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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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2023年07月09日

年代物のロースペックPCにグラフィックボードを搭載する話(速度向上編2)

まだまだまだ続く、年代物のロースペックPC改造の話です。(どこまで引っ張るんだろう?)
今回はPCIExpress×16スロットに変換カードをかませて、PCにM.2スロットを増設しそこからM.2タイプのライザーカードを取り付けて、ベンチマークを実施するところまで書いてみようと思います。

前回の記事で紹介した部品はAmazonで発注するとすぐに届きました。
↓PCIExpress×16-M.2インターフェースカード
20230604_183051.jpg




マザーボードに取り付けたインターフェースカードに、M.2タイプのライザーカードのフラットケーブル(基板付き)を取り付けます。
20230604_184145.jpg
↑M.2インターフェースカードにライザーケーブルを取り付けたところ。
ケーブル先端にはM.2のSSDのような形状をした基板が付いているので、M.2スロットに取り付けてねじ止めをします。
ケーブルは180度屈曲しないと本体背面のスロット穴から出せなかったので、ここは無理やり引っ張りました。
一応しっかり接続されているので、ケーブルが外れたりすることは無さそうでした・・・(ちょっと怖いけど仕方ない感じでした)
前回の直結式のライザーカードはPC本体の上に設置できましたが、今回使用するライザーカードはケーブルが短かったので、PC本体背面にライザーカード本体を設置しました。
20230604_184149.jpg
一応このライザーカード、ケーブル長が25cmと50cmの2種類のタイプがあるようです。
今回はケーブル長によるデータ通信ロスが嫌だったので、短いタイプの物を購入しましたが、取り回しが不便なので、50cmの物でも良かったのかもしれません。

カード側面にPCの電源ケーブルを接続するコネクターがありますので、そこに外部電源からケーブルを持ってきて接続し、上面のPCIExpress×16スロットにはグラフィックボードを接続しました。
20230624_124135.jpg
これで接続作業は完了です。
例によってグラフィックボードにディスプレイケーブルを接続し、PCの動作確認を行いました。

以前のライザーカードだと、電源連動ケーブルが必要でしたが、今回のライザーカードはM.2スロット経由でPC本体から電源信号を拾い自動で電源連動してくれるみたいです。(さすが高いだけありますね)



結果動作は問題なく、ちゃんとグラフィックボードを認識してくれました。
とりあえずゲームをプレイする前に、例によってFF15ベンチマークを計測してみました。
結果は・・・
スクリーンショット (42).png
5388でした。
gurahu_FF15_230709.png
このスコアはデスクトップPCのPCIExpressインターフェース直結に比べ85%程度の性能のようです。
前回が60%ちょっとだったのでスコアはかなり上がったという事になります。そしてこのスコアはThunderBolt接続の自作GPUユニットをOnemix4に接続したときよりも少しだけ高い結果になっているようでした。
結果的に、外付けGPUの性能は、接続ポートの変更でデータ転送速度を上げることにより、かなり改善することに成功しました。
GPUの性能も許容範囲に落ち着いたところで、当面DELLのデスクトップPCはこのスタイルで運用していこうと思います。
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2023年07月01日

年代物のロースペックPCにグラフィックボードを搭載する話(速度向上編1)

まだまだ続く、年代物のロースペックPC改造の話です。
前回までで出来る限りハイエンドCPUへの換装、そしてライザーカードを使ったグラフィックボード搭載には成功しました。
ただし、搭載されたグラフィックボードは性能をフルに発揮できず、わざわざスペックの高いグラフィックボードを搭載しても非常にもったいないような感じになってしまっていました。

その後、グラフィックボードの性能をもう少し引き出す方法が無いかと調べた結果、M.2接続が可能なPCIExpressインターフェースカードを発見しました。


M.2接続はここ最近だとSSDを接続するインターフェースで良く知られていますが、用途はそれだけではなく、ノートパソコンにWifiのインターフェースカードを接続する場合もM.2接続ポートは使用されています。
サイズはPCIExpress系ポートよりも小型ですが、転送速度は理論上は40Gbpsなので、今使っているPCIExpless3.0×1(8Gbps)を大幅に上回る事になります。
問題なのは、今改造しているVOSTRO3800にはM.2ポートが搭載されていないという事ですが、これもAmazonとかで調べてみるとPCIExpressをM.2に変換する拡張カードが出回っていたので、この辺を組み合わせるとVOSTRO3800にもM.2ポートを増設することが出来そうです。


次回はこれらの機器を使ってグラフィックボードを接続する時の様子や、実際にどの程度性能が向上するか、
について書いていこうと思います。

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