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2017年04月23日

ネガティブって悪いこと?

ネガティブ思考(Negative Thinking)とは

物事に対して不安やプレッシャーを感じて

「どうせ私はダメ・・・」と

悲観的な考えをしてしまうこと。

何故こんな考えになってしまうのでしょう?

自己防衛のため

物事に失敗したとき、

必要以上に自分が傷つかないように

自動的に自己防衛が働きます。

誰だって傷つくのは避けたいですから、

最初に「私はダメだ」と言っておけば

失敗しても「やっぱり」とすんなり受け入れ

傷つくことを避けているのです。

これは、経験・性格などさまざまな要因もありますが、

基本的には誰にでも存在するもので、

生き抜くために必要なものでもあります。

しかし、健康面に過大に影響することも確かです。

健康なネガティブ思考

物事に対して最悪の結果を想像するのは問題ありません。

悲観的に考えるのが悪いのではなく、

その悲観的な結果を招かないために

何をすべきかに考えを変えること。

そうすることによって

不安を和らげることが出来ます。

いわゆる「 備え あれば憂いなし」です。

共有できる相手がいればなおさら。

ネガティブ思考の人は「失敗を繰り返さない」といいます。

逆にポジティブ思考は悪く言うと、

失敗しても次はうまくいくと何も考えない場合があり、

「同じ失敗を繰り返す」ことがあります。

また、

三國志で有名な諸葛亮孔明ら軍師たちは、

ネガティブ思考だからこそ名軍師になれたわけで・・・・・。





ネガティブ思考の人は

勇気くじきを受けた方が多く

抜け出すのに非常に大変ですが、

備え を意識することで

抜け出すきっかけが見つかる可能性があります。





日本の軍師というと誰でしょうか?

羽柴秀吉?竹中半兵衛?黒田官兵衛?大谷吉継?

さらに前の時代の楠木正成?赤松円心(則村)?

私はあまり有名でない?高師直(こう の もろなお)を思い浮かべます。

本姓は高階(たかしな)、師直は諱。

高兄弟は悪行非道と言われますが、

足利尊氏の側近として、さまざまな戦功をあげています。

まあ、最期はあまりよくありませんが。



2017年04月19日

もうじきゴールデンウイーク!

来週末から連休に入る方も多いでしょう。

休みは待ち遠しいと思いますが、

この時期に問題になるのが 五月病

入学・就職など4月から新しい環境に移った方が、

環境に適応出来ないでいると

なりやすいといいます。

環境といっても、やっぱり 人間関係 が主。

気の合わない同級・同僚や先輩・上司など、

緊張とストレスの一か月は耐えられても、

連休で一気に疲れが出てきます。

この疲れをうまく解消・転換させることが出来れば、

五月病を乗り切ることが出来ます。

とは言っても、

私も連休後は、いつも気怠いものです。

※気分転換の暴飲暴食はとても危険です。


2017年04月02日

明日から・・・・・

明日、入社式を迎える方。

また、先週から働いている方もいると思います。

・・・・・

やはり問題となるのが人間関係。

人間関係をスムーズにするには、コミュニケーションが大事。

自分から話しかけるのが一番有効といいますが・・・・・

それができれば問題にすらならないわけですが、

そうもいきません。

どうしても話しかけるのが苦手だという方もいます。

菜根譚前集1項にあるように、

無理して自分を偽るより、

自分のペースで経験を積み重ねる事で

理解者が増えていきます。

論語にも、里仁第四(25)に

徳不孤、必有鄰。[徳、孤ならず。必ず鄰(となり)あり]

とあります。

一生懸命かつ程よく力を抜いて行きましょう


2017年03月29日

妊娠期間と進化の関係

妊娠期間の謎

人類の赤ん坊は未熟のまま産まれます。

なぜ未熟のまま産まれてくるのでしょうか?

妊娠期間を決めるのは脳の大きさ。

普通、脳が大きい種は妊娠期間が長いといい、

産まれるタイミングは赤ん坊自身が決めるなどともいわれます。

この理論から考えると、

人類の妊娠期間は21ヵ月なくてはなりません。

一般的に妊娠期間を「とつきとうか」といわれますが、

だいたい9ヵ月(10ヵ月前後)ほどでしょうか。

どうしてこんなに妊娠期間は短くなったのでしょう?

それは、

先祖たちが直立歩行(二足歩行)を決めた時から・・・。

直立歩行とその弊害

直立歩行の進化には様々な説がありますが、

そのひとつに長距離移動があります。

物をもって遠くまで運ぶことが出来るようになった人類は、

それと引き換えに爆弾を抱えることになってしまいました。

それが腰。

それゆえに人類は腰痛(ぎっくり腰・ヘルニア等)と

切っても切れない間がらになってしまったのです。

直立歩行の環境に適応するために

弊害はもう一つ。

お椀型に変形した骨盤。
(上半身をバランスよく支えるのに好都合)

類人猿などの縦長の骨盤と違い、

お椀型の骨盤だと産道が狭くなります。

21ヵ月も母親の中で育った赤ん坊を

狭い産道に無理やり通そうとすると・・・・・。

こうしてたどり着いた解決策が、

『妊娠期間の短縮』でした。

狭い産道を通れるくらいの大きさの時に・・・出産。

こんな理由から、

9ヵ月ほどで産まれるようになったといいます。

しかし、『妊娠期間の短縮』は大きなリスクを伴いました。





進化による『妊娠期間の短縮』はリスク大

人類の赤ん坊は未熟のまま産まれてきます。

ただでさえ未熟の状態なのに、

さらに早く産まれてしまう「早産」は

すべてではないものの、

障害の残るリスクが大きくなります。

「早産」の原因には様々な要因がありますが、

「早産」を回避するために

生活習慣(健康的な生活)に気をつけ、

定期的に産婦人科医に診てもらいましょう。

さて、

産まれてきた赤ん坊を見て

”母親似か父親似か”という話題になると思います。

様々なことを踏まえて”父親似”と言ったほうが、

これから頑張ってもらう(男性の)動機づけになります。

それがいいのです。たとえ・・・・・。







2017年03月09日

人間関係が楽になる?


アドラー心理学の一部を こちら に書きましたが、

こちらをお勧めします。



いまは、「嫌われる勇気」が人気のようですが、

この「人間関係が楽になる アドラーの教え」は、

都合の良すぎる内容があるものの、

比較的、読みやすい本だと思います。

興味のある方は是非とも


やはりこちらもおススメ。




2017年02月28日

鮮やかな世界

人体の中で唯一、脳の一部が露出しているところがあります。

それは 眼(目)です。

人の目は、なぜ色彩豊かに見えるのでしょう?

それは 太陽 のおかげです。

なぜ太陽かって

太陽光の多くを占めるのが 可視光線だからです。

(この可視光線領域の波長を捉えるように進化したともいわれるそうですが)

可視光線とは、人が目で見える波長のことです。

ちなみに、

可視光線より波長が短いと 紫外線 、長いと 赤外線 の領域となります。

一部の昆虫や鳥類は紫外線領域の視覚を持っていて、

これは、花の蜜などを見つけるためでもあるといわれます。

紫外線領域では花の蜜は紫色(?)に見えるそうです。

鮮やかな世界を見れるのは女性?男性?

最近、テレビでも見かけるようになったテストを

一応ここでも行なってみたいと思います。

下図のAの赤色と同じ赤色はどれでしょう?

RED_Q.png

わかりましたか?

わかった方は女性ではないでしょうか?

残念ながら男性の方はわからないと思います。

それには理由があります。

色覚(主に赤と緑)に関係するX染色体(X染色体上の遺伝子)がその理由です。

男性は母親から1体。

女性は母親と父親からそれぞれ1体づつ、X染色体をもらいます。

仮にX染色体に不具合があったとき、

女性は予備があるので基本的に問題ありませんが、

男性は赤と緑が区別しにくい色覚異常になります。

また、

X染色体上の遺伝子によって作られた錐体細胞(すいたいさいぼう)は、

まったく同じ波長になるわけではないので、

女性は赤(緑)の微妙な違いを区別できるのです。

色を区別できるのが 錐体細胞。(陽が出ているときに活躍)

白黒画像を捉えるのが 桿体細胞(かんたいさいぼう)。(夜に活躍する)

女性は ウソ 見抜くことが出来るといいますが、

それは勘ではなく、

相手の顔色の変化(とくに赤)を察知しているからです。

男性の方々、

女性に ウソをついても 基本的には無駄 なのです。

遥か昔の先祖(女性)たちは、パートナーの健康状態を顔色で見極めていたようですが・・・

なんにしても、

女性は男性よりも 「鮮やかな世界」 を生きています




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2017年02月27日

口喧嘩では、女性に勝てない?

夫婦間・恋人間での口喧嘩で、

女性はマシンガンのように相手を責め立てます。

一方男性は、言葉が出ず口を噤んでしまいます。

女性は考える前に言葉が出て、男性は考えてから言葉が出るといいますが、

なぜそうなるのでしょう?

言葉の発達

男性は自慢話(人間関係や経験)を話すことが多く、

女性はその場にいない人(第三者)の話をすることが多い。

これは、言葉の進化(発達)にあるようです。

集団生活を選択したご先祖たちは、

類人猿のような1対1の毛づくろいは

人間関係をうまく構築できないとわかっていたので、

言葉を発達させました。

では、言葉を発達させたのは誰でしょうか?

それは、 女性 です。

狩猟採集が主だったご先祖たち。

男性は狩猟・採集のため、他の男たちとともに出かけました。

狩猟では言葉よりアイコンタクトで情報交換を行います。

一方女性は、人間関係を構築するため言葉を用いて情報交換を行いました。

このとき女性は、その場にいない人の情報交換を行うようになり、

他人の噂話をするようになったといいます。(だから他人の噂話が好き?)

この情報交換が言葉の発達に貢献し、

人間関係のネットワークを拡大していきました。

また、

女性は(大脳)新皮質を支配し、男性は大脳辺縁系を支配しています。

ご存知の通り、新皮質は言語を司る部位で高等生物は大きいとされます。

(我々人類は女性のおかげで高等生物として進化できたのかもしれません)

口喧嘩で女性に勝とうなんて、基本的に無理な話。

女性脳と男性脳

しかし、弁の立つ男性もいますし、その逆も然り。

これは、

母方の遺伝子が由来なのか、

父方の遺伝子が由来なのかで

少し変わるようです。

弁の立つ男性は、母方由来の遺伝子が発達しているのかも知れません。

2017年02月26日

個人心理学と勇気づけ

アルフレッド・アドラーは自身の心理学を「個人心理学」と呼んでいました。

日本では一般的に「アドラー心理学」と呼ばれています。

アドラー心理学は近年、注目を浴びています。

「人間の悩み(問題)は、すべて対人関係にある」とアドラー心理学は考えますが、

当たり前 です。

遥か昔から、人間は子孫繁栄のため集団をつくってきました。

集団の中では 対人関係が重要です。

(この対人関係の中で様々な進化が行われてきましたが詳しくは後日)

集団(社会)の中で自分(個人)が何であるか(優越・劣等)、悩むのも無理ありません。

そんな時、「アドラー心理学」は有効な解決手段の一つと考えられます。

勇気づけ

アドラー心理学の中に「勇気づけ(Encouragement)」があります。

勇気づけは、内から発せられる動機づけ(内発的動機)で、

損得に依存しない 行動に導くこと。

アドラーは「横一線の人間関係」を理想としています。
(人類は対等であって平等ではありません)

勇気づけの一つの手段が『感謝』です。

逆に、これを挫くのが 「ダメ出し」です。(勇気くじき)

企業では、不良(不具合)が出るとその対策として

「なぜ、なぜ、なぜ・・・」の聞き取りを行います。

不良削減には有効な手段ではあるけれど、

場合によっては、作業者を責めてしまう可能性があります。

いま、残業時間云々いわれていますが、

勇気くじきが行われてしまう環境 が問題であって、

時間は二の次です。(もちろん長時間による負荷も重要です)

気が付かないうちに、あなたも勇気くじきを行っているかもしれません。

勇気くじきにならないよう、

「個人心理学(アドラー心理学)」を参考にするのも良いかもしれません。


2017年02月15日

キス

ジークムント・フロイト

キスは、

小児性欲(口唇期)の名残り(赤ちゃん返り)と主張。

タバコやアメの多量摂取・爪を噛む行為など、

母親のおっぱいを吸っていた快楽の記憶を

呼び起こすための行為だとし、

母親のおっぱいを吸っていた時期に

この快楽を満たせなかったり、

また、

多くの刺激を受けた場合に

このような行為をするといいます。

「ならば、ほんとのおっぱいを吸えばいい」と、

ある人はいいます。


進化論的に

キスを分析すると、

相手の免疫能力を調べるための行為となります。

キスをすることで、

自分にない免疫能力を吟味し、

伴侶を選ぶ傾向があるようです。

免疫能力に関係する遺伝子を

MHC遺伝子(Major Histocompatibility Complex)

といいます。

その他にもいろいろ説がありますが、

恋人と盛り上がったときには自然に身を任せるのが一番 かと。


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