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2017.01.24
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図書館で『食料の帝国』という本を手にしたのです。
現代のアメリカと中国を食糧という視点で見るとどうなるのか?
大使の興味は、いつもこのG2になるのです。




食料

エヴァン・D.G.フレイザー, アンドリュー・リマス著、太田出版、2013年刊

<「BOOK」データベース>より
食物が世界文明を築きそして崩壊させた。メソポタミアからエジプト、古代ギリシャ・ローマ、中世ヨーロッパ、現代のアメリカ、中国まで、食糧の視点から描く1万年史。

<読む前の大使寸評>
現代のアメリカと中国を食糧という視点で見るとどうなるのか?
大使の興味は、いつもこのG2になるのです。

rakuten 食料の帝国


アメリカ型農法の特殊性を見てみましょう。
p171~173
<トマトの勝利>
 人類の農業の歴史のなかで、カリフォルニアのトマトほど利益を出した果実はないだろう。トマトは大量の公的資金の恩恵にあずかり、20世紀のフルーツビジネスを先導する地位にカルフォルニアを押し上げる一助となった。トマトもまた、食糧が絶え間ない政治の駆け引きによって維持されていることを示す顕著な例のひとつにすぎない。

 トマトがそんな存在になるまでには紆余曲折があった。1900年代半ばには、カルフォルニアのトマトは手摘みで収穫されていた。たいていはメキシコからの低賃金の出稼ぎ労働者がおこなっており、1962年には、4000ヵ所の農場に5万人の労働者が働いていた。その頃、カルフォルニア大学からトマト収穫機とともに、収穫機の金属パーツでつかんでも痛まない新製品を発表したが、関心を示す者はいなかった。収穫機1台に2万5000ドルを投資する価値が見出せなかったのである。収穫機の発表から3年後も依然としてカルフォルニアのトマトの96.2パーセントは手摘みで収穫されていたが、アメリカ連邦政府は1960年代初めに出稼ぎ労働者の取り締まりを決定していた。

 アメリカのトマト生産者は、度重なる罰金とメキシコの生産者に市場シェアを奪われることを恐れて動揺した。多くの生産者が農場を捨て、残った生産者は合併し、機械の導入を進める。1973年にはトマト農家の数は600軒未満に減り、農場労働者の数もわずか1万8000人に減少した。カルフォルニアではほぼすべてのトマトが機械で収穫されるようになる。19世紀後半には、農業と工業に関する研究をおこなう目的で、政府から土地をキョウヨされた大学が設立され、近代化を後押ししたが、ちょうどそれと同じように政治がトマト生産の近代化の追い風になった。

 政府が推し進める分野には、民間の資金も流れ込むのが通常で、逆に民間が押し進める分野にも政府の資金がついてくる。トマト生産者の統合が進んだ頃、連邦政府は、サン・ホワキン・ヴァレーの西側に州間高速道路5号線を建設することを決定する。フレズノ郡のこの区域がアメリカのトマト生産の中心地となることと、灌漑や食品加工、輸送をおこなう民間企業がこの状況から利益を得ようと殺到したことは、決して偶然ではない。

 アメリカ人の食生活はカルフォルニア流に適応していく。1950年から1975年のあいだに、冷凍食品の消費量は3倍以上の伸びを見せ、事実上、消費者と地元の生産者の市場が切り離されていく。瓶詰めのパスタソースや冷凍豆、缶入りスープの時代の到来である。世界じゅうの人々が、付加価値のある製品として販売される加工食品を食べるようになった。温暖な気候と肥沃な土壌という恵まれた地理的条件が、業界団体、政策、テクノロジーというきわめて現代的な要素とあいまって、カルフォルニアを20世紀の野菜生産のメッカへと成長させた。

 州内のいたるところで作物の上からは農薬が散布され、地中には化学肥料が施された。科学の力を借りて効率を極限まで高めた農業がおこなわれ、水質汚染が進んでいるという事実を誰もが無視していた。小麦農場から果実や野菜などの園芸作物が豊かに実る土地へとカルフォルニアを変貌させた灌漑も、地下水のある帯水層を劣化させていた。

 当初は作物の水やりには河川の水が使われていたが、1920年代に入ると地中深くの地下水を利用するようになり、その量は雨では補いきれない量にのぼった。1980年代の推定(状況は過去30年間改善されていない)によると、カルフォルニアの地下水面は年間平均で15センチから1メートル低下していた。近年では、ポンプで地下水が大量に汲み上げられているせいで、実際に地面が陥没してしまった場所もある。

 サン・ホワキン・ヴァレーでは、ポンプによる汲み上げが始まってから、1万3470平方キロにわたり30センチから9メートルの地盤の沈下が見られる。農作物には当然水が必要だが、帯水層から地下水が流出している状況は、持続可能性の点から見て理想的とはとても言えない。カリフォルニアは今後、農業のやり方を変更せざるをえなくなるだろう。

アメリカ人の食生活はカルフォルニア流に適応していったそうだが・・・・
伝統食とか食育という意識が乏しいかの地の民に、大企業が誘導する食生活が定着したようです。
清教徒の入植者のやることといったら、神がかっているというか、アホというか・・・利益にこだわるモンサントやトランプさんみたいですね。

『食料の帝国』1





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Last updated  2017.01.24 15:49:53
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