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さて2015年最初の成績発表です。今月は最高主力の3097物語コーポレーションがようやく1年前の増資ショックから抜け出してスルスルと上昇し始めてくれたこと、また超主力の7605フジ・コーポレーション、3385薬王堂、3232三重交通GHD、9384内外トランスラインなども揃って株価が好調だったことが大きく良好な滑り出しとなりました。具体的には対前年末比で+6.6%となりました。 さて今月の主な売買ですが、買い増しの方は3091ブロンコビリー、6425ユニバーサルエンターテインメント他数銘柄でした。 また売却の方は2786サッポロドラッグストア、3077ホリイフードサービス、3093トレジャーファクトリー、6073アサンテ、9956バロー他数銘柄でした。 今月もいつも通りですが、総合戦闘力が劣ると考える銘柄は売却を進め、また力があると考える銘柄は買い増しをしました。その結果PF上位銘柄の顔触れは少しずつ、確実に変わってきています。 来月もいつも通り十分に集中して頑張ります。皆様来月もよろしくお願い致します。
Jan 30, 2015
今日は忙しい一日でした。仕事上でちょっとしたトラブルがあってその処理に追われていたのと、プライベートでも大きな決断を迫られる案件があったので、株式投資からは完全に離れていた1日だったのです。 そしてヘロヘロになって、夜、家に戻ってパソコンを開けると、そこに待っていたのは9204スカイマークの民事再生法申請のニュースでした。 私は顎が抜けるほどに驚愕し、思わず「ワァアー!」と絶叫したのですが、それには2つの大きな理由がありました。 1つには「多分逃げ切って復活するだろう。」と見ていたスカイマークが、ここであまりにもあっさりと逝ってしまったことに対する、「なんてあっけないんだ。」という唖然・呆然の喪失感。 そして2つには、著名投資家のdsan2000さんの今年の激押し銘柄だったことがすぐに想起されたことでした。今年のdsan2000さん推奨銘柄は表が9616共立メンテナンスで、裏が「倒産リスクもあるよ。」としっかりと明示した上でのこの9204スカイマークだったわけです。 dsan2000さんは昨年急騰した3038神戸物産をズバリと的中させたことから、カリスマ投資家としての地位を以前にも増して確固たるものとしていました。 いや、ちょっと表現が不正確でした。dsan2000さんはその眼力の確かさや誰もが見抜けない将来を魔法のように正確に射抜く能力で以前から、もう10年も前から突出した存在でした。そもそも私がこの楽天ブログを始めたきっかけが、当時楽天でブログを書かれてた「dsan2000さんの日記にID付きでコメントを書きたい。」と思ったことと、MEANINGさんが楽天でブログを始めたので自分も「よし、やってみよう。」と思ったこと、そしてその当時超主力として優待族としての存亡を賭けて勝負していた7523アールビバンの戦いの行く末をどうしても記録に留めて置きたい、という3つの大きな思いが重なったからだったのです。この3つが偶然に重ならなければ私は今でもブログを始めていなかったかもしれないのです。 その意味で今回のスカイマークの破綻は「株式投資の世界では、常にあらゆることが起こりうる。」ということを改めて実感できる出来事でした。どんなに素晴らしい最高のカリスマ投資家にも全ての未来を見通すことは出来ませんし、その銘柄をパクって結果が悪くてもそれは当然に100%自己責任です。 我々投資家は見えない未来に資金を、希望を、情熱の全てを賭けて戦っています。結果はいい時も悪いときもあります。それは当然のことです。でも少しでも精度の高い、よりタフな投資家になれるように精進することを目指してこうやって私も日記を書いているわけです。自分の超主力株では激アツに語ることもあります。それは時が流れ正解の事もあるし、間違いのこともある。正解だったら心は少しフワッと暖かく、軽くなります。幸せな気持ちを抱いて明日に向かいます。間違いだったら自分の何がいけなかったのかを反省し、そしてまたやっぱり明日に向かいます。それだけのことです。これが株式市場なんですね。
Jan 28, 2015
いやあ9204スカイマーク、民事再生法申請ですね。ニュースを見た瞬間は久々に驚きで「うわぁ ! 」と声が出てしまいました。逝く時は逝くんですね。まず間違いなく生き残れるだろうと見ていたのでたまげました。さて今日はPF上位銘柄を紹介する準主力株概況シリーズです。 18位 7533 グリーンクロス (福証、10月隠れ優待) ◎◎ PF時価総額18位の準主力は、工事安全機材の販売、レンタルが主力で福岡が地盤のグリーンクロスです。 現在の株価は995円、PBR0.96、株主持分比率は54.4%、今期予想PER7.48、配当利回り3.5%(35~38円)、総合利回り3.5%(35+0=35円)で、優待は100株保有で10月株主に自社オリジナルカレンダーです。 グリーンクロスには「優待都市伝説」として、「株主してたら突然家に巨大な建設工事用のコーンが届いてたまげた。」というものがありました。以前準主力化にあたって会社IRに直接質問したところ、「コーン優待は10年前頃に3、4年継続したことがある。ただもう今ではしていないし、今後もする予定は無い。」とのことでした。 グリーンクロスは地味な福証銘柄ですが、建設業関係(安全機材)と工事現場などの看板関係(サイン)の2本柱で確実に着実に利益を積み重ねてきています。その「堅さ」は、創業以来一度も赤字が無いと言う点に端的に現れていますし、5期連続の最高益更新中で成長力も十分にあります。また東証2部昇格基準も満たしており、IRも「いずれ環境が整ったら。」と意欲十分です。 グリーンクロスはこれで隠れ優待でコーンが毎年貰えるのならば十分に主力で勝負できるポテンシャルのある素晴らしい銘柄です。ただIRによると、「今後は隠れ優待ではなく、ガチンコの配当で株主還元していく方針。」ということで、それだけが実に残念です。そしてこのIRの言葉は、前期の大幅増配(22円予想から36円へ変更)で、証明される結果となりました。私は大幅増配のお知らせを見た瞬間、嬉しさと同時に、「あぁ、もうこれで伝説のコーン優待を貰える日は永遠に来ないんだなあ。」と実感しました。 ま、それはさておき、グリーンクロスは指標的な割安さと成長力を兼ね備えた魅力的なニッチ銘柄です。この業界は仙台市の仙台銘板、東京都のセフテックと福岡のグリーンクロスの3社による事実上の寡占状態ということですが、その中でもグリーンクロスは関東・東北中心に新規に営業所を開設して精力的に果敢に攻め上がっています。 現在のグリーンクロスは「今期が減益予想」であることから株価はほぼヨコヨコで推移していますが、ここは元々「かなり保守的な業績予想をしてくる癖のある銘柄」なので、実際には今期も過去最高益を更新してくる可能性も十分にあるものと見ています。今日は過去の「グリーンクロスの業績予想とその結果」を5年分見ておきましょう。 まず2014年4月期は期初の1株利益予想が88.2円に対して実績は123.8円 2013年4月期は期初予想64.5円に対して実績は84.8円 2012年4月期は期初予想58.0円に対して実績は74.0円 2011年4月期は期初予想47.5円に対して実績は57.0円 2010年4月期は期初予想44.1円に対して実績は51.8円 でした。 以上をまとめると、グリーンクロスは伝説のコーン優待を戴けなくなったのは非常に残念ですが、大幅増配もありましたし、それを補って余りある魅力を持った最上級の銘柄です。ちなみに工事用コーン以外にもかなり優待向きのアイテムがあるようなので、 是非、優待再開を検討して頂きたいです。(笑) ま、いずれにせよ、これからも業績推移をしっかりと見ながらPF上位の一角として楽しくホールドしていく予定です。
Jan 28, 2015
さて今日も通常のポートフォリオ概況シリーズです。 174位 2692 伊藤忠食品 (東1、3月優待) △ PF時価総額174位は、伊藤忠グループの食品卸大手の伊藤忠食品です。 現在の株価は3990円、PBR0.72、株主持分比率は35.3%、今期予想PER17.93、配当利回り1.7%(68円)、総合利回り2.5%(6+30=98円)で、優待は100株保有で3000円相当の自社セレクトギフトです。 伊藤忠食品のカタログギフトは非常に内容が充実しています。今日は私の過去のセレクトを2つだけ御覧戴きましょう。 2014年は、北のふんわりしゅうまいを選びました。 本当にふんわりとしていて美味しかったです。 また2010年度は「かに鍋セット」を選択しました。 楽しみにしていたので、到着後すぐに「かに鍋」を作りました。 フワッと蟹が香り、優しい味わいでとっても美味しかったです。 ↑ この鍋は次の日の朝には残ったスープを使って「かにすきうどん」に変身しましたが、これまたいいダシが出ていて美味しかったです。 伊藤忠食品はPF上位で勝負できるような力は全く無いものの、業績もまずまず安定していますし安心してホールドしていける銘柄です。現行の優待制度が続く限りは末永く保有して応援していきたいと考えています。
Jan 27, 2015
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 173位 8346 東邦銀行 (東1、3月優待) ◎ PF173位は、福島県地盤で県内預金シェアが4割半ばの東邦銀行です。 現在の株価は395円、PBR0.57、自己資本比率は3.5%、今期予想PER11.58、配当利回り1.9%(7.5円)、総合利回り2.7%(7.5+3=10.5円)で、優待は、 です。1000株保有で3000円相当の福島県の特産品がその本体ですね。早速実際の優待内容を見て行きましょう。 オリジナリティがあって内容は非常に充実しています。というか、他に8342青森銀行などもそうなのですが、地銀の優待カタログギフトというのは地域性が濃厚で素晴らしいものが多いんですね。 この中から私は、 くんせい卵を選びました。くくく、お酒のお供にぴったりですね。♪ いよいよ到着です。 早速開けてみましょう。 ↑ 艶々ですね。 使い方は色々で、非常に美味しかったです。 東邦銀行は指標的に安いですし、優待内容も抜群です。というか、ここに限らず地銀は全般に業績が絶好調ですし、更に魅力的な優待が付いているところが多いですね。
Jan 26, 2015
さて今日は主力株概況シリーズです。 17位 5185 フコク (東1、3月優待) ◎◎ PF時価総額17位の準主力は、ワイパーやブレーキなどの自動車用ゴム製品大手で独立系のフコクです。前回の8位からはやや順位を落としましたが、PF上位の一角の地位をキープしてここで登場しました。 現在の株価は1269円、PBR0.74、株主持分比率は51.1%、今期予想PER8.59、配当利回り1.6%(20円)、総合利回り2.5%(20+12=32円、フコクの優待米はべらぼうにうまいので1キロ600円で換算。)で、優待は100株保有で 新潟県長岡産(棚田米)コシヒカリ2kgです。 優待族をしていることの利点の一つとして、全国の素晴らしいお米がバンバン家に届くということがあるのですが、様々なブランド米の中でもこのフコクの優待米は突出して美味いと思います。ネットで調べても1キロ600~700円はするようですが、それも納得の粒立ちです。 フコクは東証1部銘柄としては指標的にも実に安いですし、優待米の旨さも際立っています。また今期も前期に続いて、10月28日に 中間・通期連結業績の上方修正 を発表するなど絶好調です。進捗状況から見ると通期連結業績は更に上ブレる可能性もあります。またフコクは過去10年間で赤字はリーマンショック時の2009年3月期のみと安定感も抜群で、じりじりと着実に成長し続けてもいます。総合的に考えるとPF最上位の一角として安心してホールドできるエクセレントな銘柄と思います。 それにしても、自動車関連には抜群に安く、かつ相対的に見てあまり上昇もしていない優待バリュー株が本当に目立ちます。ここ5185フコク以外にも、5161西川ゴム工業、5184ニチリン、7212エフテック、7215ファルテック、7264ムロコーポレーションなども抜群に魅力的で、どれも準主力以上で勝負できるポテンシャルがあると思います。ただ、その中でもトータルで見るとフコクが頭一つ抜けているかな?という個人的な印象はあります。 数年前に、2772ゲンキー、2786サッポロドラッグストア、3098ココカラファインなどのドラッグストア銘柄が一時期どこも馬鹿安で、結局はその割安さが周知されて株価が急騰したという局面がありましたが、現在の一部の自動車関連株はそれに似たような状況にあるように思います。そして実際多くの銘柄がようやくジリジリと上がり始めています。「このあたりの銘柄はやっぱり今、この瞬間の黄金郷(エルドラド)なのかも知れないなあ。」と思いながら、様々な銘柄を楽しく見ています。
Jan 25, 2015
さて今日も通常のPF概況シリーズです。 172位 4917 マンダム (東1、3月優待) ○ PF172位は、『ギャツビー』・『ルシード』など男性化粧品で首位級のマンダムです。 現在の株価は3965円、PBR1.74、株主持分比率は75.9%、今期予想PER22.15、配当利回り1.9%(74円)、総合利回り3.1%(74+50=124円)で、優待は1000株保有で 5000円相当の自社製品(化粧品等)です。 マンダムの優待内容というのは非常に充実しています。今日は過去3年分を振り返っておきましょう。 まずは2014年です。 次は2013年です。 最後は2012年です。 マンダムは指標的な割安感はありませんが、鉄壁の財務、高い利益率、特色ある優待内容の3拍子揃ったまずまず良い銘柄です。これからも現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。
Jan 24, 2015
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 171位 2613 J-オイルミルズ (東1、3月優待) △ PF時価総額171位の中堅銘柄は、2004年に製油企業3社(ホーネン・味の素製油・吉原製油)が合併して誕生したJ-オイルミルズです。 現在の株価は398円、PBR0.85、株主持分比率51.5%、予想PER15.86、配当利回り2.3%(9円)、総合利回り3.0%(9+3=12円)で、優待は3月株主に1000株保有で3000~4000円相当の自社商品です。 今日は私が過去に戴いた優待品を一気に見て頂きましょう。まずは2014年です。 2013年です。 2012年です。 最後は2011年です。 J-オイルミルズは、会社誕生来の業績推移を見ても、第1期に少し赤字を出しただけで後は非常に安定しています。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドして応援していく予定です。
Jan 23, 2015
昨年のことですが、元々コテコテのバリュー株だった運送会社の9059カンダHDが100株優待を新設して株価が急騰(480円→520円)した話を書いたことがありました。そして今では常識となりましたが、このカンダHDに限らず「優待新設」は一般的に言って株価に対してメガトン級のインパクトを持ちます。 このカンダHDの事例でも、100株優待新設後の株価の値動きに対して株主優待制度に批判的な古参のバリュー株投資家の方々から「たった500円のクオカード優待の新設で株価が40円も上がるなんて全く馬鹿げている。市場を歪める物でクレイジーそのものだしナンセンス極まりない。」というような批判がありました。 これらの批判には確かに非常に納得できる部分もあるのですが、根本的で大切な視点が抜け落ちています。それは本当に優待新設による株価上昇がナンセンスだとすると、それが実際に現実に起こり、その後もその位置で株価が保たれていることの説明が全くなされていないということです。実際カンダHDのその後を見ても見事に優待新設パワーで吹き上がった株価水準を維持し続けています。 実は優待新設前のバリュー株というのは、余程突出した成長力を持っていない限りは、「ノーメイクで頬っぺたが真っ赤な田舎娘」と同じなのです。そんな娘さんはどこにでもいます。なので投資家から「あえて選ばれる」可能性はほとんどありません。ところが魅力的な優待新設があれば突如として状況は激変します。「美しくメークをし、煌びやかに装い、足元にはガラスの靴を履いたシンデレラ」に一夜にして生まれ変わるのです。 優待新設でその総合利回りが瞬時に跳ね上がるので、株価はそれを織り込むところまで迅速に上昇します。納得できない方がたくさんいるでしょうが、この「優待」を「配当」に置き換えたら大多数の方は諸手を挙げて賛成されるでしょう。本質的には同じことなのです。そして、全国から呼ばれてもいないのに我々優待族が息弾ませて全力で馳せ参じ、その銘柄に「永遠の忠誠」を誓います。 また業績が不振でどうしようも無い時でも、優待新設のその日からは「優待エアバッグ」がポムポムプリンで作動することになるので、株価推移はいかなる時も「下方硬直性」を帯びたものになります。オエオエチキンナゲット問題で致命的な企業イメージのダウンと、実際の月次の地獄悪化に苦しむ2702日本マクドナルドHDの驚異的な株価の保たれ方を見ればそれは一目瞭然でしょう。 ガラスの靴を履いたら、その日からシンデレラ。 優待株投資は、優待エアバッグの法則を筆頭として、総合利回りの法則、優待取らないの法則、優待年2回銘柄は鉄板の法則、などの「数々の魔法」に守られた、安全なシンデレラの世界なのです。ガラスの靴が脱げない限り、その世界で踊り続ける限り、優待バリュー株投資は貴方をいつまでも優しく暖かく守り続けてくれます。大切なことは、「靴が脱げたらすぐに履き直すこと。」です。 夜の12時を過ぎカボチャの馬車が迎えに来てしまったら、優待株が光を失い非優待株になってしまったら、私たち優待族はもう市場で決して長生きは出来ません。 それを肝に銘じることが大切ですね。
Jan 22, 2015
さて今日は準主力株概況シリーズです。 16位 9202 ANAホールディングス (東1、3・9月優待) ○(バリュー株投資家としての評価)~ ◎(優待族としての評価) PF時価総額16位の準主力は、国内線をJALと二分するANAです。最近の原油安に伴うまさかの株価上昇で、前回の19位から順位を上げてきました。 現在の株価は304.5円、PBR1.33、株主持分比率は35.1%、今期予想PER30.45、配当利回り1.3%(4円)、総合利回り3.0%(4+5=9円、優待券はヤフオク平均落札価格の1枚2500円で換算)で、優待は1000株保有で年に2回普通運賃50%割引の株主優待券+グループ優待券です。 ANAは2012年に大型増資爆弾投下があり、 株価暴落で我々ホルダーが「枕を並べて仲良く討ち死」したのは記憶に新しいところです。また、テロ等の世界情勢不安定化の影響を強く受けること、飛行再開したものの依然不安定さの残るボーイングB787型機の問題など、常に悪材料には事欠かない状態です。 そのためANAは、バリュー株投資家としての観点からはPF上位でホールドするなど、「言語道断&完全にクレイジー」な悪魔の所業ですが、優待族的にはその高い知名度や優待券の実用性などから超鉄板銘柄であり、またJALやスターフライヤーなどの他の空運優待株と比較した場合にも、優待券の使い勝手の良さ、最低単元の安さなどの観点から見て相対的な魅力があります。 それにしても最近の原油安に伴ってのJALやここANAの急騰には本当に助かりました。私は優待族として「パフォーマンスを大きく劣化させることは覚悟の上」で両社を大量ホールドしていたわけですが、まさかの株価急伸でPFの成績が大きく改善されたからです。 これは例えるならば、クラスでダントツで成績不良でいつも赤点の生徒2人がいきなり平均点を取ってくれるようになった、ということなのですが、教室を預かる担任の立場としては非常にホッとします。「出来の悪い子ほど可愛い」とは言っても、株式投資は命の次に大切な全財産を賭けての勝負なので、騰がってくれるに越したことはないですからね。
Jan 21, 2015
さて今日も通常のPF概況シリーズをお送りします。 170位 3148 クリエイトSDホールディングス (東1、5月優待) △ PF時価総額170位の中堅銘柄は神奈川県地盤の大手ドラッグストアチェーンのクリエイトSDHです。 現在の株価は4015円、PBR1.98、株主持分比率は56.2%で有利子負債は0、今期予想PER14.66、配当利回り1.5%(62円)、総合利回り2.5%(62+40=102円)で、優待は100株保有で500円の買い物優待券を8枚です。希望者は買い物優待券に代えてカタログギフトを選択することもできるので、私は毎回そうしています。 毎回、様々なアイテムを楽しく選択しています。 ドラッグストア業界にはかつては指標的に割安で魅力的な優待株が多かったのですが、今ではどこもずいぶんと高くなりました。クリエイトSDHも、かつては準主力株候補として見ていたこともありましたが、今では指標的な輝きは失っています。ま、優待を楽しみに1枚保有するのには特段の問題はないと思いますし、今のところはホールド継続の予定です。
Jan 20, 2015
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 169位 2264 森永乳業 (東1、9月優待) △ PF時価総額169位の中堅銘柄は、乳業業界2位の森永乳業です。 ↑ ちなみに私はこのアイスクリームのpino(ピノ)が幼少の頃から大好きです。 現在の株価は400円、PBR0.82、株主持分比率は32.9%、今期予想PER24.84、配当利回り1.8%(7円)、総合利回り2.2%(7+1.68=8.68円)で、優待は1000株保有で 1680円相当の自社商品(豆腐12個)です。 「開けた時が作りたての味」。本当にその通りですし素晴らしいキャッチフレーズですね。 森永乳業の優待豆腐は長期保存が出来るので非常に重宝します。今日は1つだけ実際の使用例を御覧戴きましょう。 森永乳業は指標的には妥当な株価位置ですが、優待を楽しみにPF中位でホールドしていくのには特に不満はありません。これからも現行の優待制度が続く限りはのんびりと保有継続の予定ですが、「優待がもしもアイスクリームのピノになったらもっと嬉しいな。」 とは思っています。
Jan 18, 2015
さて今日は準主力株概況シリーズです。 15位 7419 ノジマ (東JQS、3・9月優待) ◎~◎◎ PF時価総額15位の準主力株は、神奈川地盤の家電量販中堅のノジマです。前回は32位だったのですが、昨年の 11月18日に発表された「小が大を飲む」、ITXの子会社化 が高く評価され、株価が急騰したため準主力の一角にまで浮上してきました。 現在の株価は1496円、PBR1.09、株主持分比率は38.5%、今期会社予想PER13.39、配当利回り1.6%(24円)、総合利回り3.6%(24+30=54円、優待品はヤフオク平均落札価格の1枚150円で換算)で、優待は年2回100株保有で10%割引券10枚(1枚につき1,000円まで割引可。複数枚同時利用可。クレジットカード等利用時は8%割引)です。 実はこのノジマ、ほんの少し前までは私のPF内でも突出した含み損銘柄でした。ちなみに昨年の7月13日に ポートフォリオ含み損ランキング (ちなみにこの日記、過去最高に迫るアクセス数でした。みんな人が損をした話が大好きなんですね。)を発表したことがあったのですが、この時も2位でした。つまり、この1年間を苦しみ抜いてきたポジションだったわけですね。 そのため今回のITX子会社化による株価急騰がなければほぼ間違いなく昨年末までには節税のために機械的に損切りしていたはずなので、非常にラッキーだったと思います。ま、株式投資においてはまさに「運も実力の内」ですし、ノジマはそもそもがアホみたいに指標的に割安だったせいで今でも特に割高というわけではないので、今のところはホールド継続の予定です。
Jan 17, 2015
さて今日もPF概況シリーズです。 168位 2602 日清オイリオグループ (東1、3月優待) △ PF168位は、2002年日清、リノール、ニッコーの製油会社が経営統合して誕生し、家庭用首位の日清オイリオグループです。 現在の株価は411円、PBR0.59、株主持分比率は48.8%、今期予想PER27.40、配当利回り2.4%(10円)、総合利回り3.2%(10+3=13円)で、優待は1000株保有で 3000円相当の自社製品(食用油等)です。 今日は私が過去2年間に戴いた優待品の実際を御覧戴きましょう。まずは2014年です。 ↑ 会社のロゴが可愛いですね。 続いて2013年です。 実用的で素晴らしい優待品ですね。日清オイリオGは利益水準が低く大きく買える様な銘柄ではありませんが、低PBRで優待内容も良くPF中位で保有するのには特に不満のない銘柄です。これからも現行の優待制度が続く限り、のんびりホールドして応援していく予定です。
Jan 16, 2015
さて今日は通常のポートフォリオ概況シリーズです。今日紹介するのは優待品が「美味しい」銘柄ですが、実際に株を買って「美味しい」ことがあるかは私には全く保障できません(笑)。 167位 2288 丸大食品 (東1、9月優待) △ PF時価総額167位は、ハム・ソーセージ大手の一角の丸大食品です。 ↑ 食肉事業の売上高が意外に大きいんですね。 現在の株価は418円、PBR0.81、株主持分比率54.8%、今期予想PER26.97、配当利回り1.7%(7円)、総合利回り2.4%(7+3=10円)で、優待は1000株保有で9月株主に3000円相当の自社商品です。 丸大食品の優待ハムはとっても美味しいんですね。実際の優待品を見てみましょう。 ↑ 包装紙が綺麗ですね。 ↑ 松岡修造さん、実に多くのCMに出られています。日本企業の多くが「アドレナリン極限全開人間」を常に強く求めていることが良く分かります。ですから、本当に日本は「ゆとり教育」などしている場合では全くないんですね。(笑) さて丸大食品の優待ハムは実に美味しいので、毎回色々な料理に使ってあっという間に無くなってしまいます。具体的にいくつか見ておきましょう。 丸大優待ハムとほうれん草のソテー 丸大優待ハムとロールキャベツ入りトマトポトフ 丸大優待ハム入りアマトリチャーナ 丸大優待ハム入りチャーハン 丸大優待ハム入りパエリア 丸大優待ハムとチーズの盛り合わせ あー、美味しかった。 丸大食品は指標的にはちょっと高いかな?と思いますが、優待品には実に力があります。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドして応援していく予定です。
Jan 15, 2015
さて今日は準主力株概況シリーズです。 14位 3395 サンマルクHD (東1、3月優待) ◎◎ PF 時価総額14位の準主力は、全国にサンマルクカフェなどを展開するサンマルクHDです。ここは自分の「優待株いけす」内の約520銘柄を徹底的に比較吟味した結果、「中期的な成長余力が高く、また優待カードに凄まじい魔力があり、どうしても、何があってもPF上位で応援したい。」と考えて買い増ししたことと、更にはついでに株価が上昇したことから、前回の26位から大きく順位を上げてきました。 現在の株価は7010円、PBR2.06、株主持分比率は80.1%で有利子負債は0と磐石、今期予想PER18.02、配当利回り1.5%(104~110円)、総合利回り2.1%(104+40=144円、優待カードはヤフオク平均落札価格の4000円で換算)で、優待は100株保有で「ほとんどのお店で飲食代金20%割引になる魅惑の株主優待カード」です。 サンマルクカフェは全国各地にたくさんあるので、財布に株主優待カードを入れておくと、いつでもどこでも誰とでも、お得に気軽に小粋にお茶が飲めて本当に重宝します。「株主であることの御褒美」を日々しみじみと実感しながら幸せに暮らせるんですね。 また現在育成中の「鎌倉パスタ」も武器のパン食べ放題を生かして十分な店舗戦闘力を持っていると思います。 ↑ 食べ放題のパンの中に、余ったパスタの具を詰め込んで食べると「惣菜パン」みたいになって美味しいのでお勧め。 サンマルクHDは、魅力的な優待、磐石の財務、極めて高い利益率、着実で確実な成長を続ける、4拍子揃った極めて力のあるエクセレントな銘柄です。収益源のサンマルクカフェは凄い勢いで店舗が増えていますが、例えばスタバの跡地にほとんど改装もせずそのまま居抜きで堂々と出店したり、逆に儲からないと見ると夜逃げ同然で唖然とするほどあっという間に退店したりと店舗政策には非常に柔軟性があります。100円ショップ業界の実力派バリュー株、2735ワッツ(そばにダイソーが来ると、後ろを振り返らず躊躇無く全力で逃げ出す「ワッツ走り」で有名)に似たテイストを感じる、強靭な生命力を持った銘柄です。 また利益率についての話ですが、昨年の日本証券新聞で、 競争の厳しい外食株では売上高営業利益率が2ケタを確保している銘柄が僅かに5つしかないと言う記事がありました。その中には現在グロース系の個人投資家の方の「激押し銘柄」として有名な3085アークランドサービスなども入っているのですが、ここもちゃっかりと入賞していました。そして最近のサンマルクHDはその高い利益率と成長力がようやく真っ当に評価されて株価が急騰しています。 サンマルクHDは本社が岡山県にあります。地方から出てきて全国制覇をしようとする会社というのは、山口県発祥の9983ファーストリテイリングなどもそうですが、とことんタフなところが多いですね。これからも「魔法の優待カード」と会社の成長を楽しみに、PF最上位の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。
Jan 13, 2015
さて今日は久々に通常のポートフォリオ概況シリーズです。 166位 3352 バッファロー (東JQS、非優待株) ○ PF時価総額166位の中堅銘柄は、埼玉地盤のオートバックスグループのフランチャイジーで「オートバックス4兄弟」末弟のバッファローです。 現在の株価は846円、PBR0.41、株主持分比率は72.5%と良好、今期予想PER19.36、配当利回り3.6%(30円)で、優待はありません。ちなみに私のPF内で非優待株というのは全部で10もないのですが、その内の3つがオートバックス系(3352バッファロー、7508G-7ホールディングス、7509アイエーグループ)です。これは元々はアイエーとG-7は優待株だったので、非優待株化してしまった後にポジションを落としたものの売り切らずにそのまま持ち続けた(指標的に見て抜群に魅力的なので、どうしても自分の中に売る理由を見つけられなかった)だけなのですが、バッファローはそもそも非優待株の状態で買ったものなので、私にとっては異色の銘柄と言うことになります。 バッファローは前述の通り非優待株なのが本当に残念ですが、指標的にはまずまず割安です。私はかつて株価が400円台と破格に安かった頃には最大で PF3位の超主力 として戦い大きな利益を得たこともありました。今はバッファローに受けた恩を忘れないためと、まだまだ指標的に十分に割安かつ他の「オートバックス4兄弟」との比較のため、わずかな恩株を残している状態です。 それにしても改めて考えると、そもそもの前提として私はオートバックスが大好きである、というのが根本にあるのだろうと思います。カーマニアが集う独特のB級の雰囲気が未だに色濃く残っていますし、車を楽しくしてくれるアイテム満載の空間が、タイヤとオイルの匂いが充満した空気が、単純に好きなんですね。
Jan 12, 2015
さて、全国の名も無き多くの個人投資家達の「集合知」の結晶である、 「個人投資家ポートフォリオランキング」 内の銘柄を楽しく愛でるこのシリーズ。第一弾が意外なほどの好評を得たので「おかわり」の続編です。 15位 6票 7533グリーンクロス ◎~◎◎ 私のPF準主力。割安株の宝庫、福証を代表する小粒ながらキラキラと光る魅力的な銘柄。 15位 6票 3277サンセイランディック ◎◎ 私のPF2位の超主力。底地ビジネス業界の先導株。相続税大増税元年の今年の飛躍に期待。 15位 6票 2769ヴィレッジヴァンガード ◎ 私のPFでかつての超主力。現在も幕内銘柄。その優待力は突出している。このところ月次回復傾向鮮明。奇跡の復活なるか? 15位 6票 3276日本管理センター △ 株価ブレイク前なら素晴らしい銘柄と思うが、現状ではちょっと高PBRに過ぎると感じる。 15位 6票 7605フジ・コーポレーション ◎◎ 私のPF4位の超主力。分かりやすい業態、好調な月次、指標的な割安さ、タイヤ業界の構造的な歪みに乗じた安定的な成長力。ピーターリンチが現役のファンドマネージャーだったらきっとこういう銘柄を選ぶんだろうなと、いつも思う。 15位 6票 3079DVX ◎ 安定的な成長力を持っている。良い銘柄と思う。ちなみに私も保有している。 20位 5票 6076アメイズ ◎ 悪くないと思う。株価推移によっては私も買い増ししたい。 20位 5票 4929アジュバンコスメジャパン ◎ 総合利回りも出ており悪くないが、主力で勝負できるまでのポテンシャルはないか? 20位 5票 3398クスリのアオキ △ 私も以前は保有していたが、今の株価位置はちょっと評価が高く新規参戦にはリスクのある水準かと思う。 20位 5票 2686ジーフット ◎~◎◎ ここは凄くいいと思う。というか、「やっぱりそのうちには買おう。」と思いながらのんびり見ているうちにスルスル騰がってしまって私はまだ買えていない。(滝汗) 困ったなあ。。。。 20位 5票 3252日本商業開発 △ 優待新設時に少しでも良いから買っておくべきだったと、深く反省をしている。 20位 5票 6870日本フェンオール ◎~◎◎ 指標的に安くて成長力もあり凄く良い銘柄と思う。優待付なら即買いは間違いない。その場合は幕内銘柄以上で買える感じ。 20位 5票 3654ヒト・コミュニケーションズ ○ 私のかつての超主力株。 現在は未保有。結果的に売買のタイミングも良く大きな利益となり感謝している。現在でもマイルドながら成長力を維持しており、悪くないと思う。 20位 5票 1413桧家HD ◎ 指標的に安いし成長力もあるし良い銘柄と思う。というか、やっぱり名証2部は「割安株の宝庫」だなあ、としみじみと感じる。 20位 5票 3091ブロンコビリー ○ 成長力と利益率が高くて良い銘柄とは思う。ただ私は大きくは投資しなかった。その理由として実際にお店で食べた時に、率直に言って「他のライバル店に較べて、総合的に見て劣っている。」と感じたことがある。そのためちょっとここの躍進の理由が完全には腹に落ちないでいるが、それだけブロンコのビジネスモデルが巧みということだろう。 20位 5票 丸和運輸機関 ○ 良い銘柄と思う。優待新設があれば即買いします。東証2部所属&株主数も2000人(2014年9月)なので、是非お願い致します。 以上が私の評価でした。書いてみると新たな発見があって非常に面白かったです。新年でまだ「投資家脳」がフルスロットルに入っていなかったので、良いリハビリになりましたね。
Jan 11, 2015
さて我々名もなき投資家達の血と汗と涙の「集合知」の結晶である、 個人投資家ポートフォリオランキング。 私も毎回楽しく拝読しているのですが、今日は自分のブレインストーミングのためにその登場銘柄についてざっと評価してみることにしました。 まず始めにランキングを眺めての感想を言うと、コテコテバリュー株の薬王堂とコテコテグロース株のFPGが仲良く1位になっているあたりに、 株式投資では正解が同時にそして複数存在するんだなあ。 ということをしみじみと感じます。こういう多様性があるところが、そして懐の深いところが株式投資の面白さであり、だからこそこんなに長い間熱中し、更にどんどんと好きになっていくんだろうな、と思います。 さてそれでは一気に見て行きましょう。私の現時点での総合評価及びコメントです。 1位 12票 3385薬王堂 ◎◎ 私の超主力株の1つ。指標的な割安さ、確実な成長力、好調な月次。まだまだ安いと感じる。これで優待新設さえあれば、、、、といつも思っている。 1位 12票 7148FPG ◎ 成長力・利益率が突出している魅力的なグロース株。私はその高PBRからちょっと現時点では手が出ないが、いい銘柄と思う。 3位 11票 3085アークランドサービス ◎ カツ丼専門店「かつや」を経営。非優待株の頃からいい銘柄と思ってずっと見てはいたが、優待新設後にようやく参戦。「遅れてきたバス」に沈んだ心と重い足を引きずってようやく乗り込んだという感じ。ここだけに限らないのだが他にも6061ユニバーサル園芸などの「ビジネスモデルが分かりやすくて、指標的に安く、更には成長力もある、魅力的な非優待株」をどのように違和感なく自分のPFに取り込んでいくのか?というのが私の以前からの大きな課題。 3位 11票 3053ペッパーフードサービス △ グロース系の個人投資家に大人気だが、私にはあまりにも高PBR過ぎる。 5位 10票 2196エスクリ ◎ 成長力の非常に高いブライダル銘柄。個人的には成長力はマイルドなものの指標的により安い2128ノバレーゼなんかの方が好み。ま、こういうところが私の駄目なところではある。 5位 10票 6059ウチヤマHD ◎◎ 私の超主力の一角だが、株価がずっとヨコヨコでパフォーマンスの足を大きく引っ張っている。セール&リースバックによる特別利益の発表待ちだが、そういえば遅いなあ。 5位 10票 3179シュッピン △ ここを初期の段階で大きく買えなかった事の猛省から、優待グロース株発掘の魔法の公式である「YOU-CAN-SLIM法」を新たに開発した。そして今ではこの公式を使って発掘した3097物語コーポ、3277サンセイランディックなどの多くの銘柄がPF最上位にひしめきあっている。 8位 9票 9384内外トランスライン ◎◎ 私の超主力の一角。実力は十分な銘柄だし、そろそろ東証1部に昇格して欲しい。 9位 8票 3073ダイヤモンドダイニング ◎ 私のPF52位の上位銘柄。昨年ここか3097物語コーポかどちらかを大きく買い増ししようと思って、散々考えた末にやっぱり以前から自信のある銘柄であった物語コーポにしたのだが、今までのところだとダイヤモンドダイニングの方が正解だった。 10位 7票 8515アイフル △ 何度も調べてみたのだが、ちょっと私にはその魅力が良くは分からなかった。 10位 7票 6073アサンテ ◎~◎◎ 私のPF上位。利益率が高くてよい銘柄だが今期は月次推移がイマイチ。ま、数年単位で見れば増配も、そして営業エリア拡大によるマイルドな成長も続くだろうし、特に問題ないと思っている。 10位 7票 4327日本SHL ○ 利益率の高さは凄いと思うが、非優待株なので今のところは触手が動かない。 10位 7票 4298プロトコーポレーション ◎~◎◎ 私の超主力の一角。安定した良い銘柄と思う。 10位 7票 3169ミサワ △ 若い女性向けに「unico」ブランドで家具・雑貨店を経営。昨年株価はついにブレーク。実は2年ほど前から「ポテンシャルが高い銘柄だな。」と思って、全国各地の店舗に長時間潜入して調査を続けていた。そしてその結果、「特に洗練もされていないし、大して良くないな。」と結論して自信を持って見送った。結果は見ての通り。私は「ちょっと自分はおっさんになってきてお店を見る目が曇ってきたのかも知れないな。でも一緒に偵察した姫も「一貫してあんまり良くない。」って言ったし、これは仕方なかったな。」と思っている。 ランキングは、 15位 6票 グリーンクロス 15位 6票 サンセイランディック 15位 6票 ヴィレッジヴァンガード 15位 6票 日本管理センター 15位 6票 フジ・コーポレーション 15位 6票 DVX 20位 5票 アメイズ 20位 5票 アジュバンコスメジャパン 20位 5票 クスリのアオキ 20位 5票 ジーフット 20位 5票 日本商業開発 20位 5票 日本フェンオール 20位 5票 ヒト・コミュニケーションズ 20位 5票 桧家HD 20位 5票 ブロンコビリー 20位 5票 丸和運輸機関 と続くのですが、長くなってきたのと、これから出かける用事があるのでこのあたりでやめます。もしも好評なようなら15位以下も書こうと思いますので、その場合はツイッターのほうにコメントを戴ければと思います。
Jan 10, 2015
新年に入ってから意図的に日記の更新頻度を上げています。 というのは今年は年末年始にたっぷりとお休みをしたのですが、新年になっていざ日記を書こうと思ったら何だか株式投資に関する「脳のシナプス」がプチプチと切れている感じで、頭のエンジンが2000回転くらいで止まってしまって思ったようなレベルの記事が全然書けなかったので、「これはいかん。リハビリしないと投資家としてやっていけないぞ。」と思ったからなのです。 脳って使わないとあっという間に錆びるんだなあ、投資家は常に努力を欠かさないようにしないとすぐに実力が落ちるんだなあ、と実感したのでした。 というわけで、しばらくはたくさん日記を書きますのでよろしくお願いします。
Jan 9, 2015
さてユニバーサルエンターテインメントといえば、まさに「日本一の迷宮エンターテイナー」であり、様々な未解決の謎や懸念があります。 前述したように、社運を賭けて開発中のフィリピンの巨大カジノリゾート(マニラベイリゾーツ:MBR)での暫定カジノライセンス取得時の贈収賄疑惑に関しては、フィリピン司法省の1年以上の調査の結果、嫌疑不十分で不起訴となり何とか逃げ切れそうですが、それ以外にも米ウィンリゾーツとの泥沼の訴訟合戦、またフィリピン現地開発法人の反ダミー法疑惑が依然として解決されておらず、また昨年の株主総会で岡田会長が仰った、「ファイナンス(資金調達)を検討しており、もしかしたら皆さんにお願いするかもしれない。」という「フレーズ鮮やかな増資懸念」もそのまま残ったままです。 その一方でユニバEには、「これは当れば超太いだろうな。もしも勝ったら本当に今度こそ南の島に移住できるかもしれないな。」と感じずにはいられない物凄いポテンシャルがあります。 ギャンブルで儲かるのは何と言っても「胴元」。そして、ユニバEが「日本初のカジノの胴元」になる日が刻々と近づいている わけですからね。 私はMBRに関しては、暫定ライセンス剥奪もあり得ると見ていたカジノライセンス取得時の贈収賄疑惑が不起訴に終わったことを受けて、 最大の懸念材料は払拭された ものと現段階では考えています。 また、総工費23億ドルの超ビックプロジェクトであるマニラベイリゾーツ(MBR)の建設も着々と進んでいます。 (写真はskyscrapercity.comより引用) このまま建設が進めば、遅くとも2016年冬~2017年春にかけては開業できるのではないか?と個人的には見ています。後2年前後というところですね。 ただ、ユニバEには依然として悪材料が満載なのも事実です。それには前述した以外にも、「 稀代の勝負師 」とも言われる高齢の岡田会長(会長なしではゴールに辿り着けないと思います。)がこれからも今まで通り元気でいてくれるのか、未だ想定外の新しい悪材料の登場(ここに関しては絶対に無いとは言い切れないと感じます。)がないか、カジノ開業の直前になってMBOで市場からシレッと消えたりしないか?等があります。 ま、リスクのないところにリターンはありませんし、ここに関してはある程度覚悟を決め、腹を括ってホールドする必要があると思います。以上の全体的なまとめをするとユニバEは、 負ければ株価は2分の1、ただし、もしも勝った場合には2~10倍。 だろうと評価しており、「ハイリスク・ハイリターン」の典型例ではあるものの、リスクに十分に見合う魅力的な勝負であると結論しています。引き続きあらゆる情報に細心の注意を払いながらパンパース完全装着でホールドしていく予定です。
Jan 9, 2015
さて今日は準主力株概況シリーズです。 13位 6425 ユニバーサルエンターテインメント (東JQS、3月隠れ優待株) ◎◎ PF時価総額13位の準主力は、パチスロ大手で現在フィリピンで開発中の巨大カジノリゾートに企業としての命運が懸かるユニバーサルエンターテインメント(旧アルゼ)です。前回の2位から一旦30位前後まで順位を下げていたのですが、開発中のカジノリゾートでの、 暫定カジノライセンス取得時の贈収賄疑惑について嫌疑不十分で不起訴となったという昨年末のビックニュース Okada, Universal cleared of Philippine bribery: firm を受けて大きく買い増ししたため、久しぶりにPF最上位の一角に復帰することとなりました。でも、これでまた緊張と腹痛のタフな日々が始まることになります。(大汗) 現在の株価は1979円、PBR0.76、株主持分比率は85.4%と磐石、今期予想PER17.64、配当利回り1.3%(25円)です。ユニバーサルエンターテインメントは我々優待族の間では有名なことですが、隠れ優待で毎年趣向を凝らしたオリジナリティ溢れる秘密の優待品を戴けます。 今日は最新の2014年優待品を見ておきましょう。 「ユニバーサルエンターテインメント×amanda」のスペシャルコラボレーションによる超クールな計算機でした。我々投資家には必須アイテムですし、またそのクオリティーも最高で、率直に言って私がユニバEから過去に戴いた優待品の中で一番嬉しかったです。 私は毎日のこの日記で、各銘柄の総合利回りを手計算する時に使っています。♪ ユニバの隠れ優待は過去、大体時価5000~10000円前後はする太っ腹の内容です。また私がネット上で確認を取った限り2006年以降は業績が悪かった年も含めてずっと継続されています。また今後の隠れ優待継続に関してもIRが明言しています。そのため総合利回りは3.8%(25+50=75円、優待品は5000円で換算)となりまずまずです。。。。。。 さて、「日本株市場最大の迷宮銘柄」とも称されるユニバーサルエンターテインメントの日記がまさか1回で終わるはずはありませんね。次回はユニバEに関する最新情報を見て行きましょう。(続く)
Jan 8, 2015
さて今日もPF概況シリーズです。 ただ何だか風邪でも引いたのかさっきから急に頭痛と寒気がするので日記は短めにしておきます。 165位 7593 VTホールディングス (東JQS、3月優待) ○ PF165位は、日産、ホンダを扱う自動車ディーラーのVTホールディングスです。現在の株価は458円、PBR1.85、株主持分比率は33.6%、今期予想PER11.39、配当利回り3.1%(14円)、総合利回り4.1%(14+5=19円)で、優待は100株保有で株主優待券1冊(ヤフオク平均落札価格は100~200円、そのためここでは0円換算)、1000株保有で5000円相当のカタログギフトです。 このVTホールディングス、地元の中部圏の一部の投資家の方々の間ではカルト的な人気を誇る銘柄です。そして総合利回りもまずまず出ていますし、私も実に悪くない銘柄であると思っています。。。。。。 それでは今日はこの辺で失礼します。おやすみなさい。
Jan 7, 2015
さて今日もPF概況シリーズです。 164位 3057 ゼットン (名証セントレックス、2月優待) ◎ PF164位は、東海、関東地区で飲食店を運営しているゼットンです。 現在の株価は963円、PBR3.27、株主持分比率は28.7%、今期予想PER17.29、配当利回り0.7%(7~10円)、総合利回り2.8%(7+20=27円、100株優待は一式まとめてのヤフオク平均落札価格の2000円で換算)で、優待は、 です。 今日はこの中から、優待券を使って徳川園に出かけた時の様子を少しだけ御覧戴きましょう。 ↑ 池の鯉が太りすぎてて可愛かったです。 ゼットンは「日本一のクソ株市場」として名高い名証セントレックス所属ですが、今のところ主力のハワイアン業態をドライバーとして一定の成長力を維持しており、 ↑ 店内は常に女性でいっぱいです。 数少ない生き残り銘柄になれそうな感じです。 それにしてもこの名証セントレックス、過去には2485ティア、3228三栄建築設計、3366一六堂、9428クロップスなどのいくつかの出世銘柄も輩出しましたが、全体としては見事なほどの石ころだらけです。 ところがこの石ころ達が優待狙いの弱小個人投資家にすがっての謎の延命を狙って、ファンダメンタルズに見合わない過剰で無茶な優待制度を導入するのが流行った(?)ことがあり、我々優待族はそれに見事に釣られて過去散々な苦汁・辛酸・地獄を味わってきました。まあもちろん100%完全に自業自得で自分が悪いのですが。(笑) 今日はその妖しいかつての「セントレックス元優待株」の黒歴史を振り返って見ましょう。 2460 アプレシオ(2009年6月、民事再生法申請で上場廃止) 3061 KFE JAPAN(業績に対して極端に過剰すぎる優待を連発した挙句、最後は株価低迷で時価総額基準に抵触して上場廃止) 3346 21LADY(ゾンビ状態で現在延命治療中) 3351 TRNコーポレーション(業績ズタボロになったあげく、最後はハークスレイの完全子会社となって上場廃止) 8919 やすらぎ(業績&株価低迷で株主は一度も心がやすらがないまま、最後は安値でTOBで上場廃止。ちなみにここの優待新設時に質問があって会社IRに電話したところ、ドスの効いた鋭くて太いくぐもった声色の男の人が対応してくれたのだが、その後ろの方で怒号がずっと飛び交っていてかなりびびった。ちなみにこのときの会話は「おぉ、株主さん、ちょっと今担当者がいないから全然分からないや。後で電話させるから番号教えてくれる?」と言われ、番号を伝えるのを一瞬躊躇(ちゅうちょ)した。そして結局番号を伝えたものの、その後会社から電話がかかってくることは決して一度もなかった。) 8943 エスグランド(2009年3月民事再生法申請で上場廃止) ふー、こうやって書いているだけでその当時を思い出して全身から汗が吹き出てきます。 我々優待族と言うのはどうしても華美な優待を目の前にすると目が眩んで思考停止に陥ってしまうので、こういったファンダメンタルズ劣悪な不良銘柄群に嵌り悲惨な目に遭いがちです。そして、涙をぬぐってまた元気に次の優待を目指して戦っていると、知らず知らずのうちに危険な銘柄に近寄るとどれだけ怖い思いをするのか、なぜ自分はつらい惨めな思いをすることになったのか、などを経験・学習して、少しずつタフで経験を積んだ投資家へと成長していくのです。その意味では、名証セントレックスの過去の極悪優待銘柄群は「天然の優待族ワクチン」だったとも言えるんですね。(笑) すいません、話が大幅に逸れました。ゼットンはこのような「地獄の闇株市場、名証セントレックス」で生き残り続けている銘柄です。今後、夢半ばにして市場から消えていった同士のためにも、更に上位市場を目指して頑張って欲しいと願っています。
Jan 6, 2015
さて今日は久々に通常のPF概況シリーズです。 163位 7475 アルビス (東2、3・9月優待) △ PF時価総額163位の中堅銘柄は富山・石川・福井3県で食品スーパーや自社開発の商業施設を展開しているアルビスです。 現在の株価は2545円、PBR1.10、株主持分比率は47.1%、今期予想PER16.85、配当利回り1.6%(40円)、総合利回り2.4%(40+20=60円)で、優待は100株保有で年2回、 (1)自社グループ商品券または(2)北陸地方名産品です。 懐かしい。。。。。。。 この日記を書きながら、私は10年以上前のはるか昔のヒヨヒヨ投資家だった頃の自分を鮮明に思い出していました。 当時の私のPFのサイズは今からすると恐らく100分の1程度だったでしょうか? ある日私は夜も眠れないほどに悩みぬいた末に、ここアルビスをいきなりPF3位の超主力とする大きな決断をしたのです。 株式投資の資金繰りも、それどころか本当は飼っているデブ猫のエサ代にも困るほど毎日の生活が苦しい中で、当時わざわざ名証2部の不人気株のアルビスを購入した理由は、その頃優待で半期毎に3000円分のJCBギフトカードが戴けたからでした。今なら高額な金券系優待銘柄と言うのはたくさんありますが、当時はほとんどなかったのです。 そしてそれまで投資方針が完全には定まりきっていなかった私が完全な優待族に変貌したのには、アルビスから実際に届いた3000円分のギフトカードが、思わず頬ずりするほど滅茶苦茶嬉しかったことが大きく影響したのです。 6畳一間の狭いアパートで優待のギフトカードを握り締め、1人興奮して部屋をグルグルと歩き回りながら、 「信じられない!!! アルビスはこんなに指標的に安いのに(当時の話です)、更にこれほど素晴らしい優待品までくれる。嬉しすぎるし、こんな銘柄なら負ける気が全くしない。よし、これからは私は優待付きのバリュー株に限りなく特化して戦うようにしよう。!!! 」 高額なJCBギフトカードを握り締めて小躍りしながら、そのように突然に思い付いたのです。 私が「確信犯」の優待族へと変貌するその大きな契機となったここアルビスですが、その後優待廃止や長期に渡る業績低迷が続き、私は手放した後、長年の間再参戦することができませんでした。ただ、私はアルビス優待で得られた高揚感や感謝の気持ちをこれまで一度も忘れることもありませんでした。そしてアルビスは2014年になって100株優待を新設し、それを機に私は久方振りに再参戦しました。 そんなアルビスですが、最近は株価推移も絶好調です。ここは 2014年の2月3日に東証2部に上場 したのですが、それからほぼ1年が経ち、いわゆる「1年ルール」で東証1部への昇格の可能性がグングンと高まってきていることの影響もあると思います。もちろん私も、その栄光の、歓喜の日が来るのをホルダーとして心から楽しみにしています。
Jan 5, 2015
さて、今日は前回2014年7月に初掲載し、大変な好評を得た「PF含み損ランキング」の最新版です。人が損した話って結構楽しいですからね ♪ 。 何しろ私のPFには519銘柄もあるわけなので、その中には宿便の如くの苦しいポジションも当然あります。PFの最深海の汚泥の中には、どのような不気味な深海魚が蠢いているのでしょうか? さて最新のランキングの発表前に前回2014年7月のトップ15銘柄を復習しておきましょう。 前回1位だった2796ファーマライズHDですが、2014年度中に全株を損切りしたため静かに、そして全くいい所なくその姿を消しました。そして2位だった7419ノジマは損切りしようと思っていた矢先にITXの買収が評価されて狂い上げを演じ、PF準主力に出世して姿を消しました。分からないものですね。 さてそれでは、最新の「含み損ランキングTOP15」を早速見て行きましょう。なおポートフォリオは2015年1月4日現在のものとなっています。 ランキング1位に輝いたのはブランド品を並行輸入で安く仕入れてイオンを軸とするショッピングセンターで小売している3174ハピネス&Dです。ここは店舗数だけはしっかりと伸びており、また指標的にもまずまず安くて優待内容も良いことから、 以前から何度も「仕掛けては撤退」を繰り返しているのですが、今までのところ業績がダメダメで私も全く結果が出せていない状況です。 実際の店舗を見てもライバルとなるエクセル(8273イズミの1事業部)と較べて全体にかなりダサく、更に悪いことに利益率の改善を狙ってハッピーキャンドルというこれまた全く洗練されていないPB(プライベートブランド)に無理矢理に大きな売り場を与えているせいで、よりだらしない締まりのない売り場になっているという悪循環もあります。私はいつも「もう少し何とかならないのかな。ポテンシャルはあると思うんだけどな。」とため息を吐きながら、お店を徘徊しています。 2位にはカタログ通販大手の8248ニッセンHDが入りました。2期連続の大幅最終赤字で業績はクソクソに最悪です。本来であれば一旦切って損出しをした上で買い戻すべきなのですが、ここは優待獲得に「6ヶ月以上継続して保有」という条件が課せられているために売るに売れず、このような無様な有様となっています。 3位の百貨店大手(大丸+松坂屋)の3086J・フロントリテイリングは優待族的にはマストアイテムです。老舗百貨店の有料展覧会というのは非常に面白いものが多く、それに無料で忍び込めるのは嬉しすぎるからです。 5位で宮城県地盤にイエローハットなどのFCを手掛けている3190ホットマン。2014年の上場1年目から華麗に業績大幅下方修正の美技を決めてくれました。どこがホットなのか全く分かりませんが、節税クロスをかけてもまだこのマイナス。本当に有難う御座いました。 7位でモバゲーが主力の2432DeNA。ここは無意識の内にナンピン買いをしてしまって傷を広げています。私は、 「原則としてナンピン買いはしない」 ことを自己ルールとしています。それは難平買いというのは「ハイリスク・ローリターン」で非常に拙い投資戦略だと考えている(ナンピンをかけると、勝った場合でも薄利のことが多いし、逆にもしも負けた場合には致命傷を負う場合がある。)からですが、その一方でナンピンで平均単価を下げると勝率が格段に高まるのも事実で、油断をしてると今回のように夢遊病のように買ってしまうことがあります。本当に気をつけないといけないですね。。。。。。 ま、PFから含み損銘柄が全て消える日というのはドラえもんの「独裁者スイッチ」でも手元にない限り永遠に来ないでしょうし、今年もきっと色々なことがあるでしょう。 さて、明日からまた新しい1年がいよいよスタートします。皆様、お互いに気合を入れて頑張りましょうね。
Jan 4, 2015
さて今日はPF上位銘柄を紹介する準主力株概況シリーズです。 12位 9201 日本航空 (東1、3・9月優待) ◎ (バリュー株投資家としての評価) ◎~◎◎ (優待族としての評価) PF時価総額12位の準主力は、国際線1位、国内線2位の日本航空です。前回は18位だったのですが、「株式2分割&優待据え置き」とまさかの「原油安」効果で株価が大きく上昇したため、順位を上げてここで登場することとなりました。 現在の株価は3600円、PBR1.83、株主持分比率は51.1%、今期予想PER9.39、配当利回り1.9%(68~80円)、総合利回り3.0%(68+40=108円、優待券はヤフオク平均落札価格の1枚4000円で換算)で、優待は普通運賃の50%引き券を100株保有で3月のみ1枚です。200株だと9月にも1枚、300株だと3月2枚、9月1枚という具合に増えて行き、1000株だと3月5枚、9月5枚となります。まとめると「1000株までは、100株で年に1枚」ということですね。 ちなみに、JAL、ANA、SFJ(スターフライヤー)などの空運系の優待券の金券ショップでの買い取り価格を一気に比較するのには、PANDAさんが作っていらっしゃる 空飛ぶ株優.com が最高に便利で、素晴らしい内容です。 これを見ると、「あぁ、今現在では金券屋さん買取はJALは3600円、ANAは2000円、SFJは600円が最高価格なんだな。LCCに押されて全体に買い取り価格が落ちてきていたけどこのところは下げ止まってきたな。」とか、「SFJ、一時は買取価格0~100円の時もあってほとんど死にかけてたけど、これは生き残れそうだな。」などということが手に取るように分かります。 また同時に、「なるほど、金券屋さんによって買い取り価格には大きな差があるんだな。」ということも理解できるので、「大●屋」さんなどの大手の買取価格が異常に厳しい金券ショップで、相場を知らずに低い価格で手放してしまうこともなくなります。 JALは皆様ご存知の通りですが、前回の破綻で5000円億円以上の銀行からの借金が棒引き、企業再生支援機構からは3500億円以上の出資、しかも現在は法人税の減免があり利益は高水準(ただし、今後この 特例は見直されそう )、と事業環境は良好です。 そして現在の新生JALはこの基礎体力の高さを使って北九州-羽田(スターフライヤーの基幹路線)などの、他社との競合がある路線では徹底的な価格勝負に出てきます。私はその勝負の鬼のような厳しさを2013年にSFJを主力にしていた時に嫌と言うほど思い知りました。そのため今は猛省してSFJは全て叩き売り、軌道修正して謙虚に勝ち馬のJALを多く保有するようにしています。(笑) さてこのJALですが、破綻で株券が紙くずになってしまった生々しい記憶が多くの投資家の脳裏に残った状態での再上場となりました。そしてこの時には週刊誌や、 またテレビでもオヅラさんが、 大きく取り上げるなど、「買うべきか、買わざるべきか?」が国民的な話題ともなりました。結果としては株価はまずまず上昇することとなり、私も優待族としてホッと安堵のため息をついています。 良く株主優待に批判的な投資家の方からは、 「JAL、ANA、マクドナルド、シベール。こんなのは優待だけで株価を維持している 大馬鹿四天王 だ。こんな銘柄を買うやつはアホだ。だから嫌いなんだ。」 というようなご意見を戴くことがあったのですが、今回その内のJALとANAがまさかの原油安とインバウンド(訪日外国人客)関連で大きく浮上し、まともな銘柄になってくれたことにホッとしています。 ま、いずれにしてもJALは優待族的には超鉄板銘柄ですし、全く問題なくホールドしていけるレベルのファンダメンタルズでもあります。これからも現行の優待制度が続く限りは一定程度は保有継続の予定です。
Jan 4, 2015
さてちょっと遅くなりましたが、昨年2014年の最終成績を更新しておきます。年末の数日で超主力の3097物語コーポレーション、7605フジ・コーポレーション、3385薬王堂、3232三重交通GHDなどが揃って急騰したことで、思ったよりも良好な着地となりました。具体的には対前年末比で+34.5%となりました。 毎年の最低限の目標である「対TOPIX+20%」をしっかりとクリアできたので良かったと思います。 さて、今年もいよいよ楽しい闘いが始まりますね。。。
Jan 2, 2015
皆様、明けましておめでとう御座います。 さて早速今年の抱負ですが、 1. 1年間どんな事があろうとも株式市場から絶対に退場せずに生き抜く。そして常に御機嫌で楽しく毎日を過ごす。要はいつも通りにやる。 2. 今年も「優待株いけす」から選び抜いた総合戦闘力の高い精鋭銘柄に資金を集中し、ベンチマークを上回る成績(具体的にはTOPIX+20%)を上げることに注力する。もちろん負けてしまっては元も子もないので、数多くの優待銘柄でPFの防御力・総合利回りを限りなく高めつつ、確信の持てる上位銘柄には迅速かつ大量に資金を投入するカウンター狙いの投資に徹する。 3.優待銘柄への感謝の気持ちを忘れず、戴いた優待をありがたく100%使い切る。 といったところです。 今年はどのような優待バリュー株との出会いがあるのか、どの銘柄を新たに主力として戦うことになるのか、今から本当に楽しみです。それでは皆様、今年2015年も1年間よろしくお願い致します。 2015年1月1日 みきまる。
Jan 1, 2015
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