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2014.01.01
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カテゴリ: 歴史
このところ鄭和に入れ込んでいる大使は、図書館で「中国が海を支配したとき」という本を借りたのです。
とにかく、この本のタイトル「中国が海を支配したとき」が刺激的なんですね。


【中国が海を支配したとき】
鄭和

ルイーズ・リヴァシーズ著、新書館、1996年刊

<「MARC」データベース>より
大航海時代に先立つこと数十年前に、ヨーロッパ艦隊とは比較にならないほどの大艦隊が世界の海を牛耳っていた。中国に出現した鄭和の艦隊の大航海と、蜃気楼のように歴史の舞台から姿を消すまでを描く。

<読む前の大使寸評>
1996年刊のこの本のタイトルが、今日的であることが気になるのです。

amazon 中国が海を支配したとき


早すぎた文明とも評される中華であるが、中華の早すぎた貿易管理、汚職、テロ対策あたりを最新報道と絡めて紹介します。

<鬼奴> よりp37~38
 また唐の皇帝たちはこぞって朝鮮の女性に熱烈な執着をもち、後宮にたくわえるため「貢物」として所望した。小人やピグミーも船で船で連れてこられていたし、「ザンギ」あるいは「ゼンジ」という地名のアフリカ東海岸の土地からも黒人奴隷が運ばれてきていた。
(中略)
 9世紀以降、中国の資料にはアフリカについてのすぐれた記述がみえる。当時中国のジャンク船がまだアフリカに到達していないとするるなら、少なくともペルシャかアラブの商人を通じて信頼できる情報を得ていたにちがいない。
(中略)
 中国の奴隷貿易の実態は把握しにくい。人を奴隷にすることは刑罰の一環として漢代からおこなわれていたため、隷属の身分となる男女はいつも国内にあふれていたにもかかわらず、広州の「ほとんどの富裕な家庭」では、門番として「鬼奴(黒人奴隷)」と言われていた。アフリカ出身の奴隷はほとんど牛馬と変わらないあつかいを受けた。重い荷をかつぐのに使役され、また、「まばたきひとつせず泳ぐ」と信じられていたので、水の漏る船を修理する潜水工として酷使された。おそらく、その多くは中国へ到着してもそう長くは生きられなかったにちがいない。腸の障害に苦しむアフリカ人を描写した記録が残っている。中国人は、調理した食物にアフリカ人が慣れないからだろうと考えていた。

<広州の外国人> よりp39~40
 国境を出入りする物品の流れは、8世紀に南部沿岸の広州に設置された市舶司という役所が仔細に監視していた。そこの長官はどうみてもたいした理由もなしにしばしば関税率を変えるので、不満をもつ商人がベトナムへ移ったりした。輸入品の四分の一は役人のふところに入るしくみになっていた。輸出用の船荷は密輸防止のため二重にチェックされた。中華の貨幣、女性、そして奴隷が「夷狄」の民へ渡らぬようにするためであるが、一部でひそかに輸出されていたことは疑いない。腐敗した役人たちは規定以上の関税を取り立て、ときにはみずから私設の船団を組織して密貿易をおこなうこともあった。
 約20万人におよぶペルシャ人、アラブ人、インド人、マレー人が7世紀の広州の町に居住していた。商人や職人、あるいは金属細工師としてである。外国人たちは仕事の上でも居住環境の上でも中国人と交流を深めたとはいえ、ことあるごとに両者のあいだに緊張した状態が発生した。おそらくそれは差別的な法律が一因だったのだろう。

 たとえば628年に発布された法令では、外国人が中国人の女性を妻とした場合、本人は中国に帰化することが義務づけられている。外国人が遊び半分に中国の女性に手を出すのを防ごうというわけだ。また799年には、ウイグル人が中国人の女性に言い寄ったり、みずからを中国人と名のったりすることが法律で禁じられ、ウイグル人は民族衣装を着るように強制された。さらに836年には、外国人が国内に土地家屋を所有すること、中国人と同居することを禁止している。

 外国人の繁栄を蓄財を中国人が不快に思うことは当然あっただろうし、同時に広州に住む外国人にしても、猫の目のように変わる関税率と差別的な法律にうんざりしていたことは想像に難くない。それにしても、758年にアラブ人とペルシャ人が広州で起こした騒乱に火をつけたものが正確に何であったのかは、よくわかっていない。彼らは暴徒と化して倉庫を荒らし、中国人の家屋を焼き打ちし、広州の知事を市から追い出した。しかし結局は外国人側も、本土から南に海峡を渡ってすぐの海南島に逃げこむことになった。この事件で中国側にどれほどの死傷者が出たか記録に残されていないが、手痛い経験ではあったらしく、このあと皇帝は50年間にわたって外国人を港から閉めだしている。

 878年には、中国側がたまっていた不満を爆発させた。黄巣という逆臣の率いる勢力が、重税と堕落した官吏とに我慢ならず広州を占領し、多くの中国人を殺害したばかりか、約12万人にのぼるユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒、そしてゾロアスター教徒を殺したのである。シーラーフ出身の十世紀アラブ人作家アブ・ザイドは、長びく混乱の中で中国の反乱者たちが好き勝手に制裁と虐殺を働き、アラブ人とペルシャ人とを迫害したさまを書き残している。それによれば、「災いはシーラーフやオマーンの船長や水夫までにおよんだ」。黄巣は最後には捕縛されたが、この事件は唐朝の瓦解を告げるものとなり、あとには小国が覇権を争う時代がつづく。

シンドバッド

 シーラーフやウブラーのにぎやかな店では、長い航海を終えた船員たちが集まっては、延々と自分の経験した冒険譚を吹聴しあっていた。これが、やがてシンドバッドの物語としてまとめられることになる話の発生源である。「おれはお日さまが生まれる海を見てきたぜ」と話ははじまる。「空から落っこちた巨人の指輪みてえな珊瑚礁も踏んできた。浅瀬やデルタやらいろんな群島やらで稼がせてもらったね。サラハットからセレンディブに渡って、コマリにもケラにも行った。こっちから生姜やら樟脳やら龍涎香、それから象牙と真珠をもっていけば、あっちで絹とかシナモンとかよく効くクローブとかに交換してくれるのさ」

・・・当時は、外国人との共生を阻む法整備が進んでいたようですね。
斯様に、周辺民族と緊張を生む歴史が続いていたようで、これが中華の非寛容なマインドを形作ったと思うわけです。
そして、ここまで読んでくると、中華の人種差別あるいはコロニアリズムには年期が入っていることに思いあたり・・・・さすがに中華、と暗澹とするわけです。

一方、遅れてきた日本と言えば、朝鮮・満州経営で初めて帝国主義的スキルを持ったわけで、このあたりが円熟した中華や大英帝国と違うようです。

ここで、現代の朝廷とも言える中国共産党の少数民族対策を最新の報道に見てみましょう。
ウイグル自治区の騒動は、はたして「暴力テロ事件」と言い切れるものか?

12/31 新疆で武装集団射殺 中国当局、警察署襲撃の8人 より
 中国新疆ウイグル自治区西部のカシュガル地区ヤルカンド県で30日午前6時半ごろ、なたを持った9人の武装グループが警察署を襲撃したと、自治区政府系ニュースサイト「天山網」が伝えた。当局側は8人を射殺し、1人を拘束したとしている。

 同サイトによると、武装グループは爆発物を投げつけ、警察車両に放火したという。武装グループの民族名や事件の背景は公表されていない。中国外務省の秦剛報道局長は30日の記者会見で、「暴力テロ事件」との認識を示した。

 同自治区ではこれまで、漢族とウイグル族の対立を背景とする事件が相次いでいる。2009年7月に区都ウルムチで起きた大規模騒乱では、当局発表で197人が死亡、1600人以上が負傷した。今回の詳細は明らかになっていないが、民族対立に根ざした事件だった可能性がある。

 カシュガル地区では今月15日、警察と武装グループが衝突する事件があったばかり。警官2人が死亡、武装グループの14人が射殺された。11月には刃物を持った9人のグループが派出所を襲い、全員が射殺された。同地区では人口の約9割をウイグル族が占める。

 首都北京の天安門前に車が突入した10月の事件では、炎上した車内で死亡した3人と、のちに拘束された5人はいずれもウイグル族とみられている。当局は「ウイグル独立派組織が関与した組織的なテロ」と断定した。

 同自治区では政治経済の主導権を漢族が握っている。ウイグル族には、イスラム教の自由な宗教活動が認められないとの不満がある。中国当局は天安門前の事件を受け、テロ対策を名目にしたウイグル族への締め付けを強めているとされ、ウイグル族の反発が一層広がっているとの見方が出ている。

げに、漢人の非寛容さと、ウイグル人の抵抗はいつまで続くのでしょうね。

話は少しそれて、現在の移民問題であるが・・・
外国人奴隷を持つまでに至らなかった日本帝国主義は、現在の日本に微妙な影響を与えたと思うのです。
つまり、現代の日本には移民を受け入れるマインドは育っていないというか、少数派のようです。
少子化では世界の先端を走る日本であるが、将来的に移民の受け入れ無しで、やっていけるんでしょうか?

中国が海を支配したとき2
中国が海を支配したとき1 :明けまして、おめでとうございます





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Last updated  2023.05.29 07:47:08
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