チェコ共和国のブルノ市での男子バレーボールジュニア世界選手権のキューバ代表チームはきょう(7月2日)ポーランドと決勝で戦い、0対3で敗れたものの、銀メダル獲得という歴史的快挙を成し遂げた。
決勝戦は、1時間ほどの試合で、ポーランドが25-20, 25-10, 25-19とストレート勝ちし、1997年、2003年に続く大会3度目の金メダルを獲得した。
一方キューバチームは1987年、2009年以来3度目の銀メダル獲得となった。1977年にはじまった今大会でキューバは1985年と2005年には銅メダルも獲得している。
また、5位が3回(1989年、1993年、2001年)、6位が1回(1981年)、8位が2回(1991年、2007年)、そして2大会連続の欠場(2011年、2013年)のあとの前回2015年メキシコ大会では13位だった。
きょうの決勝戦で、ここまで無敗のポーランドチームは、二次ラウンドでの対戦結果(25-17, 25-22 , 25-20) と同じくキューバチームに1セットも取らせることなく、今大会を8戦全勝で終えた。
しかし5勝3敗のキューバチームは今大会の目玉チームとなり、ミゲル・ダビ・グティエレスは今試合最多の15得点をあげた。
ミゲル・アンヘル・ロペスは7点、オスニエル・メルガレーホは6点、アドリアン・ゴイデは3点をあげ、一方、ポーランドのBartosz Kwolek とJakub Ziobrowskiはそれぞれ12点、Jakub Kochanowski と Tomasz Fornalはそれぞれ10点をあげた。
キューバは、米国戦(3対0)、トルコ戦(3対2)、イラン戦(3対2)、中国戦(3対1)、ロシア戦(3対1)と5勝し、ロシア戦1度とポーランド戦2度の計3回ストレート負けした。
銅メダルは、ブラジルを3対0(25-16, 25-16, 25-19)で下したロシアが獲得した。
その他の順位決定戦の結果は以下の通り。
5.- イラン3-0中国 (25-19, 25-20, 25-21)
7.- アルゼンチン3-2カナダ (22-25, 30-28, 25-20, 20-25, 15-11)
9.- イタリア3-0トルコ (25-23, 25-20, 25-19)
11.- ウクライナ3-2エジプト (26-24, 25-22, 22-25, 21-25, 15-11)
13.- 日本3-1米国 (23-25, 25-23, 25-15, 25-20)
15.- チェコ3-1モロッコ (19-25, 25-23, 25-19, 25-20).
Cuba plata con actuación histórica
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