ボートレーサー茅原悠紀選手を勝手に応援するブログ

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2022.10.10
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今日も引き続き他の選手との比較です。
今回は桐生順平との比較です。

桐生選手をチョイスしたのは、茅原選手と年齢も期も近く、今年も安定した成績を残しているということで、違いが気になったから。もともと比較されがちな二人ですからね。

それでは、桐生選手のスタートを箱ひげ図で見てみたいと思います。




これこそ意外な結果に見えるのですがどうでしょう。
茅原選手と比べるのはあとでしますが、比べるまでもなくスタートはばらついていて、早い感じすらしません。
これで好成績を残し続けるのですから、現代ボートレースはスタートが重要と言われていますが、そうとばかりは言えないのかなと思わされます。
とはいえ、平均STは0.14ですから決して遅くはないんですよね。STだけでいえばスタート巧者の部類に入ると思います。
それなのに、箱ひげ図にするとこんな感じになってしまいます。各コースの平均値は×印で表していますが、0.15前後になっている上に箱の上限が0.20付近のものが多く、0.14の平均STになるのが不思議に思われます。しかし、中央値(箱の中の横線)の位置が前のめり(箱の下の方にある)ということで、バラツキはあるものの、多くは早いタイミングに集中していることで、平均値を引き下げている(早いスタート)が出来ているということですね。
それを顕著に表しているのが、4コースです。箱は馬鹿でかいですが、中央値が0.10となっており、ひげも0.07で収まっているということで、確率的に4コースからのスタートの半分は0.07~0.10に収まっているんですよね。ばらついているようで、実はバラツキが小さいという要素が潜んでいるという不思議なデータとなっています。4コースについては上側のひげがないというのも特徴的で、これも0.10付近にスタートが集中していることによるものですね。


それでは、茅原選手のスタートの比較をしてみましょう。

今回も、左が桐生選手、右が茅原選手です。
ちなみに平均STは桐生選手が0.14、茅原選手が0.13です。
先ほども書きましたが、茅原選手の方がスタートは上手いかと思います。バラツキが明らかに茅原選手の方が小さく、中央値も茅原選手の方が大半は早くなっていますからね。

ただ、傾向は似ていたりします。
例えば、5コースがバラツキが小さく、良いスタートが出来ているとか、3コースはバラツキが大きいとかです。そう考えると、パッと見は全然異なる感じがしていますが、似たスタートをしているかもしれません。

この比較の中で気になるのは、やはり1コース。箱の大きさは茅原選手の方が小さく良さそうなのですが、中央値は桐生選手の方が若干早いんですよね。もしかすると、勝負所の差がこの辺りに出ているのかもしれません。
あと、2コースのバラツキに二人で差があるところ。中央値は茅原選手が早く良さそうなのですが、バラツキが気になります。箱の大きさは茅原選手も小さめなのですが、ひげまで入れると茅原選手のバラツキが大きいです。この違いを見ると、2コースの桐生選手は基本的に差し狙いなのに対して、茅原選手はまくりも狙っているためにバラツキが大きくなっているのかなと。バラツキが大きくなることで、1マークの攻めが安定しないために2コースの成績も安定しない可能性があるのではないかと思ったりするところです。


ということで、今日のまとめ。
・桐生選手のスタートはバラツキが大きいが、早いタイミング付近に本数を集中させることで平均STは早めを維持している。
・4コースと5コースのスタートが良く、3コースのスタートがイマイチなのは、桐生選手と茅原選手で傾向が同じところ。
・茅原選手としては、1コースと2コースが桐生選手より悪い点もあるかも。





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最終更新日  2022.10.10 18:00:09
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