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2015.05.01
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カテゴリ: 歴史
30日の安部さんの米議会演説に対して、中華の報道はわりと淡々と論評しているが・・・
かなり堪えているもようです。(中国の軍拡が静まるならいいけど)

図書館で『図解世界史』という本を手にしたが・・・・
尖閣諸島沖事件が起きて以来、中国は覇権体質を緩めるどころか、加速しているが・・・
中国の覇権体質は必然なのか?という今日的難題について、地政学的に見てみたいと思ったわけです。



世界史

ムック、成美堂出版、2006年刊

<カスタマーレビュー>より
世界史の授業は時系列の流れに偏りがち。
地理的な関連が歴史上のできごとに影響している事例は多い。
人類の誕生からポスト冷戦の時代まで、時間の流れと空間の広がりを美しいビジュアルとコンパクトな解説文で紹介。

<大使寸評>
尖閣諸島沖事件が起きて以来、中国は覇権体質を緩めるどころか、加速しているが・・・
中国の覇権体質は必然なのか?という今日的難題について、地政学的に見てみたいと思ったわけです。
rakuten 図解世界史


この本で、東アジアの地政学を学びたいのです。
先ず、中華創生のあたりを見てみましょう。
p40~41
<中国史上初の統一王朝秦の誕生と始皇帝の威光>
 「戦国の七雄」といわれた強国のうち、西方に位置した秦は、商オウらの改革(変法)などにより、富国強兵に成功していた。そして政王の代に他の6国を滅ぼし、前221年、史上初めて中国を統一した。

 統一を遂げた政王は都をカン陽に定め、自ら皇帝(始皇帝)を称するようになった。国内統治は、郡・県を基本行政単位とし、長官として中央から官僚を派遣する郡県制を適用し、直接統治による強力な中央集権体制の確立を推進した。

 また、宰相李斯を用いて焚書坑儒などの思想統制を行ったほか、行政や徴税の円滑化のために文字、度量衡、貨幣、車軌(車軸の長さ)を統一した。さらに、異民族である匈奴の侵入を防ぐため、戦国時代の諸国が建設した長城を強化・延長し、万里の長城を築いた。

 始皇帝は自らの威光を全国に知らしめるため、5回にわたる巡幸を行ったほか、カン陽には壮麗な宮殿を建設した。また、後年始皇帝の陵墓付近で発見された兵馬俑坑からは、数千体もの兵士や軍馬の俑(副葬品)が発見され、改めて当時の始皇帝の威勢が示されることとなった。

 しかし前210年に始皇帝が没すると、過酷な支配に対する民衆の反感が高まりを見せ、陳勝・呉広の乱を機に反乱が全国に広がり、前206年に秦は滅亡した。

<劉邦が秦末の動乱を制し、漢が長期政権を樹立する>
 秦末の動乱のなか、貴族出身の項羽が一度は天下を手にするが、農民出身の劉邦(高祖)がガイ下の戦いで項羽を破り、前202年に漢王朝(前漢)を建てた。

 前漢は第7代武帝の時代に最盛期を迎える。武帝は匈奴を挟み撃ちするため大月氏や烏孫に使者を派遣するなど、西域を重視したほか、南越や衛氏朝鮮を滅ぼして領土を拡大した。また、これらの大遠征によって財政が圧迫されると、塩、鉄、酒の専売、均輸法や平準法の制定などにより財政難を克服しようとした。

 しかし、武帝の死後は、大土地所有者が豪族となって勢力を伸ばす一方、朝廷では外戚と宦官の政争が続くなど、漢の政治経済は揺らぎはじめ、後8年、外戚の王モウが帝位を奪って新を立て、漢王朝はいったん滅亡する。


この本で、史上最大のモンゴル帝国を見てみましょう。
p64~65
<遊牧民の英雄チンギス=ハンがユーラシア大陸を席巻>
 12世紀、モンゴル高原では遊牧民の緒部族が争いを繰り返していた。モンゴル族のテムジンは13世紀初頭、諸部族を統一してチンギス=ハン(ハンは王の意)の称号を受けると、千戸制という軍事・行政制度を取り入れ、強大な軍を編成した。また、契丹人の耶律楚材を重用して、政治・経済の制度を整えていった。

 チンギスに率いられたモンゴル軍は、華北の金へ侵入し、西アジアのホラズム朝、中央アジアの西夏を滅ぼした。

 1227年のチンギス=ハンの死後、第2代ハンとなったオゴタイは、金を滅ぼし、カラコルムを首都として、バトゥに西への遠征を命じた。バトゥはロシアを征服し、ヨーロッパへ進撃。強大なモンゴル軍の前にヨーロッパ軍はひとたまりもなく敗れるが、オゴタイの死の報せを受けたモンゴル軍は引き返し、ヨーロッパは征服をまぬかれる。第4代モンケ=ハンは、弟のフビライおよびフラグに遠征を命じ、フラグはアッバース朝を滅ぼし、フビライは大理、チベットなどを征服した。こうして、ユーラシア大陸に史上空前の大帝国が誕生し、東西交流が活発化した。


永楽帝が統治した明代が、漢民族の最盛期だったようです。
p66
<モンゴルを追い払い、中華帝国を回復した明>
 1351年、江南地方で「紅巾の乱」とよばれる大規模な農民反乱が起こり、元を打倒し、漢民族の王朝を復活させる動きが高まった。そのなかで、モンゴル人はモンゴル高原へ撤退し、68年、農民出身で紅巾の乱にも加わっていた朱元ショウが、「回復中華」を旗印に応天府(南京)を都として明を建てた。

 長い中国の王朝交代史のなかでも、農民から皇帝にのぼりつめた例は、ほかに漢の高祖があるくらいである。

 洪武帝となった朱元ショウは皇帝権力の強化を図り、行政府である六部を皇帝直属とし、科挙を復活させた。また、民衆を民戸(農民)と軍戸(軍人)に分け、民戸は里甲制による徴税を実施し、軍戸は衛所制による兵制を敷いた。

 洪武帝の死後、実力で帝位を奪い取った永楽帝は、大運河を改修して豊かな江南と華北を結び、都を順天府(北京)に遷した。また、数度にわたるモンゴル高原への遠征、ベトナム併合、鄭和の遠征など、積極的な外交を進めた。

 永楽帝の死後、北方のタタールやオイラートが勢力を回復し、華北を脅かす一方で、沿海部では中国人、日本人の私貿易商人による襲撃(後期倭寇)が頻発し、北慮南倭となって明の体制を揺るがした。


中国史上最大の版図は、清の満漢併用制の体制によってもたらされたようです。
p68
<北方民族の帝国・清による中国支配>
 現在の中国東北部一帯にいたツングース系の女真(満州)族が急速に台頭し、1616年にヌルハチが後金を建てた。後金は明を破って東北部を制圧、第2代ホンタイジになると、内モンゴルを併合して清を名のった。

 清は、八旗という独特の兵制による強力な軍を保有しており、第3代順治帝のときに、李自成を倒して中国の支配者となった。

 清は北方民族の王朝ながら、科挙を行い、中央行政機関に満州族と漢民族を同数配置する満漢併用制をとるほか、中国文化を尊重した。しかし一方で、辮髪の強制、清の支配を否定する思想の弾圧など、威圧政策も行い、少数民族による支配体制を固めた。そして、康熙帝、雍正帝、乾隆帝の3代約130年の間に清は最盛期を迎え、モンゴル、チベット、台湾などを加えた版図は、中国史上最大となった。


日清戦争の本質は、列強のなりふり構わない侵略であったようですね。
p115
<朝鮮半島をめぐり日本と中国が衝突>
 明治維新後、欧米諸国との不平等条約の改正が大きな外交課題となった日本は、列強にならい植民地獲得を目ざした。

 当時、李朝の治下にあった朝鮮では、摂政の大院君が鎖国政策を堅持していたが、日本は1875年の江華島事件を機に、翌年日朝修好条規(江華条約)を締結して、朝鮮を開国させた。

 朝鮮国内では、ビン氏一族など親清派の事大党が清の力を借りて体制に維持を図ったが、金玉均ら親日派の独立党が84年に甲申政変を起こすなど、内政は不安定であった。

 そして、94年に甲午農民戦争(東学党の乱)が起こり、鎮圧のために清軍が出兵すると、対抗して日本も出兵。両国が衝突して日清戦争に発展した。

 この戦争に勝利した日本は、95年に清と下関条約を結び、多額の賠償金のほか遼東半島、台湾などの割譲、列強と同等の通商特権など、多くの権益を獲得したほか、朝鮮の完全独立を認めさした。

 一方、朝鮮半島への進出を目ざしていたロシアは、日本の遼東半島領有に反対し、ドイツ、フランスと組んで遼東半島を返還させた(三国干渉)。

 それまで「眠れる獅子」といわれていた清だったが、日清戦争の敗北でその弱体ぶりが明らかになると、列強は続々と中国への侵略を開始。ロイアは東清鉄道の敷設権を獲得したほか、遼東半島南部の旅順、大連を租借。ドイツは膠州湾、フランスは広州湾、イギリスも威海衛と九竜半島を租借した。これにより、日本を含む列強の、中国での勢力図が画定した。


日清戦争の敗北がトラウマとして、またコンプレックスとしていまだに尾を引いているようですね。
だけど、他者からどう見られるかに頓着しないのが中華の中華たる由縁であるから・・・
今の強引な体質は痛い目に遭わないかぎり変らないような気がする。






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Last updated  2015.05.01 11:29:16
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