命広場の正面で行進は終わった。
このキューバの労働者の祭典は、世界各地で差別的な政治と戦っている人々との連帯を表現した。
世界86カ国、349の労働組合組織の1600人以上の外国人がハバナでキューバ国民とともに行進した
キューバのメーデー行進
ウリセル・ギラルテCTC事務総長演説
Fidel, Raúl, los trabajadores y su desfile de Mayo
http://www.cubadebate.cu/fotorreportajes/2017/05/01/fidel-raul-los-trabajadores-y-su-desfile-de-mayo/#.WQeAV9LhDIU