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貴生川での眺鉄 by 坂本 理恵 (12/05)
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2024年09月11日

長い直線を久しぶりに見ました

磐城塙の次は磐城石井です。


磐城が続くのは
旧国名から取っているんでしょうね。



旧国名が駅名に含まれているところは
割と多くあるように思います。



自分の中では以前乗った只見線が
会津〇〇と越後〇〇と
旧国名の駅が変化したので
県境を超えたことを直に感じましたし、

南武線の武蔵小杉、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口
などは武蔵国そのものですからね。



たかだか駅名ではなく
何かしらあるからこその駅名が多いので、

身近なところでもたまには
由来、歴史を考えながら
乗るのも良いかもと思います。



磐城石井は、ホームがきれいな駅でした。



55 磐城石井.JPG



各駅にそれぞれ表情があるようで
車内からとはいえ
楽しむことができますね。



56 南石井.JPG



南石井は片面ホームですが、
それよりも長いまっすぐな線路です。



57 南石井、東舘間 (1).JPG



南石井を挟んで直線であり、
北海道での線路を思い出しました。



水郡線でこのような線路は
想像していなかったので
最後尾からじっくりと眺めました。



57 南石井、東舘間 (2).JPG



直線を走っているので
カーブで斜めになることがなく
スピードに乗って走ることができていました。



57 南石井、東舘間 (3).JPG



また、線路にはところどころに
踏切があり、分断している線路を
渡ることができる箇所が複数見られました。



57 南石井、東舘間 (4).JPG








2024年09月12日

また行き違いです

南石井から長い直線を走り、
東舘に到着しました。



58 東舘 (1).JPG



ここ東舘で久しぶりに行き違いです。



少しの待ち時間ですが
車外へ出ることができました。



58 東舘 (2).JPG



改札口も出て
少しだけ駅前を散策できました。


こういうことができるのも
単線での行き違いがあるからなので、
とても有意義な時間になりました。



すぐに車内へ戻り、
反対方面郡山へ向かう列車と
ほぼ同時に東舘を離れました。



58 東舘 (3).JPG

58 東舘 (4).JPG



郡山行は運行間隔が
短めでしたね。


今は11時ちょっと過ぎなので、
次に郡山を出発する水戸行は
4時間半後なので、
まだまだ走っていません。


それよりも時刻表を眺めてみたら
行き違いした郡山行の
郡山到着が12時33分。


次の水戸行出発の1時間以上前でした(^^;



なんともすごい運行ダイヤなので、
この列車に乗ることができているのは
貴重だったんですね。



東舘を出て3,4分経つと
清流(久慈川)を超えてなんとなく
記憶のある所へ来ました。



59 矢祭山 (1).JPG



駐車場と吊り橋があるので、
矢祭山です。


吊り橋は「あゆの吊り橋」
と呼ばれています。



あゆの吊り橋へ自動車で来る人たちが
駐車できる駐車場から水郡線を
眺めている人たちを上から眺めました。



59 矢祭山 (2).JPG








2024年09月13日

矢祭山を再訪とはいきませんでしたが。

矢祭山へ到着しました。


下のアドレスは、前に降りたときのものです。

https://fanblogs.jp/gyouseikawasaki/archive/1914/0



矢祭山は、清流と吊り橋。
これは前から変わっていませんね。



59 矢祭山 (3).JPG



駅とは反対側に公園と吊り橋があるので、
水郡線で来ると矢祭山駅から
少し大回りすることになりますが、

清流と吊り橋の組み合わせは
気持ちが安らぐ良いところだと思います。



59 矢祭山 (4).JPG

59 矢祭山 (5).JPG



そして、
夜は真っ暗になってしまうと
想像できるくらい街灯が無いのも
変わっていませんでした。



片面ホームの矢祭山を出発すると
県境を超えます。



福島県から茨城県に入りました。



茨城県最初の駅、下野宮は
片面ホームです。



60 下野宮、常陸大子間 (1).JPG



乗り降り0人で列車は出発し、
次は水郡線の中心駅、
常陸大子へ到着します。



60 下野宮、常陸大子間 (2).JPG



旧国名常陸国の常陸が
着く駅名が増えてきそうです。



常陸大子へ到着すると
車内で数人立ち上がり
降りていきました。



降りた人たちと入れ替わるように
常陸大子では多くの人が乗ってきました。



61 常陸大子 (1).JPG



これは当たり前のことなんです。



というのも常陸大子は水戸から
常陸大子止まりの列車も
運行されるほどのところなんです。



袋田の滝からの帰りに
常陸大子から列車に乗りましたが、

水戸発の郡山行が
常陸大子で車両を切り離し
車両編成が短くなって
郡山へ向かうということがありました。



常陸大子で降りる人が多い
ということは乗る人も多いわけで、
ここから混み始めるのも
なんとなく想定内でした。







2024年09月14日

関東地方に入りました

今日は郡山から2両編成での
運行でしたので、
常陸大子での増結はありませんでした。


ほとんどの人が座れるようですが
相席になるボックス席も多くあり、
ローカル線を旅する感じが
減ってきてしまいました。


ローカル線はボックス席で
のんびりと他人を気にすることなく
車窓を楽しむイメージなので(^^;



常陸大子は改札口も駅員さんがいて
切符の回収から、
水戸での特急の乗り換えなども
案内しているようでした。



61 常陸大子 (2).JPG



水戸行は定刻に常陸大子を出発です。


常陸大子を出てスピードが上がると
沿線に親子で列車を
眺めている姿が見えました。



62 常陸大子、袋田間 (1).JPG



散歩ついでに眺鉄かな?
眺鉄がメインかな?



外は寒いと思うので、
固まっているところが
仲の良さも分かり良い感じでした(^-^)



水郡線は先ほどまでとは変わって
道路も集落も生活感がだいぶ
出てきた感じです。



62 常陸大子、袋田間 (2).JPG



川を挟んで線路と道路、民家と
限られたスペースに
線路を通し、道路を通し、
家を建てるといった感じです。



62 常陸大子、袋田間 (3).JPG









2024年09月15日

仕事の電話が入るとは

常陸大子を出て次の袋田に向かう途中で、
スマートフォンが振動しました。

袋田付近で仕事の電話です。

出ないわけにはいかず、
座ったまま耳に当てます。



回りの人にちょっと
怒られたようですが、
自分の電話に怒ったのではなく、
何か別のことに怒っていたようです。

勘違いと判明。怒られ損でした。



結局、電話をしていたので、
袋田駅はスルーしてしまいました。



ただ、袋田は片面ホームの駅で
自分が座っている方は
ホーム側ではないので、

特に車窓から見えるものも
なかったと思われます。



上小川は木で造られた駅舎で
こんな感じだったかも。



63 上小川 (1).JPG


63 上小川 (2).JPG



川を渡り、自分が乗っている列車が
川面へ影となって映りました。


久しぶりに影を発見でした。



64 上小川、西金間.JPG



上小川の次の西金を通りましたが、
ここもなんとなく下車した記憶があります。


この両駅(上小川、西金)には
降りたことがあるかもと
あやふやな気持ちのまま列車は
自分のことなどお構いなしに走ります。



ただ、なんとなく記憶があります。

その当時、なぜ降りたのか
理由は分かりませんが、

なんとなく上り下りの
列車のやりくりの中で、
時間が余ったことによる
途中下車だったんでしょう。








2024年09月16日

西金は降りていました

上小川を過ぎて西金へ到着です。



65 西金.JPG



今日はこのまま乗り通します。



過去の旅行記を探してみたら・・

やっぱり!西金で降りていました。


https://fanblogs.jp/gyouseikawasaki/archive/1916/0



自分はよくやることなんですが、
行きたい方向の列車が
しばらく来ず、

先に、反対方面へ向かう列車があると
その反対方面へ向かう列車に乗り、
本来向かいたい方面へ行く列車を
途中駅で迎えに行くことです。



時間が余った時に
有効活用できますし、
見知らぬ土地へ
足を踏み入れることが
けっこうやりたいことなもんで(^^;



さて旅の途中でしたが、
あれこれ仕事のことで
頭を切り替えなければいけなくなりました



どうせなら常陸太田へ
寄り道しようと思っていましたが、
このまま水戸まで直行し
少しでも早く鶴見へ戻ることにします。



なんとなく余裕のない状況ですが、
それでも気持ちを入れ替えて
車窓を楽しみます。


西金の次の下小川は
ホーム幅の広い駅でした。



何かの設備があったと思われるところで、
こういう発見は面白いです。



次の中舟生までは、
川沿いを走ります。



67 下小川、中舟生間 (1).JPG



流れが穏やかな久慈川なので、
だいぶ下流の方へ来たのかもしれませんね。



67 下小川、中舟生間 (2).JPG








2024年09月17日

どうせなら車窓を楽しみながら帰りましょう

中舟生に着きました。

「なかふにゅう」と読みます。



68 中舟生.JPG



読めないことはないですが、
難読駅ではありますね。



次の山方宿は駅舎が
改装工事中でした。



69 山方宿.JPG



山方宿も降りたことがあるような・・・・


というのも、なんとなく
駅舎が独特だったので
頭の片隅に「やまがたじゅく」が
出てきたのです。



これでした!

https://fanblogs.jp/gyouseikawasaki/archive/654/0



野上原ではだいぶ
一戸建てが多くなってきました。


集合住宅はあまり見ませんが、
住んでいる人は増えつつあるようでした。



なんとなく時刻表を調べると
常陸大子と水戸の間は
1時間半くらいの乗車時間になります。


茨城県庁所在地水戸へは
列車の時刻さえ合えば
十分通勤、通学圏内だったんですね。



車窓を楽しんでいると
時間の感覚がなくなります。


定刻通り運行されていると
思っていたら、
だいぶ遅れていたなんてこともざらです。



それだけ没頭して
楽しんでいるんですがね(^^;



ホームと駅外が同じ高さで
繋がっている玉川村へ到着です。



70 玉川村 (1).JPG



こういうのも有りなんですね(^^;


改札口どころか
そこからホームへきて
そのまま列車に乗る。



効率的ではありますね。









2024年09月18日

急に活気が出てきた車内

ホームが広いというか
駅の外と繋がっている玉川村では
近くの山の斜面でだいぶ伐採していました。



70 玉川村 (2).JPG



何か作るのでしょうかね。


しばらく停車していると思ったら
ここ玉川村で行き違いでした。


反対方面へは列車が
多く走っている感じがします。



運行ダイヤの関係ですが、
午後になるとこの動きが
逆になるのかもしれませんね。



行き違いを終え
列車は玉川村を離れました。



そして到着したのは常陸大宮です。



71 常陸大宮 (1).JPG



水戸から常陸大宮まで運行する
区間列車もあることからと
「大宮」と付くと
人が多いイメージがあります。



乗客も数人いて
街っぽくなってきました。



71 常陸大宮 (2).JPG



この辺りから水戸への通学・通勤は
当たり前になるようで、

乗ってくる人が
まず旅人ではなく
また乗り慣れている人が多く

ローカルな水郡線ですが、
車内の雰囲気が変わってきました。



71 常陸大宮 (3).JPG



次の静では、
複線になっていた線路が
撤去されていました。



72 静 (1).JPG

72 静 (2).JPG



時代が変わっていくので
仕方ないのですが、
やはり鉄道の衰退を
目の当たりにすると寂しいです。



静を出発すると次に停車したのは瓜連です。

「うりづら」です。



瓜連は前に降りたことがあるような気がしましたが、
駅の雰囲気が違っている気もしました。


→  https://fanblogs.jp/gyouseikawasaki/archive/655/0









2024年09月19日

水戸まで混んでいく車内

瓜連を出ると、
スピードが明らかに変わって、
早くなりました。


線路が良くなったのか、
走行中の揺れも減っています。



次の常陸鴻巣では、
駅前にソーラーパネルが
ズラッと並んでいました。



73 常陸鴻巣.JPG



もしかしたらヤギがいるのかなぁ。

というのは、ソーラーパネルの下の
雑草がほとんどなかったからです。


ヤギはソーラーパネルの下などの
人の手が入りにくいところの
雑草処理に利用されていると
見たことがありました。


ここはどうなんでしょうか。



常陸鴻巣を出て左側から
線路が合流すると上菅谷です。



74 上菅谷 (1).JPG



上菅谷は、常陸太田方面に
分岐するところです。



74 上菅谷 (2).JPG



今日、只見線に乗ることができず、
会津若松から磐越西線郡山行に乗り、
その中で再度組み立てた行程では、

ここ上菅谷で常陸太田方面へ乗り換え
常陸太田へ行く予定でしたが、
それを止めてこのまま帰ることにします。



理由は、袋田手前できた
仕事の電話で先方の勘違いから
一度戻って説明に行った方が
先々良いと判断したからです。



上菅谷では想像以上に人が乗ってきて
自分の前の席にも人が座りました。


すべての座席が埋まり、
立ち客がかなりいる車内で
ローカル線の車窓を楽しむ
という雰囲気はなくなりました。



車窓へカメラを向けるのも
この状況では周りに迷惑になりそうで、
しばらく我慢します。








2024年09月20日

郡山から水戸まで水郡線を乗り通しました

常陸太田方面の分岐駅上菅谷から2つ目の
下菅谷で行き違いがあり、
その列車は常陸大宮行の列車でした。



ここまで来ると水郡線も
本数が増えるので
あっちこっち行くことが
できるので、今日は本当に残念です。



水戸の手前で川を渡るのですが、
川の向こう側にマンションが見え始め
明らかに都市という場所へ
向かっていることが分かりました。



75 水戸到着前 (1).JPG



水戸の手前で常磐線に合流し、
ホームがたくさんある水戸へ
入線していきます。



75 水戸到着前 (2).JPG



常磐線は電車なので、
架線がいっぱいあります。

向こうに見える列車も
常磐線の501系ですね。



以前は、上野から取手を主として
走っていた列車で
最長15両編成もありました。


上野、取手間の運行が
新型車両(E231系)へ置き換わり
次の活躍の場を常磐線の
土浦、水戸からいわき方面へ
移した車両になります。



75 水戸到着前 (3).JPG



水郡線は、端っこのホームなので、
分岐もそれほどせずに
水戸へ到着しました。



76 水戸 (1).JPG



上菅谷辺りから水戸までは
かなり混んだ車内でした。


ホームに降りると
改札口、他の路線へ向かうために
階段に人が集まっていました。



少し時間をおいてから
自分は移動します。








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