この頃、MSXのゲーム友達から「イース」と「イースII」を借りてプレイしました。
画像出典: 『ゲーム子』
https://hiro-game.sakura.ne.jp/?p=78469
既に発売されてから1年以上経ったタイトルでした。
…が、今でもイースのタイトルが表示された時の感動は忘れられません。
特に「イースII」のオープニングの見応えや、グラフィックの緻密さ、処理速度の速さなど、すべてにおいてパーフェクトでした!
MSXで、100超えタイトルを遊んだ私ですが、今でもイースIIがMSX2最高作と思っています。
しかしながら製作の方には悪影響が…。
このオープニングに触発されて、グラフィックツールを使いSCREEN5でのオープニングを作るようになってしまいました!
昨今でこそ、スキャナが当たり前になり、液タブが普及して、グラフィック制作が昔に比べると非常に楽になっていますが、当時はとんでもないです。
以前にも書きましたが、私がMSX2でSCREEN5で絵を描く手順は、
?@紙に絵を描いて、サランラップに描き写します。
?Aそれをモニタに貼り付けます。
?Bサランラップの元線に沿って、グラフィックツールでポチポチ描いていきます。
とてつもない気の長い根気のいる作業です。
1枚のグラフィック描くのに何時間かかるか…。
Windowsの高精細グラフィックなら、その製作時間もわかりますが、MSX2の256×212ドット、16色でその時間です。
いかに大変だったか…。
まぁ、中にはマウスでそのまま描き切る人もいたそうですが、私には無理でした。
と、言う訳でこの出来事は、私のゲームが完成しない方に、大きく舵を切った出来事となりました…。