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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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2024年05月25日

自分用のモバイルPCを買い替える話(5)

自分用のモバイルPCを買い替える話の続きです。
今回はOnexPlayerX1のベンチマークの結果や使用感について書いていこうと思います。

まずはベンチマーク測定の結果です。
ベンチマークについてはCinebenchとFF15ベンチを回してみました。
まずはCinebenchの結果についてです。
画面は省略・・・

マルチコア:3805
シングルコア:1121
でした
・・・意外と大したこと無い?と思い過去のデータと照合してみたところ
OneMix4の結果が
マルチコア:3511
シングルコア:1219
でした。
最新CPUを搭載しながらまさかのスペックダウンか?
と思いがっかりしていましたが、どうもOnexPlayerX1はユーティリティーソフトでTDPの調整ができることを忘れていました。
Turboボタンを押してTDPの設定を確認したところ、15Wに制限がかかっていました・・・
OneXconsole.png
↑OneXConsoleの画面を開き、TDPを最大の35Wに設定し、再度Cinebenchを回してみました。
結果は
マルチコア:10551
シングルコア:1555
という事で、OneMix4を大幅に上回る結果になりました。特にマルチコアが3倍近くまで伸びています。
一瞬買い物に失敗したかと思いショックを受けかけましたが、一安心です。

同様にFF15ベンチも計測してみました。こちらに関してはGPUの性能の計測が主目的となります。
他のPCと純粋に比較するため、設定はFullHD高画質で計測しました。
結果は・・・
ff15bench_turbo2.png
1912でした。
GTX1050を搭載したMSIのノートPCが1848だったので、InetlArcのグラフィック性能としてはGTX1050を上回っているという事になります。
ついでに外付けGPU(GTX1660ti)を接続して計測したところ・・・
ff15bench_gtx1660ti3.png
結果は5449でした。OneMix4+GTX660tiの結果が5166だったので、CPUの処理速度の影響で若干結果は向上しているようですが、GPUの処理能力の方が影響が大きいようです。
FF15_HIkaku.png
↑FF15ベンチの比較グラフです。

次にゲームを実際にプレイしてみた結果についてです。
時間の都合上Forteniteのみの結果となります。
自動でグラフィックの設定を行い、プレイしたところ40fpsくらいは出ましたが、60fpsまでは出ませんでした。ただし、CPUパワーが高いので、マウス操作への追従性が高く、fpsが低くても快適にプレイできました。
OneMix4の時は30fpsの設定でも瞬間的にカクつくことがありましたが、OneXPlayerではカクつきは発生しませんでした。
fortenite_turbo_mode.png

その他の使用感を以下に列挙していきます。
・キーボードは予想以上に使いやすい
→今回の買い替えで最も懸念されていたキーボードの使い勝手ですが、タイピング感も良く、キーピッチも十分に確保されているので非常に快適でした。
OneMix4のキーボードは打っていると時々タイピングを拾ってくれない事がありましたが、OnexPlayerX1のキーボードは通常の速度でタイピングしていても、タイプ抜けは全く発生しませんでした。
まさにSurfaceのタイプカバーに迫るほどの完成度と言っても過言ではないと思いました。

・英語配列のキーボードは慣れが必要
→OnexPlayerX1のキーボードはゲーミングPCという位置づけなので、キー配置が英語となっています。
記号の入力や日本語入力モードへの切り替えが日本語キーボードと異なるので若干の慣れが必要です。
自分は過去学生時代に英語キーボードのパソコンを使ったことがあったのであまり違和感なく操作できていますが、日本語キーボードしか触ってこなかった人の場合、慣れるまでは操作ミスが出てしまうかもしれません。

・タッチパッドの誤操作がまあまあ発生する。
→キーボードのタッチパッドとパームレストとの段差があまりないので、タイピング中に手の親指の付け根がタッチパッドに触れてしまい、カーソルが飛んで行ってしまう現象がそこそこ頻繁に発生しました。
マウスを使っている時はFn+ESCでタッチパッドを切って作業した方が効率的です。

・やっぱり重たい
→スタンドブラケットとキーボードを付けると1.2kgという事で、その重量感はやはり結構なものでした。OnexPlayerX1を持ってからOneMix4を持つとその重量の差は歴然としていました。
普段の通勤鞄に入れて持ち運ぶにはそれなりの覚悟が必要だなと思いました。

・分厚い
→今まで薄型タブレットや薄型PCに慣れてきているので、OnexPlayerX1の分厚さはかなり気になりました。
分厚い文庫本を持っているような感覚です。

・外付けディスプレイとの相性問題あり?
→USB-Cケーブルを接続し、アイリスオオヤマのモバイルディスプレイを接続したところ、ディスプデイを認識できませんでした。ならばと思い、手持ちのドッキングステーションをつなげてそこからHDMI接続をしても認識はしませんでした。
いろいろ試したところ、モバイルディスプレイにある2つのUSB-Cポートの片方に付属のUSB-PDアダプターで電源供給し、もう片方のUSB-CからOnexPlayerX1にケーブルをつなげたところ、電源込みでディスプレイが認識されました。
グラフィックボードが出たばかりのIntelArcなので、ドッキングステーションやディスプレイとの相性問題が出ているようです。
ちなみにXrealAirをUSB-Cに接続したところ、これはケーブル一本で認識してくれました。
どうやらアイリスオオヤマの外付けディスプレイとOnexPlayerX1の組み合わせだけがNGのようでした。(あと、手持ちのドッキングステーションとの相性も・・・)
長時間作業する場合は電源をつなげながら作業するので良いのですが、コンセントや電源のないところで外付けディスプレイを使えないのはちょっと残念だなと思いました。
今後、InetlArcのグラフィックスドライバーが更新されたりするともしかしたら治るかもしれませんが、それまでは電源供給しながら頑張るしかなさそうな感じです・・・

・処理速度、ゲーミング性能は十分
→ここはさすがのCoreUltra5とIntelArcだなと思いました。
普段使いの作業ではほぼノーストレス、ゲームも外付けGPUを使わなくてもかなり快適にプレイできました。
これ単体で出先でゲームが快適にプレイできるのはかなり大きいなと思いました。
さすがポータブルゲーミングPCを名乗るだけのことはあります。

・生体認証の感度も非常に良い
→最近のノートPCには指紋認証が付いているものが多いですが、感度がイマイチでいくら指を読ませても認証できないものが結構あります。
OneMix4の指紋認証はその中でもかなり優秀な部類でしたが、同様にこのOnexPlayerX1の指紋認証センサーもかなり優秀でした。(ほぼ誤検知なし)
今のところハンズフリーで認証できる顔認証をメインで使っていますが、フロントカメラの顔認証についてもスピーディーな認証ができて、非常に快適です。

総評としては、重量と厚みの部分で持ち運びにの面には若干の課題があり、ハードウェアの相性も気になる部分は数点ありますが、キーボードの使用感や処理速度面では申し分ない完成度ではないかと思いました。
諸々の相性問題は今後のアップデートに期待しつつ、メインPCとして活躍していってもらおうと思います。



2024年05月19日

自分用のモバイルPCを買い替える話(4)

自分用のモバイルPCを買い替える話の4回目です。
前回までで購入する機種の選定を行いましたので、今回は見事時期メインPCに選ばれたOnexPlayerX1の実機レビューに突入したいと思います。

↓見事次期モバイルPC兼メインPCに選ばれたOnexPlayerX1
OneXPlayerX1.jpg

OnexPlayerX1のスペックをおさらいしておきます。
CPU:Core Ultla5-125H (21685)、Core Ultla7(25143)
GPU:Intel Arcグラフィックス (3126)
メモリー:16GB〜
ストレージ:1TB〜
画面サイズ:10.95インチ
画面解像度:‎‎2560x1600
重量:789g(キーボード、ブラケットスタンド込みの場合:1208g)
カメラ:フロントAIカメラ(顔認証対応)
WiFi:EEE802.11a/b/g/n/ac/axデュアルバンド
Bluetooth:Bluetooth5.2
キーボード:英語
サイズ:252×163×13mm(キーボード、ブラケットスタンド装着時:22mm)
インターフェース:MicroSDカードスロット、USB-TypeCx2(USB4)、USB-A×1、イヤフォンジャック、OCULinkポート
センサー:加速度、ジャイロ
スピーカー:ステレオ
生体認証:顔認証+指紋認証
価格:16万円〜

バリエーションとしてはCPUのグレードとストレージの搭載量で数パターンありそうでしたが、お財布事情とそこまでハイスペックすぎるものを購入してもおそらく持て余すので、今回は最低グレードのCoreUltra5搭載の1TBモデルを購入しました。
また、本体だけだとタブレット機能しかないので、キーボードは追加オプションで購入、コントローラーは正直微妙でそたが(ゲームするときはマウス、キーボード派なので)、初回購入特典でキーボードとセットで格安だったので、コントローラもセットで購入してみました。
今後どこでもゲームができるようになるにはコントローラ操作にも慣れておいた方がいい気もしますし・・・
(とはいえ、そこまでヘビーゲーマーでもないのですが)

今回は Onenetbookの公式サイト から購入しましたが、一応amazon経由でも購入できるようです。
そしてCoreUltra5モデルは安くて人気なので、現在売り切れのようです。

という事で、注文後は生産が追い付かないとかでしばらく時間がかかりましたが、先日ようやく現物が届きました。
20240420_125049.jpg
↑届いたパッケージの内容
一番左が専用ガラスフィルム、中央上が専用ハードケース、中央したが専用キーボード、右側の段ボールの箱が本体という感じです。
コントローラーは後日届くようです。

本体の入っている段ボールの中にはさらに専用化粧箱が入っていました。
20240420_125338.jpg

そして専用化粧箱を開けるとタブレット状の本体が出現ました。
20240420_125449.jpg
20240420_125606.jpg
本体を持ち上げると、その下には付属品を入れた小箱がパッケージのスポンジに埋まっていました。
ちなみに付属品BOX以外の部分は上げ底(緩衝材)になっているようです。
20240420_125650.jpg
↑付属品BOXの中身です。専用充電器と充電ケーブルが入っていました。

20240420_125658.jpg
↑専用充電器は100W出力のようです。
やはりゲーミング用途で使うので、大出力に対応しているようです。

20240420_125745.jpg
↑本体です。非常に分厚いタブレットという印象です。画面に張り付けた専用ガラスフィルムは光沢タイプのようですが、ここは好みがわかれるところだと思います。場合によってはノングレアのフィルムに変えてもいいかもしれません。

20240420_125800.jpg
↑本体上面の様子です。左から電源ボタン(指紋認証対応)、音量ボタン、OCULinkポート、Turboキーが配置されています。
OCULinkポートカバーをはがすと、隣にイヤフォンジャックも配置されていました。
有線でヘッドセットなどを使う場合はこのOCULinkのカバーを外さなくてはいけないようです。
右端のTurboボタンは押すことでOneXConsloeという電力その他のコントロールアプリを起動することができ、CPUのTDPの調整やファンの風量調整等を行うことができるようです。

20240420_125806.jpg
↑本体左側面です。USB-4(Thunderbolt対応)ポートが2つ配置されています。
その下にコントローラー接続ポートがありますが、カバーで保護されています。
コントローラを取り付けるときはこのカバーを外して取り付けるようです。

20240420_125837.jpg
↑本体右側面です。
USB-Aポートが一つ配置されています。規格はUSB-3のようです。
その下には反対側と同じくコントローラー取り付け用の接続ポートが付いています。

20240420_125911.jpg
↑本体底面です。
キーボード接続ポートが付いています。
ここに専用キーボードを取り付けるようです。着脱は容易な磁気式のようです。

20240420_125953.jpg
↑スタンドブラケットを取り付けたところです。
スタンドブラケットは磁石で取り付ける方式です。これとキーボードを付けると分厚いSurfaceのような見た目になります。
20240420_130903.jpg
↑電源を入れるとWindows11のセットアップが始まりました。
ここは通常の手順通りセットアップをしていきました。

ちなみにセットアップやアップデートをしていた時の消費電力は80Wを上回っていました。
20240420_135526.jpg

20240420_151853.jpg
↑3つのモバイルPCを並べてみました。左からSurfaceGO2、OnexPlayerX1、OneMix4です。
10インチクラスなので、ほぼ同じくらいのサイズ感です。

20240420_151915.jpg
↑SurfaceGO2とのキーボードの比較です。
キー配列は両方ともノーマルですが、OnexPlayerX1は英語配列になっています。
キーピッチはOnexPlayerX1の方が広めにとられているので、1つ1つのキーは大きめになっていますが、その分タッチパッドのスペースを侵食した結果、タッチパッドはやや小さめとなっているようです。

20240420_151920.jpg
↑OneMix4とのキーボード比較です。
キーピッチは同じくらいになっているようですが、OnexPlayerX1の方が一回り画面サイズが大きいので、キーボードのスペースも十分とれるようになった結果、変則配列を採用しなくてもよくなっているようです。

20240420_152003.jpg
↑同じキーボード着脱方式であるSurfaceGO2と厚みを比べてみました。
OnexPlayerX1の方がスペック盛りだくさんなので、かなり分厚くなっています。
こう見るとSurfaceGO2がいかに薄型設計なのかがわかります。

20240420_152052.jpg
↑3つのPCを重ね合わせたところ。
厚みの差がわかります。

20240420_152112.jpg

20240420_152159.jpg
↑OneMix4との比較です。
本体だけだとOnexPlayerX1の方が薄いですが、キーボード、ブラケットを付けると断然分厚くなってしまうようです。

キーボードのキーピッチも実測してみました。
20240421_112816.jpg
スケールの目盛りを読んだところおよそ18mmはありそうでした。
ノーマルのキーボードが19mmなので、かなり標準キーボードに近い感覚でタイピングができそうです。

およその外観のレビューはこんな感じでした。
次回は実際に動かしてベンチマークを測ってみたり、使用感についてのレビューを行ってみようと思います。



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2024年05月11日

自分用のモバイルPCを買い替える話(3)

自分専用のモバイルPCを買い替える話3回目です。
前回までは買い替える動機をグダグダ書いていましたが、今回は具体的な選定条件を出して候補の選定をしてみようと思います。
前回で出てきた条件はまだまだ抽象的なところもありますので、それに対して具体的な内容まで深堀していこうと思います。
ということで前回列挙した条件に具体的な条件を付け加えていきます。

・CPUはハイエンドクラス
→ハイエンドと言われるとCPUのグレードが高いという意味合いになりますが、グレードの高いCore-i7だとしても省電力モデルなどはあまり処理速度が高くありません。
ということで具体的なCPUスコアなどで明記してみようと思います。
モバイル系のCPUでハイエンドクラスってどのくらいのCPUスコアなのかよく分かっていないので、 PC自由帳 で調べてみました。
感覚的に20000以上あれば今やっているゲームなどは快適に動作しそうな感じだったので、とりあえずCPUスコア20000以上を基準としてみました。

・メモリー搭載量も多い
→ここ最近のOSの動作環境では8GBでも厳しいような状況になってきているので、16GB以上を基準としてみました。

・画面は10インチクラスで持ち運びに便利
→画面サイズが小さすぎると普段使いの作業に使えないので、最低でも10インチ以上としましたが、13インチクラスまで大きくなると逆にコンパクト感が失われてしまうので、上限は11インチ以下としてみました。

・ゲームをするのでGPU性能もそこそこ高め
→OneMix4のIrisXeグラフィックスだと若干パワー不足感がありました。あの時点から年数も経っているのでもう少し上を目指してみても良いのではないかと思いました。
単体でゲーム環境を構築する場合の最低ラインとしてはGTX1050相当の性能以上は欲しいところなので、そこを最低ラインとしてみました。(GTX1050の3DMarkベンチマークスコアは2111との事です。)

・拡張ポート多め(外付けGPUも使いたいので、Thunderboltは対応してほしい)
→外付けGPUや外部ディスプレイを使うので、Thunderbolt対応は最低限必要ということにしました。

・キーボードのタイピング性が良い(少なくともSurfaceGOと同等もしくはそれ以上)
→この辺は選定基準が微妙なところですが、最低限変則配列のキーボードは避けることにしました。
 あとは口コミとかを見てキーボードに関する苦情がない機種を選ぶくらいかなと思いました。

・スピーカー、マイクの性能が実用レベルであること
→SurfaceGOはスピーカー、マイクの性能が良かったので、最低でもステレオスピーカー搭載であることを条件としました。あとは口コミとかを見て・・・(以下同文)

・できれば生体認証は欲しい(指紋か顔)
→ここはそのままです。顔認証もしくは指紋認証、もしくは両方を搭載しているものを選ぶということにしました。

・カメラ付きであること
→タブレット型PCだとフロントとバックにカメラが仕込まれていますが、写真撮影は基本的にスマホを使うので、最低限Webカメラ(フロントカメラ)搭載であることを条件としました。

一応満額の条件は以上となりますが、すべてを満たすようなPCは存在しない可能性が非常に高いので、全項目必須というわけではなく、なんとなくこれらの条件に合いそうなPCを妥協も踏まえてネットなどで検索してみました。結果、以下のようなPCが候補として挙がってきました。

・OneMix5
OneMix5.png
OneNetbookテクノロジーから発売されているOneMix4の後継機種です。
スペックは以下の通りです。
CPU:Core i7-1250U (12576)
GPU:IntelIrisXeGraphigs(96EU)(1589)
メモリー:32GB
ストレージ:1TB/2TB
画面サイズ:10.1インチ
画面解像度:‎2560x1600
重量:979g
カメラ:なし
WiFi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth:Bluetooth5.0
キーボード:日本語(変則配列)
サイズ:232 x 167 x 15mm
インターフェース:MicroSD USB-TypeCx2(Thunderbolt×1、USB3.2×1)、イヤフォンジャック
センサー:加速度、ジャイロ
スピーカー:ステレオ
生体認証:指紋
価格:17.8万円〜

画面のサイズ感はそのままですが、旧モデルに比べるとビジネスツールとしての高級感を意識したデザインに変化しています。本体は本革のカバーと一体化されておりビジネスで持ち運ぶノートや手帳のような外観となっています。タブレットモードにするときも従来機種は画面のヒンジを裏返しに折り曲げるような構造でしたが、OneMix5は画面がキーボード上にスライドするような構造となっているようです。(一昔前のVAIOに同じような方式のモバイルノートPCがありました。かなり高価でしたが・・・)
タブレットモードの時、裏面にキーボードが来ると持った感触がポコポコして今ひとつでしたが、OneMix5はキーボードが裏返らない構造となっているので、ホールド感が良くなっているようです。
スペック面ではストレージ、メモリーはパワーアップしているようですし、CPUも11世代CPUから12世代のCore-i7に進化しています。
ただし、ビジネス用途色を前面に出しているのか、省電力を重視したのかCPUスコアは控えめになっています(普段使いであれば十分すぎるスペックですが・・・)
また、キーボードは相変わらず変則配列となっているようです。



・SurfaceGO4
SurfaceGO4.png
SurfaceGO2の後継機種です。
スペックは以下の通りです。
CPU:IntelProcessor N200(5188)
GPU:IntelUHDGraphics
メモリー:8GB
ストレージ:最大256GB
画面サイズ:10.5インチ
画面解像度:‎1920x1280
重量:757g
カメラ:800万画素/500万画素
WiFi:EEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth:Bluetooth5.1
キーボード:日本語
サイズ:245 x 175 x15mm
インターフェース:MicroSD USB-TypeCx1(USB3.2×1)、イヤフォンジャック、SurfaceConnect
センサー:加速度、ジャイロ、光、磁力計
スピーカー:ステレオ
生体認証:顔認証
価格:14.9万円
一般販売はSurfaceGO3までですが、法人向けモデルとしてSurfaceGo4が発売されています。
基本的に法人向けなので、特別な商流でしか入手できないようですが、なぜかAmazonでは売っていました・・・(むしろこれしか無かった・・・)。
CPUが最近話題の省電力で高性能なIntel N200搭載なので、旧モデルからはかなりパワーアップしています。
外観的にはSurfaceGO2から大きな変化が無いので使い勝手やキーボードの操作性については現状維持ですが、USBポートまわりも現状維持(Thunderboltは非対応)となっています・・・
メモリー搭載量も旧モデルと同じく8GBなので、ヘビーユーザーにとっては若干物足りない感は否めないかもしれません。あくまでも出先の軽作業用途を想定されたスペックであることも変わりないような印象です。



・TenkuMobile S10
tenkuS10.jpg
天空(中国メーカー)から発売されている軽量UMPCです。
スペックは以下の通りです。
CPU:IntelProcessor N100 (5558)
GPU:IntelUHDGraphics
メモリー:16GB
ストレージ:1TB
画面サイズ:10.51インチ
画面解像度:‎1920x1280
重量:920g
カメラ:インカメラ200万画素
WiFi:EEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth:Bluetooth5.2
キーボード:日本語(1か所だけ変則配列)
サイズ:244 x 166 x17.2mm
インターフェース:MicroSD USB-TypeCx2(USB3.1)、イヤフォンジャック
センサー:加速度、ジャイロ
スピーカー:ステレオ
生体認証:なし
価格:8.6万円
最大の特徴は値段がずば抜けて安い割に、メモリーやストレージがしっかり搭載されているところです。
キーボードもキーピッチを17.8mm確保しながら配列は極力ノーマルに近づけている感じですが、1か所だけ変則的な配列の部分があります。ただしタイピングにはほぼ影響がない程度だと思われます。
CPUもIntelN100を搭載しているので、今までのモバイル用途のCPU(CeleronやPentium、Core-mシリーズなど)に比べると処理速度はかなり高くなっているようです。(世代の古いCorei5よりは断然速い)
PC作業に必須となる部分(CPU、メモリー、カメラ、マイク、USB充電など)はしっかりと搭載されているのですが、付加価値的な機能である生体認証やThunderboltポートなどは非搭載となっています。
デザインもアルミの削り出しをベースにスタイリッシュな仕上がりとなっているようです。
ぱっと見た感じ、OneMix4を彷彿させる外観ですが、若干サイズが大きい関係でキーボードなどの使い勝手はこちらの方が良さそうな印象です。CPUパワーが要らないユーザーや周辺機器をあまり使わないユーザーであれば、こちらの方が使いやすいかもしれません。
メーカー側もOneMix4を意識して開発したようで、 メーカーからリンクされているのレビューページ でもOneMix4との比較が掲載されています。



・GPD WinMax2 2023
GPDWinMax2.jpg
天空(中国メーカー)から発売されているポータブルゲーミングPCです。
スペックは以下の通りです。
CPU:AMD Ryzen5 7640U (21316)
GPU:AMD Radeon 760M(2116)
メモリー:16GB
ストレージ:1TB
画面サイズ:10.1インチ
画面解像度:‎‎2560x1600
重量:1005g
カメラ:インカメラ200万画素
WiFi:EEE802.11a/b/g/n/ac/axデュアルバンド
Bluetooth:Bluetooth5.2
キーボード:英語
サイズ:227×160×23mm
インターフェース:SDカードスロット、USB-TypeCx2(USB4、USB3.2各1)、USB-A×2、HDMI、イヤフォンジャック、OCULinkポート
センサー:加速度、ジャイロ、振動モータ
スピーカー:ステレオ(サラウンドサウンド)
生体認証:指紋
価格:13.8万円〜
さすが”ゲーミングPC”を名乗るだけのことがあり、CPU,GPUともにゲーミング用途に十分耐える性能を有しています。
メモリーもストレージも十分な量を搭載していますし、拡張ポートもてんこ盛りです。特に最近のポータブルゲーミングPCで搭載されだしたOCULinkポートも搭載されているようで、別売りの外付けGPUをこの専用ポートで接続することで帯域制限をほぼ受けずに外付けGPUを使うことが可能となっています。
スピーカーも4つ搭載していて、サラウンドサウンドでゲームを楽しむことができますし、生体認証も指紋認証を搭載、そして価格は13万円台〜とコストパフォーマンスもかなり良いという印象です。(実は16GB/1TBモデルはSurfaceGO4よりも安い・・・)
キーボードはゲーミングによくみられる英語配列ですが、変則配列ではないようです。
ただしゲーム用のコントローラが本体と一体化されている関係で、サイズを保つためにタッチパッドがキーボードの奥側の左右のジョイスティックの間に配置されています。普段使いでマウスを使うときは気にならないと思いますが、PC単体でマウスカーソルを操作しながら文字を打つなどの作業をしようとしたときにどうなるかがちょっと心配な気がします。
あとはハイスペックなハードウェアを小さい筐体にぎっしり詰め込んだ関係で重量は1kg超えとなっています。持ち運びの時はそれなりに重量感を感じるかもしれません。
とはいえ、前回の記事で述べた条件をほぼすべてクリアしているので、候補としては有力な部類に入るのではないかと思いました。



・OneXPlayerX1
OneXPlayerX1.jpg
OneMix4と同じメーカーが出しているポータブルゲーミングPCです。
スペックは以下の通りです。
CPU:Core Ultla5-125H (21685)、Core Ultla7(25143)
GPU:Intel Arcグラフィックス (3126)
メモリー:16GB〜
ストレージ:1TB〜
画面サイズ:10.95インチ
画面解像度:‎‎2560x1600
重量:789g(キーボード、ブラケットスタンド込みの場合:1208g)
カメラ:フロントAIカメラ(顔認証対応)
WiFi:EEE802.11a/b/g/n/ac/axデュアルバンド
Bluetooth:Bluetooth5.2
キーボード:英語
サイズ:252×163×13mm(キーボード、ブラケットスタンド装着時:22mm)
インターフェース:MicroSDカードスロット、USB-TypeCx2(USB4)、USB-A×1、イヤフォンジャック、OCULinkポート
センサー:加速度、ジャイロ
スピーカー:ステレオ
生体認証:顔認証+指紋認証
価格:16万円〜
こちらもゲーミングPCを名乗るだけの事はあり、スペックは非常に高いです。
特にこのモデルはIntel系の最新型のCPUであるCoreUltraシリーズを搭載しているのが特徴となります。
グラフィックスも内蔵型IntelArcを搭載しているので、今までのIrisXeグラフィックスよりも高い性能を発揮できるようで、ベンチマークなど度見るとGTX1050を超える数値をたたき出しているようです。
つまり現在やっているゲーム類は設定次第ですが、このPC単体でも十分プレイ可能ということになります。(大体GTX1050でプレイできているので・・・)
また、GPDWinMaxはノートPC形状なのに対し、このOnexPlayerX1は本体がタブレット型になっているようです(つまりSurface系)
メーカーとしては3-in1を売り文句にしているようで、本体単体でタブレットPC、本体両側面に専用コントローラーを接続することでポータブルゲーム機、本体にスタンドとキーボードを付けることでノートPC的な使い方も可能と、すべての場面で活用できるような構想となっています。
実用用途にこだわっているのでキーボードの作りもしっかりしているようで、動画のレビューなどを見ていてもSurface並みの質感であるとの評判のようです。ただしキー配列は英語配列となっています(ゲーミングPC系は大体英語配列・・・)。このキーボードの性能がどこまで普段使いに影響を及ぼすかがポイントとなりそうな気がします。
生体認証も指紋、顔両方対応していたり、インターフェースもUSB-4(Thunderbolt)が2つ付いていたりと、拡張性についても申し分ない仕様となっています。
ただし、こちらもハイスペックな性能を小さい筐体に詰め込んだ結果、重量が重たく厚みも分厚くなっているようです。ちなみにキックスタンド状の着脱式ブラケットスタンドとキーボードを付けたときの重量は1.2kgと候補の中で最も重たいという結果になっています・・・
そして気になる価格ですが、なんとスペックの選び方によってはOneMix5よりも安くなる場合もあるようです。
こちらのモデルについてもGPDWinMaxと同じく、コストパフォーマンスは良いのではないかと思いました。



というわけで、今回の選定候補としては以上となります。
さてこの候補の中で何を選ぶか?という事になりますが、スペックとして基準を満額で満たすのは軒並みポータブルゲーミングPCの系統の機種だったのですが、普段使いの使い勝手を重視した結果、OnexPlayerX1を選ぶことにしました。
キーボード周りや本体の重厚感が気になるところではありますが、おそらく今想定している自分の用途としてはすべてのシーンで活躍してくれるのではないかと期待しています。
次回はOnexPlayerX1の実機レビューをしてみようと思います。

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2024年05月06日

自分用のモバイルPCを買い替える話(2)

自分専用モバイルPCを買い替える話の続きです。
今回は改めて要求スペックの整理と候補の洗い出しを行っていきたいと思います。
ということでまずは現在持っているPCのスペックの確認から行っていこうと思います。

・SurfaceGO2 LTE Advanced
SurfaceGO.png
詳細スペックは以下の通り
CPU:Core m3-8100Y (2893)
GPU:IntelUHDGraphics615(272)
メモリー :8GB
ストレージ:128GB
画面サイズ:10.5インチ
画面解像度:1920x1280
重量:798g
カメラ:800万画素/500万画素
LTE通信:あり
Wi-Fi通信:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth:Bluetooth5.0
タッチパネル:あり
キーボード:日本語
サイズ:245 x 175 x15mm
インターフェース:MicroSD USB-TypeCx1
センサー :加速度、ジャイロ、光、磁力計
スピーカー:ステレオ
認証方式:顔認証
価格:約11万円(定価)
Microsoft謹製タブレットPC、surfaceシリーズの端くれです。
この機種は10.5インチの小型サイズで、どちらかというとメインではなく出先の軽作業に特化したようなスペックとなっています。
タブレットなので顔認証対応のインカメラ、そこそこの画質のアウトカメラを搭載しており、専用タイプカバーを装着することでノートPC的な用途としても使えます。
タイプカバーのキーピッチはフルのキー数を詰め込んでいる関係でボタンも小さくキーピッチも狭目ですが、打鍵感は良く、慣れると非常に快適にタイピングすることができます。
スピーカーもそこそこ良いのを積んでいるので、動画視聴の時も奥行きのある高音質のサウンドが楽しめます。ちなみに自分の持っているモデルはLTE対応なので、SIMカードを挿すことでLTE通信も可能です。
テザリングやWi-Fiルーターを持ち歩かなくても単体でインターネット接続ができるので、場所を選ばず作業をすることができるのも利点の一つですが、あまりこの利点については活用する機会がありませんでした・・・(結局surfaceに専用SIMを挿すよりも、スマホでテザリングしたり、Wi-Fiルーターを使った方がSIMカードを効率的に活用できたので・・・)
不満な点としてはCPUパワーの低さ、メモリー搭載量の少なさ、拡張ポートの少なさといった所が主な点です。
CPUについては省電力のCore-m3を搭載しているので、重たい作業には向かず、電源投入後のOSの立ち上がりもかなり遅く感じますし、ゲームなどの用途には向きません。(設定を落とせばできないことは無いですが・・・)また、ここ最近のWeb会議アプリを使っているとCPUパワーが低く、メモリーも少ないのでアプリを起動した時点でメモリー使用率がぎりぎりになり、ほかのアプリが起動できなくなったり、会議を長時間続けているとCPU負荷が上がりすぎてサーマルスロットリンクが発生し、画面がバグったり、フリーズして操作不能になったりするケースが度々ありました。
拡張ポートもUSB-Cが一つしかないので、USBポートで充電しながら他の周辺機器を使用する際はドッキングステーションを接続するか、専用の充電アダプター(SurfaceConnect対応)を接続する必要がありました。
とまあ、不満点はいくつかありましたが、総じて汎用性が高く、軽作業では抜群のパフォーマンスを発揮してくれるPCであることは間違いないと思います。

・OneMix4 プラチナエディション
20210914_203504.jpg
詳細スペックは以下の通りです。
CPU:Core i7-1160G7 (9183)
GPU:IntelIrisXeGraphigs(96EU)(1589)
メモリー:16GB
ストレージ:512GB
画面サイズ:10.1インチ
画面解像度:2560x1600
重量:750g
カメラ:なし
LTE通信:なし
Wi-Fi通信:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth:Bluetooth5.0
タッチパネル:あり
キーボード:日本語(変則配列)
サイズ:227 x 157 x 17mm
インターフェース:MicroSD USB-TypeCx3
センサー:加速度、ジャイロ
スピーカー:モノラル
認証方式:指紋認証
価格:約17万円
中国のUMPCメーカーであるOneNetbookテクノロジーから発売されている10インチクラスのハイスペックUMPCです。
10インチクラスのノートPCでは珍しくハイエンドのCorei7のCPUを搭載しているのが特徴です。
i7と言っても省電力モデルなので、バッテリーで使ってもそこそこ長時間の使用が可能なので、出先での軽作業に使うことも可能ですし、持ち前のCPUパワーを活かし、自宅内でのメインPCとしての使用にも十分耐えうる性能を持っています。
GPUも内蔵タイプの中では最強クラスのIrisXeを積んでいるので、ゲーム用途としてもそこそこ使えました。
拡張ポートも豊富でUSB-4(Thunderbolt)ポートが2つも搭載されており、外付けGPUから電源、外部ディスプデイなど何でも接続することが可能です。(ちなみにOneMix4の後継機であるOneMix4SやOneMix5ではThunderboltのポート数はこっそり削減されています・・・)
不満な点としては、いろいろな要素を小型なボディーに詰め込もうとした結果、利便性や操作性に若干しわ寄せが来ているという点です。
具体的には、カメラ非搭載であること、オーディオ周りが弱いこと、キーボードが変則配列である点等です。
カメラ非搭載なので、Web会議は音声のみの対応となりますが、プライベートで行うWeb会議はカメラONで顔出し必須であることが多いので、その際はWebカメラを外付けで準備するか、SurfaceGOを使用することになります。ただしSurfaceGOは処理速度の問題があるので結局他のノーマルのノートPCを引っ張り出して会議するなどの対応になることがほとんどでした。
更にWeb会議関係で言うと内蔵マイクも搭載しているので、音声通話は何もつなげずに出来るはず・・・だったんですが、内蔵マイクの集音能力が低く、こちらの声は遠すぎて相手に聞こえない事がほとんどでした。
マイクの搭載場所も外観からは分かりにくく、本体のどちらかの側面に顔を近づけてしゃべるとようやくまともな音声通話ができるというような状況です。
ついでに言うとスピーカーもモノラルで、お世辞にもいい音とは言えないレベルのものでした。
結局内蔵のオーディオ周りの性能は本格的な用途としては不十分なので、ヘッドセットやイヤフォンをを有線もしくはBluetoothで接続することが大前提な印象を受けました。
そしてキーボードについても課題があると思いました。キーピッチは18.5mmと標準キーボードに迫るピッチを確保してくれているので一見打ちやすそうに見えるのですが、無理やりキーピッチを確保しているのでキー配列が変則でなおかつホームポジションが右にずれています。50音のローマ字タイピングはホームポジションを意識することである程度打てるようになりますが、記号や数字の入力はキーを目で探しながらの入力になります。
またキー自体の当たり判定もそこそこ厳しく、しっかりとキーを押してタイプしないとキーが反応しない場合があり、それが原因でミスタイプ(打ったはずの文字が入力されない現象)は結構出てしまいます。それでもしばらく使っているとある程度は慣れでカバーできますが、SurfaceGOに比べるとキーボード周りの使い勝手は一段劣るというのが率直な感想です。
ちなみに普段自宅で作業するときは外付けキーボードを使うことでこの辺のキーボード問題は回避していました。
OneMix4は小型軽量ハイエンドPCとしてはかなり優秀で高機能な機種であることは間違いないのですが、使い勝手にかなり癖があるので、そこをいかに乗りこなすかが課題でした。(というか、それが面白さでもあったのですが・・・)

というわけで、これらの一長一短な2台のPCの役目を1台で担ってくれるようなものはどんなPCなんでしょうか?
それは2台のPCのいいところ取りのスペックを持っているということになります。
つまり。。。
・CPUはハイエンドクラス
・メモリー搭載量も多い
・画面は10インチクラスで持ち運びに便利
・ゲームをするのでGPU性能もそこそこ高め
・拡張ポート多め(外付けGPUも使いたいので、Thunderboltは対応してほしい)
・キーボードのタイピング性が良い(少なくともSurfaceGOと同等もしくはそれ以上)
・スピーカー、マイクの性能が実用レベルであること
・できれば生体認証は欲しい(指紋か顔)
・カメラ付きであること
が条件になります。
・・・果たしてこの条件をフルに満たすPCは存在するのでしょうか??
次回はこの条件に沿って具体的な候補を挙げてレビューしてみようと思います。






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2024年05月05日

自分用のモバイルPCを買い替える話(1)

前回まで自宅用jのノートPCを買い替える話を書いていましたが、今度は自分用のモバイルPCを買い替える話が発生しましたので、その事について書いてみようと思います。
現在自分用のモバイルPCとしてはSurfaceGO2とOneMix4の2台を保有しています。


SurfaceGO2はWindowsタブレットの分類のPCとなります。カメラ搭載の省電力PCで、主にサブ機として出先での軽作業や動画視聴に使用しています。
OneMix4はCore i7搭載のハイスペックUMPCなのですが、カメラ非搭載、キーボードにも若干癖があるので主に自宅で外付けディスプレイと外付けGPU、Bluetoothキーボードを接続し、比較的重たい作業(ゲームや動画編集)に使用しています。
それぞれが欠点を補いながら各所で活躍してくれているのですが、両PCともに発売されてから年数が経過し、特にSurfaceGO2についてはスペック的にもそろそろ最低限クラスに達しつつあり、普段使いでも処理速度に関してかなり物足りなさが露呈してきているのが現実です。
OneMix4については11世代IntelCPU搭載なので、処理速度的には特に問題ありませんが、やはり後継機種が発売されてきており、そろそろ型落ち感が出てきています。
またPC2台持ちは日々の行動の状況により使用頻度にばらつきが出てしまい、使わない時はどちらかのPCが数か月電源を入れずに放置という状況もちらほら発生するので、どうしても無駄に物を持っているという感覚がありますし、久しぶりに電源を入れた瞬間にアップデートが走り出して数時間使えないという状況もそこそこ頻繁に発生しているのが現実です。

以前はハイスペックな小型PCほとんど無く、ロースペックなネットブック系やWindowsタブレットしかありませんでしたが、これらのPCの購入時期から年数もそこそこ経っているので、両方の役目を1台で担えるようなPCが出現していないか、今一度リサーチをすることにしました。
次回は要求スペックの整理と候補の洗い出しを行ってみようと思います。
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