全31件 (31件中 1-31件目)
1
土曜日の夕方、母のおごりでステーキを食べに行きました。毎月の恒例行事ですが、いつもより早めに行ったのに店はとても混んでいてかなり長いこと待たされたんです。年度末と何か関係があるのでしょうか。外は冷たい雨が降っていました。待合室で隣り合わせた方々と母はすぐに話を始めます。自分は人見知りだしこんなこと絶対にできないと思うんですが、母も大将も社交的な性格なのかすぐに知らない人と話し出すのでいつも一人で置いてけぼりな感覚になります。今日は寒いですねなんていう天気の話が導入になって、どちらからいらしたの?という一般的な話をおかずにいくらでも喋っていられる様子。母は東京から来たと言っていました。確かに彼女の人生の大半は東京で、茨城に住んでいるのはここ数年ですから話題的には東京の方が圧倒的に多いんですね。1時間くらい待ってやっとテーブルに案内されたあと、母が持ってきたバッグをのぞいて『財布がない』と大騒ぎ。でもどう考えても家に置いてきたとしか思えないのでお金は私たちが持ってるから大丈夫と言いました。生活の知恵なのか長年の経験の賜物なのか、母は財布を忘れてもカバンの隠しポケットにもしもの時のお金を結構たくさん持っているんです。それで無事会計は済んだんですが、車で店を出てすぐに今度は紳士服店に電話してくれと母が言います。どうしても今日中に、いつも世話になってる大将にスーツを買ってあげたいというんですよ。これまでにも何着も買ってもらってるし、もう閉店時間間際だから無理に今日行かなくてもと思ったんですが、絶対に行きたいと言い張るので仕方なく電話して待っててもらうようにしようとバッグに手を伸ばしました。ところがバッグが車になかったんです。慌てて車を引き返してもらってさっきのレストランへ。忙しくて手が回らないのか、まだテーブルは片付けられていなくて、バッグは椅子に置いたままになってました。親子揃って何やってるんだか。バッグには財布だけじゃなくて免許証も携帯もスイカも職場の入構証も入ってて、失くなったらただ事じゃなかったので冷や汗ものでした。スーツは無事オーダーできて、母のお財布も家のテーブルに乗っかっていたのでめでたしめでたしなんですが、なんでそんなに今日じゃなきゃダメだったのか聞いてみたら母が予知夢の話をしました。『あと三年で死ぬって夢を見たのよ。背中の癌だって。』そんなの真に受けて全財産を三年で使い切ったら、その後の人生どうするつもりなんでしょうね。だいたい背中のガンて、なんですか?本当だとしてもあと3年は生きられるってことですから、悔いの残らないようにやりたいこと全部やったらいいですよね。私ならそうします。実は私も変な夢見たんですよ。父が買い物に行こうというので、一緒に外に出るんです。足がおぼつかないようだったので手を繋いだら、とても暖かでした。『前は手が冷たかったけど、今は随分暖かいね。』父の歩幅に合わせてゆっくりと歩きながら、暗闇の中を自分はどこに向かっているんだろうと思いました。これも予知夢だとしたら私にお迎えが来てるってことなんでしょうか。父は5年前に亡くなってますのでね。最近人間の第6感として磁覚があることが分かったそうですが、こういった遺伝子つながりで同じようなことが起こるのにも何か理由があるのかもしれません。多分気にすることじゃないとは思いますが、ひょっとすると3年後に何かあるかもしれないので一応書き留めておくことにしました。
2019/03/31
コメント(0)
間違って引き落とされていたJDSF個人登録の年会費が今月戻ってきました。DSC解散のゴタゴタでお話ししましたが、JDSF事務局側では茨城DSCは個人会員に移行と言う認識だったからです。戻ってきた年会費は二人で14750円でした。関東甲信越ブロックのDSCは去年解散したので、今年からは県ごとに決めた方針に従って選手登録をすることになっています。茨城県では個人会員を認めていないので行き場の無くなった元DSCメンバーは新しいサークルを立ち上げることになりました。 新サークルはすでに会則も作成され、練習会などの活動を始めています。会長さんが全部取りまとめてくださっていて、一会員としては何もお役に立っていないのがちょっとばかり心苦しいのですが楽させてもらって感謝しています。 今週、新サークルの会費請求が送られてきました。年会費19000円です。個人会員よりサークルの方が安いと聞いていたんですが、高いですね。 内訳はJDSFに登録料などで3000円、茨城県連盟に1500円、県の地区会費として500円、会則で定めたサークル会費が4000円、合計一人9000円でした。登録料は今年だけなのかもしれませんが、サークルのメリットって会費が安いことだと思い込んでいたのでちょっと意外です。ちなみにWDSFの年会費も請求が来てこちらはカードで支払うんですが、20CHF(スイスフラン)で一人につき約2200円です。世界戦は年に1回か2回しか出場しないんですけどね。世界各国での会員数が相当数ありますから、その辺が金額に反映しているのかもしれません。 JBDF関東甲信越の年会費はカテゴリーひとつで7000円でした。2つだと8000円。これはカップル料金です。つまりスタンダードだけだと7000円で、ラテン・スタンダード両方だと8000円という意味です。これでJBDFのメイン競技にも出場できます。 JCFは年度が変わって最初に出た試合の受付で年会費を現金払いという方式で、私たちはラテンだけしか参加してないんですが去年は6000円でした。年会費払ったのに全然出場しませんでしたということは起こらないですね。競技団体はいろいろありますので手広くやってると年会費もかさみます。先日JBDF山梨の大会でお会いしたよく知ってる選手は、仕事も忙しいし、複数競技団体で試合に出るのは大変だからJDSFはやめたとおっしゃってました。日本代表として一緒に世界選手権にも出場してたカップルなんですけどね。 逆にJDSFだけに絞る選手もいらっしゃいます。競技団体ごとに特色があって間口を広げておくとメリットも多いんですが、級を維持するために毎週のように試合というのも体力的にきつくなってきますね。以前リーダーが転勤になった時は、JBDFのラテンのみに絞ったんですよ。引越してサークルに行けなくなったこともあり、レッスンも練習も時間が取れないので手広くやってられなかったんですね。今回も4月からの生活がどうなるのかを見極めて、体制を再考する必要があるかもしれません。
2019/03/30
コメント(2)
日本では国民病とまで言われるようになった花粉症。今では四人に一人くらいの割合になっているそうですが、自分の周りを見るとマスクをしている人だらけなのでもっと多いのではないかと思ってしまいます。花粉症は日本だけじゃないんですね。自分がまだ花粉症じゃなかった頃、アメリカ人の知り合いが日本でいきなり花粉症を発症してドラッグストアに駆け込んだのを覚えています。その人はアメリカでもアレルギー症状が出るらしく、どんな薬が効くか知っていました。ブタクサ系の花粉症が多いそうです。 イタリアでもミモザとかオリーブの花とかイトスギなんかの花粉症の人が20%くらいいるらしいですね。マスクすると怪しい伝染病なのかと職務質問されることがあるそうで、マスクでガードする習慣はなく、鼻フィルターとかスプレーとか薬で対処だそうです。イギリスでもなんの花粉かわかりませんが症状が出た記憶があります。ブラックプールに行った時ですから5月末ごろ。花粉症の人なら分かると思いますが、公園を歩いていて空気が濃厚な感じがしました。ヨーロッパでも北のほうに行くとハンノキやカバノキ、カシワ、ハシバミ、ニレなんかの木で花粉症の人がいらっしゃるようで、世界的に見てカモガヤ(イネ科)の植物にやられる人が多い様子。マスクすると職務質問なんて、どうしたらいいんでしょうね。花粉のない国ってどこでしょう。花の咲かない国にはあまり行きたくないし。
2019/03/29
コメント(0)
甲府は今年、開府500周年だそうです。去年行った時もすでに関連イベントは始まっていたように記憶しています。武田信虎が1519年に大規模な城下町の整備に着手して甲斐の府中「甲府」が誕生したそうです。試合の前日の夕食も、それに乗っかったメニューでした。毎年行ってる甲府駅前の奥藤本店。お蕎麦屋さんなんですが甲府鳥もつ煮の元祖としても有名なんです。早く行かないと混むので5時半頃に入店。締めにほうとうも注文しました。ご興味ある方、お店のサイトはこちらです。 甲府五百年の公式サイトはこちらです。
2019/03/28
コメント(0)
伝統的工芸品産業の振興に関する法律というのがあるそうで、経済産業大臣が指定する日本の伝統工芸品のひとつに山梨県の甲州印伝(いんでん)があります。車で店の前を何度か通り過ぎたことがあるんですが、『カバン屋さん?』くらいの認識であまり気にしていませんでした。 調べてみると印伝は甲州に400年以上も伝わる革工芸だそうで、古くは奈良時代に作られた印伝の足袋が正倉院宝庫に保存されているとか。クラシック音楽もそうですが、長く愛されるには訳があるんですね。普通は時代とともに淘汰されていきますから。 興味が湧いたので試合前日、少し早めに甲府に行って博物館を見てみることにしました。1582年創業の甲州印伝の老舗『印傳屋』の2階に博物館はありました。桜餅食べてて少し遅くなってしまったんですが、夕方5時まで開いています。入場料は200円でした。お客さんで賑わっている1階から階段で2階に上がると、DVDで製造工程を見せてくれます。鹿革に漆で模様をつける甲州印伝は非常に繊細で手が込んでます。展示室には歴史的に貴重な収蔵品が公開されていて、それほど広くはないスペースですが日本の革工芸文化も世界が認める素晴らしさだと納得できました。 見ると欲しくなるものですね。柄にいろんなシリーズがあって、色違いが見たいとお願いするとごっそり入った箱を出してくれます。大将は名刺入れを、私は印鑑入れを買いました。『こういうのってさ、見る人が見ると分かるんだよね。それ印伝ですね、なんて言われるかな。』大将は4月に新しい名刺になってから使うみたいです。山梨の思い出と共に、長く大切に使っていきたいと思います。
2019/03/27
コメント(0)
よみうりランドですっかり冷え切った体をすぐそばの丘の湯で温めていくことにしました。丘の湯は今日3月26日で15周年を迎えるそうで、様々なイベントを企画されています。競技会の帰りですからまだ髪はスプレーでバリバリですし化粧もごってりのまま。車なのでこのまま家まで帰っても良かったんですが、なによりお腹が空いていて風呂より先に何か食べたかったんです。ひたすらバナナで繋いでいましたので。 夜の9時でしたが、丘の湯の中にある食事処は混んでいました。食券を買ってブザーが鳴るまで席で待機。店員さんたちは休む間も無く次から次へとオーダーをこなし、いったい何時間くらいこの状態が続いているのか疲れ切った様子でした。 大将はソースかつ丼、私は唐揚げ定食でがっつり食べた後に濃厚ソフトクリーム。ボリューム満点で全部美味しかったです。一応今日中には家に帰り着きたいと、1時間後に集合ということで風呂場に向かいました。すごく広くてバラエティに富んでいるので本当はもっとゆっくりしたかったんですけどね。桜花石の熱湯というのに入って、まず冷えた体を温めました。ジェットバスで背中の疲れを癒し、水風呂で一旦リセット。漢薬蒸風呂はミストサウナなんですが、ペパーミントの部屋と桜の香りのマッサージソルトの部屋がありました。ちょっと遠いのでまた行くことがあるか微妙ですが楽しかったです。ご興味ある方、サイトはこちらです。
2019/03/26
コメント(0)
試合会場を3時ごろ出て、よみうりランドに向かいました。東京の西の方にあるアミューズメントパークなんですが、遠いのでこれまで行ったことありませんでした。いま夜桜とイルミネーションのコラボイベントを開催中なのと、スーパージャパンの賞品でチケットを頂いたので行ってみることにしたんです。桜、咲いてました。なんとなく山梨から茨城に向かう途中にあるような気がしてたんですが、大渋滞にはまって着いたのは夕方の6時半でしたね。8時閉園ですから、準決勝まで踊ってたら間に合わなかったかも。もう空いてるんじゃないかと思いましたが、春休み中の学生で結構混んでました。まずは全景を見ようということで観覧車に乗ることに。どうです、この眺め。すごくきれい!!!遠くに広がる東京の夜景まで一望できます。入場券に乗り物券が3枚付いていましたので、つぎにジュラシックカーに乗りました。恐竜がいる光の森をジープで疾走。大将は無駄にハンドル回しまくってました。結構楽しそうでしたね。夜になってすごく冷えてきて、園内散策は寒かったんです。東武ワールドスクエアを思い出しました。こちら光のトンネル。あんまり絶叫系には乗りたくなかったので、ゴーカートに並びました。並んでるうちに8時過ぎてしまいましたが、並んでる人がはけるまでは営業してくれてるんですね。アクセル全開でといわれたのでそうしたんですが、冷えて足がつりそうでした。夜のよみうりランド、おすすめですよ。16時からは入場料が安くなります。公式サイトはこちらです。
2019/03/25
コメント(0)
昨日の雪が嘘のような快晴の日曜日。ホテルに空気清浄機がなかったせいか、朝から目が痒くてくしゃみも連発。山梨は周り山ばっかりですからスギ花粉も多いのかもしれません。会場は小瀬スポーツ公園体育館、去年スタンダードA級戦に初挑戦して玉砕したところです。JBDF関東甲信越競技ダンス、前期山梨県大会でした。午前中のスタンダードB級戦。年間2回出場してそのうち1回は最終予選を突破するのがB級維持の条件になっています。なかなかA級狙うほどの実力が身につかないのでまずは現状維持から。栃木大会に出場していればこれで2回クリアだったんですが、欠場してしまったので今年最初の試合になります。出場組数114組。予選はフロアを半分に仕切ってワルツとスローフォックストロットの2種目で戦いました。 膝テーピングしてサポーター3重で出場の大将。ひとまず今日は出られたことでOKだったんですが、運よく最終予選を突破し準決勝まで駒を進めることができました。準決勝からはフロアが全面になって種目もタンゴとクイックが加わり4種目になります。個人的には準々決勝あたりで終わって午後のラテンに備える予定だったんですが、大将は変なやる気出してて決勝で名前呼ばれなかったことを非常に残念がっていました。あとで結果見たら7位でした。ちょっと惜しかったかな。 最近はすぐに結果をスマホでチェックできるようになったんですが、決勝進出者に限ってはコールされるまでフロアサイドで待機するシステムになったんです。午後の競技開始までの時間があまりなくて、黒塗りするのは諦め白いままラテンA級戦に出場。A級維持の条件は年2回の出場と準決勝以上の成績を1回以上とること。選手権で準決に残れなかったので今回は是非とも結果を出したいところでした。 出場組数30組、1次予選からフロア全面を使ってチャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレの4種目で競います。非常に残念なんですが1点足りずに準決に残れなかったんですね。13位でした。踊り的には特に悪くなかったと思うんです。強いて言うなら最初のチャチャの踊りだしが少し遅かったとか、ルンバを端っこで踊り過ぎたとか、その辺を工夫すればあと1点くらいなんとかなった気がします。 まだ何回かチャンスはあると思いますので維持できるまでは出続ける予定です。会場で声をかけてくださった方、声援を送ってくださった皆様、どうもありがとうございました。ちなみにある競技選手からの情報によると、ロペス&すぐりんペアが4月14日の埼玉の試合に出場するそうですよ。楽しみですね。
2019/03/24
コメント(0)
山梨に行きました。途中、談合坂の辺りで雪がチラチラ降っていて寒かったです。甲府では昨日25度という記録的な暖かさで一斉に咲き始めた桜が、今日の急激な冷え込みで震えているようです。こちら甲府市内の道沿いの桜。3時ごろ甲府駅近くのドーミーインにチェックインして、市内散策に出かけることに。甲府には毎年一度は試合で来ているんですが、まだまだ見ていないところはたくさんあります。今回は印伝博物館とジュエリー美術館に行きたいと思っていました。ところがホテルを出てすぐに大将が甘味どころにつかまります。ホテルとつながっているところを見るとこの土地のオーナーさんでしょうか。歴史あるお店のようです。大好物の草餅がなかったので、きな粉のおはぎと焼き桜餅を注文。私はあんこが苦手ですので当然ですが2つとも大将が食べるつもりだったんです。ところがここで食べますというとお店の奥様がお茶を入れてくださったんです。店内の片隅の椅子に腰掛けて待つことしばし。『おはぎはどちら?』まさかこのシチュエーションで私はあんこが嫌いですなんて言えるはずもなく、あんこどっさりのおはぎを私が担当することに。どこから来たのかとにこやかに問いかけられ、明日の試合のために茨城から来ましたなんて話しつつ、とりあえずあんこが出てくる前の端っこの方をかじって、この先どうしようかと思っていたら都合よくお客さんが来られたんです。お馴染みさんの多い老舗なんでしょうね。お客さんの対応をされている間に大将が2個とも無事完食。こんぶ茶も飲み終わり、どうもごちそうさまでしたと280円を支払います。どこに泊まっているのと聞かれてドーミーインですと答えると、あらそれならサービスしなくちゃとさらに桜餅2個、焼きと生とをパックに入れてくださったんですよ。『明日まで保ちますから、あとで二人でお食べなさいね。ご夫婦なの?あらいいわねぇ。ダンス頑張って。』 大将は店を出るなりいただいた桜餅にかぶりつきます。桜餅はそれほど好きじゃないって言ってなかったっけ?『そうなんだけどさ、これはうまい。』 お腹減ってたのね。きっとこれに味をしめて今後毎回このホテルに予約するんじゃないかなあ。天然温泉 甲斐路の湯 ドーミーイン甲府
2019/03/23
コメント(0)
日付けが変わる頃から始まった真夜中の引退会見。球場を去ってホテルの会見場にイチローが姿を現し、やっと始まったかと思ったらいきなりCM連発のTVにはびっくりでしたが、動画配信されていたのでそちらで見ていました。日本で9年、アメリカで19年。28年間でヒット数4367本です。大リーグ通算最多安打の記録を持つローズ選手の4256本を上回ったのは三年前でした。長い現役プロ生活に終止符を打つことに決めたのは今年のキャンプ終盤だそうです。ずっと50歳までやるとおっしゃってましたからね。私も背番号と同じ51あたりが潮時になるのかなと漠然と思っていました。それを考えると45歳は少し早かったと思います。ダンスだったらこれからやっとシニアII参戦ですもの。『最高の自分を目指す、イチロー89の言葉』は私の愛読書のひとつです。イチロー選手はこれまで多くの名言を残されているので、今日の引退会見も期待して見ていました。一番印象に残ったのは『人よりも頑張ることはとてもできない。あくまでも計りは自分の中にある。』という言葉です。スポコンアニメ全盛世代の自分としては『人の3倍頑張る』とか『ど根性』的な言葉が心の底にしっかりと根を張っているので、このイチロー選手の言葉は地下深くに光が差し込んだ気がしました。『一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて続けられない。』これは本当だなあと思います。最近は世界トップレベルのダンスの試合をYouTubeで簡単に見ることができるので、なんとか一つでも上達のヒントが欲しいと貪欲に見たりしてますが、そのパフォーマンスをこなすためにトップ選手がやっている基礎トレーニングや練習をそのまま真似することなんてほぼ不可能なんですね。イチローのようなトップアスリートになると本人自身が世界記録ですから、そこからさらに上を目指すためには自分を超えていくしか方法がありません。『自分なりに計りを使いながら、限界を見ながら、ちょっと超えていくということを繰り返していく。そうすると、いつの日かこんな自分になっている。』天才は1日にしてならずといいますか、誰だって突然名手にはなれないんでしょうね。『少しずつの積み重ね、それでしか自分を超えていけないと思う。』より良い自分を目指して地道に努力するというのは、それが好きでないと絶対に続かないです。 子供達へのメッセージと言われて、大好きなこと、打ち込めることを探すようにとおっしゃってました。『自分がやると決めたことを信じてやっていく。』『やると決めて進んできたことが必ずしも正解とは限らない、後退するしかないこともあるかもしれない。でも間違ったことを続けてしまって遠回りすることでしか本当の自分に出会えない気がする。』自分の人生も紆余曲折でした。多分これからもそうでしょう。それをきちんと言葉にできるイチロー選手は,禅かなにかを極めた修行僧のようですね。そういえば愛犬の一休(一球?)はもう18歳になるんだそうです。彼のメジャーでの生活を支えてくれた奥さんと一休さんに感謝の言葉を述べられてました。イチローが愛したマリナーズはいいチームですね。菊地選手のデビュー戦とイチロー選手の引退試合を日本の大舞台で用意してくれるなんて粋な計らいです。引退するずっと前からイチローはすでに伝説でしたが、彼の言葉には極めてきた者にしか言えない重みがあります。 人望がないから監督は絶対無理とおっしゃってましたが、そう思ってるのはご本人だけじゃないでしょうか。これから何をされるのか、まだ具体的なイメージはないようでしたが、愛する野球と野球を愛する人たちのためにこれからも活躍されることだと思います。平成を代表する名選手の一人でした。
2019/03/22
コメント(0)
先週の金スマで、ロペスの新パートナーが発表されたそうです。元フィギュアスケート選手の村主章枝(すぐりふみえ)さん。オリンピック出場経験のある社交ダンサーって、滅多にいないのではないかと思います。鍛え方が違いますから初心者とはいえ上達スピードは目を見張るものでしょう。2019年1月18日放送の金スマで山本先生に習う新パートナーが、顔にぼかしが入った状態で登場してて誰だろうと思ってたんです。まさかのトップアスリートでしたね。目指すは9月8日のグランプリ仙台でしょうか。熊本はちょっと間に合わない気がします。この試合で決勝6組に残ればシニアIラテンの日本代表になれますので、優勝は無理にしても代表にはなれるんじゃないかと思います。フィギュアスケートって、社交ダンスに活かせるのか?実は私も昔フィギュアスケートやってました。レベルが全然違うので比べられませんが、村主さんはトップ選手です。基礎としてバレエなどもやっているでしょうし、ダンサーとしてのボディコントロールは完璧だと思います。音楽に乗るという重要な部分もできています。それに何より美人です。『氷上の女優』という異名を持つほどの表情の豊かさはパフォーマンスに大きくプラスになるでしょう。違いは相手がいるということで、このリード&フォローが一番の課題ではないかと思います。個人技ではみるみるうちに上達してロペスを追い越す気がしますね。物足りなくなってやめないといいんですが。 世界フィギュアスケート選手権2019がいま、日本で開催されています。翔んで埼玉で話題のさいたまスーパーアリーナです。 数年前、荒川静香や浅田真央たちと銀盤上の華やかな舞台で活躍していたヒロインの一人、すぐりん。 村主さんは『あの天才のその後』的なバラエティ番組で3年ほど前に取り上げられいろいろ言われてたみたいですが、私生活はどうあれまた社交ダンスが脚光をあびるのは喜ばしいことです。スタンダード競技も似合いそう。是非頑張ってほしいです。大将は『一緒に戦おう』モードではなく、『観に行こうか?』モードでした。
2019/03/21
コメント(0)
能力は使わないと鈍ると言われますが、昔の人は地磁気を感じる能力を使って渡り鳥のように大陸間を移動していたんでしょうか。東大と米カリフォルニア工科大などの共同研究チームが昨日発表したニュース。人間も地球の磁気を感じる能力を持っていることを発見したそうです。地球が大きな磁石だということは皆さん、よくご存知だと思います。コンパスのNが北を向くのは北極方向にS極があって引き合っているから。磁石の発見は紀元前ギリシャ時代です。その後、中国で発明されたコンパスがヨーロッパに伝わって大航海時代に世界中に広まったようです。地磁気はいろんな形で利用されてきましたが、今では地球が見えない磁力線のバリアで宇宙線の攻撃から守られていることも分かっています。この地磁気、時々逆転するんです。最後に逆転したのは77万年前と言われていますが、それ以前にも何度か逆転していることが分かっています。 ちなみに千葉県市原市の養老川沿いに地球磁場逆転期の地層(チバニアン)があります。見てもなんだか分からないんですが、目で見られる位置にその証拠が露出してるのは珍しいのでちょっと気になりますね。例えば火山が噴火してマグマが冷える時、地球の磁場の影響を受けて岩石はその時の磁場の記憶を留めます。岩石を調べると、それが生まれた時の磁場の向きが分かるわけです。 だいたい数十万年に1回のスパンで逆転してるみたい。人類誕生から700万年と言われていますから、人類もこれまで何度か逆転劇を経験してるはずなんですね。 地磁気が逆転するというのは結構おおごとで、逆転するためには一旦ゼロになる訳ですからその時地球の磁場シールドも弱まって宇宙線をもろ浴びることになります。そんなに頻繁に起こることではないし、瞬時に起こることでもないので今心配する必要はないと思いますが、地球生命体には大きな影響を与えていて絶滅や進化の引き金になっているとも考えられているんです。 磁覚を持つ生物はそれをどう利用しているんでしょうか。生きていく上で重要な感覚なら発達しますよね。虫とか鳥とか魚とか自分の体の大きさに比べて遥かに大きな距離を移動する生き物は何かしらのナビが必要ですから発達しそうです。磁性細菌という微生物もいるらしいですよ。人類が定住するようになって、いらなくなった能力なんでしょうね。ダンスに利用できないかしら。
2019/03/20
コメント(0)
大好きなバレーボールのアニメ『ハイキュー!!』のセカンドシーズンをいまテレビで再放送していて毎週楽しみに見ています。以前ご紹介した第1期のオープニングテーマ『Ah Yeah!!』も大好きでしたけど、今日ご紹介する曲も心にビシビシ響いてくる曲です。SPYAIR(スパイエアー)という愛知県出身のロックバンドが歌ってます。息を切らしながら 走り続けて追いかける日々と 胸の熱さ見渡す世界に 自分ひとりが置いてかれるような気がしてなにが楽しいんだ?と人は言うけれどそれは俺にもわからない走り続けるだけさ明日もし、上手くいかなくったって立ち止まらない欲しいのは 次のマイセルフ誰かにもし、これ以上は無駄。ってライン引かれたってノーサンキュー!! 越えていくからSo What? この先がどうとかSo What? 人はこうだとかSo What? とりあえず、どうだっていいさSo, I'M A BELIEVER好きでいる事って 楽じゃないだろ?押しよせる現実 夢の辛さギリギリの時も 自分以外を頼ったらいけない気がしてなにが正しいんだ?と俺も探すけどそれは誰にもわからないあの日もし、こうしてればなんて考え出すと嫌になるね 次のワンステップそれでももし、君じゃなきゃダメだ。って言ってもらえたらOh サンキュー!! 傷ついた日々So What? 優しくなろうとかSo What? 素直でいようとかSo What? とりあえず、置いときゃいいさSo, I'M A BELIEVERなにが楽しいかって?なにが正しいかって?それが俺にもわかるまで走りつづけるだけさ明日もし、上手くいかなくったって立ち止まらない欲しいのは 次のマイセルフ誰かにもし、これ以上は無駄。ってライン引かれたってノーサンキュー!! 越えていくからSo What? この先がどうとかSo What? 人はこうだとかSo What? とりあえず、どうだっていいさSo, I'M A BELIEVERSo, I'M A BELIEVER
2019/03/19
コメント(0)
JDSFの競技結果が載っているサイトの順位表の話。先日大将に言われるまで気がつかなかったんですが、一番右に降級解除という欄があったんですね。『P / P』とか『ー/ P』とか『X / X』とか書いてあります。スラッシュ(/)の左側がリーダーで右側がパートナーを表しているそうです。『P』が維持OK、『X』が維持できず、『ー』が持ち級なしとのこと。全日本シニアIIラテン選手権は11位まで、スタンダードの方は13位までがシニアIIA維持になってました。香川県の試合では、ラテンA級2位まで、スタンダードA級6位まで、シニアIIAスタンダード7位までがA級維持です。昇降級規定をいちいち見なくてもこれで一目瞭然でしたね。 通常はカップル揃って『P / P』か『X / X』か『ー/ー』ですが、今年から新しく組んだカップルは『ー/ P』のように不揃いな場合もあり得ますね。持ち級なし『ー』の人は初参戦か去年までの大会で昇級してない選手ということで、今年からアマの試合に戻ってきた元プロはみんなこれです。こんなに便利な情報欄がいつからあったんだろうと思ったら2012年からでした。いつもどこ見てたんでしょうね。
2019/03/18
コメント(2)
くまのプーさんというキャラクターは昔から知っていた気がしますが、名作児童文学を読んだことはなくて『はちみつ大好き』で蜂に追っかけられている漠然としたイメージしかありませんでした。テディ・ベアと混同していた部分もあるかもしれません。そんなクリストファー・ロビンの子供時代を知らない人が見ても違和感のない映画でした。そもそもお話の舞台がイギリスだということも初めて知りました。クリストファー(ユアン・マクレガー)は寄宿学校に行くことでプーさんはじめ森の仲間たちに別れを告げます。父親が早くになくなり、彼が若くして家を継ぐことになりました。 結婚し、戦争に行き、娘が生まれ、鞄会社に就職し、家族三人はロンドンで暮らすようになります。結構長い前フリでしたが、お話はここからです。週末をサセックスのクリストファーの実家で過ごそうと計画していましたが、仕事の都合で彼だけが行けなくなってしまいます。家族は仕事優先のクリストファーに不満がいっぱい。一人ロンドンに残って仕事をしていた彼の元に突然プーが現れるんです。 ドジなプーに家中を引っ掻き回され仕事にならないクリストファーは彼を連れて汽車に乗り100エーカーの森に送り届けることにしました。汽車の中でも時間を惜しんで仕事をする彼をよそに、プーさんは窓から見える景色を一つずつ口にする一人遊びを始めます。『木、雲、人...。』『なんにもしないこと』をする。これがキーワードですね。大人になると、しなくちゃいけないことを詰め込みすぎるのかもしれません。プーさんが主役ですからペースはのんびりで、対照的にせかせかしているクリストファーが滑稽にさえ見えてきます。大切なものは何かを思い出させてくれるとか、仕事に疲れた大人のこころに響くというこの映画を見た方のコメントを耳にしましたが、大切なものって人によって様々ですからね。 クリストファーが残業で夜帰宅した時、子供は寝る時間になっていて奥さんも深いため息ついてましたけど、時計見たら9時だったんです。『まだ9時じゃん…。』大将とつっこみがシンクロしてしまいましたよ。そんなの日本では早く帰れた方じゃないですか?働き方改革というより、働く日本人の意識改革がまず必要かもしれませんね。 『プーと大人になった僕』は2018年のディズニー映画。原作はA・A・ミルン、この人の息子がクリストファー・ロビンという名前で、自分の子供のために作ったお話だそうです。監督はマーク・フォースターです。ところでプーと仲間たちは生きている『縫いぐるみ』なんですか?どう見ても布製で、食べたり飲んだりしてるのが不自然に見えました。個人的には同じぬいぐるみ系ならテッドの方が面白かったかな。公式サイトはこちらです。
2019/03/17
コメント(0)
美味しいお寿司が食べたいと母が言うので誕生日のお祝いも兼ねて食事に行きました。チェーン店だしランチなので割安です。本当は母の誕生日はこの日じゃなくて父の誕生日なんですけどね。母は自分が言い出したので自分がおごるつもりだったようですが、大将におごってもらった上に予想外のプレゼントまでもらえて感激してました。スーパージャパンで賞品としてもらった魚沼産コシヒカリのおすそ分け。午後は2週間ぶりに練習に行ったんですが大将の膝の調子がイマイチということで夜に予定されていたDSCI練習会はパスして帰ってきました。実は昨日の夜、帰ってくるなり衝撃発言が飛び出したんです。『来月から鎌倉だって。』いざ鎌倉の、あの鎌倉ですよ。大仏のある、小学校で遠足に行った、神奈川県の。つまり、また転勤です。去年東京転勤になってギリギリかよえる距離だったんですが、今度は神奈川。どんどん遠くなるぅ〜。 茨城と神奈川の間には、千葉県、埼玉県、東京都があって同じ関東とはいえすごく遠いんです。電車で片道3時間、神奈川で試合の時は当然のように前泊だし。以前転勤になった時は私の勤務地との中間ということで千葉県に引っ越しましたけど、もう家買っちゃったし親も近くに呼んでるし移りたくないです。単身赴任でしょうか。さみしー。
2019/03/16
コメント(2)
<アマという選択枝>初めてナニワのマリトースキー&ジョアンナと知り合ったのは2005年のグランプリ大分でした。二人のテンポのいい話ぶりは漫才を聞いているようで、ずっと笑いっぱなしだったのを覚えています。大将も関西人ですからすぐに仲良くなって、それからずっと大会で顔をあわせるたびに親しく話すようになりました。2010年に一緒にブラックプールに行った後、彼らはJP西部に所属するプロになって会う機会が減りました。JP四国の大会ではたまに顔をあわせることがあったんです。立場が違うので一緒に戦うことはありませんでしたが。 去年だったか、これから先どうしようか迷ってるという話を聞きました。JPDSAがJDSF公認からはずれるタイミングで彼らはアマに戻ることにしたようです。プロの世界は色々しがらみがあるみたいですね。詳しくは聞いていませんが、プロはアマほど試合数がない上に出場者の顔ぶれがいつも決まっていたとのこと。練習してもしなくても順位もいつも同じなので、練習しようというモチベーションが湧いてこないそうです。プロもいろんな団体がありますから、それぞれ事情は違うと思いますが、一度所属すると抜けるのも大変そうです。社交ダンスのプロは、競技で賞金稼いで生活するというより教室で生徒さんを教えて生計を立てるというスタイルです。ゴルフやテニスみたいに勝つと何億円ももらえるわけじゃないですからね。 JDSFのアマのいいところは年取ってもずっと競技を楽しめるということだと思います。一般的にスポーツは10代後半から20代前半くらいにピークがきて、あとは引退に向けたカウントダウンというパターン。でもアマの競技ダンスは30歳過ぎても40過ぎても10歳ごとに区切られた年齢別の試合があって、それぞれに世界選手権があります。今の所、シニアIVスタンダード(65歳以上)のカテゴリーが最高齢ですが、もっと上にもできる可能性はありますし、いくつになっても参加することは可能です。年代に合わせて輝けるステージが用意されているのは嬉しいですよね。最近ではプロもオーバー40とかが始まって長く競技生活を続けられる場が整ってきましたが、アマの方が世界的に見て圧倒的に選手数が多いですし、試合数も多いです。プロからアマに転向する選手を最近よく見かけますが、今始まった話ではなくてこれまでにも競技会で一緒に戦うメンバーの中に何人かおられました。キンタロー。も確か元プロでしたよね。競技ダンスが好きで長く続けていきたい場合、それを生活の糧としないアマという選択も自分たちはありだと思っています。
2019/03/15
コメント(0)
<どこ行くんだ、タクシー>駒沢オリンピック公園総合体育館の開場が朝8時ということでしたので、それに合わせてホテルを出て中目黒駅近くのタクシー乗り場から会場に向かいました。『オリンピック総合体育館までお願いします。』今から考えると、この言い方がまずかったんでしょうね。大将はなんで北に向かってるのかなと思ったと後から言ってましたが、私なんかは信じきってますから自分がどこを走ってるのかなんて全く気にしていませんでした。中目黒と大会会場の位置関係も把握してなかったですね。車は順調に滑り出したものの10分くらいで着くはずなのにその気配がありません。なんとなくソワソワしている後部座席の変な黒塗りカップルに、運転手さんが突然話しかけてきました。『代々木体育館ですよね?』ちがいます!オリンピックって言ったら代々木体育館ですか?駒沢オリンピック公園総合体育館とは正反対に向かって走ってたんですね。時計を見たら受付終了時間が迫ってます。大将は競技仲間の埼玉メロンチョコさんに『うちの分もエントリーしといてくれー。』メッセージを送りましたが既読がつかず焦りましたよ。しかも国道246が大渋滞。『どこら辺に停めますか?』もうここで結構です。回り道して料金倍くらい高くなったけど払わないわけにいかないですよね。なんかすごく損した気分。大将は荷物と私を残し、ダッシュで会場に走りました。メロンチョコさんたちもギリギリだったみたいで受付でバッタリ会ったそうです。8時20分が受付終了だと思ってたんですけど8時半だったようで、なんとか間に合いました。来年の東京オリンピックでも似たような問題が起こり得ますよね。オリンピック総合体育館は東京のいろんなところにあるということを肝に命じて、タクシーに乗るときは地名を正確に告げる心がけが必要だと痛感しました。
2019/03/14
コメント(2)
<キッチン付きのホテル>ここのところ3週連続で金曜の夜、外泊でした。東京オープン前日は駒沢体育館までタクシーで10分ほどの中目黒に泊まったんですが、ここがちょっと面白いホテルだったんです。駅近のワンルームマンションを一棟買いしてホテルとしてリノベーションした民泊風のホテルでした。グランドレジデンス中目黒というところです。各階に2つずつ部屋があって、私たちは7階でした。駅前の商店街にはおしゃれな飲み屋が立ち並び、そこを通り過ぎながら地ビール飲み比べの店なんか発見したりして明日が早朝から試合でなければパーっと行きたいところです。駒沢大学が近いですから学生さんたちも多いんでしょうね。街に活気があります。ホテルは満室で、飛び込みで来られたらしい外国人観光客三人組が大きなスーツケースを転がしながらが夜11時過ぎに断られて出て行くのとすれ違いました。外国人に人気なのは分かりますね。元がワンルームマンションですからキッチン・バス・トイレ完備なんですよ。ユニットバスなんですけどトイレが別で風呂に洗い場が付いていたのがうれしかったです。冷蔵庫も電子レンジも洗濯機も、フライパンなどの調理器具もあって、1部屋五人まで泊まれるとありましたから人数多いほど格安です。もちろんエアコンやテレビもついてます。シャンプーや歯ブラシなどのアメニティもありましたしタオル類も置いてありましたが、パジャマはないので持参してくださいと言われてました。石原先生たちがイタリア遠征の時にこう言った自炊できるところに泊まるとおっしゃってたのを思い出しましたよ。炊飯器はなかったな。来年のオリンピックに家族で応援に来られる外国人なんかにピッタリじゃないでしょうか。でもベッドは2個しかありませんでしたね。五人だとちょっと狭すぎる気がします。 リノベーションしたとはいえ元々の築年数が多分古いので断熱がそれほど良くなくてエアコン消すと寒かったのが玉に瑕といったところでしょうか。逆に夏はエアコン入れても暑いかも。駅に近いんですが音は気にならないし、遮光カーテンがついているので朝日ギンギンで目がさめるということもありません。電子レンジがあるので、コンビニで夜に買っておいたハンバーガーなどを朝温めて食べられるのが嬉しかったです。
2019/03/13
コメント(0)
2019年3月10日に駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館で開催された東京オープンの結果です。前日私たちが試合している間に、ステージの電光掲示板を設置したりする作業が粛々と行われていました。知り合いの多くが観戦するとおっしゃってましたので、きっと大盛況だったでしょうね。<WDSF ワールド・オープン・スタンダード>1. Francesco Galuppo - Debora Pacini(イタリア)2. Anton Skuratov - Alena Uehlin(ドイツ)3. Edgars Linis - Eliza Ancane(ラトビア)4. Tomas Fainsil - Violetta Posmetnaya(ドイツ)5. Pasquale Farina - Sofie Koborg(デンマーク)6. Winson Tam - Anastasia Novikova(カナダ)出場組数57組。5位にパスカーレとソフィーが入りました。6位に入ったTamはどちらかというとラテンの方が得意な東洋系のカナダ人なんですが、『Tamの日常』みたいなYouTubeを発信しているひょうきんな選手です。去年アントワープの試合に行った時に大将が『YouTube見てるよ。』と彼に言ってきたそうです。日本選手は残念ながら準決勝には進めず、3次予選に菅原組14位、小嶋組15位、大西組17位、五月女組22位が入っていました。 <WDSF インターナショナル・オープン・ラテン> 1. Timur Imametdinov - Nina Bezzubova(ドイツ)2. Andrey Gusev - Vera Bondareva(ロシア)3. Winson Tam - Anastasia Novikova(カナダ)4. Dumitrescu Razvan - Jacqueline Joos(ドイツ)5. Arthur Ankerstein - Barbu Georgiana(ドイツ)6. Denis Gudovsky - Maria Izotova(ロシア) 出場組数27組です。優勝したティムール&ニーナは大好きなカップルです。見たかったなあ。2位のグッセフは大将のお気に入りの選手です。3位がスタンダードで6位だったカナダのタム。日本選手は惜しくも準決勝止まりで八谷組8位、五月女組10位でした。U-23カップはWDSF公認ではありませんが、スタンダード33組、ラテン30組出場で両方とも五月女組が優勝でした。五月女組は全部で何曲踊ったんでしょうね。70曲くらい?真似できませんね。 <PD スタンダード>1. Nikolay Darin - Natalia Seredina(モルドバ)2. Andrey Motyl - Ekaterina Kim(ロシア)3. Cheng Dan - LI Zhenni(中国)4. Alessandro D'Amora - Maria Gorelik(イタリア)5. Alessandro Ilarioni - Aurora Sbardella(イタリア)6. Marts Punins - Dana Jakobsone(ラトビア) WDSF PD スーパー・グランプリ・スタンダードというすごい名前の試合でした。出場組数48組です。PDも層が厚くなってきましたね。日本期待のメンバーは準決勝に残れず、オレクシー組が15位、石原組が16位、久保田組が18位の成績でした。詳しい結果はこちらです。
2019/03/12
コメント(0)
快晴の土曜日とは打って変わって日曜日は曇り空の広がる寒い一日でした。体育館もかなり寒くて試合の合間も体が冷えないようにみなさんダウンを着込んだりして工夫されてました。特にプロのスタンダード選手権は出場者が100組を超えていて種目も多いので長いんです。 ラテン競技の女性はスカート短くて足が冷えますからね。私たちはラテン選手権の他にもう一つ、グランドシニアラテン選手権にも出場していました。 シニアスタンダード選手権とグランドシニアラテン選手権には特典が用意されていたんです。優勝者は代表として日本にンターに派遣してもらえるんですね。 今年から始まった制度かもしれません。グランドシニア参戦はうちも今年が初めてなので、エントリー料1万円をだしてもらえるならうれしいですからね。 出場組数21組、種目はチャチャ、ルンバ、パソの3種目です。ラテン選手権の合間にちょうど体が冷えなくて済むタイミングで予選が入ってありがたかったです。新潟のこいちゃんには『なんで出てるの?』なんて言われちゃいましたけどね。2階席から地元の方々でしょうか、絶大なる声援を頂き、さらにラテン選手権参加の競技仲間たちからも応援してもらって楽しく踊らせていただきました。みなさんの応援のおかげで大将も膝がなんとか保って、9人審判全員に全種目で1位を頂くという完全優勝を久々に体験させていただきました。オナーダンスはチャチャです。本当にありがとうございました。(おわり)
2019/03/11
コメント(0)
朝5時に頑張って起きてパンをかじっていると亀のような足取りで大将がキッチンに登場しました。『やっぱり膝がダメみたいなんだけど…。』1月の10ダンスの頃から怪しかったんですが、昨日の試合で古傷の膝が腫れて今日の午前中から予定していたスタンダード競技を棄権したいと言うんです。ラテンは膝を伸ばして踊るので踊れるらしいんですよ。そんなものなんでしょうかね。大会事務局に棄権の連絡をしようとしたんですが、早朝に事務局の教室に電話しても誰もいらっしゃらないでしょうし、体育館に連絡といっても対応してもらえるとは思えません。同じ試合にエントリーされている知り合いの選手から伝えてもらおうと電話してみたんですが、試合の朝の忙しい時に携帯なんて見ないでしょうね。というわけで午前中に予定していたスタンダードB級戦は欠席。6時半に家を出る予定だったところを10時頃出発となりました。今日はJBDF関東甲信越ブロックのアマラテンとプロスタンダードのチャンピオンを決める年に一度の選手権大会でした。場所は栃木市総合体育館。家から車で2時間弱の距離です。到着した時、ちょうどスタンダードB級戦の決勝4種目が行われていました。みんな上手だし、万全の態勢で臨んでもここに自分たちが残っているとはあまり想像できない感じだったので、まあラテンだけ頑張ろうと開き直ります。午前中のプログラムはアマ・スタンダードのシニア選手権、B・D・E・ノービス級とジュニアの試合、プロ・ラテンD級戦があり、その表彰式に続いて2018年度の年間ブロックランキング表彰式がありました。昨年アマラテン選手権優勝の塚田・小島組が東京オープンではなくてこちらの試合にエントリーされていたのはこの表彰があったからなんでしょうね。午後の競技はアマ・ラテン選手権のほかにグランドシニア選手権、C・D・E・ノービス級、プロ・スタンダード選手権、プロ・オーバ−40がありました。プロのオーバ−40は最近始まった競技で、男性か女性のどちらかが今年40歳以上であれば未登録選手でも出場できます。 アマ・ラテン選手権は出場組数37組。予選はチャチャ、サンバ、ルンバ、パソの4種目で戦います。1次予選が終わってもう2次予選が始まるという時間まで結果の紙が張り出されなくて不思議だったんですが、どうやら全員2次予選には進めたようでした。2次予選から9人審判のジャッジが始まり24組が3次予選に進みました。 3次予選からシード選手が登場します。ここで残れば次からジャイブが入って5種目、A級維持への大きなステップになったんですが、残念ながら準決勝12組には残れませんでした。リーダーが膝テーピングの上にサポータ−3重ですから運良く残ったとしてもジャイブなんて踊れないでしょうね。勝ち残った知り合いの選手をフロアサイドから大声で応援しました。(つづく)
2019/03/10
コメント(0)
東京オープンの前日に毎年行われている全日本シニアII選手権に参加しました。今年は会場が東京体育館ではなく駒沢オリンピック公園総合体育館でした。去年は2月末でまだ花粉はボチボチ飛んでいる程度だったんですが、今年は日程も3月になって非常に多く飛んでいる時期です。シニアII選手権は日本代表選考会ですので、全国各地から精鋭が集結します。選手権の他には3級、2級、1級、D級、C級、B級、シニアVのラテン、スタンダードの試合がありました。 午前中の全日本シニアII選手権ラテンは参加組数29組。1次・2次予選はサンバ、チャチャ、ルンバの3種目でフロアを半分に分けて行われました。審判は7名です。ここ数年の試行錯誤ののち、また昔に戻った感じです。準決勝からは5種目で、フロアも全面になりました。今年は給水タイムはありませんでしたね。まあ世界選手権には給水タイムなんてないので特に文句はありません。 1年経つといろんなことがあるものです。長年一緒に戦ってきた競技仲間がカップル解消して別のリーダーと参戦していてビックリ。10年くらい前にターンプロした大阪のNK組がターンアマして戻ってきたり。JPがJDSF公認から抜けたことが絡んでいるのかもしれませんが、最近ターンアマの選手をよく試合で見かけます。 去年の優勝者ON組のリーダーのお母さんが、偶然ですが大将のお母さんのダンス友達で、朝早くから一緒に応援に来てくれてました。私たちはここ2年準優勝だったので今年こそ優勝の意気込みだったんですが、決勝には残れたものの4位の成績でした。ON組は6位に入賞。 ターンアマした元プロの選手が2組決勝に入ってましたね。そのうちの一組は仲良しのNK組(ナニワのマリトースキーと呼んでいました)で、今回準優勝だった福島のドニーさんたちと一緒にブラックプールにも行ったことがあるカップルでした。優勝は新しくカップルを組んだ競技仲間で、それぞれ別のリーダー・パートナーと組んでいる時から一緒に戦っていてよく知っている人たちです。二人とも実力者なので短期間でもちゃんと仕上げてきたんですね。すばらしいです。決勝に残れたので私たちは8年連続代表入りを達成しました。会場で応援してくださった皆様、どうもありがとうございました。こちらお昼の練習タイム。午後のスタンダード全日本シニアII選手権の方は出場組数36組。予選はハーフコートでワルツ、タンゴ、スローフォックストロットの3種目です。 例年通りなんですが今年も2次予選で敗退でした。スタンダードはなかなか進歩しないですね。皆さんの進歩が速いのかな。 まだ明るいうちに会場をあとにして、家の近所の天然温泉に行きました。翌日も試合で朝が早いんです。とりあえずドレスだけ干してヒールカバーを張り替え、祝杯もなくさっさと寝てしまいました。
2019/03/09
コメント(2)
2016年に東京都美術館で開催された『生誕300年記念 若冲展』は、会期中の入場者数約44万6千人を記録し、4時間待ちの行列ができたと話題になりました。フェルメール展が2019年1月7日の段階で50万人突破と報じられていましたが、若冲展は開催期間も短く予約制でもありませんでしたから『何時間待っても見たい』という注目度の高さでは近年稀に見る大ヒットだったと思います。毎週録画して見ている『美の巨人たち』の今回のテーマが『伊藤若冲スペシャル』でした。私は若冲展に行けなかった部類ですが、この番組で伊藤若冲という画家の凄さを改めて認識しその生き方にも興味を覚えました。 若冲は京都・錦小路の青物問屋に生まれました。京都には年に一度は行きますが最近錦小路の方に行ってなかったので知りませんでした。『若冲の生家』と大きく書かれた家があるんですね。相当な大店だったようで、23歳の時に父親を亡くして跡目を継ぎ、酒や女や芝居といった道楽には一切興味を示さない真面目な働き者だったようです。唯一心を向けていたのは絵を描くこと。狩野派に師事したことはあるようですが流派に属することなく、熱心な仏教徒だったので近くのお寺から借りてきた中国の絵をひたすら模写して腕前を上げていったようです。 40歳の時に引退して弟に仕事を引き継ぎ、そこからは絵の道に邁進します。大金持ちで生活には困らなかったので高価な顔料も臆すところなく使用。受けようが受けまいが自分の好きな絵を好きな方法で好きなだけ描いた大旦那の道楽だったようです。 若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅は最高傑作と言われています。それ以外にも実験的なモザイク屏風や水墨画、版画に至るまでアイデア満載、しかも緻密、豊かな色彩に鋭い観察眼、若冲の道楽を超えた極みが見て取れます。 趣味も極めれば芸術になるんですねぇ。鳳凰や孔雀や鶏など鳥の絵が多いんですが、アップで見ると羽の一枚一枚に至るまでとても手書きとは思えないような正確さで描かれていて、隠居して時間はたっぷりあったとはいえ1日に羽何枚くらい描けたんだろうかと思ってしまいました。悠々自適の生活が長く続いた若冲でしたが、72歳の時に天明の大火(1788)にあって京都が焼け野原となり若冲の家も焼けてしまったそうです。大阪に逃れた若冲は、初めて生活のために絵を描くことになります。 若冲が再び注目を集めたのは平成になってからのようで、蔵に眠っていた絵巻が発見されたり研究が進んだりして生誕300年にして日の目を見た画家のようです。若冲は生涯結婚せず、80歳を超えてもなお筆は衰えることなく傑作を世に残し続けました。自身が『私の絵は1000年後に理解される』と言っていたそうですが、千年を待たずにブーム来たるということでしょうか。2019年2月9日から4月7日まで上野の東京都美術館で『奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド』が開催されていて、伊藤若冲の作品も見ることができます。ご興味のある方はこちらへどうぞ。また、2019年3月26日から5月6日まで福島県立美術館で『伊藤若冲展』が開催されます。こちらは国内外から約100点の若冲作品が集結するとのこと。公式サイトはこちらです。
2019/03/08
コメント(2)
2019年2月24日に日本武道館で行われたJDC主催アジアオープンダンス選手権大会の結果です。私たちは四国遠征中でしたが、東京では熱い戦いが繰り広げられていたんですね。去年はあった前日の予備予選がなくなり、シニア戦やライジングスター戦も今年は無くなってコンパクトな大会になりました。<プロ・オープン・ボールルーム> 144組出場1 Andrea Ghigiarel & Sara Andracchio UK 2 Domen Krapez & Natascha Karabey Germany 3 Valerio Colanton & Monica Nigro Italy 4 Stanislav Zelian & Irina Cherepanov Russia 5 Gaetano Iavarone & Emanuela Napolit Italy6 Stas Portanenko & Nataliya Koliada Ukraine準決勝に橋本&恩田組が入ってました。<プロ・オープン・ラテン> 144組出場1 Stefano Di Filip & Dasha USA2 Troels Bager & Ina Jeliazkova USA3 Nino Langella & Andra Italy4 Kirill Belorukov & Polina Teleshova Russian 5 Pavel Zvychaynyy & Oxana Lebedew Germany6 Nikita Brovko & Olga Urumova RussianUK戦には出場していたリカルド&ユリア組が出場してませんでしたね。準決勝まで残った日本人カップルはいなくて、最終予選にスーパージャパン優勝の増田・塚田組ほか、鈴木・原田組、瀬内・斎木組、村田・マリア組、辻組、瀬古組が入っていました。<プロ・アジアクローズ・ボールルーム> 116組出場1 Qinglong Ping & Yuhong Yan China 2 Kenji Moriwaki & Miku Matoba Japan 3 Hao Wu & Nan Ding China4 Guo Ying & Wan Xinyuan China 5 Lee Yeongyu & Shin Jihee Korea 6 Sanghyo Jo & Saerom Bae Korea中国・韓国強いですね。森脇・的場組、準優勝おめでとうございます!! <プロ・アジアクローズ・ラテン> 116組出場1 Masaki Seko & Chiaki Seko Japan2 Minje Kim & Hyebin Ham Korea 3 Yuuki Suzuki & Ayaka Harada Japan4 Hideyuki Seuchi & Tomoko Saiki Japan 5 Woongkyum Kim & Hyeri Eom Korea 6 Yuuki Murata & Maria Japan瀬古組優勝おめでとうございます!!オープン戦の最終予選メンバーが決勝入りですね。次のステップが楽しみです。<アマ・オープン・ボールルーム> 77組出場1 Alex Gunnarsson & Ekaterina Bond Iceland 2 Sicheng Li & Liis End China 3 Pawel Kostrzewa & Martyna Lewandow Poland4 Vasily Kirin & Ekaterina Prozor Austria 5 Alex Plant & Leanne UK 6 Davide Morelli & Caroline Kjeldga Denmark 全く知らない人ばっかりになってしまいました。優勝の選手、アイスランドの方ですね。アイスランドでも競技ダンスやってる人いるんだってちょっとびっくり。<アマ・オープン・ラテン> 63組出場1 Ferdinando Ianna & Yulia Musikhina USA2 Damir Haluzan & Anna Mashchyts Slovenia3 Sam Shamseili & Liza Lakovitsky Denmark4 Alexander Cherno & Arina Grishanina USA 5 Anton Lam Viri & Anastasiia Savin Russian6 Koupon Sahaifa & Irina Shved Croatia去年優勝のクレメンたちがターンプロして、順位が繰り上がり新しい選手も入ってきた感じです。詳しい結果はこちらです。
2019/03/07
コメント(0)
<靴が入らないというピンチ>年末に買ったラテンシューズを今年最初の試合で履く予定でした。京都の10ダンス選手権です。ところがいざ試合で履こうと思ったら入らなかったんです。大将はどっか行ってて知らないと思いますが、私はひとりパニックでした。よほどむくんでたのか無理に押し込もうとしても入らないので、仕方なく予備で持っていた練習用の靴で出場したんです。 スタンダードの靴はラテンシューズより1センチ大きいせいか入るんですね。こっちは予備持ってなかったから入ってくれて助かりました。次の試合までに東京に行って調整してもらわねばと思っていたんですがチャンスがなく、四国遠征の時は新しい靴は最初から諦め古いラテンシューズを持って行って試合に臨みました。 スーパージャパンは大きな大会ですのでこの靴を買ったお店もブースを出しているに違いないと思い、ひょっとしてその場で調整してもらえるかもしれないと思って新しい靴も持って行ったんです。1次予選は古い靴で踊ったんですが、靴底ツルツルだしできれば新しい靴履きたいなあと試しに足を入れてみたら、なんとスルッと履けてしまいました。まだ足に馴染んでない感じはありましたが、履き心地は最高でそのあと決勝までずっと新しい靴で通したんです。 なんで履けるようになったのか不思議なんですが、思い当たることが一つだけありました。弱点のない立ち方でご紹介していた『立ち方を変えるだけで老いない体』という本を母のために買って自分も読み、足の指を動かす体操を毎日繰り返していたこと。 これで足の血行が改善されてむくみが取れたのかもしれません。皆さんもよかったら試してみてください。足の指を1本ずつ動かしたあと、指の間に手の指を入れて恋人繋ぎするだけです。簡単でしょ?あと、足首をクルクル回すだけ。うちの母は足の指の間に手の指が入らないと言ってました。きっとだんだん硬くなって可動域が減ってくるんでしょうね。幅の広い靴ばかり履いているとだんだん足が広がってきてペタンコになるそうです。きつめのダンスシューズでたまにはキュッと締め上げてあげるのも足にはいい刺激なのかもしれません。
2019/03/06
コメント(0)
<なぜか何度も会う人>前日宿泊したホテルは幕張メッセのすぐ隣なので、イベント会場に行く用事のある人には大変便利な場所でした。ものすごく広いホテルですし、ロビーなどの共有スペースをたまたま通りかかった時に知り合いに会うことは滅多にないと思うんです。ところがバッタリ会う人には会うんですね。いつも練習場でお会いする茨城の選手とかに。試合会場ももすごく広いので探してもなかなか会えないのが普通だと思うんですが、これまた不思議とバッタリ遭遇するんです。DCBで一緒に練習して来た選手とか、県別対抗戦でご一緒した選手とか、DSCI練習会で一緒に踊りこみしてる選手とか、茨城から観戦に来られていた方々です。時間を共有していると何か磁力みたいなものが働くようになるんでしょうか。 大将はトイレでバッタリ師匠にお会いしたそうです。ものすごく久しぶりですが、師匠とサマンサ先生に教えていただいた踊りの真髄のようなものは今も生きていてとても感謝しています。当時に比べると随分キレが悪くなってると思いますが、まだ踊ってるんだということを知ってもらえて嬉しかったです。もう一人、気になっている人がいるんです。前日ホテルで見かけて、いやこの人誰だっけな、どっかで見たことある気がすると思ってた外人。試合当日会場の廊下でもまたお会いして、私が『誰だっけなオーラ』出してじっと見てたのかニッコリ笑いかけられてしまいました。後から考えると、あれはエスパン·サルバーグだったんじゃないかという気がしてなりません。セグエの振り付け担当してたのか、ダンス用品の売り込みに来てたのか来日の理由はいくらでも考えられますもんね。2018年の全日本統一ラテンで優勝した金光進陪 & Anna Kovalova組はエスパンの紹介で組んだという話でした。今回は出場されてなかったですね。復帰されてもう引退されたんでしたっけ? これまで私たちが習って来たキャロル先生もスクフカもユーリも師匠も、みんなエスパンに習って来たという大御所中の大御所。本人にお会いしたことないので確証は持てないんですが、昔のJDSF教本ビデオでラテン教師担当されていたので20年くらい前の顔は見たことあります。まあ似た人はたくさんいそうですからなんとも言えないし、私たちのような末端のアマダンサーが教えてもらえるようなチャンスは多分ないと思うんですが、もしご縁があるなら一度習ってみたいものです。
2019/03/05
コメント(2)
<もみの木は残った>去年リフォームしてもらってまだ試合で一度も着ていなかった『もみの木ドレス』を今回試合に持って行きました。リフォームから戻って試着した段階で背中の紐のミシン糸が切れたので縁起悪いなと敬遠していたんです。原因は自分が太すぎるせいなんですけどね。先週の試合で着た『唐草RED』も持って行って、会場の雰囲気とか周りの選手の様子を見てどちらにするか決めようと思っていました。ところが『もみの木』制作者がブースを出しておられてバッタリ会ってしまったんですよ。キラキラした目で頑張ってくださいねと言ってもらったりして。選手控え室からフロアに降りるためにお店の立ち並ぶ長い廊下を半周する必要があって、毎回そこを通るのに違うドレスじゃ悪いかなと思って今日は『もみの木ドレス』で行くことにしました。1次予選が終わったところでバングルの飾りが取れかかっているのを見つけて、2次予選まで2時間ほど時間があったので直してもらえるか頼んでみたら心よく引き受けてくださったんです。背中の紐の方はさすがにミシンが必要ですから無理でしたけど、すぐに直していただけて大変助かりました。準決から大将ももみの木と揃いの緑のコスチュームに着替えて参戦。表彰式が終わってブースの前を通ったらとっても喜んでくださって写真を撮っていただきました。さて、家に帰ってドレスを干している時、大変なことに気づいてしまったんです。なんと『唐草RED』の脇の下がパックリ破けているじゃありませんか。いつからだろう。慌てて先週の四国の試合のビデオを見直しました。ヒエー、破けたまま踊ってます。まさか破けてると思ってないから脇の下なんて色塗ってないんです。手あげるたびに白さ際立つ!大将になんで教えてくれなかったんだというと、『風通しよくしてるのかなぁと思って。』そんなわけないでしょ。まさか10ダンスの時もこの状態で踊ってたのかしら。冷や汗ものです。ドレスは毎回チェックしないとですね。今回はたまたまですけど『もみの木ドレス』にしてラッキーでした。
2019/03/04
コメント(0)
<命がけのダンス競技>スーパージャパンカップ2日目の今日は、平成最後のひな祭り。去年間違えて平成最後と書いてしまいましたが、今年が最後でしたね。昨日とは打って変わってあいにくの雨の中、東京マラソンなどのビックイベントも行われています。先週の四国遠征から昨日の試合まで、疲れが溜まったままの状態でしたので今日はゆっくり休養をとることにしました。寄る年波には勝てぬと申します通り、疲労回復速度が年々遅くなっていくのを実感しています。競技ダンスにはジュニア戦やシニア戦といった同年代の戦いがあってよかったとしみじみ思いますね。昨日一緒に戦った茨城のクロちゃんは前日のバリウム検査でお腹の調子が悪いまま参戦、しかも悪いことに朝いきなりギックリ腰と言っていました。パートナーさんが心配されて、無理しなくていいよとおっしゃってましたが、もともと実力のある方なのでそんな体調でも踊れちゃうんですね。しかも決勝入りですよ。これまで何度か世界戦をご一緒させていただいている大阪のON組のリーダーさんは肋骨骨折でコルセットしたまま参戦。パートナーの肘鉄なのか筋トレしすぎの疲労骨折なのか本当の原因は不明ですが、骨折治ってないのに踊れるんですね。そして決勝進出。鉄人すぎてやわな自分には理解できない世界でした。去年優勝のこいちゃんも1月の10ダンスでお会いした時、交通事故にあって首が動かないとおっしゃってたし、みなさん怪我や体調不良などは物ともせずに試合にかけておられるんです。ダンスが好きだからとかいうレベルじゃないでしょう。命かけてるって感じです。昨日は3時ごろ表彰式が終わって、本番のセグエはこれからという時に大将が疲れたから帰りたいというので帰ってきてしまったんです。せっかく前から2列目の一階席もらったのに。セグエラテンの優勝は増田組が三連覇だったそうですね。一般戦の全日本選抜の方も優勝されて文句なしの日本一です。スタンダードの方は同様に両日とも西部の橋本組が優勝で連覇達成でした。アマの全日本選抜はラテン・スタンダードともに八谷組が連覇。試合前日に大将がホテルで八谷君のお父さんにお会いしたと言っておりましたが、自慢の息子さん大活躍でお喜びでしょうね。世界選手権スタンダードのテレビ解説もされてましたが、もういつターンプロしてもおかしくない成績です。どっちもチャンピオンてすごいですよね。セグエはストーリー性があって衣装も振り付けも芸術的なので、テレビで放送してくれたらいいのにと思います。会場にいた人だけが楽しめるというのもライブの醍醐味ですけどね。ところで今日は結婚記念日でした。もうすぐ元号も変わるので、平成最後の結婚記念日です。パーっと祝杯をあげることもなく、ご馳走を食べにいくこともなく、地味な一日を家で過ごしました。たまにはこういう日も必要でしょうかね。また来週頑張ります。
2019/03/03
コメント(0)
スーパージャパンカップに初参戦してきました。3月2日と3日の2日間にわたって開催されるJBDFのビックコンペの一つです。随分昔に一度セグエを観戦しに行ったことがありましたが競技に出るのは初めてです。あまりにもレベルが高いので出る幕じゃなかったんですが、やっとリーダーがグランドシニアに出られる年になったので出てみたわけです。女性は何歳でもいいみたい。会場は幕張メッセ。受付が朝7時半からと早いので、家から電車で1時間半くらいなんですが前日から近くのホテルで泊まってました。アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>というホテルだったんですが、たくさんの大会関係者や出場選手に遭遇しましたよ。メイン競技はプロの選抜選手による全日本セグエ選手権。曲や振り付けを決めて一組ずつ踊るショーダンスのような競技です。この他に通常競技と同じ複数の選手が同時に踊る全日本選抜(プロ・アマ)、ライジングスター(プロ・アマ)、そしてアマのグランドシニア、スーパーシニア、全日本ジュニア、全日本ジュブナイルがそれぞれラテン・スタンダードの両方で用意されています。これは朝の練習風景。試合の様子を写真に撮るのは有料なので撮りませんでした。選手控え室は舞台裏か廊下なんですが、グランドシニアの選手は2階の舞台裏でここからフロアに行くのがえらく遠くてちょっと大変でしたね。 大会1日目は全日本選抜プロ・スタンダードとアマ・ラテンの競技があって、自分たちの試合の合間に予選が見られて面白かったです。私たちが出場したグランドシニア・ラテンは出場組数31組。種目はチャチャ、ルンバ、パソドブレの3種目です。 1次予選、2次予選はフロアを半分に仕切って戦いました。競技が多岐にわたっているのと全日本選抜の選手数が多いのでラウンド間の待ち時間が長いんです。プロ・スタンダードが228組、プロ・ライジングスター147組、アマ・ラテンアメリカン58組、アマ・ライジングスター・ラテンアメリカン58組。少ないのはグランドシニアのほかにスーパーシニア13組、ジュニア・スタンダード20組、ジュブナイル・スタンダード19組です。 2次予選が終わった段階で大将がスコアを見に行ったら7位だったそうです。このまま行くと次の準決勝で勝ち残れるか微妙です。3種目だと差がつきにくいのかもしれませんね。 幸い決勝に勝ち残れて、フロアサイドの席にこころ強い茨城応援団もいらっしゃったので楽しく踊らせていただけました。ビギナーズラックだと思いますが優勝でした。副賞が豪華で、新潟県の米どころで有名な魚沼産のコシヒカリ5キロ、よみうりランドの入場券&乗り物券、そして株式会社トラストさまからJTB旅行券を頂きました。こんなにたくさんの賞品をいただいたのは生まれて初めてで本当に感激しました。どうもありがとうございました。会場で応援してくださった皆さま、いつもブログを訪ねてくださる皆さまに嬉しいご報告ができるチャンスは滅多にないので本当に嬉しいです。今日の空も快晴でした。バンザーイ!
2019/03/02
コメント(6)
<うどん+おでん>高知を離れ、四国を縦断する形で香川県にやって来ました。香川では毎年同じ坂出グランドホテルに泊まっています。ホテル敷地内にある和食の店の割引券や、近所のスーパー銭湯の無料券が付いているので気に入ってるんです。そういえば今年はラウンジのコーヒー無料券と和食の店のドリンク1杯無料券がなかったな。スーパー銭湯もバスタオルは有料でした。こういう形でちょっとずつ値上げってことでしょうか。到着してすぐに割引券の使えるお店に夕食を食べに行ったら、後ろの席に京都から来られた競技ダンサーのグループがいらして『明日はがんばろー!かんぱーい!』と盛り上がっておられました。去年は試合後に審判の先生方がここで打ち上げやってたんですよ。海の幸が美味しいお店です。試合の日の朝食バイキングは食べ過ぎて動けなくなるので、今年はコンビニでサンドイッチ買って済ませました。試合会場では飲食禁止とアナウンスがあったんです。皆さんどこでお昼ご飯を食べておられるのか、まさかドレス着て外はないだろうしとても不思議でした。暖かくていい天気でしたけど花粉いっぱい飛んでますからそういう意味でも私には外という選択肢はなかったんです。会場内にはご飯を食べられるようなスタンド席もないし、ロビーや廊下にあるベンチにはせいぜい10人くらいしか座れそうもありません。私は廊下のベンチでおにぎり食べたんですが、寒いし誰も食べてないしトイレから出てくる人といちいち目が合うし落ち着きませんでした。どこか食事できる部屋が用意されていたのかもしれません。試合が終わって飛行機の時間まで少し余裕があったので、空港近くの天然温泉に行きました。予定より早く敗退して残念ではありましたが、競技用化粧のまま飛行機に乗らなくて済んで助かりました。高知で借りたレンタカーを香川で返して、高松空港でうどんを食べました。これは美味しかったです。さすが本場だ。以前も同じ店に入って、大将がそそくさとおでん選びに走ったんですが、今回も全く同様。高校時代を四国で過ごした彼にとっては、うどん+おでんは定番中の定番のようです。いまは地ビールも定番。 さて、長々と綴ってまいりました今年の四国遠征記もこれにて終了。今回は寺巡りに加えて自然観察ができたことが思い出に残りました。ダンスの方もJDSFラテンA級とスタンダード・シニアIIA級の維持が出来たし実りある旅だったと思います。最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。(おわり)
2019/03/01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1