今村復興大臣の発言が話題となっています。発言の内容は、「まだ東北のほうでよかった」ということです。首都圏と比較しての発言ですが、誤解を招く発言です。
大臣という立場で、こういうことを軽はずみにいうのは如何かと思います。
画像の出所: NHK NEWS WEB
・ 1.はじめに
・ 2.今村復興相の発言の内容(要約)
・ 3.結局辞任の意向(辞めれば良いのか?)
・ 4.最後に
大臣の発言は、4月25の夜(当日ですか・・・)、自民党の等はパーティーの場で発言したようです。発言の内容は以下のとおりです。
・社会資本などの毀損も、いろんな勘定のしかたがあるが25兆円という数字もある。
・これは、 まだ東北のほうだったからよかった が、もっと首都圏に近かったりするとばく大な額になる。
というものです。話す内容としては、そのとおりだと思いますが、「東北の方がよかった」という発言が余計だったようです。また、復興大臣という立場で、首都直下地震のことを発言するのは、立場が違うのではないかと思います。復興庁の大臣ですので、東北の復興だけ考えれば良いのではないかと、私は思います。
この「今村復興相」の経歴を調べてみました。佐賀県佐賀市の生まれで、東京大学法学部の出身です。大学卒業後、国鉄に入社し、民営化後の九州旅客鉄道で勤めていたようです。九州出身ということで、余り東北についての知識がない方だったのでしょうか。
このような発言をするのであれば、「東北でもあれだけの被害があった。首都圏で起きたら。ばく大な額になる」と言っていれば、問題なかったと思います。
復興大臣に任命されてからの問題発言は以下のとおりです。
・「福島の復興はマラソンにたとえると30キロ地点」→まだスタート地点にも立っていない場所がある。
・「本人の責任でしょう」、「裁判だ何だでもそこのところはやればいいじゃない」、「二度と来ないでください」→これはフリーのジャーナリスト西中誠一郎氏の質問の仕方にも問題がありますが、大臣という立場で感情的になったのは上に立つ人間の態度ではないですね。
「口は災いの門」の典型的なケースで、発言した後、安部首相は「東北の方々を傷つける極めて不適切な発言で、総理大臣として、おわびをさせていただきたい」と述べ、陳謝。そして、今村大臣は「被災者を傷つけるよう発言をした」責任を取りたいとして、大臣を辞任する意向を固めたようです。
→結局、大臣を辞任したようです。
私も東日本大震災で被害を受けて、微力ながら自身を経験を活かして、復興事業に従事しています。これまで各地にお仕事に出向きましたが、どこも様々事情を抱えています。震災や原発の被害によって、もう復興できないのではないか?と思うようなところもあります。
次の大臣の方は、上記の件、特に被災者の心情や各地域の事情をご理解できる方が担当して頂きたいです。
復興に携わるものとして、少し真面目に記事を書きました。
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