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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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2025年03月01日

iPhoneで撮影した写真や動画を効率よくバックアップする方法について考えてみる(3)

前回に引き続き、iPhoneからPCに写真や動画をバックアップする手段について模索する話の続きを書きます。

まずはiPhoneからPCに画像を転送する幾つかの方法を調べましたので、それぞれのやり方、メリット、デメリットを考えていこうと思います。
ちなみに、リサーチをする際は以下の条件を設けました。
・USB転送は使わない
→iPhoneのUSB転送規格はいまだにUSB2.0で、通信速度も遅く、PCとの接続も不安定なので今回は有線接続で転送するアプリケーションやサービスは除外しました。
(そもそも安定して通信出来ていたらこんな記事は書いていないです・・・)

・基本的に無料でフル機能が使える事
→ネット検索すると便利そうなアプリケーションが上位の検索結果に出てきますが、どれもこれも有料ソフトの体験版や、機能限定版がほとんどで、完全無料の物はなかなか見つけることが出来なません。
確かに、お金を払うと非常に便利な機能満載で良さげなのですが、月額で料金がかかったりするので、今回はお財布事情と相談し、この手のソフトは除外としました。

この2条件でいろいろリサーチした結果、以下の2つのアプリが良さげな感じでした。
・SendAnywhere
Send Anywhere はファイル転送サービスで、あらゆるタイプやサイズのファイルを無料で無制限に転送することができます。直感的なUIで誰でも簡単かつ安全にファイルをやり取りできるのが特徴です。2012年にサービスを開始し、2022年には世界230カ国で5,000万ダウンロードを達成しました。
メリットはあらゆるプラットフォーム間(Windows、Android、iphone問わず)でデータを無制限、かつ高速でやり取りできるところです。
デメリットはサーバーを経由するのでインターネットへの接続が必須であること、またサーバーを経由するのであまり機密度の高いようなデータを送信するのは控えた方は良いかもしれない。といった所です。
sendanywhere_scr.png
↑SendAnywhere(ブラウザ版)


・Upload Remote
Upload Remote は、クロスプラットフォーム対応のファイル共有アプリです。Windows、Mac、iPhone、Android間で簡単かつ安全にファイルをやり取りすることができます。
メリットはWi-Fi通信を使うので、インターネットが無くても同じ無線LAN内に端末が接続されていれば安全にデータ転送が出来るのと、あらゆるプラットフォームに対応したアプリが用意されているところ、操作がシンプルで分かりやすいところが挙げられます。
デメリットはUIがシンプルな分、大量のデータを扱うための便利機能が無いという所になります。
UploadRemote_UI.png
↑UploadRemoteのUI(Windows版)

という事で、次回からはまずiPhoneからPCへのデータ転送を実際に行ってみて、使用感などをレビューしてみようと思います。

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2024年12月28日

今更iPhone8のバッテリーを交換する話(5)

今回もiPhone8のバッテリーを交換する話の続きです。
前回までで交換作業が完了しましたので、その後の状況について書いてみようと思います。
20241127_232434.jpg
↑バッテリー交換が終わりご機嫌の我が家のiPhone8 64GB ゴールド au

まず、交換してからバッテリーの持ちは格段に良くなりました(当たり前か)
バッテリー最大容量も100%に戻っています。
2024-12-07_22-42-10_000.png

特に今はSIMを入れていなく、サブ用途としての使用なので一日当たり10%も減らないような状態になりました。
そしてこの状況で最も気になる事は、本当にバッテリーの最大容量は上がったのか?という所だと思います。
WindowsPCやAndroid系のスマホだと、標準のユーティリティーなどを使って結構手軽にバッテリー容量を調べることが可能ですが、iPhoneについてはどのように調べていいか分かりませんでした。
AppStoreで公開されていて、手軽に入手できるバッテリーチェックアプリを使った場合も、バッテリーの健全性が相対的なスコアで表示されるだけで、数値的なデータを取ることは出来なさそうな感じでした。
色々と調べてみた結果、iPhoneシリーズは自己診断データの中で常にバッテリー最大容量のログを取っているようで、そのデータを解析することで現在のバッテリー容量を調べることが出来るとの事でした。
今回は スマートクリアバッテリーチェック というサイトでオンラインアプリ的なものがありましたので、それを使って確認することにしました。
アプリのショートカットをこのサイトで追加し、設定→プライバシーとセキュリティー→解析と改善
とメニュー改装を進めていくと、本体の解析データの画面を出すことが出来ます。
ここでAnarytics****から始まるデータを選択し、上記サイトからの手順でデータを解析してみました。
結果・・・
2024-12-15_14-34-41_000.png
↑ちゃんとバッテリー最大容量は増えている様でした。
ただし、Amazonの商品ページで書かれていた容量に対しては若干少なめの数値でした・・・
とはいえ、デフォルトのバッテリー容量から29%増加なので、特に文句は無いかと思います。
ちなみに、バッテリーを交換した直後ではこの数値は表示されないようです。
バッテリーを限界まで使い切り(大体10%以下まで)、そこからフル充電を実施することでバッテリーのキャリブレーションが行われて初めて表示されるようです。
うちのiPhoneも数回充電し、数日経過してからようやく数値が出るようになりました。
という事で、iPhone8のバッテリー交換は一応成功しました。
もうしばらくはAirDropマシンとして活躍してもらおうと思います。

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2024年12月21日

今更iPhone8のバッテリーを交換する話(4)

iPhone8バッテリー交換の話の続きです。
前回までで交換キットを入手するところまで書きましたので、今回は実際の交換作業について書いてみようと思います。
20241127_232434.jpg
↑バッテリー交換の実験台になってしまったiPhone8 64GB ゴールド au版

まずはフロントパネルを止めている充電ポートの横にあるネジを取り外します。
20241207_194812.jpg
↑このネジは穴が五角形なので通常のプラスドライバーでは外すことが出来ません。
付属の工具に専用のドライバーがありましたので、それを使って外しました。
ちなみにどの工具も先端が小さすぎて目視ではなかなか区別が付きにくい感じでした・・・
とっかえひっかえ試してみて、ネジ穴が合うものを見つけながら作業しました。

次に付属の吸盤を使い、フロントパネルを持ち上げ、本体をこじ開けていきます。
フロントパネルと本体の間は強力な防水両面テープで接着されているので、かなり引っ張らないと隙間が出来ませんでした。
付属品の吸盤で一生懸命引っ張っていたところ、吸盤についていた金属のリングがひん曲がってしましました。
20241207_202753.jpg
↑ホームボタン付近のパネルを吸盤で持ち上げるのがオーソドックスな外し方のようです。
吸盤でパネルを持ち上げ、専用のプレートをパネルの隙間に差し込み、隙間を開けたところにもう1枚のプレートを使ってパネルをぐいぐいと持ち上げていくと、フロントパネルが剥がれれてきます。
20241207_203025.jpg
この作業が最も手間取りました。
フロントパネルが外れると、早速中からバッテリーが見えてきます。
20241207_203135.jpg

20241207_203349.jpg
↑フロントパネルを完全に開けたところです。
パネル側と本体の間は数本のフラットケーブルで接続されています。
バッテリーを交換するにはこれらのケーブルをすべて取り外さなくてはいけません。

ちなみに外した部品は以下のようなところです。
20241207_203349_1.jpg
これらの板金部品を外すと、その下にフラットケーブルのコネクターと基板との接続部分が出てくるので、それらを丁寧に外していく必要があります。
そして注意すべきなのは、各部分のネジの長さがバラバラだという事です。
どこのネジをどう外したか、ちゃんとわかるようにしておかないと分解した後に再組立てできないようになるので要注意です。
今回は このサイト を参考に、分解を進めていきました。
ちなみにこのサイトの情報による利、慣れた人であればこのフロントパネルを開けた状態からバッテリーを交換できるらしいですが、初心者はちゃんとフラットケーブルを外して影響のある部品を取り除いた状態で交換作業を行った方が良いらしいです。

本来ならば各工程を写真に収めながら作業をして行きたかったのですが、あまりに細かい作業なのでそこまでの余裕がありませんでした・・・

20241207_203647.jpg

20241207_203744.jpg
↑ケーブルコネクタを押さえているブラケット部品を外しているところ。
内部の部品はほとんどがプラスドライバーで外せました。

ブラケットを取り外した後は、丁寧に基板からケーブルのコネクターを取り外していきました。
20241207_204231.jpg

20241207_204626.jpg
もう片方のケーブルも外していきます。

すると、フロントパネルを完全に取り外すことが出来ました。
20241207_205843.jpg
↑フロントパネルが外れた本体側の状態。
手前側にバッテリーパックが取り付けられています。

バッテリーは強力な粘着テープで固定されているので、4か所にあるテープのストラップを剥がし、水平方向に粘着テープを引っ張りながら剥がしていきました。
・・・が、ここでテープが切れてしまうと、なるべくバッテリーを傷つけないよう工具などを差し込みながらバッテリーを引き?がすことになってしまいます・・・
今回は・・・お察しください・・・

20241207_213024.jpg
↑無事に(?)バッテリーをと外せたら、今度は新しいバッテリーを取り付けていきます。
新しいバッテリーにはあらかじめ最初から粘着テープが付いていますので、フィルムを剥がしてずれないように位置を合わせてバッテリーを取り付けていきます。

ここで一旦フロントパネルのケーブルを本体の基板に接続し、動作確認を行いました。
結果、無事に電源が入り、バッテリー交換は成功したようでした。

バッテリーの動作確認が出来たら、’今度はフロントパネルを戻していく作業に移ります。
注意する点としては、フロントパネルケーブルを本体の基板に取り付ける前に防水テープの貼り付けをしておく必要があるという所です。
20241207_221537.jpg
↑付属の防水テープを本体に張り付けているところ。
防水テープはガイドになっているフィルムに貼りついている状態なので、ガイドの位置合わせをしながら、本体の外枠からテープがずれないように貼り付けていきます。
ちなみにかなり細いテープを細い本体のガイドの上に貼らないといけないので、ずれないように貼るのは非常に難しかったです・・・

20241207_221946.jpg
↑本体側に防水テープのフィルムを貼り付けたところ。
この後、外周にテープを貼り付けて、フィルムを剥がしていきます。

フィルムを剥がした後に、フロントパネルのケーブルを外した逆の手順で取り付け、本体側にフロントパネルをはめ込んでいきます。
20241207_223154.jpg

あとは、充電ポート両側のネジを取り付けて交換作業は完了となりました。

次回は交換後のバッテリー持ち具合やバッテリー容量の実測値の測り方等について書いてみようと思います。




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2024年12月13日

今更iPhone8のバッテリーを交換する話(3)

前回に引き続き、iPhone8のバッテリーを交換する話の続きです。
今回はAmazonで注文したバッテリー交換キットがやってきたので、その現物レビューを行っていこうと思います。

色々なバッテリーキットが売っていましたが、結局はサクラチェッカーの評価が高かった容量UPバージョンのバッテリーを仕入れてみました。
注文すると2日くらいで現物が届きました。
20241201_212545.jpg
↑届いた交換キット。
緩衝材の入った段ボールの中にこのような白いパッケージで送られてきましたが・・・
20241201_212546.jpg
↑なぜかパッケージの箱は凹んでいました・・・
緩衝材のしっかり入った段ボールで送られてきたのに何故でしょうか??
おそらく段ボールに詰め込む前に凹んだ状態で仕入れ先から送られてきた可能性大です・・・

早速箱を開けて中を出してみた所、↓のようなものが入っていました。
20241201_212749.jpg
中身は、交換用バッテリー本体、工具セット(おそらく分解に必要な工具一式)、防水両面テープが同梱されていました。
おそらく交換作業に必要な工具、部品一式が同梱されてくるのが標準のようです。

20241201_212804.jpg
↑バッテリーにはあらかじめ粘着テープが貼り付けられていました。
フィルムを剥がして簡単に取り付けられるようになっているようです。

20241201_212837.jpg
↑同梱のマニュアルには分解交換の方法や、各種iPhoneの内部構造図が記載されていました。
ただし、限られた紙面の面積に図を詰め込んでいるので、しっかり見るには虫眼鏡が必要かもしれません・・・

という事で、バッテリー交換キットのレビューは以上となります。
次回は実際に交換作業の様子などをアップしてみようと思います。

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2024年12月07日

今更iPhone8のバッテリーを交換する話(2)

今更iPhone8のバッテリー交換をする話の続きです。
今回は交換バッテリーの選定について書いてみようと思います。

20241127_232434.jpg
↑今回交換の実験台になってくれることになったiPhone8 64GB ゴールド au 様

前回の記事で互換バッテリーはもともと搭載されていた標準バッテリーから幾分か容量アップしたものが出回っている様な事を書いてしまいましたが、まずはその辺の事実関係について整理してみようと思います。

まず、iPhone8の元々のバッテリ容量は1821mAhです。
ここ最近のAndroido端末は3000〜4500mAhぐらい踏査しているものが主流なので、意外と少ない事に驚くのではないかと思います。
しかしこれでもiPhone8はそれなりにバッテリーを持続することが出来るようです。
その秘訣はというと、健康的な生活・・・ではなく、iPhoneという製品が搭載するCPUとそれ専用に開発されたOSにあるとの事です。
まずiPhoneに搭載されるApple自社製のA**というチップセットのシリーズは独自の技術で開発されており、電力効率が非常に高いという特徴があります。また、OSもそのチップセット専用に開発されているため余計な処理が挟まらず、かなり軽量に動くことが出来ると言われています。
一方Android系の端末はOS上で動くアプリケーションを一旦ネイティブコードというバイナリー形式に変換してから動作させるような構造となっているので、基本的にIOS上で動く条件よりも余計に処理を行わないといけないような仕組みになっているらしいです。理由は同じプログラムを色々なスペックの端末で動作させるため、OSとプログラムの間にVMという中間で動く仮想マシンがハードウェアの差を吸収する仕組みになっているからだとかなんとか・・・だそうです。
なので、iPhoneシリーズは全体的にバッテリー容量が少なくなっていますが、持続時間についてはAndroid系の端末とほぼ同等のレベルで勝負が出来ている。という事らしいです。
では、今回交換しようとしている互換バッテリーはどのくらいの容量になるのか?
購入する前にAmazonで市場調査を行ってみました。
すると、小さいところだと2100mAh、最大ではなんと4500mAhの物も出てきました・・・
2100mAhはまあ何となくiPhone8が発売してからの年数を考えると、そのくらいの容量アップは現実的な気がしました。実際同じサイズ感のiPhoneSE3は2018mAhの容量まで上がっていますし。
ただ、さすがに4500mAhは同じサイズでそこまでの大容量を実現できるものなのか、少し怪しい気がしました。
そこでAmazonでそういう怪しい製品を見極める有効な手段である サクラチェッカー を使って、怪しい製品をフィルタリングすることにしました。
このサクラチェッカーはAmazonの製品ページのURLを貼り付けて内容を分析することで、カスタマーレビューのやらせや品質的な問題の有無を判定してくれるとても便利なサイトで、多くのYouTuberなどが推奨する詐欺商品チェックサイトになります。
判定結果としてはレビューの星の数に対して明らかにサクラ目的で投稿されたレビューを省いた場合、実際にどの程度の星の数の評価なのかを分析して出してくれます。
Amazonで出回っている異様に価格が安い製品や、安いうえにとんでもないスペックの製品を購入する際、ある程度そういう可能性を許容して買うかどうか?などの判断を行う時に使うと便利です。
実際過去の買い物で使ってみましたが、確かにここで評価の高い製品はほぼ間違いない性能を発揮してくれています。ただ、ここでの評価が危険判定でもそこそこ使える製品も時々混ざっているので、あくまでも参考として活用するのが良いのかなというのが個人的な感想です。
sakura_check.png
↑サクラチェッカーを以前購入したモバイルバッテリーに適用した結果です。(参考)
ちゃんとした製品であるならこのように合格点が貰える感じです。

バッテリーも同様に候補を調べてはサクラチェッカーにかけたり、レビューをしっかり読み込んだりして、購入候補を絞り込んでいきました。

ちなみにサクラチェッカーで引っかかる怪しげな製品としては、付属の工具がすぐ壊れて使えない(iPhoneは分解するのに特殊な形状のドライバーが必要だったりするので)、バッテリー容量を偽って表示している。等が多かった気がします。
iPhone8は特殊な工具で分解する必要があるのと、バッテリーを交換するのに本体を開けてしまうと、防水シートを貼りなおさないといけなかったり、バッテリーを接着している粘着テープを貼りなおさないといけなかったりするのですが、最近の交換キットはこれらの部品や工具がセットで付いてくるものがほとんどのようです。



↑一応サクラチェッカーで合格点が出た商品です。本当かどうかは分かりませんが・・・

という感じでサクラチェッカーで合格点が出た中で、レビューを読んでまあ大丈夫そうかなと思った商品をひとつ購入してみました。

次回はバッテリー交換キットの現物レビューや実際の交換作業の様子などを書いていこうと思います。

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2024年11月30日

今更iPhone8のバッテリーを交換する話(1)

今回は手持ちのiPhone8のバッテリーを交換する事になったので、その話を書こうと思います。
現在自分はAndroidのスマートフォンであるGalaxyS23をメインで使っています。
その前は、GakaxyS22、その前はGalaxyS10、その前はXperiaXZ3、そしてさらにその前に使っていたのがiPhone8になります。
実は過去からApple製品にはそこそこ縁があり、スマホが普及する前はガラケー+ポケットwifi+iPodTouchという組み合わせで、いち早くタッチ式のモバイル端末に親しんでいました。
iPodTouchも第2世代、第3世代、第4世代と3代にわたって機種変更し、数年間Appleのデバイスに慣れ親しんだ後に、満を持してiPhone5でスマホデビュー、そこから6sに乗り換えたのですが、海水浴で海水に水没し6sがクラッシュ、その後Android系の端末に興味があったので一旦XperiaXCompactに鞍替えしたのですが、そこからしばらくしてキャリアの乗り換えで一括ゼロ円でiPhone8が出ていたので、再びiPhoneに戻ってきたという流れになります。
iPhone8は非常に完成度の高い端末で、高速なパフォーマンス、操作性抜群、防水性能完備と当時では申し分のない端末でした。
その後再び魔が差して、カスタマイズ性の高いAndroid系の端末に乗り換えたのですが、自分を取り巻く家族親戚が全員iPhoneだったので、エアドロップマシンとして継続的にiPhone8は保有し続けてきました。
ところが近年になり、iPhone8のOSアップデートが終了になり、本体のバッテリーも徐々に劣化が目立ってきました。
そしてついに先日、iPhone8は電源接続なしでは動作出来なくなってしまいました。
現象としては、数時間充電してもずっと20%台から増えず、あるタイミングでいきなりバッテリー残量が100%になるが、充電ケーブルを外すと数秒で画面がブラックアウト、電源をつなぐとリンゴマークの起動画面が表示され、バッテリー0%から再出発みたいな感じになってしまいました・・・
こうなる前に売却を考えていたのですが、意外とAirDropの用途が多く使っていたので手放すタイミングを逃し続け、ちょっと新型のiPhone12あたりに買い替える事も考えましたが、買ってもAirDropにしか使わないので勿体ないな〜と思っていた矢先の出来事でした。
とはいえ、バッテリーがいかれた端末=ジャンク端末なので、ここで売却してもほぼただ同然の値段しか付かないし、何か利用価値が無いかな〜といろいろ考えていたところ、ふと思いつきました。
どうせならバッテリー交換の練習台にしてみては?
今更失敗して壊してもダメージはありませんし、そもそも売っても大した額にもなりません。
そしてバッテリーの交換キットはAmazonとかで2500円前後で売っているようですし、しかも最近のバッテリーキットは標準の容量よりも少し大きくなるようです。
修理屋に頼むと1万円は飛んでいくところを2500円ちょっと払ってバッテリーは復活、なおかつ失敗してもあきらめがつく状況・・・
上手くいけば大容量バッテリー化した強化改造版iPhone8が手に入るという美味しい状況。
これはもうやらない理由が見当たりません。

という事で、次回からはバッテリー交換のやり方や実際に交換作業を行う様子などをアップして行ければと思います。
失敗するかもしれませんが、その時は失敗談としてアップしようと思います・・・
20241127_232434.jpg
↑ついにバッテリーの寿命を迎えた我が家のiPhone8 ゴールド 64GBモデル(au版 実験台)


2023年01月03日

スマホの2年返却プログラムは本当にお得かどうか考えてみる話

昨今のスマホの高性能化に伴い、価格もどんどん高額になってきています。
そんな中、携帯キャリアが比較的安い月額料金で分割払いプランを用意し、MNPや機種変更をやり易くしてくれているような雰囲気で、現在はその契約形態が常態化しているような気がします。

ところが、このプランは2年という周期で定期的に機種変更・新たな2年契約を結んでいく必要があるため、結果的にキャリアからの乗り換えの抑制プランと言われているのも事実です。

そもそも、この2年返却プランは本当にお得なのかどうかも今一つ定かではなく、一部のYoutuberによれば、一括で購入し、自分で売却した方がキャリアの縛りもなくなり、結果的に選択肢が増えるのでお得という話も配信されているようです。

自分が持っているスマホは新機種からは程遠い、2〜3年前のモデルのハイエンド機なのですが、5G非対応とか、CPUパワーが若干心もとなくなってきてる、バッテリーがへたってきている等、徐々に問題が出てきています。
思い切って最新機種に機種変更を行いたいという所でもあるのですが、これらの問題としてどういうやり方が最もお得なのかを見極めてから機種変更に踏み切りたいと思ったりもしています。

そこで、実際に自力で一括購入し、売却を行った場合と、キャリアの2年契約で返却した場合のお金の出入りをシミュレーションし、本当はどっちがお得なのかを検証してみることにしました。

ちなみに現在の機種から変更するのにあたり、第1候補と思っているのはサムスンのGalaxyS22という機種です。
巷の評判では、発熱が凄い、バッテリーの持ちが悪いなどイマイチな評判も聞こえてきますが、昨今のAndroidスマホの中では比較的小型で持ちやすく、軽量であるのにもかかわらずハイエンドのSoCを搭載しているという所が魅力です。

という事で、手始めにau(自分がpovo使ってるから)のGalaxyS22の価格を基に、2年契約でレンタル購入した場合と、一括で購入し、2年後に売却した場合のコストシミュレーションを実施し、どちらがお得なのかを考えてみることにしました。

まずは2年契約で購入した場合についてのコスト計算をしてみました。
プラン名はスマホトクするプログラムといい、購入から24か月目まで月額**円を支払い、25か月目で残りの金額を一括支払いするところを、その時点でスマホをキャリアに返却するとそれ以降の残高の支払いが免除されるという仕組みになっています。
ちなみにプラン改定前のスマホかえとくプログラムだと、キャリア契約が必須でしたが、新しくなったこのスマホ得するプログラムは回線契約なしでもスマホを購入(レンタル?)できるというものらしいです。

という訳で実際に計算をしてみようと思います。

まず、au版のGalaxyS22の一括購入金額は96,365円です。
そして、スマホ得するプログラムを適用すると月額は2,515円になるらしいです。
つまり、支払翌月からの23か月間で発生する機種代金は57,845円なので、その時点でスマホを返却すると38,520円がお得になるという事になります。そこで返却をしないと残高38,520円を再分割し、更に24か月間代金を払い続けることになります。(一括購入と同じ代金を支払う事になります)

次に、一括購入をして自力で売却した場合のコスト計算をしてみました。
この場合、まずは一括払いでスマホを購入した金額から所定の年数で自力でスマホを売却した売値を差し引いた金額を使用月数で割り戻し、月額何円相当のお金が出ていったかを計算してみました。
ちなみに売却金額の推定は中古ショップの買取金額を参考にして設定してみました。
現在の最新機種がGalaxyS22であるならば、2年後の売却金額は現在の2年前のモデルの同一容量の売却金額を使用するという感じです。現在から2年前の機種はGalaxyS20なので、その売却金額を使って計算を行うという感じです。
先程書いた通り、au版のGalaxyS22の一括購入金額96,365円です。
そして2年後の売却金額は推定で35,000円です。
なので、実質負担金額は61,365円になります。
結果としては2年使用後のトータル出金額はキャリアの2年返却プログラムの方が3,520円安くなるという結果になりました・・・
galaxy_S22.png
↑一括購入後、自分で売却を行った場合のシミュレーション結果。年々売却金額は下がっていきますが、月額相当に換算した金額は安くなっていく傾向のようです。
ただ、年数が経過するにつれ、売却時の査定金額が額面通り出るかどうか怪しくなってくるところが懸念事項かと思われます。
一方、スマホ得するプログラムも、返却時点でスマホに明らかな故障が認められた場合は、追加料金22,000円を支払う必要があります。
2年間、スマホを綺麗に大事に使うという条件であればスマホ得するプログラムの方が支出金額は少なく済むという感じです。

では、日本人に大人気のiPhoneの最新機種の場合はどうでしょうか?
こちらについても同じ方法で検証してみました。
まずau版のiPhone14の一括購入金額は146,0640円です。(高い!!)
そして、スマホ得するプログラムを適用すると月額は3,120円になるらしいです。
という事は実質負担金額は2年で71,760円になります

一方、iPhone14を一括購入し、2年後に売却した場合の予測金額は
64,000円です。(iPhone12を参考にしました)
なので、この場合の実質負担金額は76,440円になると予測されます。

結果的にはキャリアの返却プログラムの方が2年のトータル金額は4,880円お得
という予測が立てられます。
iphone14.png
↑iPhone14を一括購入し、所定の年数で売却をした場合のシミュレーション結果。
こちらもGalaxyS22と同じ傾向ですが、iPhoneシリーズは値崩れしにくいようで、年数が経ってもそこそこの金額で売却できるところが強みとなっているようです。
ただし、元々のお値段が高いので、月額換算金額は若干高めになるようです。(当たり前ですが・・・)

つまりは、どの機種を選んでも結果はほぼ同じになるように、キャリア側がうまく価格設定しているというのが見た感じの感想です。(うまく考えているものですね。)
スマホかえとくプログラムは、金額的には自力で購入売却よりはちょっとだけお得、そして2年きっちり返却、壊れてたら金額補填・・・この辺りの条件をどう捉えるかが個人の判断となる気がしました。
お金を数千円だけ余分に払っても、最初から最後までスマホが自分のものになり、なおかつ売却に関する対応や値段交渉も自分で出来る方が良い!という人は思い切って一括購入の方が良いかもしれません。
逆にその辺はすべてキャリアにお任せし、楽に支出を抑えたいという人はキャリアの返却プログラムで購入が良いかと思われます。

また、これとは別に家電量販店で独自の割引で2年返却プログラムを組んでくれている所もありますが、これは確実にお得になる方向ですので、抱き合わせのプランやオプションに注意しながら店舗で選んでみるのも良いかもしれません。最悪の場合2年返却せず25か月目で残高を支払い、買取ってもトータルの支出金額はかなり抑えられるし、そこからの売却も十分出来ると思いますので、そういうキャンペーンを見かけた場合は、是非検討するべきだと思います。
また、中古ショップにも時々最新機種の未使用品が格安で出回っている場合もありますので、そちらの購入もかなりお得になると思います。
iPhoneはSIMフリー端末がキャリアモデルよりも少し安い値段でAppleStoreで出ています。
こちらも同じく検討の余地があるかと思います。

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2021年02月21日

iPhone12+楽天アンリミットでDual-SIMを試す話3

楽天アンリミットを試す話、3回目です。
今回は商品の到着から使用開始、回線の開通後、しばらく使った感想あたりを書こうと思います。

結局あれから妻の回線も別アカウントで申し込み、合計2回線を契約しました。
ちなみに楽天のアカウント1つに対し、無料特典は1回線のみで、2回線目からは2900円/月の料金がかかってきます。
その回避策としては、楽天アカウントをもう一つ用意し、個別に回線を契約するという手があります。
デメリットとしては、支払いが別々になるのと、回線の管理が面倒になるのと、得点で得られる楽天ポイントが分散してしまう事くらいですが、無料特典を得るのであれば妥協できる範囲かなと思いました。

2回線のうち、片方は物理SIMでルーターやPCやスマホで挿し替えながら使用し、もう片方はiiPhpne12でeSIMとして使用することにしました。

という事で、実機は申し込み後、1週間以内で到着しました。(意外に早い)
DSC_0036.JPG
↑届いた楽天モバイル開通セット
SIMカード、マニュアル、ルーターなどなど

早速SIMカードを開封し、ルーターに取り付けて開通を試みました。
ルーターは裏面のカバーがバックリと外れるのですが、結構しっかりとした取り付けなので、力をかけてカバーをはがす必要がありました。
DSC_0041.JPG


DSC_0037.JPG
↑背面カバーを外し、バッテリーを外したところ。
左側にSDカードスロット、右側がSIMスロットになります。
意外にもSIMカードのサイズは標準SIMでした・・・(今時珍しい?)
楽天のSIMカードはマルチSIMなので、好きなサイズに切り抜いて使用可能です。
標準SIMの場合は最も大きい枠で切りぬけばOKです。
それより内側の線で切り抜けばmicro-SIM、nano-SIMでも使えます。
ちなみにnano-SIMサイズに切り抜いた後も、外枠を残していれば、それにはめて標準SIMとして使えました。
DSC_0039.JPG
↑SIMを挿しこんだところ。

SIMを挿しこんだ後は、バッテリーを取り付けてカバーを付け、電源を投入しました。
電源は右側面のボタンを長押しすると入りました。
DSC_0043.JPG
↑電源投入直後の状態、時刻の表示が0行進でしたが、数秒後回線を掴み、タイムサーバーから現在時刻を取得してくれました。
DSC_0044.JPG

ちなみに楽天アンリミット契約のポイント特典を得るには、楽天回線開通後、楽天Linkで10秒以上通話し、SMS送信を1回以上という条件がありますので、手持ちのスマホにSIMカードを挿し替えて、楽天回線のAPN設定、楽天Linkの設定を行いました。

APN設定は付属のスタートアップマニュアルに沿って行ったところ、問題なく設定できました。
楽天Linkはアプリを起動したら楽天アカウントでのログインを求められ、ログイン処理が完了するとSMSによる番号認証が行われます。
電話番号を入力し、SMS送信を行うと、メッセージに認証番号が届きますので、それを入力することで設定完了となります(Lineの番号認証と似ています)
設定後、早速SMSの送信(auのスマホ宛て)と通話(自宅の家電)を行いました。
Screenshot_20210221-102938.jpg
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これで数か月後に5000ポイントゲット?です。

ちなみに、楽天アンリミットは、使い放題の楽天回線を拾わず、わざわざ5GB制限のあるパートナー回線を拾ってしまうという問題があるようですが、実際のところどうなのかについて調べてみました。
確認委はLTE回線状況チェッカーというアプリが楽天からリリースされていますので、それをスマホにインストールして回線チェックを行いました。
結果、我が家は楽天回線をちゃんと拾いました!
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しかもアンテナ強度もMAXなので、我が家付近では楽天回線使い放題が可能という事になりそうです。

が、1時間後、再チェックしたところ・・・
Screenshot_20210206-131330.jpg
パートナー回線に繋がっていました・・・なんでやねん?
楽天回線でも電波強度は問題ないのに、勝手に切り替わる意味が分かりません。
調べてみたところ、今のところこの現象に対する決定的な対策は無いようです・・・
(一部裏技的に楽天のBand3のみを拾う方法もあるようですが、本当に楽天回線が入らない場所に行ってしまうとスマホが使えなくなるので、あえてその設定は行っていません)
電源を入れ直したり、機内モードをON/OFFしたりすることで改善することがあるとサポートに書いていましたが、実際問題のところ、成功率は半分以下でした。

次にiPhone12のeSIMを登録してみました。
契約当初は物理SIMを頼んでいたので、一通り実験や特典ゲットの操作を行った後、my楽天モバイルからSIM再発行手続きでeSIM発行手続きを取りました。
手続きは数分でできました。
手続きが終わると、画面上にeSIMの登録のためのQRコードが表示されますので、iPhoneのeSIM設定画面からこのコードを読ませるだけでeSIMの設定が完了します。
あとはAPNの設定、主、副回線の設定を行うと、iPhone12でauと楽天のデュアルSIM待ち受けモードになりました。
DSC_0049.JPG

楽天アンリミットを数日間使用しましたが、楽天回線とパートナー回線の比率は2:3くらいの割合で繋がっているようです。(楽天回線の方が少ない・・・)
速度的には格安SIMだと通信速度が大幅に低下する昼休みの時間帯も速度は全く低下せず、特に不満なく使えています。
パートナー回線のローミングが終わった後にどうなるかが心配ですが、iPhoneの携帯料金が想定通り下がるかどうか、これから検証していこうと思います。
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2021年02月14日

iPhone12+楽天アンリミットでDual-SIMを試す話2

前回に引き続き、楽天アンリミットを契約し、iPhone12でDual-SIMを試す話です。

SIMロック解除はキャリアのサポートページからワンタッチで出来ました。
昔に比べるとかなり手順は簡略化されてきているような気がします。

次に楽天アンリミットの契約ですが、これが最も手こずりました。
土曜日の昼間に契約をしようとして、 楽天モバイルの申し込みページ にアクセスし、手続きを行いました。
申し込みの流れはざっと以下のような感じでした。

?@プランの選択
→ここは楽天アンリミットしか選べません

?A製品の選択
→自分の場合はSIMのみの申し込みでしたが、実質無料や1円端末の類(ポケットwi-fi、楽天Mini,楽天Hand)のキャンペーンを利用する場合は、ここで同時申し込みを行わないと、特典が適用されませんので、注意です。
一度申し込んで、後でやり直そうとしても、サポートに繋がらず申込内容の修正は困難を極めます(というか事実上不可能)ので、ここはかなり重要です。

?B本人確認書類のアップロード
→免許証や健康保険証(保険証の場合は利用証明の明細書も同時アップが必要)の画像をシステムにアップロードします。もしくは現品受け渡し時の本人確認も選択可能ですが、現物が届くときに在宅しておかないといけないという条件がかなり難しかったので、自分はアップロードを行いました。
ちなみに、回線が混雑しているとこのアップロード操作は何度もやり直す必要があるので、あらかじめ画像ファイルはどこかに保存した上でこの操作をする事を推奨します。

?C受け取り日時指定、電話番号の選択
→次の画面で受け取り希望日の設定、電話番号の選択が行えます。
 ちなみに現在は申し込み殺到につき、受け取り希望日は設定するだけ無駄でした・・・
 電話番号はMNPの場合はここで手続きを行います、新規取得の場合は3番号から選択するか、有料(1000円?)で好きな下四桁の番号を選択できるようですが、これも混雑時はシステムトラブルにより番号指定できない場合もありました。(というか、できませんでした)

?D製品の届け先の入力
→現物をどこに届けるか、住所指定するか、楽天モバイルの店舗受け取りかを選択できます。

?E申込内容の確認、支払い方法の確認
→申し込みプラン内容の詳細情報と、料金を支払うクレジットカードの情報が出てきます。
 確認をすると、重要事項の説明がポップアップされ、数項目に同意すると申し込み完了となります。
 正常に申し込みが完了すると、楽天アカウントに登録したメールアドレスに申し込み完了メールが届きます。

およその申し込みの流れはこんな感じでした・・・が

最初に申し込みを行ったときは?Cの電話番号選択の後、次へボタンをいくら押しても次に進めませんでした。
そしてぼーっとサイトの応答を待っていると、セッションタイムアウトで、最初からやり直しになりました。
気を取り直して最初からやり直し、免許証のアップロード、電話番号選択・・・システムフリーズ
これを4〜5回繰り返しているうちに、システムがダウンし、楽天市場の楽天モバイルにリダイレクトされるようになりました。楽天モバイル楽天市場店では申し込み予約を取るだけしかできず、正式申し込みはできませんでした。そしていくら申し込み手続きを進めようとしても「正式申し込みは後日」のようなメッセージが表示され強制終了になります。どうやらその続きは本申し込みのメールが来てからという事みたいでした。
そして数時間後、本申し込みのメールが来ました。しかしメール本文からリンクで飛んだ先でも身分証明書のアップロードから番号選択、そしてフリーズという流れは変わらず、結局申し込みできませんでした。
その後、何回トライしても申し込みが一向に完了出来ず、ついにその日はギブアップしました。
そして翌日、早朝6時過ぎにダメもとでオンライン手続きを行ったところ、なんと10分以内に申し込み手続きが完了してしまいました・・・
前日の苦労は何だったのか??
システムが混んでいるときと空いている時ではレスポンスがここまで変わるんだなあと感心しながら、その翌日にやってきた本申し込み準備完了メール3通(やけくそで連打したので、3重申し込みになっていた)をキャンセル申請して、ようやく申し込みが完了しました・・・
ここまでの所要時間は2日半でした・・・なかなか大変です。

そして、現物の配送を待つ段階になったのですが、当たり前のごとく、配送希望日には商品は届きませんでした。。。(まあ混んでるし、仕方ないか?)
結局届いたのはこちらが入力した配送希望日の2日後でした。(意外と早かったです)

※ちなみにiPhone12でDual-SIM運用をしようとした場合、楽天モバイルのSIMはeSIMである必要があります。
自分はとりあえず物理SIMとルーターを注文し、色々な機器で試した後にeSIMに変更手続きを行い、最終的にiPhone12をDual-SIM化しました。

今回の話は申し込み手続きの苦労話になってしまいましたが、続きは次回とします。
次回は楽天のSIMをあちこちに挿して遊んだ話と、iPhone12をDual-SIM化した話を書こうと思います。

今日時点で300万回線中250万とか言っていたので、申し込みサイトは相変わらず混雑しているかもしれませんが、なかなか耐え難い状況でした。申し込みが混雑しているので、対応側が明らかにキャパオーバーという印象です。
何とか改善してほしいものですが、この込み具合だと難しいのかもしれませんね・・・
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2021年02月11日

iPhone12+楽天アンリミットでDual-SIMを試す話

昨今話題になっている携帯キャリアの値下げ競争の中で、ひときわ目立つのが楽天アンリミットです。
加入後1年間無料な上に、1年経過した後も通信データ量1GB以下であれば無料、20GB以上は2980円で使い放題と、非常にお得なプランになっています。(回線の問題上厳しい制約はありますが、とりあえず表向きはという事で・・・)
特に加入後1年間は無料で使い放題なので、使い方によっては携帯料金を大幅節約出来る上、通信容量を気にせず屋外でネットし放題という夢のような状況を作り出すことが可能です。(あくまでも1年間の間だけ)
現在我が家はauと契約していますが、春先には格安プランも出てくるのでそっちへの移行を検討中ですが、直近の携帯料金を即座に削減しようとした場合、この楽天アンリミットを活用しない手はない!と思い、現状のキャリアと併用するとどの程度お得かについて試算をしてみました。
結果、auピタッとプランと楽天アンリミットを併用することで最大月3000円の料金節約が可能であることが分かりました。
計算内容は以下の通りです。
通常、auピタッとプランでは、月額最低料金に抑えるためには月の通信容量を1GB以下に抑える必要があります。そして1GBを超過すると段階的に料金が加算されていき、4GBを超えると最高金額の3000円が加算され、7GBを超過すると通信速度制限が入ります。
↓我が家が契約しているauピタッとプランの料金内訳
au_pita.png

↓楽天アンリミットを契約し、データ通信のみ楽天とした場合(1年限定)
au_rakuten.png
このように、楽天アンリミットをうまく活用することで、auの電話料金の最低金額で通信し放題という状態になります。
ただし、これを実現するには以下の条件があります。
?@iPhone12のSIMロックが解除できること
?A自分の活動地域が楽天回線エリアであること

?@については、以前はキャリアでスマホを月額払いで契約した場合、契約開始から101日間経過するまではSIMロック解除できないという制約がありました。我が家のiPhone12は契約後まだ2か月しか経過していませんので、SIMロック解除はできないと思っていました。
しかし、ここ最近ダメもとでキャリアのポータルサイトでSIMロック解除を試みたところ解除が出来てしまいました・・・総務省からSIMロック解除原則禁止令が出ているからなのか、何なのか理由は今一つ不明ですが、とりあえず1番目の条件はクリアです。

?Aについては、楽天モバイルのホームページから、楽天エリアの範囲MAPを調べることができるので、それを参考に自分が行動する範囲がどうなっているかを調べてみました。
結果、自分の住んでいる市内の市街地はほぼ楽天エリアでした。

という事で、我が家の現在の環境であれば、楽天アンリミットを試してみる価値は十分にありそうなことが分かりました。
ただ、ここで一つ思い浮かぶのは、思い切ってauから楽天にMNPしちゃえば1年間は何をやっても完全無料になってさらにお得にならないか?という疑問ではないかと思います。
確かに専用回線のメリットや月額料金のお得さを考えると料金は抑えることは可能だと思います。
しかし、楽天アンリミットの回線は現在整備段階で、楽天回線エリアの中でも専用回線につながらない問題があったりします。まだそこでパートナー回線のauローミングに切り替わってくれればセーフなのですが通信データ量が5GBを超えるとローミング時の通信速度が1Mpbsに制限がされてしまいます。
更にカバーエリアと認定された地域ではauのローミングをやめてしまっている所もあるようで、そんな中、貧弱な楽天回線を拾えなければスマホは完全に使えなくなってしまいます。(実際に起きている話)
そもそも楽天専用回線は障害物に弱い周波数帯(LTEバンド3という帯域)のみしか保有しておらず、奥まった場所に入ってしまうと繋がらないとか、屋内は繋がらないとか、高いところは繋がらないとか、色々とデメリットがあるようなので、まだまだ楽天一本での運用は時期尚早というのが一般的な見解のようです。(だから無料という噂もありますが・・・)

また、通話自体は楽天の方が無料かけ放題(ただし楽天Linkという通話アプリの使用が条件)なので、電話番号を楽天に移して、かけ放題料金も節約という手もありますが、楽天Linkもまだまだ発展途上のシステムなので、不具合報告も散見される上、通話品質も不安定との事で、仕事で携帯を使う場合、今一つ信頼性には欠けそうな感じです。という事で楽天一本化については現在は様子見の状態です。(これもまだ本丸の電話回線をこちらに移すのは時期尚早という判断です。)

ちなみに、巷で言われている最安で最もお得な組み合わせは、楽天の無料通話+auのpovoもしくはUQの繰り越しプランの安定したデータ通信の組み合わせだそうです。ただ、まだこれを実現するにはこれらのプランが開始しないといけませんし、当面はまだ通話や通信品質の信頼性が必要な事、auとの契約変更が面倒くさい事などの諸事情により、まずは安全策という事で、auピタッとプランと楽天アンリミットの回線併用で携帯料金削減にチャレンジしていこうと思います。
次回は、楽天アンリミットを契約し、デュアルSIM運用を開始するまでの流れについてレビューしてみようと思います。
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