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2015.01.24
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カテゴリ: アート
図書館で『村上龍 櫻の木の下には瓦礫が埋まっている』(2012年)を借りて読んでいます。
村上さんが59歳のときの本なのだが・・・
還暦を控えた村上さんの感性には、老人の知恵も加わったうえ、なおかつ危険なエッジも相変わらずのようです♪



村上

村上龍著、ベストセラーズ、2012年刊

<商品説明より>
村上龍、待望のエッセイ最新刊! 衰退するこの国を襲った未曾有の危機。生かされた私たちに、いま何が問われて いるのか?「絆」という美しい言葉が隠蔽する問題の本質とは? 失われた希望 と欲望の時代に、村上龍が発する痛烈なメッセージ。「同情ではない。怒りだ! 」

<大使寸評>
商品説明は、痛烈なメッセージと煽っているが・・・
この種の散文のジャンルはエッセイなのか?評論というのが合ってる気がするけどね。

村上さんが59歳のときの本なのだが・・・
還暦を控えた村上さんの感性には、老人の知恵も加わったうえ、なおかつ危険なエッジも相変わらずのようです♪

Amazon 村上龍 櫻の木の下には瓦礫が埋まっている


還暦前の村上龍が「基本的に下の世代には興味がない」と述べています。若者に対する諦観なのか?挑発なのか?・・・読んでみましょう。

<基本的に下の世代には興味がない> よりp42~50
 4月から「文藝春秋」本誌で小説を連載することになった。「文藝春秋」は保守インテリのおじいさん&おじさん向けの雑誌で、10年ほど前にも『希望の国のエクソダス』という作品を連載したことがある。

 そのときはまるで「アウェーで戦う」ような気持ちで、80万人の中学生が集団不登校になるという物語を書いた。新連載の詳細はまだ明かせないが、主人公は老人たちである。
 わたしも来年は還暦だから、老人たちの物語を書いても不思議でも不自然でもないのだが、ずいぶん長いこと現代の若者を描いた作品を書いていないと気づいた。前述の『希望の国のエクソダス』は近未来が舞台で、しかも登場人物たちは中学生だから厳密に言えば若者ではなく子どもだ。最新作の『歌うクジラ』の主人公は15歳で若者だが、舞台は22世紀だ。その前の『半島を出よ』にも常軌を逸して異常な若者のグループが登場するが、やはり近未来の話だった。

 記憶をたどると、現代の若者が主人公の作品は社会的引きこもりを描いた『共生虫』、それに援助交際をテーマにした『ラブ&ポップ』あたりが最後だ。

 若者を主人公にするのを止めたのは、わたしが還暦間近という年齢になったからという理由がもっとも大きい。わたし自身、若者とはほど遠い歳になってしまって、「若者の生態」がよくわからない。だが、「若者の生態」に象徴的・普遍的なモチーフがあると思えば、たぶん書くだろう。

 もともと若いときから下の世代には興味がなかった。その理由も考えたことがなかったが、単純に上の世代のほうが情報量が多いから、ということかも知れない。しかし、どういうわけか、読者としては、できれば若い世代もいて欲しい、若い人にも読んで欲しいと思っている。たまにサイン会をやるが、おじさんおばさんばかりではなくて若い人が多く来てくれるとうれしい。だが、当たり前だが、若い人にも作品を読んでもらいたいというのと、若い人を主人公にして作品を書くのはまったく違う。

 若い人にも読んでもらいたいのは、感性が豊かとかそういうわけではなくて、生き方に可塑性があり、情報への飢えが強いと思うからだ。年齢を経ると、読書はしだいに「趣味的」なものになりやすい。わたしは趣味的な読書を提供したくない。できれば生き方や基本的な問いを提供したいと思っている。

 今の若者、とくに若い男を主人公にして小説を書くのは非常にむずかしいし、興味が持てない。AKB48というアイドルユニットがあって、精細はよく知らないので、事実誤認があるかも知れないが、ものすごく人気があるらしい。
(中略)

 つまり多くの若い男たちのエネルギーや怒りを削ぐ機能を、「結果的に」AKB48は果たしているのではないかと思う。怒りを忘れたアホになるように仕向けられている気がする。

 かなり前だが、宮崎駿氏と対談したときに、同じような話題になった。『風の谷のナウシカ』以来、『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『もののけ姫』など、彼の作品の主人公はそのほとんどが少女だ。少年も出てくるが、脇役だ。そのことを聞くと、宮崎さんは「男の子を主人公にはしづらい、なぜなら現代社会において男が判断し決定する重要事項が減っているから」というようなニュアンスのことを答えた。
(中略)
 作家としてデビューして35年が経ち、還暦を目前にした年齢になったが、脅威を覚える新人作家もいない。下の世代に、こいつはやばい、と思えるような作家はいない。だいいいち、そんな作家が大勢現れていたら、わたしはとっくに淘汰されただろう。
 だが、それはおもに時代状況が原因で、新人作家に才能がないというわけではないのかも知れない。わたしは、高度成長がはじまるまえの貧しい日本も知っているし、凄まじい経済成長のただ中で育ち、バブルとその崩壊を体験し、経済の長い停滞を目撃している。
 そこにはある種の断絶がある。貧しさと豊かさ、経済成長という強烈な国家的目標の達成と喪失がある。今の時代を生きる若い男たちは、そんな実感がない。

 断絶が見えないのっぺりとした単一の閉塞の中で、死なない程度に何となく生きているように見える。繰り返すが、それが悪いわけではない。小説の主人公にはなり得ないというだけだ。


「文藝春秋」は確かに老人向け雑誌ではあるが、村上さんはこの雑誌での『希望の国のエクソダス』連載を、「まるでアウェーで戦うようだ」と回顧しているのが、おかしい(笑)





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Last updated  2015.01.24 22:51:35
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