Cubadebate、2024年12月24日
マグニチュード6.1の新たな地震が、きょう未明、国の南東部に発生した。国家地震研究センターの報告による。
午前1時0分に感知されたこの地震は、サンティアゴ・デ・クーバ県チビリコ地区の南西35km、深さ9kmの地点で震源が確認された。
報告によると、この地震の揺れは東部5県のほか、カマグエイ県とシエゴ・デ・アビラ県でも感知された。
11月から12月にかけて、キューバのこの地域では、顕著なマグニチュードと大量の余震を伴う3件の地震の被害を受けた。今回の地震は今年137回目の揺れを感知できる地震である。
午前4時10分までに、170回の余震が記録された
全国地震研究所の所長エンリケ・ディエゴ・アランゴ・アリアス博士が、この件について情報を提供する。
・きょう月曜日に発生したマグニチュード6.1の地震は、東部全域と、カマグエイ、シエゴ・デ・アビラで感知された。
・以前の地震で被害を受けていたグランマ県のいくつかの住居で、軽い損害が発生した。
・サンティアゴ・デ・クーバ県グアマー市バブハルで、地滑りの発生が報告されている。
・今回の地震はピロン地震(訳者注:11月10日に起きた地震)の余震ではない。
・午前4時10分までに170回の余震が報告されている。
グランマ公道のバブハルで地滑りと巨石
グアマー市の党委員会カリダニウスカ・チョン・ゲラ第一書記は、地震の強度にもかかわらず、同地区は平静を保っている、と報告した。住民は決められた措置を遵守し、高層階に避難し、安全な地域に移動し、情報提供を受けている。
サンティアゴ・デ・クーバ県のベアトリス・ジョンソン・ウルティア第一書記も、グランマ公道のバブハルで地滑りが発生し、機械でしか除去できない巨石があった、と報告した。
また、グアマー市の病院施設や、グアマーの中心地チビリコの複数地域への視察がおこなわれ、住居の状態が確認されている。
午前6時までに241回の余震が確認され、このうち3回が揺れを感じるものであった。
キューバTV(2024年12月23日)
Nuevo sismo estremece el Oriente de Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/12/23/nuevo-sismo-estremece-el-oriente-de-cuba/