ボートレーサー茅原悠紀選手を勝手に応援するブログ

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2022.08.17

第４０回天領杯（児島）　５日目　８R・１２R＜準優勝戦＞

カテゴリ：現地観戦日記

【目標】
「サラッと優出する」

＜８R＞

【スタート情報】

１コース　１号艇　末永　　由楽　A2　．１２

２コース　２号艇　福田　　　理　B1　．１５

３コース　３号艇　柏野　　幸二　A2　．０８

４コース　４号艇　茅原　　悠紀　A1　．０７

５コース　５号艇　小畑　　実成　A2　．１０

６コース　６号艇　小宮　　涼雅　B2　．１５

進入　１２３／４５６

【レース結果】
１着　４号艇　茅原　　悠紀　A1

２着　１号艇　末永　　由楽　A2
３着　５号艇　小畑　　実成　A2

４着　３号艇　柏野　　幸二　A2

５着　２号艇　福田　　　理　B1

６着　６号艇　小宮　　涼雅　B2

【レース内容】

想像していた展開と全く異なるレースとなりました。
スタート無理しないと思っていましたが、０台トップスタートでしたし、だからといって自力でまくりを決めたわけでなく、３号艇の攻めで出来た展開を突いてのまくり差しで１マークを回るという内容でした。
スタートはセンターの２艇が０台だったことから、３号艇柏野選手がスリットから絞っていき、茅原選手はそれに付いて行かず、展開を見て判断。これが結果的に良かったですね。柏野選手は２号艇に止められてまくり切れずに１マークを迎え、１マークでスロー３艇がばらけたところを茅原選手はまくり差しました。
茅原選手のまくり差しは１号艇を捕え、バックに入って並走となります。
伸び合戦になる状況でしたが、茅原選手は余裕でしたね。頭を上げたまま回りを見ながらの走行。相手が末永選手だったからなのか、展開的に問題ないと思ったのかわからないですが、確かに２マークで問題なく１号艇を振り切り、一気に独走のトップとなりました。そして、そのまま１着でゴールすることができました。

＜１２R＞準優勝戦

【スタート情報】

１コース　１号艇　茅原　　悠紀　A1　．１１

２コース　２号艇　守屋　　美穂　A1　．１２

３コース　３号艇　井川　　大作　B1　．１５

４コース　４号艇　末永　　由楽　A2　．１４

５コース　５号艇　森定　　晃史　A1　．１６

６コース　６号艇　山口　　達也　A1　．１２

進入　１２３／４５６

【レース結果】

１着　１号艇　茅原　　悠紀　A1
２着　６号艇　山口　　達也　A1
３着　４号艇　末永　　由楽　A2
４着　２号艇　守屋　　美穂　A1

５着　３号艇　井川　　大作　B1

６着　５号艇　森定　　晃史　A1

【レース内容】

トップスタートを決めて、安泰かと思われたスタートでしたが、スリット過ぎてから、チルト１度で臨んだ６号艇山口選手がぐんぐん伸びて、１マークをまくりで攻めてきます。その勢いは本物で、先マイした茅原選手に届きます。また、６号艇に抵抗するためにまくり差しで回った４号艇末永選手も茅原選手に付いてきています。
バックに入って、茅原選手が内、山口選手が外で並走。また、末永選手も最内で茅原選手の後ろ
についています。
２マークも茅原選手が先マイ。山口選手は差しを狙います。末永選手は外に振ってから山口選手のさらに内への差しを狙います。
末永選手は茅原選手、山口選手がターンに入った後からのターンだったので遅れをとります。一方山口選手の差しは茅原選手に届きます。茅原選手より先に舟が返るいいターンでした。内外入れ替わって並走状態でターン出口に向かいます。
このままホームに帰るとピンチになる場面でしたが、ターン出口でウイリーして出た分だけ茅原選手がリード。ギリギリ艇間でしたが、山口選手もしっかり位置を確認して、舳先を掛けにくることなく艇を外に出し逆に茅原選手は内に絞って勝負あり。
２周１マークで安全圏まで艇間広げた後は、さらに艇間広げながら落ち着いて周回して、優出を決める１着でゴールしました。

【感想】

（見所）
今日は１周１マークですね。
８Rは展開を見事について１着になりましたし、１２Rは展開を振り切って１着になりました。
展開に恵まれたり、展開に攻め立てられたり、酸いも甘いもあった１周１マークでした。

（内容）
８Ｒの展開予想は見事なまでに外しましたが嬉しい誤算でした。しかし、茅原選手は展開が向いたことに慌てることもなく、落ち着いたものでしたね。いいリズムで準優勝戦を迎えることが出来たのではないでしょうか。これなら１２Ｒはマイペースで走れると思いましたが、今度は展開を作られて焦る展開に。それでも茅原選手は落ち着いて捌いてイン逃げを決めてくれました。
今日は、攻めて、攻められて、派手なレースでしたが、勝因は、茅原選手の落ち着きだったのかなと思ったりします。
サラッと優出ではなかったかもしれませんが、クールに優出してくれました。
（結果）

８Rが１着、１２Rも１着。
今節４勝目、５勝目、おめでとうございます！
また、３連勝もおめでとうございます！
そして、優出もおめでとうございます！
これでオール２連対もキープしたまま、優勝戦１号艇に臨むことが出来ます。
オール２連対での優勝の可能性が高まりました。
（気配）
今日もチルト０のままでしたね。
今日は雨が降ったり止んだりと難しいコンディションでしたが、調整もなにもしなかったとのことで、安定した気配を維持できる状態のようです。
展示データを見ると今日は１周タイムが一番時計でしたが、展示タイムは１号艇だった１２Rですら一番時計ではありませんでした。
天候に合わせて調整すれば、もう少しタイムが出ていたかもしれませんが、敢えて調整しないのも攻めの姿勢といったところでしょうか。
そういえば、ヘビー級の井川選手が展示タイム一番時計で、守屋選手が二番時計。直線タイムはその逆で、体重１３．７ｋｇ差の直線勝負は一勝一敗の引き分けでした(笑)
展示でのタイムはイマイチでしたが、レース足の方は昨日同様悪くなかったと思います。重さも感じませんでしたし、スムーズでした。
しかし、やはり機力は普通。１２Ｒの１周２マークで山口選手を振り切れなかったあたりは、機力上位ではないことを感じさせます。
それでも、十分にレース足は良いので、優勝戦でも問題なくレース出来ると思います。

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