バリに一緒に同行したチャチャのゲスト、Hさん(現在”超期”?休暇中、羨ましいィ〜!!)。
うちにはもう何回も、2週間とか割と長期で来て頂いているのですが、なんと、彼にとっては初バリ?! 車の多さ、外国人ツーリストの多さ、何もかもが驚く事ばかりだったようです。 そりゃそうですよねぇ。ブナケンやメナドで外国人をたくさん見ることなんて無いですもんね。
食事に関しては、そこはヨーロピアンの彼。 さすがに半年インドネシア滞在ゆえ、バリでの食事はなるべく世界各国料理に挑戦したいと思っていた様子。
そんな彼が選んだのがこの和食フュージョンレストランである「雷神(Rayjin)」。
私個人的には、バリのレストランで”フュージョン”と解説付きのところで美味しい思いをした経験はゼロゆえ、実は抵抗があったんですが、メニュー写真に「お好み焼き」風?写真を見つけ、お好み焼きなら、飲み過ぎで疲れた胃を癒してくれそうなので食べたいし(笑)、味がズレてても、ソースさえかかっていれば何とかなるだろう、と、全く期待もせずに行ったのがかえって良かった。
大きい看板が出ておらず、トリップアドバイザーで見た地図が適当過ぎて、到着するまで車で暗い中をウロウロしてしまいましたが、ようやく小さな表札?を発見。 しかも、すぐお隣が”ダハナ”で、雷神はその横に隠れるようにひっそりとあったのでした。
ダハナといえば、以前、確か日本人がやっているレストランと聞いたことが。 これはもう何かあるな、と期待感アップ。
一歩足を踏み入れると、鉄板焼きカウンター飲み屋さん。紹介にあったとおりですが、清潔感のあるいい感じのカウンターです。
スタッフ全員が同年代若者インドネシア人男性。1、2人はヘッドシェフなのか、チャイニーズインドネシアン、又は日本人とインドネシアンかチャイニーズのハーフ?系男性がいて、全員でかけ声を合わせ、「いらっしゃいませ!」とまずは一声を発してくれます。
これ、見てて面白かったです。というのも、 日本なら「いらっしゃいませ」と発声するのとお辞儀は、ほぼ同時に行うと思いますが、 彼らはお辞儀をして、上体を起こしワンテンポおいてから、インドネシア語なまり付きで、「いらっしゃいませ」を発声。 お客さんが新しく入ってくる度にしっかりこのご挨拶をするので、なんだかとっても気になるパフォーマンス。
目の前のオープン厨房では、包丁をとるごと、冷凍庫をあける時、”焼き”を始める時にも、それぞれ 「◯◯入ります。」 のようなかけ声があがり、気分が斜めっている時に行くと、若干、「うるさいなぁ。」と思うかもしれませんが、そのうちすぐに気にならなくなるし、なにしろこの部屋に流れている、しなやかな中にもピンと張った何かがあるような活気がたまりません。
メインシェフさん?
予想をハズれ、 なんとも非常に美味しいお好み焼きでございました。 このふんわり感は、たくさんエア入れ作業をする鉄板さばきが決め手??
お隣のダハナ(Dahana)とは、中ではガラス戸一枚でつながっており、シェフさんが行き来しておりましたので、やはり同系列のレストランだったようです。
Hさん含め、このレストランは非常に嬉しい発見!だったので、数日後にまたディナー訪問をしましたので、続きはまた後ほど...。
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