鷲羽岳頂上ですが、暴風雨により視界ゼロです。早々に退散です。
そんな中でもライチョウたちは元気です。天気が悪いほど活発に登山道に現れます。さすがに名前の通りの雷鳥です。
なんとか野口五郎小屋に辿り着きましたが、ちょうど小屋閉めのタイミングでした。挨拶だけ交わし、烏帽子小屋に進むことを伝えます。ドアに取り付けてある温度計は10度を指していました。これは力強い情報でした。暴風雨で体温を奪われますが、10度あれば動いていれば低体温症のリスクは当面ありません。
しかしながら暴風雨には閉口しますね。
烏帽子小屋に向けて尾根を進みます。天候が天候ですが、尾根に続く道は美しく、たまには雲間に絶景も見せてくれます。
烏帽子小屋で悪天候により停滞していた東京の某氏とかなりの時間、雑談してしまいました。いろいろな方が北アルプスを訪れ、楽しい経験をされているのですね。
高瀬ダムの河原まで降りてきました。数日前に流された丸太橋も復旧されラッキーなタイミングで渡れました。
高瀬ダムで待機していたタクシーに飛び乗ります。運転手さんと黒部のお話をしながら楽しく扇沢まで運んでいただきました。雨にだいぶ打たれましたが黒部がさらに好きになりました。大町の温泉でくつろぎ、次のプランでも考えます。
いやいや、すごい3泊4日の山旅でした。ありがとうございました!
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