というのも、三菱UFJ銀行の子会社だったので、UFJ銀行経由でいろいろ利便が図られており、日本語の電話サービスもあったわけです。
その三菱UFJグループですが2021年9月21日にUnionBankを売却することを決定したようです。
ぐわ。やめて。日本人向けのサービスがなくなるじゃん。
ということで、管理人はとりあえずUnionBankに電話を掛けました。
じつはここのATMカードの有効期限が切れており「期限内に使用すれば新しいカードを届けますよ」というメールを信じて昨年の年末にコンビニで1万円引き出したのですが、半年以上経っても新しいATMカードが届かないのです。
現地とは時差があるのでなかなか電話するチャンスがなかったのですが、今日は祝日なのでトライしてみました。
ちなみに国際フリーダイヤルがあるのですが、じつは普通の固定電話だと繋がりません。
00531−11−4864にかけてみると、このサービスは利用できない旨のアナウンスが流れます。
公衆電話ならOKという都市伝説もありますが、面倒なので携帯から掛けてみたら、わりと簡単につながりました。ちょっと緊張します。
最初は自動音声(いきなり日本語なので大安心です)の案内で、それから要件に応じて番号を押します。
電話が混んでいるせいか5分ぐらい待たされて、日本語の女性オペレーターが出ました。
要件を告げて、こちらの口座番号や氏名、生年月日などで本人確認します。
最終の入金日や出金日も聞かれたので、これもサクサク回答します。
新しいカードが発送されていない様子だったので、あらためて送ってくれと申し込んで要件は終了です。
すべて日本語のやりとりだったので、とくに問題はありませんでした。
日本人が海外の銀行に口座を持つメリットはとくにはありません。
仕事で海外に駐在する場合は、現地会社から給与が支払われるケースもあるので、そういう人は現地の銀行口座を開設している場合もあるかと思います。帰国しても放置していれば口座はそのまま残ります。口座管理料をとる銀行もあるので、その場合はじわじわ預金が減っていくはずです。
ずっと日本にいる場合は必要ないかと思いますが、唯一あるとすればこの国が預金封鎖などをした場合のリスクヘッジです。日本政府の権限は国内金融機関に対しては有効ですが、外国の銀行にまでは手が出せません。
預金封鎖なんて有り得ないと思う方は特に対応は必要ないと思います。
この国の先行きが心配で、いずれ国外へ脱出しようと思っている人は、あらかじめ海外の銀行に口座を開設して毎年地道に送金しておくと良いです。
ちなみにスイス銀行は固有の銀行名ではないし、最低でも3千万円程度からスタートなので、おススメしません。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image