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2019.04.18
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カテゴリ: アート
先日、竹中大工道具館の企画展を観に行ったのだが、今後も観に行くことになるので・・・
以下の通りこれまでの企画展を整理して、今後の企画展もフォローしようと思ったのです。

・竹中大工道具館を観に行こう♪
・日中韓 棟梁の技と心
・常設館についてもオマケだ。

*****************************************************************************
<竹中大工道具館を観に行こう♪>
お天気好~し♪・・・ということで、先日(16日)竹中大工道具館に出向いたのです。

竹中大工道具館の企画展は、常々チェックしているが・・・
竹中大工道具館のサイトで、今回の企画展を見てみましょう。

水車大工 より


 水車はかつて日本の各地で利用されていました。電気がなかった時代、水車は庶民が使える唯一の動力で、穀物の精白や藁打ちなどの労力を大いに軽減してくれました。それらの機構一式を作る水車大工は、自然エネルギーを最高の効率で動力に変える環境工学のエンジニアと言えるでしょう。

 電気の普及と共に次第に水車は姿を消していきましたが、近年、再生可能なエネルギーを使い二酸化炭素も出さない水車は、改めて注目されています。今回は福岡県久留米市の水車大工・野瀬秀拓氏の技術を中心に、水の流れを動力に変える、匠の技を紹介します。

会期  2019年3月30日(土)~5月12日(日)
会場  竹中大工道具館 1Fホール
開催時間  9:30~16:30(入場は16:00まで)
休館日  月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料  一般500円、大高生300円、中学生以下無料、65歳以上の方200円(常設展観覧料を含む)


道具館はなんといってもシルバー料金200円というのが有りがたい。

今回は展示作品の写真撮影OKとなっていたので、バンバンと撮ったのです♪なんか最近の博物館や美術館は撮影条件が寛容なのがトレンディのようですね。









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<日中韓 棟梁の技と心>
竹中大工道具館で『日中韓 棟梁の技と心』という企画展が始まったので・・・
満を持して出かけたのです。

この道具館は地下2階、地上1階という構造で、威圧感はないけど、展示空間は広く・・・
なかなかお洒落で実質本意なのが、ええでぇ♪
地下2階地下2階構造


それでは、企画展を見てみましょう。
企画展

日中韓の比較が要領よく説明されています。
日中韓

中国の特徴は壮大で華麗という感じなんだが、大使好みでないので、はしょります。
中国

今回は韓国の建築に注目しているので、詳しく見るとしよう。
韓国

韓国の棟梁です。
棟梁

韓国の宮殿建築です。
大使の好みは、両班の民家なんだけど、今回は展示されていません。
宮殿

取っ手のついた鉋が中国風ですね。
鉋

このタイプのノコギリは、日本では廃れていますね。
ノコギリ

さて、日本の展示です。
日本


中世の大工たちが働く様子が生き生きと描かれています。
画像

企画展の様子です。
展示全景

企画展を切り上げて、常設展に向かいます。
常設展を見るのは2回目になるが、何度来ても見所があるわけで・・・
言わばリピーターでんがな♪

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<常設館についてもオマケだ。>
お天気よ~し♪
4日に竹中大工道具館(新館)がオープンしたようだから、8日に満を持して新神戸駅に向かったのです。

事前に見た以下の新聞スクラップも持って出かけるという、入れ込み具合でおました♪

今と昔の匠の技が集合 竹中大工道具館オープン
道具

 国内唯一の大工道具の博物館「竹中大工道具館」(神戸市中央区熊内町)が4日、オープンした。奈良・唐招提寺の一部を実物大の模型で再現。江戸時代の大工道具などの展示に加えて、道具館自体にも現代の匠の技がちりばめられている。
 県庁近くにあった道具館の旧館が手狭になったため、竹中工務店の竹中統一会長の自宅跡地に移転、新築された。


新聞情報では駅前に出来たとあるが見あたらない・・・・・・
かなり探し回ったあげく、交番で場所を教えてもらいました。

入口の門から和風建物と庭園の全景が見えるが、地上1階立て(地下2階)で威圧感のないモダンな数奇屋風である。
このあたりに建築会社としての力の入り方がうかがえるが・・・これはかなり期待できそうです。
全景

観る角度を選べば、六甲山を借景にして緑の中に道具館が見えるわけで、都会の中の静謐なオアシスという趣きもあるのです。

館内の展示は充実していて、門外漢のような大使にとってもじゅうぶん面白いが・・・
展示のコンセプトは、伝統や匠の技を誇り高く保存することにあるわけで、なかなかのもんやと思った次第です。
事実、この建物は関西いちえんのトップ級の職人たちによって作られているそうです。

館内展示の一部です。
木挽き木挽き

茶室茶室の木組み


ドイツの工具ドイツの道具

レースのように見えるのが鉋クズです。神業の領域でんな♪
鉋クズ鉋クズ

大工や建築プロの訪問にも耐えられる内容かと思うが・・・
これだけの内容があれば、常設展だけでもリピート訪問をもよおす大使でおます。
なによりも、入館料がシルバーで200円というのが、ありがたいでぇ♪

「日中韓 棟梁の技と心」という企画展が11/1~12/28に予定されているので、また来ようと思います。

竹中大工道具館HP にアクセス、展示詳細などが見られます。





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Last updated  2019.04.18 00:16:29
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