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2023.07.15
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カテゴリ: 歴史
図書館で『半藤一利の昭和史』というムック本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくってみると・・・半藤さんが精査した新聞秘蔵写真なるものによって、リアルな皇国シーンが見えるのです。





ムック、 文藝春秋、2021年刊

<商品レビュー>より
妻が亡くなられた半藤一利氏のファンだったので、ムック化された本品を購入してプレゼントしました。とても喜んでくれました。半藤氏の昭和に関する研究・著作は大変勉強になるもので、これを機に夫婦で再勉強したいと思います。

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくってみると・・・半藤さんが精査した新聞秘蔵写真なるものによって、リアルな皇国シーンが見えるのです。

rakuten 半藤一利の昭和史


PART 2「私たちはこの時、戦争への道へと足を踏み入れた」で三国同盟が語られているので、見てみましょう。
p68~70
<三国同盟締結>
■そこにいたる道筋で
 南京陥落直後の昭和13年1月16日に近衛文麿首相は、「国民政府を相手にせず」との声明を発表します。 
 つまり国民政府総統の蒋介石と和平交渉なんてしないということです。かわりに蒋介石と反目している汪兆銘という人物を擁して傀儡政権をつくり、これと国交を樹立することで戦争終結を目指したのですが、これが愚の骨頂でした。

 日本は蒋介石軍との和平の機会を失い、徹底的に相手を打倒するまで戦闘を続けねばならなくなりました。さらに中国の後ろにはイギリス、アメリカがついていましたから、やがてそれらと正面衝突して世界的な戦争になる恐れがでてきました。

 昭和15年5月1日、ナチスドイツが西部戦線に大攻撃をしかけて第二次世界大戦が本格的にはじまります。ドイツは電撃作戦により、それまで世界史上に例のないほど見事な戦果をあげます。5月15日にオランダが降伏、17日にはベルギーの首都ブリュッセルが陥落、つづいてフランスの最大の防衛線マジノラインを突破したドイツが英仏連合軍をドーバー海峡まで追い詰めると、英国軍はほうほうの体で撤退し、本国に逃げ帰りました。

 6月14日にはパリを無血占領。こうしてヨーロッパは完全にドイツに席捲されました。連戦連勝のドイツがヨーロッパ新秩序をつくるなら、これにならって日本もアジア新秩序をつくるべきだ、今こそ「バスに乗り遅れるな」と日本中が浮かれに浮かれました。

 こうした世界情勢下において日独伊三国同盟の政策が大いに叫ばれ、この国の人びとは、覚醒からますます遠ざかっていくのです。 

■ドイツの快進撃を横目に見て
 昭和15年7月22日にヨーロッパ戦争に不関与の方針をとっていた米内光政内閣が倒れます。そして誕生したのが第二次近衛内閣でした。

 外務大臣に就任したのは強硬な反英米派の松岡洋右です。この人は日独伊にソ連を加えて四国協定で臨めば英米と対等にやりあえる、という強烈な意見の持ち主。松下はたった一人で政府を引っかき回し、なかば強引に三国同盟を成立させてしまいました。この同盟を結ぶことは、イギリスはもちろんのこと、それを応援しているアメリカをも敵とすることになる、非常に重大にして危険な決定でした。

 かつて米内光政、山本五十六、井上成美の海軍トリオが陸軍と戦争する覚悟で反対した三国同盟を、一年たつかたたないうちに海軍も事実上賛成してしまったのです。
 海軍の翻意の理由はいくつかありますが、これに同意することで、予算増額を陸軍に認めさせる裏取引をやれると考えたことが大きかった。予算獲得のために海軍はその魂を売ったと言ってもいいでしょう。

 三国同盟を結べばアメリカの経済制裁がきびしいものになるのは目に見えています。石油やくず鉄の禁輸となれば戦艦や戦闘機の増産にストップがかかる、その対策の検討もされぬまま、いいかげんな決定がなされてしまったのは、あまりにドイツが強いのでドイツと組んだ方が有利だという単純な理屈があったからです。日本からは、明日にでもドイツ軍の英本土上陸作戦がはじまらんばかりに見えていたのです。

 ところが歴史は皮肉なものでした。9月15日、日本海軍の首脳が三国同盟を決めたまさにその日、ドイツ空軍がロンドン上空で大打撃を受けていたのです。戦況の潮目が変わっていました。さらにもうひとつの皮肉も付け加えておきましょう。

 9月19日に御前会議が開かれ、三国同盟は国策として決定されるのですが、その二日前の9月17日、ヒトラーが重大決定をしていました。英本土上陸作戦を完全に放棄し、ソビエト侵攻に方向転換の決定をしていたのです。「日独伊ソの四国協定によって英米に対抗する」という甘い夢が、露と消えたことを日本人はまだ知るよしもありません。


『半藤一利の昭和史』2 :東京大空襲
『半藤一利の昭和史』1 :戦争文学としての『いちばん長い日』





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Last updated  2023.07.15 00:36:33
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