ACN、2017年6月3日、Lian Morales Heredia記者
野球の23歳以下リーグできょう(6月3日)、サンティアゴ・デ・クーバがリーグ初の2回目の優勝(2連覇)を果たした。サンティアゴ・デ・クーバ市のギジェルモン・モンカダ球場でおこなわれた第4期リーグ決勝戦でビジャ・クララを12対6*で下した。
(*ブログ子注:実際は12対7)
同チームのエリベルト・ロサバル*監督は、規律がチームの勝利に結びついた、と強調した。
(*ブログ子注:同監督についてロサバルRosabalという表記はほとんど見当たらず、単なる誤記の可能性がある。正しくはエリベスト・ロサーレス Heriberto Rosales
参考:下記Juventud Rebelde記事のコメント欄2番目参照
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2016-07-18/el-rey-pica/ )
選手たちやコーチ陣が私にとって最大のものであるし、私たちはつねに相手チームへの敬意を持ち続けてきた、とつけくわえた。
きょうの試合で5回から登板し勝利投手となったフロレンシオ・マレターは、試合前に家族からの電話を受けて、うまくやれると感じた、と話した。
「母は、お前ならピンチを乗り切れるはずだ、と言ってくれた」、とこの救援投手は語り、キャリアを支えてくれている妻と娘にも感謝の言葉を送った。
「たくさん仕事をした。私の役目は、満塁や難しい状況のときに登板し、2イニングから3イニングを投げることだ。とても疲れていたが気にしなかった。連覇しなければならなかった。」、とマレターは話した。
同チームの主将、セルヒオ・バルテレミは、「一度王座に着くより再度返り咲くことのほうが難しいが、私はチームをとても信頼していた」、と述べた。
「今回の優勝をオスカル・コラースとウルフリード・ガルシアとも分かち合いたい。両選手は現在海外リーグで活動しているが、その心は私たちと共にある。メダルもとっておく。2人はチームの勝利に向けて皆と同様犠牲を払い、多くの貢献をしてくれた」、と主将は語った。
「"アプラナドーラ"の伝説の復活をわれわれは目指せると思う。この目標に向けてファンにもわれわれを支えてもらいたい。」、と今回のプレーオフで最も活躍したひとりであるこの左翼手は話した。
アプラナドーラとは、1990年代と今世紀初頭において、強大な打撃力をほこったサンティアゴ野球チームの二世代にわたる愛称である。
同チームのレオナルド・キンデラン一塁手は、「きょうの二本塁打は考えていなかった。ただ積極的になることだけを考えていた。そのほうが前日より良くなるに違いないから」、と話した。
「観客が、キンデおまえが決めろ、とか、キンデそこを行け、などと叫ぶとき、私も感情で一杯になるし、ときどき少し緊張したりもする。なぜならそれらの声援はかつて私の父に向けられていたものだから。」
レオナルドの父、オレステス・キンデランは、キューバリーグで487本塁打、キューバ代表として94本塁打を放ち、キューバ野球史上最多本塁打記録を持つ。さらに平均4.03打数ごとに1打点をあげ通算1789打点、長打数は合計853本である。
Santiago de Cuba, campeón nacional de la serie de béisbol sub 23
http://www.acn.cu/deportes/26828-santiago-de-cuba-campeon-nacional-de-la-serie-de-beisbol-sub-23