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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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2024年11月23日

完全ワイヤレス型イヤフォンを買い替える話(5)

ワイヤレスイヤフォンを買い替える話の続きです。
今回はSoundCoreLiberty4Proの使用感についてザックリまとめてみようと思います。

↓めでたくメインのイヤフォンに選ばれたSoundCoreLiberty4Pro



購入してから数週間、仕事や通勤で使ってみたので、使い勝手など、感じたことをまとめていこうと思います。
・やっぱりスティック型は持ちやすい
→丸形のLiberty3Proは掴み所が良くわからず、ケースから取り出すときによく本体を掴み損ねて落としたりしていましたが、Liberty4はスティック型なので、持ちやすさも格段に改善しています。
この部分は好みの問題もあるのであくまでも自分の主観では・・・という事になりますが。

・Liberty3Proに比べ音量のパワーは大幅に上がった気がする。
→以前使っていたLiberty3Proはノイズキャンセリングを聞かせた状態で音量最大にしても周囲の音に負けてしまう事がありました。(特に電車の中とかで)、Liberty4はボリューム50%前後で、その時と同じくらいの音量が出せるようになっていました。
通勤電車で音楽を聴いたり、動画を見たりしても周囲の音で聞こえにくくなることが無くなり、非常に快適になりました。

・ケースでノイズキャンセルの強さを細かく調整できるのも良い
→最初はこのケースでの調整機能はあまり意味がないと思っていたのですが、本体を装着した直後は手にケースを持っているので、そのまま使用環境に合わせてノイズキャンセリングか、外音取り込みにするかを設定できるのは非常に便利であることに気が付きました。
通勤はノイズキャンセリングを利かせますが、仕事でリモート会議をする時は外音取り込みを使うので、装着後に視覚的な操作で各モードを細かい段階まで調整出来るので、結構使用頻度も高めで使っています。

・ノイズキャンセリング自体もパワーアップしている
→Liberty3Proとの比較になりますが、ノイズキャンセリングの効き自体もかなり改善していました。
さすがノイズキャンセリングのバージョンが進んでいるだけありますね。

・やっぱりハイレゾ機能は使っていない・・・
→ハイレゾ機能にこだわってないので、今回たまたまハイレゾ対応のモデルと購入しましたが、やはり意識してハイレゾモードを使うことは今のところ無い感じです・・・
この辺は少し宝の持ち腐れ的な状態になってしまっています。

という感じで、SoundCoreLiberty4Proは今のところ大きな不満なく使えています。
当面は引き続きメインのイヤフォンとして様々な場面で活躍いただこうと思います。

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2024年11月16日

完全ワイヤレス型イヤフォンを買い替える話(4)

今回もワイヤレスイヤフォンを買い替える話の続きです。
前回までの記事で購入候補を絞り込み、AnkerのSoundCoreLiberty4proを購入することにしました。
今回はSoundCoreLiberty4Proの実機レビューを行っていこうと思います。

↓見事次期ワイヤレスイヤフォンに当選したSoundCoreLiberty4Pro



思い立ったが吉日、早速店頭やネットなどで現物を物色しましたが、やはり最新ハイエンドイヤフォンだけあって全然値崩れしていないようでした・・・

注文したら2日後に現物が届きました。
20241020_073133.jpg
↑パッケージを開いたところ。
全モデルのLiberty3Proと同じくマグネット付きのパッケージですが、大きさは一回り小さめといったところです

20241020_073138.jpg
↑パッケージの蓋にはアプリを入れると色んなことが出来るよ。的な事を書いていました。
前のイヤフォンもAnkerだったので、おそらくアプリは使いまわしで行けると思います。

20241020_073318.jpg
↑同梱物はこんな感じです。
マニュアル類、イヤーピースのセット、充電ケーブルが入っていました。
Liberty3Proは丸形でスタビライザーが付いていましたが、Liberty4はスティック型なので、スタビライザーの付属は無し、その分パッケージが小さくなったようです。

20241020_073331.jpg
↑イヤーピースはデフォルトで本体に付いているのを含め6種類付属しているようです。
装着者の耳の穴のサイズに応じて付け替える感じになると思います。

20241020_073358.jpg
↑本体の充電ケースはスライド式でした。
Liberty3Proもスライド式でしたが、片手で手軽に開閉できるので非常に重宝していました。
後継機種にちゃんと引き継がれているようで、好感度高いです。
ちなみに今回のLiberty4ではケースに表示画面が付いているようです。
この表示画面を手前のタッチセンサーで操作することで、各種設定ができるようになっているようです。

20241020_073353.jpg
ケースを開くと最初は左右のイヤフォンのバッテリー残量が表示され、その後ノイズキャンセリング〜外音取り込みの調整画面が表示されました。
手前のタッチセンサーをスワイプすることで、外音取り込み〜ノイズキャンセリングを調整できるようです。

20241020_073516.jpg
↑イヤフォン本体です。
スティックタイプの形状です。
20241021_101330.jpg
↑スティックの側面の溝のような部分にタッチセンサーが仕込まれており、この部分をタッチすると再生、停止、スワイプで音量調節が出来るようです。
タッチ操作による動作は専用アプリでカスタマイズが可能なようです。

20241023_215240.jpg
イヤフォンを使った後、ケースに戻すと本体の残量が表示されます。
小数点第二位まで残量が表示され、徐々に数値が増えていく様子が見えました。
ケースに戻した時の充電状況が目視で見えるようになっているようでした。

という事で開封の様子はこんな感じでした。
第一印象としてはLiberty3Proから各部分が格段に進化している様子が分かりました。
これからはメインのイヤフォンとして通勤、仕事、娯楽と様々な方面で活躍してもらおうと思います。

次回は実際の使用感について書いてみようと思います。

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2024年11月09日

完全ワイヤレス型イヤフォンを買い替える話(3)

完全ワイヤレスイヤフォンの買い替えの話です。

今回は候補の絞り込みを行っていこうと思います。
前回までで設定した条件+個人的な主観を価格.comの条件に入力し検索をしてみたところ候補がめちゃくちゃ出てきました・・・
つまり、自分が設定している条件に当てはまるイヤフォンは腐るほどある。
という事になります・・・
そこで以下の条件を付け加え、さらに絞り込みを行いました。
・発売時期は2023年以降
→ある程度新型感が欲しかったので追加

・形状がAirPods型
→今回購入するイヤフォンはいわゆるAirPods型(長型)を選ぶことにしました。
理由は依然持っていたSoundCoreLiberty3proが丸形だったんですが、ケースから取り出す際に掴み所がなく、落としてしまったりと、少なからず持ちにくさを感じていたからです。
今回せっかく買い替えるので異なる形状を買いたいと思っていましたし、長型の方が持ちやすいかなと思い、条件に加えました。

という事でここまで絞り込むとようやく選定できるようになったか?と思いきや、それでもまだまだたくさんの候補が表示されていました・・・
これ以上の機械的な絞り込みは不可能と判断し、個人的な主観で形状や雰囲気が良さげなものを数モデルピックアップして紹介してみようと思います。

・EarFun Air Pro 4


ハイコストパフォーマンスで有名なear Funシリーズの最新モデルになります。
VGP 2024 金賞を受賞したモデルらしいです。
主な機能は以下の通りです
・通信規格:Bluetooth5.4
・連続再生時間:最大11時間、(充電ケース使用時:最大52時間)
・対応Codec:SBC,AAC,aptX Lossless,LDAC
・ノイズキャンセリング:あり
・外音取り込み:あり
・マイク通話機能:あり
・充電時間:2時間
この価格で全部乗せの機能満載です。
Amazonでの評価もかなり高いので、品質的にも安定しているのではないかと思われます。

・Soundcore P40i


今やイヤフォン業界の定番であるAnkerのミドルクラスのモデルです。
ミドルクラスとはいえ、必要な機能は一通りそろっているようです。
ハイエンドクラスとの差は対応Codecの種類や音質のようです。(表現できる周波数帯が狭いとか)
ただあまりその辺にこだわらないのであればこれでも充分ではないかと思います。
・通信規格:Bluetooth5.2
・連続再生時間:最大12時間、(充電ケース使用時:最大60時間)
・対応Codec:SBC,AAC
・ノイズキャンセリング:あり
・外音取り込み:あり
・マイク通話機能:あり
・充電時間:4時間

・Soundcore Liberty 4 Pro


Ankerの現時点での最上位モデルとなります。
最上位ですが、価格は2万円以下に抑えられているようです。
機能的にはフル装備で、以前のSoundCoreLiberty3proよりも数段パワーアップしてる感があります。
・通信規格:Bluetooth5.3
・連続再生時間:最大10時間、(充電ケース使用時:最大40時間)
・対応Codec:SBC,AAC,LDAC
・ノイズキャンセリング:あり
・外音取り込み:あり
・マイク通話機能:あり
・充電時間:3時間
ハイエンドクラスなので、Codecの種類が多く、音域も広いようです。
その他充電ケースの表示機能などが充実しているので、使い勝手面にはかなりの改良が加えられているようです。
高機能な分、連続再生時間は若干削られている感じを受けました。

・TUNE BEAM GHOST


スケルトンタイプの充電ケースを持つイヤフォンです。
デザイン的に面白そうだったので取り上げてみました。
機能面も必要なラインはクリアしていると思われます。
・通信規格:Bluetooth5.3
・連続再生時間:最大12時間、(充電ケース使用時:最大48時間)
・対応Codec:SBC,AAC
・ノイズキャンセリング:あり
・外音取り込み:あり
・マイク通話機能:あり
・充電時間:2時間
Codecの種類は若干少なめですが、スケルトンデザインは好評で、音質も良いようです。
装着感も軽量で良いようです。

目についた候補としては以上となります。
この中でいろいろと迷ったんですが、ユーティリティーのアプリが使い慣れていて、ハイエンドクラスながらも価格目標内に収まっているSoundcore Liberty 4 Proを購入することにしました。
という訳で次回はSoundcore Liberty 4 Proの実機レビューを行っていこうと思います。

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2024年10月26日

完全ワイヤレス型イヤフォンを買い替える話(1)

今回は完全ワイヤレス型イヤフォンを新型に買い替える話です。
現在、メインで使っているワイヤレスイヤフォンはAnkerのSuoundCoreLiberty3 Proです。
購入したのは3年前でした。
それまでは有線のイヤフォンに走ったり、オーバーヘッド型のヘッドフォンを試してみたり、汎用性を求めてBluetoorhレシーバーを試したりと、色々と試行錯誤を繰り返しましたが、結果的にコストと要求性能的にちょうどよく、コードが邪魔にならない完全ワイヤレス型イヤフォンであるSuoundCoreLiberty3 Proを購入する運びとなりました。
SuoundCoreLiberty3 Proはノイズキャンセル、外音取り込み、LDACコーデック対応、タッチによる操作、周辺ノイズを遮断し、クリアな音質を発揮する優れた通話機能と、当時のワイヤレス型イヤフォンとしては全部入りの機能満載で、非常に満足度の高いモデルでした。(特に通話機能が優秀で、当時他のどの機器よりもクリアな音質で通話が出来ました)
20211128_130906.jpg
↑当時としては画期的なハイエンドワイヤレス型イヤフォン、SoundCoreLiberty3pro

購入後2年半くらいはほぼ不満なく使っていましたが、ここ最近若干の問題が出てきていました。
それはバッテリーの劣化問題です。
ワイヤレス型イヤフォンは充電式のバッテリーにより動作するのですが、さすがに2年半を越えたあたりでバッテリーの劣化が体感的に分かるようになってきました。
特に顕著なのは仕事でオンライン会議をやっている時です。
購入当初は特に問題を感じなかったのですが、ここ1年で急激にバッテリーの持ちが悪くなり、最近に至っては1時間ちょっとの会議でバッテリー残量が無くなり、そこからは充電ケースに片方を入れて充電し、もう片方が限界を迎えたあたりで充電を交代・・・とせわしなく交互充電を繰り返して使うことが多くなってきました。そして最終的にどうにもならなくなったときは満を持して有線イヤフォンの出番的な・・・

一応バッテリー交換ができるかどうかも調べてみましたが、この手のワイヤレス型イヤフォンはバッテリー交換はできず、基本的にバッテリー劣化=買い替え が標準との事でした。
普段の音楽鑑賞などではまだまだ支障ない持続時間なのですが、使用年数も年数ですし、そろそろ買い替えを検討しても良い時期なのかなと思い、今回の話に至ったという経緯です。
という事で、次回からは機種の選定から実機使用感までをレビューしていければと思っています。



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2024年09月28日

薄型高出力のモバイルバッテリーを購入する話(3)

モバイルバッテリーを買い替える話の続きです。
今回は前回までで選定した薄型高出力のモバイルバッテリー、SMARTCOBY Pro SLIMの実機レビューを行ってみようと思います。
こちらの製品は主にネット通販で入手することが出来るようです。
注文2日後くらいでメール便で現物が届きました。

20240911_210711.jpg
↑パッケージの中身
バッテリー本体、マニュアル類、充電ケーブル(Type-CーC)が同梱されていました。

20240911_210735.jpg
↑付属の充電ケーブルです。コネクタ部分にメーカーのロゴが入っています。

20240911_210749.jpg
↑本体上面です。
USB-Cが2ポート、USB-Aが1ポート搭載されています。
USB-Cの2ポートはどちらも入力、出力に対応しているようです。

20240911_210804.jpg
↑本体裏面には、弧のバッテリーの入出力仕様などが記載されていました。
単品のType-C出力の場合は最大35W、Type-Aポート単品出力の場合は最大22.5W、Type-C2ポート同時使用等、2ポート以上を同時に使う場合は合計最大30Wの出力となるようです。
充電入力はType-C2ポートともに35Wが最大入力となるようです。

20240911_210813.jpg
↑本体側面にはプッシュボタンが搭載されています。
このボタンを押すことで、バッテリーの残量表示が出来るようです。

20240911_213622.jpg
↑バッテリーを充電しているところです。
65W出力のPD電源につないで充電したところ、30W以上の電力で充電はできているようでした。
ちなみにバッテリー充電中は本体のLED表示ドットは電池マークの絵が表示されるようになっているようです。

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↑実際にスマートフォンを充電しているところです。
本体のLEDドットの表示は数値で残量のパーセンテージを表示するようになっているようです。

2024-09-11_21-15-50_799.jpg
↑充電の出力は20W前後でした。これはGalaxyS23の最大充電速度が20Wなので、そちらがネックになってこの数値になっているような感じでした。スマートフォンの画面には”超急速充電”と表示されていたので、一応この機種の最大充電速度で充電出来ていることは間違いなさそうでした。

その他の使用感としては以下のような感じでした。
・小型軽量、薄型で携帯性は抜群に向上
→以前の巨大バッテリーの半分程度の重量、体積なので持ち運び性は格段に向上しました。

・スマートフォンの充電速度もなぜか向上した
→以前の巨大バッテリーは充電モードの組み合わせでちょうどいいのが無かったようで、Galaxyに接続しても急速充電モード(最大15W)になり、超急速充電モードは使えませんでした。
相性問題も関係しているとは思うのですが、容量は下がる代わりに充電速度が上がったのは嬉しいポイントだったと思います。

・バッテリーの充電速度はPD充電器やケーブルで相性問題がありそう?
→残量が50%を切ったあたりで、手持ちの65Wの小型AC充電器に手持ちのType-Cケーブルを接続し充電を行った所、充電速度が上がらず、一晩経ってもフル充電できませんでした。
ACアダプターやケーブルを変えたり、Type-Aの充電器からバッテリーのType-Cポートに充電すると正常に充電できるようになったので、相性問題が見え隠れしているように感じました。
この辺はもう少し詳しく検証してみる必要がありそうだなと感じました。
手持ちに電力表示ができる充電ケーブルがあるので、色々な充電器と組み合わせて相性を確認してみようと思います。

という事で、若干気になる部分はありますが、高出力で薄型で、利便性も向上し、通勤の荷物も軽くすることが出来たので、当初の目的は達成することが出来ました。
また相性問題などがはっきり分かってきたら、追加レポートをアップしようと思います。




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2024年09月23日

薄型高出力のモバイルバッテリーを購入する話(2)

通勤持ち運び用のモバイルバッテリーを買い替える話の続きです。
今回は要求スペックの整理と候補の絞り込みまでを行っていこうと思います。

まず充電対象としてはどのようなものを想定するか?ですが、ここは普段持ち運んでいるスマートフォン2台とワイヤレスイヤフォンを対象と考えました。
以前は持ち運び用のPCも対象と考えていましたが、20000mAhの巨大バッテリーを購入してから、通勤用のPCを実際に充電したのはほんの数回あった程度でした。
ただその時も、バッテリーが切れて必要に駆られて・・・という感じではなく、なんとなく減ってきたからという理由で充電しただけでした。
その他、冬場はヒーターベストを使用するときの電源として使ったこともありましたが、この時もバッテリーが重たすぎてちょっと着ているのがちょっと辛かった記憶があります。

ではスマートフォン2台を充電しようとした場合、どの程度の容量が必要かというと、スマートフォン1台当たりのバッテリー容量×2くらいは欲しいという事になります。
今持っているスマートフォンはGalaxyS23といPhone8(古い・・・)なので、バッテリー容量は3,900mAhと1,821 mAhなので、合計で5,721mAhとなります。
それぞれ1回ずつ充電出来て、もう少し余裕が欲しいところなので、今回は10,000mAhのバッテリーを購入することにしました。

次に充電性能についても整理しておきたいと思います。
まず2台同時充電は必須かなと考えました。
これは単純にスマホ2台同時、もしくはスマホ1台+ワイヤレスイヤフォンという組み合わせを想定しました。
3台以上の同時充電はあまり考えなくても良いですが、バッテリー自体の充電の速度を考えるとUSB-PD対応の充電/給電ポートと汎用性の高いUSB-Aの充電ポートがそれぞれ1つ以上あれば良いと考えました。

あとは充電するときの出力です。
以前は欲張って65Wのものを選びましたが、スマホ関係だと最大でも20Wそこそこが限界なので、今回はUSB-PD対応で20W以上の出力が可能なものを選ぶことにしました。

このあたりのスペックをキーワードにいろいろと検索してみたところ、以下のような候補が浮上してきました。

・BTL-RDC27W(サンワサプライ)



容量:10000mAh
最大出力電圧:12V
最大出力電流:3000mA
最大充電出力:USB-PD 20W
最大充電入力:USB-PD 18W
同時充電台数:2台
充電ポート:USB-A×1、USB-C×1
寸法:64x97x17 mm
重量:162g
安定のサンワサプライ製のモバイルバッテリーです。
PD充電の出力も20Wあり、ますが、ポート数はUSB-A、USB-Cの1つずつの2ポート構成ですが、その関係でサイズ、重量ともにかなり小さく抑えられています。
ちなみにPD20W出力は1ポート単体充電の時で、2ポート同時使用の時は合計最大15Wに低下するようです。
付属品としてはUSB-C-Cのケーブルが1本同梱されているようです。

・PowerCore 10000 PD Redux 25W(Anker)


容量:10000mAh
最大出力電圧:12V
最大出力電流:5000mA
最大充電出力:USB-PD 25W
最大充電入力:USB-PD 18W
同時充電台数:2台
充電ポート:USB-A×1、USB-C×1
寸法:107x27x52 mm
重量:194g
大人気のガジェットメーカーだあるAnker製の小型モバイルバッテリーです。
全体的にスリムな形状なので、手に持った感じのホールド感が抜群に良いです。
PD充電出力は最大25Wあり、先ほどのサンワサプライよりも高出力ですが、残量インジケーターはデジタル表示ではなく、操作ボタンに配置された4つのLEDランプとなります。
低電流モード搭載なのでイヤフォンのような充電電流が小さい機器類も充電することが出来ます。
このAnkerも1ポート充電の時は25W出力ですが、2ポート同時使用の場合は合計最大15W出力となるようです。
ちなみに付属品としてUSB-C-Cのケーブルが1本同梱されているようです。

・EC-C11WF(エレコム)


容量:10000mAh
最大出力電圧:12V
最大出力電流:3000mA
最大充電出力:USB-PD 20W
最大充電入力:USB-PD 18W
同時充電台数:3台
充電ポート:USB-A×2、USB-C×1
寸法:70x114x17 mm
重量:184g
サンワサプライと同じく安定のエレコム製のモバイルバッテリーです。
入出力、PD対応のType-Cポート1つに加え、USB-Aポートが2台搭載されているので同時に3台の機器を充電することが出来ます。
最大充電出力は20Wですが、2台以上の同時充電でも合計最大20Wの充電が出来るようです。
付属品は特になく、パッケージは本体のみのようです。

・SMARTCOBY Pro SLIM CIO-MB35W2C1A-10000-S(CIO)


容量:10000mAh
最大出力電圧:20V
最大出力電流:5000mA
最大充電出力:USB-PD 35W
最大充電入力:USB-PD 35W
同時充電台数:3台
充電ポート:USB-A×1、USB-C×2
寸法:69x97.6x16.2 mm
重量:180g
CIO製のクラウドファウンディングによって開発された画期的な性能をもったモバイルバッテリーです。
USB-Aポート×1、USB-Cポート×2の3ポート構成で、3台同時充電が可能です。
1ポート出力の場合は最大35W充電が可能ですが、複数ポート使用時は合計最大30Wの出力になるようです。
バッテリーの充電も出力と同じく35W対応なので、急速充電が可能です。
インジケータはLEDドットが点灯時のみ本体から浮き上がるような感じで表示されます。
ドットによる数字の表示も可能です。
バッテリーを充電したまま出力ポートに接続し、危機を充電するパススルー充電機能も搭載となっています。
付属品としてUSB-C-Cのケーブルが1本同梱されているようです。

・Nexode UGR-BY-000004(UGREEN)


容量:10000mAh
最大出力電圧:15V
最大出力電流:3000mA
最大充電出力:USB-PD 30W
最大充電入力:USB-PD 30W
同時充電台数:2台
充電ポート:USB-A×1、USB-C×1
寸法:52x105x25.5 mm
重量:185g
UGREEN製のPD対応モバイルバッテリーです。
UGREENは充電器関係でも優秀な製品を出しているメーカーです。
ポート数は、USB-A,USB-Cの1つずつの搭載で、最大充電出力、入力ともに30Wです。
複数ポート同時使用の場合は合計出力は20W、Type-Aポート単品の場合は22.5Wが最大出力となるようです。
残量表示はデジタルの数値表示で、パススルー充電、低電流モードにも対応しているようです。

候補はこの辺りまで絞り込みました。
その中で今回は同じくらいのサイズ感で出力が最も大きいCIO製のバッテリーを選ぶことにしました。
次回はSMARTCOBY Pro SLIM CIO-MB35W2C1A-10000-Sの実機レビューを行ってみようと思います。

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2024年09月16日

薄型高出力のモバイルバッテリーを購入する話(1)

今回は普段持ち運んでいるモバイルバッテリーを買い替える話を書こうと思います。
現在通勤の友として様々なガジェットを持ち歩いて、快適な通勤ライフを楽しんでいます。
そんな中、各ガジェットのバッテリー充電はかなり重要となっています。
(せっかく機器を買いそろえていても充電が切れたらただのお荷物なので)
最近は充電関係はいろいろな機器類がUSB-PD対応であり、自分が持っていたタブレットや小型ノートPCもことごとく充電はUSB-PD対応でした。
せっかくならばこの辺もモバイルバッテリーで充電出来たらさらに利便性が上がります。ただし、PDに充電できるモバイルバッテリーは65W級の高出力が必要となります。
そして65W出力に対応しているモバイルバッテリーは容量も軒並み20000mAh超えのものばかりでした。
当時は何でもかんでも充電したかったので、とりあえず65W出力の20000mAhのモバイルバッテリーを購入し、持ち歩いていました。・・・が、やはり長期間持ち歩いていると、以下のようなことに気づき始めてしまいました。
・さすがに20000mAhのモバイルバッテリーは巨大で重たい
→当初はサイズ感をあまり気にせずに購入してしまいましたが、現物が届いて開封したとき、その巨大さに度肝を抜かれました。第一印象は巨大な文鎮といった感じです。
ずっしりとした存在感はそれだけで頼りがいのある立派なバッテリーという印象を与えますが、実際に持ち歩くとかさばって重たかったです。バッテリーを入れる前と入れた後では鞄の重量感は著しく変化するくらいの影響度合いでした。

・モバイルバッテリーを使ってPCを充電する機会は意外と無かった
→当初は手持ちのモバイルPCや会社のWindowsタブレットPCを充電する気満々で巨大バッテリーを購入しましたが、意外と充電する機会は数えるほどしかなく。大半は会議室にあるテーブルタップにACアダプターを繋げて充電していました。試しにモバイルバッテリーを使って充電はしてみたのですが、PCの充電の後はほとんど容量を使い果たすので、使用後更に長時間をかけて20000mAhのモバイルバッテリーを充電したやる必要があります。この充電に次ぐ充電が意外と手間でした。しかもちゃんとPD対応の高出力のACアダプター以外のノーマル充電器だと、フル充電までに5以上時間がかかる場合もありました。
そんな経緯もあり、それ以後は目の前にACアダプターとコンセントがある場合、迷わずそちらを選ぶようになってしまいました。

以上の理由より、巨大な20000mAhのモバイルバッテリーはその特色を活かしきれず、重たくてかさばるデメリットが目立ってきていました。
この巨大なバッテリーは防災用途としては容量も大きく用途も広いので有用なアイテムではあると思うのですが、普段の持ち運びをするにはもう少し軽くて出力もそこそこなバッテリーで良いというのが正直な感想でした。
そこで今回は、この巨大モバイルバッテリーに代わって、そこそこのサイズの小型で便利なバッテリーに買い替えを検討してみようと思いました。
次回は要求スペックの整理と購入対象の絞り込みを行ってみようと思います。

2024年09月07日

タッチ式ホイールマウスを買ってみる話(2)

タッチ式ホイールマウスを買ってみる話の続きです。
今回は実機の使用感などを書いてみようと思います。



↑今話題の折り畳み式BlueLEDマウス

このマウスはほとんどがオンラインショップでの販売のようなので、今回はamazonで購入しました。
注文後2日程度で現物が届きました。

↓届いた時のパッケージです。必要最低限の機能的なデザインです・・・
20240903_215717.jpg

↓パッケージには本体、マニュアル、充電ケーブル、専用ポーチなどが入っていました。
20240903_215838.jpg

↓専用ポーチ。手のひらサイズの巾着袋のような感じです。
20240903_215846.jpg

↓充電用ケーブルです。コネクタはUSB-Cです。
20240903_215854.jpg

20240903_215910.jpg
↑折りたたまれた状態の本体。手のひらにすっぽり収まります。小さい石鹸のような外観です。

20240903_215923.jpg
↑上面のカバーを後ろにスライドすることで本体が展開される構造になっています。
展開すると通常のサイズのマウスになります。

20240907_141911.jpg

20240907_141822.jpg
↑同メーカーの折り畳み式薄型マウスと並べたところです。
折りたたむと半分くらいの長さですが、展開するとほぼ同じくらいのサイズ感になります。

20240903_215932.jpg
↑本体裏面です。スライド式の電源スイッチがあります。
このマウスは本体の折り畳みギミックに電源が連動しておらず、畳んでも電源を切らないと電源が入りっぱなしになるので要注意です。

20240903_215939.jpg
↑本体左側面です。Type-Cの充電ポートとサイドボタンが配置されています。
サイドボタンはデフォルトで戻るに割り当てられており、5秒長押しでホイールクリック(連続スクロール)状態になるようです。
ちなみにこのサイドボタンの設定はメーカーが提供する設定ドライバーを入れると自由にカスタマイズできるようです。(この機種は新しすぎて対応機種一覧には入っていませんが、実際にインストールしてみたところ、問題なく設定出来ました) SANWA Mouse Function Setting
sanwa_Utility.jpg
↑マウス設定ソフトの画面。このマウスは戻るボタンしかないので、その部分の設定を変更し、適用を押すと設定が変更できました。

20240903_220020.jpg
↑本体を正面から見たところ。左右ボタンの真ん中の平らなスペースにタッチホイールが仕込まれています。
ただし、実際にタッチが反応するのは真ん中の1cmくらいの範囲だけのようです。

20240903_215923A.jpg
↑タッチが有効な範囲を図示してみました。ちょうど物理ホイールと同じくらいの大きさに作られているようです。

20240903_220104.jpg
↑電源を入れると、BlueLEDセンサーが青色に点灯します。
一般的にBlueLEDはIR-LEDよりも障害物に強いと言われています。
ただし、省電力性はIRの方が優れているとの事です。

20240903_220141.jpg
↑本体を巾着に収納したところです。一緒に充電ケーブルも入りました。
既存の薄型マウスとはまた違ったコンパクトさを感じさせられます。

マウス本体の外観やサイズ感はこんな感じでした。
実際に使ってみての使用感についてまとめてみます。
・折りたたむとコンパクトに収納できる。
→薄型ではないですが、面積は小さくなるので、これはこれでコンパクトで良いなと思いました。

・持った感触は通常の丸形マウスに迫る
→ラウンド形状のカバーをスライドして展開しているので、形状が通常のマウスの曲線に近く、手にフィットする感覚は薄型マウスよりも優れていると感じました。

・電源スイッチが本体のカバーのスライドに連動していないのは惜しい
→薄型マウスの操作感に慣れてしまっているのもあるのですが、やはりカバーのスライドと電源ON-OFFは連動して欲しかったと思いました。スライド展開して、裏返してスイッチ入れて・・・というのはちょっと手間ですし、折りたたんだ後もちゃんとスイッチを切らないと電源が入りっぱなしになるのもちょっと・・・という感じを受けました。(コストの関係かもしれませんが・・・)

・タッチホイールは慣れが必要
→おそらく物理ホイールよりも壊れにくいので、寿命的には有利ではあると思うのですが、タッチの感覚は慣れが必要と感じました。
あと、スピード感を要求するゲームなどの用途の場合は物理ホイールの方が無難かなという印象です。

・使うのはほとんどメインPCがなので、マルチペアリングはあまり気にならなかった
→自宅で使う場合、最近はPCの集約によりほぼ1台のメインPC(OnexPlayerX1)を使っているので、ペアリングの切り替えについてはあまり気にならなかったです。
PCをあれこれ切り替えて使う際は従来通りフラットマウスを使おうと思います。

総じてコンパクトでホールド感は非常に良いので、通常のブラウジングやメールなどの作業用途にはこちらのマウスの方が快適なのかもしれないなと思いました。
ただ、マウスを変えずにゲームとかも・・・となると物理ホイールのついたものを選んだ方が無難かなという印象です。
手持ちのフラット型のマウスも使っているうちにホイールが復活してきてたので、場面に応じて使い分けていこうかなと思いました。






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2024年09月06日

タッチ式ホイールマウスを買ってみる話(1)

今回はタッチ式ホイールを搭載したマウスを買ってみる話です。
メインでモバイルPCを使い始めてから、マウスについてもある程度こだわりを持って選定してきました。
Bluetoothのマルチペアリング機能、収納性を重視した薄型形状、持ちやすさ、充電式のバッテリー搭載等々、様々な要件を整理し、最終的に行き着いたのがサンワサプライの薄型マウスでした。
↓愛用しているサンワサプライの薄型マウス


このマウスは薄型で収納性も良く、使用時は折り曲げることにより勝手に電源が入り、フラットに伸ばすと勝手に電源が切れます。
マルチペアリングは3台まで可能なので、複数のPCを1つのマウスで切り替えて操作できますし、バッテリーは充電式で、電池交換の必要がありません。
当初は3ボタン(左右+ホイール)だけでしたが、最近は5ボタンのタイプも発売されているようです。
↓新型の5ボタン搭載モデル


現在職場と自宅用で2つ購入し、それぞれで使っていたのですが、職場で使っていた方を不注意で落としてしまい、その際左ボタンが剥がれて、ホイールの調子もおかしくなってしまいました。
そこで、新たに同型機を買おうと思ったのですが、最近サンワサプライから新しい小型マウスが発売されているのを発見しました。
↓今回発見した折り畳み式のコンパクトマウス


このマウスは薄型ではありませんが、ボディーがスライドし、折りたたむことが出来るようです。
センサーはBlueLEDを採用しているので、接地面の乱れにも強く、充電ポートもType-Cと新しくなっています。そして何より特筆すべき部分はホイールがタッチ式という所でした。
マウスの故障はホイールが正常に機能せずスクロールが乱れるところから始まることが多い中、タッチ式はメカの構造が無いので、ホイールの故障が無いという所がメリットになります。
ただ、タッチ式ホイールはホイールクリックができないので、一部のCADソフトのスクロール操作はホイールクリック(センタークリック)に割り当てられているので、図面のスクロールができないという問題があります。
高級なアークマウスの類はジェスチャーにホイールクリックを割り当てることでこの問題がクリアできるようなのですが、このマウスはその機能はなさそうな雰囲気でした。
その他にもデメリットと感じる部分としては・・・
・マルチペアリングなし→接続を切り替えるときに都度ペアリングが必要
・電源スイッチがスライド構造と連動していない→折り畳み式に比べてお手軽さがマイナス
・分厚い・・・PC本体と同じケースに入れて持ち運んだり、胸ポケットに忍ばせるとモッコリしてしまう
とまあ、ちょっと心配な部分もあるのですが、スライド式のボディーや、タッチ式ホイールなどの、興味をそそる部分もあるので、一度試しに購入して使ってみようと思いました。
次回はこのタッチ式ホイールを搭載したコンパクトマウスの使い勝手についてレビューを行ってみようと思います。

2024年04月06日

Nebula for Windowsを試してみる話(Xreal air)

ARグラスの人気シリーズ、Xreal-airを購入して数か月が経過しました。
装着してPCに接続するだけでお手軽に大画面を使えるので、いろんな場面で重宝しています。
そんな中でも最大のメリットは寝転んで動画を視聴出来るという所です。
スマホを使った場合、どうしても片手に持って動画を見なくてはいけないので、手がだるくなったり、眠たくなって意識が飛ぶと、スマホを顔面に落としてしまう危険性がありますが、Xreal-airを使うとハンズフリーで楽に動画視聴ができるので、お休み前のくつろぎタイムでも大活躍してくれています。
今回はそのXreal-airの機能を更に引き出してくれるNebula for Windowsを入手したので、その使用感についてレビューしてみようと思います。
NebulaというのはXreal-airの発売元が提供しているアプリケーションで、現在Android、Mac版がリリースされています。Android版は、3D映像を駆使した仮想デスクトップ環境を空間に出現させ、スマホをリモコンのように操作し、独自のアプリでブラウジングや動画視聴、写真の閲覧などができるアプリケーションです。
Mac版はワイド画面や3画面出力ができるようなものらしいです(自分はMacを持っていないので、あくまでも聞いた話によるとですが)
Nebula for Windowsはまだベータ版の公開なので、 このサイト から入手することが出来ます。

インストールプログラムを実行し、アプリケーションのインストールが完了すると、Nubulaの初期画面が立ち上がってきます。
nebula_start.jpg
↑Nebula for Windows(ベータ版)の初期画面。
XrealAir本体を接続しないと何も始まらない的なメッセージが表示されています。
そしてその下には・・・
「NVIDIA RTX3060以上を推奨します」という恐ろしいメッセージが表示されていました・・・
結構ハイスペックな要求を突き付けてきます。
RTX3060というと、ゲーミングPCでも結構上位のモデルに搭載されているグラフィックボードになります。
つまり、スペックの低いグラフィックではまともに動かない可能性大です。
幸い我が家にはRTX3070がありますが、外付けGPUにはGTX1660Ti(RTX3060の2世代前のGPU)が搭載されていますし、3070が搭載されているデスクトップPCにはディスプレイポート対応のType-Cが無いので、実質上使うことはできません。
という訳で、まずはOneMix4の内蔵グラフィック(IrisXeグラフィックス96EU)でどの程度動くか試してみることにしました。

早速Nebulaのアプリを起動した状態でXrealAirを接続してみます。
すると・・・
nebula_update.jpg
↑Xreal-airのファームウェアアップデートが始まってしまいます。
ちなみに、NebulaによってアップデートされたファームウェアはBeamでは使えないことがあるらしく、Nebulaを接続した後、Beamに接続すると、ファームウェアのアップデートが実行される場合があるようです。(※先日最新版のNebulaにアップデートするとファームのアップデート合戦は発生しなくなっていました)

ファームウェアのアップデートが終わると、Nebulaの動作モード選択画面が起動します。
nebula_mode_select.jpg
↑モード選択画面
画面モードとしては、仮想画面モードが3種類、ワイド画面モードが2種類から選択できるようです。
ここで任意の画面モードを選択し、表示周波数を選択すると画面の認識音がして、希望のモードに画面が切り替わります。
ちなみにうちのPCで表示周波数を90Hzに設定するとバグって白い画面になってしまい使えませんでした。
この辺は動作するPCのハードウェアの対応状況にもよるかもしれません。

仮想画面モードが起動すると、アプリのメイン画面は調整パラメータをいじる画面に切り替わり、画面の見え方を微調整することができます。
nebula_setting.jpg
一番上のボタンは仮想画面の中心を視野の中心にリセットするボタンです。
背筋を伸ばしてまっすぐ前を向いた状態でこのボタンを押すと、正しい姿勢で作業することが出来ます。
その下のスライドスイッチはそれぞれ、画面の見える距離、画面の表示倍率、画面の曲度、複数画面表示の倍の画面間の隙間の調整を行うことが出来るようです。

複数画面を設定した場合、中央の画面は本物の画面の複製になり、その左右に拡張ディスプレイとして仮想画面が表示されるようです。
また、ワイド画面であれば、本物の画面の右側の拡張として仮想ワイド画面が表示される仕組みになっている様でした。

nebula_screen_image2.jpg
↑拡張画面の見え方。ワイドの曲面ディスプレイが3つに割れているような感じで視界に表示されます。

スクリーンショット (14).png
↑スクリーンショットを撮ると裏で3画面に加え、視界に表示される合成映像的な画面(おそらくグラス本体の両目のOLEDパネルに表示される映像)が生成されているのが分かります。
この映像をリアルタイムに生成していることを考えると、動作の重たさはなんとなく納得出来る気がしました・・・

Nebulaのメインウィンドウを×ボタンで閉じると、仮想画面モードが解除され、通常の表示の戻すことが出来るようです。

という事で、その他の使用感については下記です。
・GPUの負荷がかなりヘビー
 GTX1660,IrisXeともに試しましたが、いずれのGPUを使った場合も、首を振るとカクカクと画面が追従してくるので、お世辞にも滑らかな表示とは言えないような状態でした。
そして、常にGPU使用率は高い状態を維持し続けています。
xreal_GPU_.png
ここまで負荷率が高いと、バッテリー駆動のノートPCだと電源接続は必須ですし、ベースが高負荷状態なので、ここから更に重たいアプリケーションを起動しての高負荷な作業をするのは非現実的だと思いました。

・CPUパワーもそこそこないと厳しい
 同様にSurfaceGOでも試しましたが、CPU負荷が上がりすぎて通常の操作にもタイムラグが発生しました。
(マウスカーソルすらまともに動かない状態・・・)

という事で、やはり快適に使うにはRTX3060以上というのは妥当ではないかと思いましたが、CPU側も何らかのボーダーラインを設けた方がいい気がしました。
3画面で作業できるのは非常に魅力的ですが、その時点でPCが高負荷になるので、ゲームなどの負荷のかかる用途ではなく、文書作成などの軽作業が限界ではないかと思いました。
ハイスペックなPCでないのであれば、Beamの空間固定(3DoFモード)の1画面の方が快適で使いやすいと思います。
Beamはハードウェアで表示処理を行ってくれるので、PC側の負荷もほとんどないので、ゲーム用途としても十分使えますし・・・今後はNebulaとBeamを組み合わせてPC本体に負荷をかけず3画面表示ができるようになると面白いかもしれません。
という事で、Nebula for Windowsの今後のアップデートに期待です。






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