病院で出された私の1日の指示エネルギーは1,500kcalですが、そのうち果物は1単位、つまり1日80kcalは果物で摂取しましょうというものです。
80kcalの果物の量がどれくらいかといえば、バナナ1本(100g)、アメリカンチェリー(100g)、パイナップル(150g)、ぶどう半房(150g)、リンゴ半分(150g)、梨半分(200g)、桃1個(200g)、スイカ2切れ(200g)、メロン(200g)みかん2個(200g)、グレープフルーツ半分強(200g)、いちご一掴み(250g)といったところ。
大体ひとり分かな?と思う量は1単位の約半分で、約40kcalだということがわかってきました。これを昼食と夕食にそれぞれデザートとしていただくと、満足度も上がってちょうどいい感じです。
最近では、スーパーマーケットでプラスチックケースに入って売っているカットフルーツを買ってきて、毎食後カロリー計算をして果物にまわせるカロリー分だけを秤で測っていただくことが多くなってきました。もちろん、スイカ、桃、梨、バナナなどを切ったり剥いたりしていただくこともあります。
食事療法を始めて、一切お菓子を食べなくなると、果物の持つ意味(?)のようなものがわかってきました。果物は、食卓の華やぎであり、彩りであり、アクセントなのでしょう。私はこれまでお菓子中心の生活をしていたので、果物は酸っぱいものというイメージが強かったのですが、現在の食事療法の中においては甘くてみずみずしく、楽しみのひとつになりました。
この頃は、主食とおかずと野菜を決めてカロリー計算をし、500kcalからそれを引いた残りのカロリーで、ヨーグルト(100gで65kcal)と、果物(75g〜100g程度で40kcal)をうまく組み合わせるというパズルを楽しんでいます。
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