今年のグランプリ選出順位が過去最高だったということで、今年のここまでの賞金額と賞金ランキングの推移を確認しておきます。
まずは賞金額の推移から見ます。
どれが今年の推移の線なのか、説明するまでもありませんね。
一番上で一本だけ別次元で推移しているのが、今年のものです。
これまでは2017年の推移が賞金額を見るときのターゲットになっていましたが、2017年の推移が貧弱に見えてしまうほどの強烈な推移をしています。
今年のグラフで階段状に急激に賞金額が上がっているところが5か所あります。それはいずれもSGで優勝戦に乗ったの時に賞金を上積みしたタイミングとなっています。
今年のSGで優出したのは、クラシック、グラチャン、オーシャン、ダービー、チャレカの5回。今年の賞金額を支えているのがSG優勝戦の賞金額であることは顕著ですね。
ちみみに、今年の2月に地区選で優勝したところをみても、全く階段状にはなっていません。普通に右肩上がりになっていてG1で優勝したことは、この推移グラフを見ても気づかないかもしれません。やっぱり、SGの賞金パワー凄まじいです。優勝戦の賞金もですが、優勝戦に進むための予選や準優も足すと、その威力はさらに強力になりますからね。
続いて、賞金ランキングの推移を見ます。
賞金ランキングについても、今までのターゲットは2017年の推移でした。
その2017年も上位を維持して、いい形で推移していたのですが、9月以降右肩下がりになってしまいました。なので、その時を超える順位を獲得しようと思えば、9月以降も上位を維持する必要がありましたが、今年はそれが出来ていることがわかります。
9月までは同じような推移をしていますが、9月を境に今年のグラフは上位を維持し、2017年のグラフは下がっていくことで、その差が段々と開いていきました。
2017年の9月上旬は5位だったのが、グランプリ選出の時には9位にまで下がりました。
一方今年は、9月上旬6位だったのが、その後も4位~6位の間キープして、最終的には3位になりました。
通常は何もなければ、段々と右肩下がりになります。
何故なら、SGが終わるたびに、SGで活躍出来ていなければ確実にランキングが下がっていくからです。2017年も例にもれず、実際には8月のメモリアルの時から下がり始めて、10月のダービーでも下がり、最後11月のチャレカで下がってグランプリ選考を迎えています。
これまでの茅原選手の傾向では、茅原選手がSG優出するのは、オールスター、グラチャン、オーシャンが多く5月~7月が茅原選手の賞金稼ぎのゴールデンシーズンとなっていました。ですから、夏までに賞金稼いで、そこからじりじりとランキングを下げながら、グランプリボーダー圏内を維持しようとする推移となっていました。
ところが、今年は5優出しているので当然なのですが、3月~11月まで常に賞金を稼いで、ランキングが下がらないようになっていました。特に、秋シーズンのダービーとチャレカでも稼げたのは大きな結果をもたらすことになりました。
ダービーとチャレカどちらも優出したのは2014年ぶりのこととなります。といっても、ダービーとチャレカで優出したのは、2014年と今年だけです。他の年にダービーだけ優出したこともなければ、チャレカだけ優出したこともありません。ダービーもチャレカもこれまで2回ずつしか優出しておらず、それが2014年と今年ということです。
2014年と同じようなところがあるというのは、なんだか変な期待をしてしまいそうですよ。
といった感じで、私的にはこのグラフを見て、色々思い楽しんでいます。
みなさんも、それぞれの感覚で、色々思ってみてください。
賞金ランキング 2024年5月17日時点 2024.05.18
賞金ランキング 2024年5月6日時点 2024.05.07
賞金ランキング 2024年4月21日時点 2024.04.22
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